カーキの鳩

楠丸

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14章

炸裂の日

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「今日、会談が終わり次第、お前達は全員、市外へ退避しろ。理由はあとで分かる」

 窓ガラスが失せ、校舎が焼けて傾いた小学校の跡地で、ハーレーダビッドソンに跨る鹵は、周に命じた。校庭には、数十台の軽排気二輪が集まり、コールを響かせている。

「到」「俺はお前達の所へは戻らないと思え。今日から、お前が隊頭として死幇を率いろ。いいか、これから起こる争いには、お前達は一切関わるな」

 鹵はギアを蹴り、山本の店に向かってスロットルを搾った。

 瓦解した瓦礫の街が、鹵の視界隅を通り過ぎた。山本の店の前に来た時、エンジンコールがチャイム代わりとなり、紬姿の悟実が引戸から出てきた。

「死ぬ時は一緒」ハーレーダビッドソンの脇に立った悟実が言い、鹵が頷いた。鹵の腰を悟実が抱き、鹵は彼女の腰を抱いた。

「親父とお袋の仇は討ち果たした。鬼子を殺し続ける俺の旅も、これで終わりだ。残りは君に任せる」「再見」鹵が言って、二人は抱擁を解き、ハーレーの車首が、篠総業本部の方角へ向いた。鹵は左手を挙げ、悟実はハーレーダビッドソンの姿が見えなくなるまで手を振り続けた。

 
 アルマイト水筒に汲まれた酒が、国宗を洗っていた。雄大はその蒼い刀身にウエスを掛け、鍔元から先端まで、念を込めて、ゆっくりと磨いた。

 今日のためにあったものが、地獄の底辺を這い回った日々。万感の思いが心に満ちていた。

 充てがわれていた家の扉が開き、黒スーツの砂山が玄関口に立った。

「もうじき行くぞ」砂山の声掛けに、雄大は刀身を見つめていた顔を上げた。

「今日の仕事が終わったら、お前は自由の身だ。正規云々は方便だったと思ってもらっていい。仕事のあとは、何もない。何もないんだ」

 雄大は、砂山の言葉と表情に、永の別れが示されていることを捉えていた。


 男二人掛かりで、躰を玩ばれていた。一人から膣に挿入された電動玩具の音が醜猥に響き、もう一人の男に乳房をこね上げられ、悪臭の陰茎を口に押し込まれていた。

「何だよ、さっきからその面に態度はよ。声も出さねえは、腰は振らねえわ。つまらねえ女だな」電動玩具を手にした男が罵った。

「バキュームが売りだっつうから、てめえ、指名したんだぜ。おら、犬、やれよ。犬だよ!」男に命じられた春菜は、陰茎を咥えさせられたまま、四つ這いになった。そこへ、肛門に人差し指を埋められた。

「傷物が」後ろの男がさらに罵り、肛門に潜らせた指の出し入れを始めた。

 男達の言葉に心を抉られながら、春菜は拙くも、この春販宿を逃げ出す考えを巡らせていた。

 何かの混乱が起これば。それこそ第二のデストラクションのようなものが起これば。

「ぶっ殺すぞ、てめえ! てめえら沼の仕事は、躰だけじゃなくて、面でも俺らに奉仕すんのが当たりめえだろうが!」前の男が、春菜の髪を掴み、頭を揺すって吐いた。

 逃げよう。春菜は意思を決めた。


 三日戦争の屍を埋めた公園跡地には、二つの木製椅子と小さなテーブルが用意されていた。それを挟むようにして、カーキと黒の戦闘服を着、腕章を着けた兵徒が立っている。

 北側から砂山達、十人前後の幹部兵徒に雄大を従えた明座が、南側から、賢、鹵、リック、釈に護衛された篠野が歩いてくる。明座はいつもと変わらぬ袈裟の僧服姿で、篠野は増女面に黒のシルクケープ、黒スーツ、銀ネクタイの姿だった。

 賢は、雄大を見て、愛しい人にようやく会えたという、恋肌顔になっていた。

 篠野と明座が向かい合い、椅子に腰を下ろすと、賢の手からバカラグラスが組裁の手に渡され、釈の手にするボトルから、ウイスキーがダブルで注がれた。

「五分の盃を」賢が言い、篠野が増女面を外し、それを幹部兵徒の手に預けた。隻眼で、残る片目が昔の美男ぶりを残す、青黒いケロイドの顔が現れた。

 始めに篠野が半分を飲み、残りが明座の手に渡された。明座が残りを飲み干し、空になったグラスがテーブルの中央に置かれた。

 雄大は、明座商会の制服である黒の戦闘服姿で、国宗を帯刀していた。

 上空を鴉の群れが旋回し、不穏な啼き声を響かせていた。

 屍を投げ込み、埋めた穴は、人の背丈ほどの土饅頭が盛り上がっている。墓標はない。

「これまでは、誤解から、互いの血が流れる不幸な経緯もありましたが、これからは、出来るなら出来るだけの協力を尽くす関係に発展させようと思っているところです」「こちらこそ」篠野の述べに、明座が答えた。

「こちらは、関東一帯に警察力と呼べる力を敷く計画を持ってるんだ。その計画には、そちらさんの協力が不可欠なんですわ。言ってみりゃ、関東警察の共同経営だ。一応、デストラ前には、警察の飯を食ってた人間なものでね。その組織には、警視総監が二人いても、何の問題もねえ。互いの第二長を警備局長、そんで、そちらに付いてる死幇を警邏隊としましょうか。それで外からちょっかいが入っても、うちには」

 明座は言い、列の端に立つ雄大を見た。雄大は小さな辞儀をした。

「それはますます頼もしい。お互いのこれからが楽しみだ」篠野がケロイドの顔を少しほころばせた。

「これからは、ありません」賢がぽそりと言い、篠野の顔から、笑いが少しづつ引いた。何かの聞き間違いを疑う色が、篠野、明座、双方の顔に浮かび始めた。不審な表情だった。

「組裁。これまでの収益は、みんな俺のものになります。明座商会は、俺がトップに収まる組織に生まれ変わります。今日までご苦労様でした」「何ほざいてんだ、てめえ」篠野が静かにいきり立った。

「これで終わりです。あなたが頂点に立つ時代は」

 賢の目配せで、篠野の頸に、リックの手にした鎖が巻きついた。篠野の喉から、言葉を成さない呻きが漏れた。椅子から腰を浮かせた篠野の前に、鹵が立った。鹵は背中に差した青龍刀を抜き払い、真横へ一閃させた。

 雑草が点々と生えた土の上に落ちた篠野の頭部は、呆然とした表情を刻んでいた。やがて、首のない黒スーツの胴体が痙攣し、横倒れに椅子から落ちた。

 増女面は、幹部の手から、紙切れを捨てるように投げられた。

 明座はその一部始終を、淡とした眼で見ていた。

「こういう手筈だったか。なるほどな」明座は言い、目の笑わない笑いを顔一面に刻んだ。

「こいつはますますいい。関東警察の警視総監の椅子は、俺が独占だ」椅子を立った明座が、篠野の頭部を草履の底で嬲った。

 その時、砂山が雄大を目で促していることを、明座は気づく由もなかった。

「おい、お前ら。今日から俺の下に就くってことで間違いねえんだよな」

 背後、下方への注意がそぞろになっている明座は、砂山がスーツの懐から出した匕首の鞘を払ったことに気づいていない。

 身を屈めた砂山の匕首は、柄底が掌で押さえられ、明座の足の甲に突き立てられた。白足袋に血が滲み、明座はぎゃっと叫んだ。

 砂山は、匕首で明座を留めて立位になった。

「斬れ」砂山の命で、雄大が明座の前に立ち、抜刀し、腕を目一杯天へと伸ばし、国宗の切っ先を空に向けた。

「明座。覚えてるか。僕は、あの時、シェルターで、お前に、お父さん殺されて、泣いてた、子供だ。お前、殺せるようになるため、これまで、たくさん、殺してきた」雄大が語りかけた時、棒立ちで巨体を震わせる明座の眼は濡れていた。

「有り難く思いな、明座」砂山が言葉を挟んだ。

「自分がこれまでどれだけの数、弱い奴らを踏みにじってきたか、てめえの記憶にあるか。俺は今から十七年前、こいつと同じように、目の前で親父を絞め殺された子供だよ。それ以上のことを散々やってきた身の覚えがあるだろ。そのお前が一思いにばっさり斬られて、楽に逝けるんだ。感謝しながら、黙って地獄へ行きな」

 明座は、ひい、と聞こえる声を発した。泣き声だった。

「やめてくれ! 助けてくれ!」足から血を溢れさせ、
白足袋を赤く汚した棒立ちの明座が叫んだ。

 ちぇすと、という叫びの語尾は、肺臓にある全ての二酸化炭素を吐き切るように、長く、長く、伸びた。

 国宗の刀身は、明座の頭蓋から頸骨、背骨に食い込み、胸部、腹腔、骨盤に達し、その躰を真二つに割った。怒涛のような血漿が、雄大の総身に降りかかった。半身づつに分かれた明座の躰は、左右へ飛び、脳片、臓腑片をばら撒きながら、土の上に斃れた。

 原形を留めない骸となった明座の前で、顔、手、国宗の柄、腕章付きの黒戦闘服を血塗れにした雄大は、台風の唸りのような呼吸を響かせ、刀を振り下ろした恰好のまま、肩を上下させながら立ち果てていた。

 上空では、鴉達の不吉な合掌が木霊している。

「本部へ引き上げろ」砂山は、唖然となっている幹部達に命じた。動かぬ部下達に、怒気を含んだ同じ言葉を繰り返したが、それに従おうとした雄大を、お前は少し残れ、と言って止めた。

 明座商会の男達が去り、やがて賢も、行くぞ、と手勢達に声を掛けた。

 篠の者達が先に去ったのち、賢は雄大に歩み寄るなり、彼の肩を抱き、唇同士を繋ぐキスをした。そのキスを一分ほど続けた賢は、雄大の手を両掌に包み、何かを考える顔をしたのち、車の待つ方向へ踵を返した。

 砂山も鹵も、賢のその行為に何も口を挟まなかった。

 鹵は何も言わず、その場を立ち去り、やがて彼がスロットルを搾るハーレーダビッドソンのエンジン音が響き始めた。

「近くても市外へ逃げろ。これから、入り乱れの殺し合いが始まる」砂山は懐から財布を出し、数枚のツァーリ・ボンバ銅貨を雄大に手渡した。雄大はそれを自分の懐に納めた。

「お前はもう自由だ」砂山が言い、国宗の血振りを行い、納刀した雄大はそれには答えず、土の上に崩れ斃れている明座の左半身に歩み寄り、屈んで、肋骨の内側をまさぐった。雄大の手に、掴み出された明座の心臓が握られていた。

「逃げろ」砂山はもう一度、雄大に強く促した。砂山の手には手榴弾が持たれていた。

 雄大は明座の心臓を手に、南の方角へ歩き出した。石段を降り切った時、たぁん、という炸裂音が響いた。

 砂山が自決したのだ。

 雄大は、号線沿いを歩き、旧私鉄の区域にたどり着いた。永山のステーキ店には、オープンの札が掛かっていた。雄大は入口扉を開け、店に入った。カウンター前で心許なげな表情で立っていた永山夫妻が、顔、黒戦闘を夥しい血で汚した雄大の姿を見て、あっという驚きの声を上げた。

 雄大はテーブルに、赤紫色をし、何本もの血管を垂らした心臓をぺたりと置いた。

「明座、殺ってきた。これで、娘さん、浮かばれる」雄大は言って踵を返した。出ていく彼の背中を、永山夫妻の慟哭の声が打った。

 先日に約束された礼は、結局は受け取らなかった。


「おい。死幇の奴らはどうなってる。姿がねえぞ」本部で、賢は落ち着きを欠いて、幹部兵徒達を詰問した。

「消えました」一人の幹部が消沈した口調で答えた。

「消えた?」「自分達の用はもう終わったと伝えてくれっつってました」「馬鹿野郎!」賢の怒声に兵徒達が項垂れた。

 
 あれから幾人の男をこの躰に乗せてきたことだろう。その男らは、ことごとく、自分の躰を鬱憤晴らしとばかりに弄び、射精しては帰っていった。ここに来てから幾日経過しているかは数えていない。

 ここのところ、客が来ない。今日は、外からは、怒号と銃声、車の衝突音が聞こえてくる。

 渡り廊下から会話を聴き取った。トップの消えた二組織が、統制を失い、争っているのだと。

 砲声を聞きながら階下に降りると、支配人が、カーキの戦闘服を着た男達に銃を突きつけられ、尋問を受けている。やがて引金が引かれ、支配人は腸を露出させ、盛大に血を振り撒いて斃れた。

「中を虱潰しだ」カーキの一人が言い、銃を下げた三人が階段口へ進み、一人が残り、外を見張った。

 残った一人の目は、まるで自分には向いていなかった。

 春菜は身を伏せながら、店を這い出た。通りには、頭蓋が弾けて脳片を撒き散らし、または腹から臓腑を露出させた、カーキ、黒の入り乱れた死体が到る所に累々と転がり、貼りつき、何台もの車両が炎上していた。生首も転がっていた。

 銃声、爆発音が空気を震わせるようにして響く中、這うようにして、東の方角へ移動した。銃声と怒号は依然として響き続けていた。

 潰れた団地の棟群を臨む地点に来た時、車が目の前に停まった。マイクロバスだった。

「命のバスです。良かったら乗って下さい」運転手が顔を出して言った時、それを春菜はにわかには信じられなかった。

 スライドドアが開いた。中には二人、自分と同じ立場にあると思われる女と、見知らぬ壮年の男女が乗っていた。春菜はタラップに足を掛け、乗り込んだ。

「あなた、知ってる? 明座が死んだのよ」女が言い、春菜の目が丸く開かれた。

「明座を殺したのは、私達が知ってる人なのよ」女の説明を受けた春菜は、先日店に来た、頸に二桁数字の焼印のある、自分の話を聞き、涙を流して抱きしめてくれた、美しい青年であることがすぐに分かった。この初老の夫妻と春菜は、共通して彼を知っていたのだ。

「信州へ行きます」運転席から声が掛かり、車が走り出した。


 半横転した列車をトーチカ代わりに、マシンピストルを乱射し、プラットホームから撃ってくる黒戦闘服、額に蜘蛛の男二人に、賢は応戦していた。足許では、釈とリックが死体となって転がっている。

 黒戦闘服側の男のマガジンが空になり、装填を始めた。その男は賢の銃弾を浴び、大股を開いて倒れた。耳許で跳弾の音がけたたましく鳴り、鼓膜を刺激する。

 プラットホームの階段側から、篠の兵徒が三人現れ、明座の男が脚を撃たれてうずくまった。反対側から明座の兵徒が大挙して押しかけ、人数で劣る篠総業兵徒が集中砲火を浴び、肉片、骨片のミンチと化した。

 連射音と怒号が轟く中、賢は半横転の列車から這い出、駅の南口まで身を伏せて移動した。四体の屍を乗せたジープが、小路を斜めに塞いで停まっている。賢は運転席の死体を引きずり下ろし、ハンドルを握り、クラッチを踏んだ。

 朽ち果てた蜆漁の小舟が浮かぶ、湾へと続く運河の舗装岸に、ハーレーダビッドソンを停めた鹵と、悟実は両手を繋いで向かい合っていた。遠くからは、連射、単射の砲声、爆発音が響き渡っている。

「次に生まれてくる時は」「俺と君は、恋人から夫婦になる関係に。出来れば、不便でも、平和で豊かで、差別のない時代にでも」悟実の振り出しに鹵が答えた。それから、鹵の腕と胸に、悟実の躰が包まれた。

 悟実の手には、掌サイズの端末機が持たれていた。彼女の頬が獣革の胸に埋まった時、紅葉の手の人差し指が、端末機のボタンを押した。


 転がる、破壊された人体を跳ね、踏み潰し、ジープは疾走した。ハンドルの操作加減で座席に揺れる屍はそのままだった。それは同じ篠総業の兵徒の死体だ。

 俺は黒土として死ぬためにこの道に入ったわけではない。酷薄な世で、糧を得、命を繋ぐためだ。そのために躰を鍛え、術を磨いてきた。それは生き残るためだ。

 生きてやる。湊から離れ、他の土地でカルテルを立ち上げても。今は、ひたすら、出来るだけ遠くへ行くことだ。それから。

 ハンドルを手に考えを巡らせた時、視界に入る全ての風景を、眩く白い光が、かっと包み込んだ。それでも賢はジープを走らせ続けた。轟音とともに、自分の髪、腕章を着けたカーキの戦闘服、皮膚が燃えていることに気づいた。

 こんなものは何でもない。俺は生きるのだ。

 決意を改めて肚に落とした時、爆風が車を宙空へ浮き上がらせた。目に入るもの全てが破片と化し、視界の中をくるくると舞っていた。

 生きるのだ。賢は不意に訪れた命終を前にしても、心で叫び続けていた。


 真二つに割れたダブルデッキの下だった。北の方角には、傾き、焼けた百貨店があり、南には、辞儀をするように曲がったビル群に囲まれた車道が伸びている。

 車道は、デストラクション時そのままに、大小のコンクリート片が落ち、横たわり、路を塞ぐ。

 雄大の足許には、三体の亡骸が這っている。一人が頭部を飛ばされ、見開いたままの生首の眼が、虚ろに市街の風景を見つめている。

 もう一人が胸部をかち割られて肋骨と肺臓を覗かせ、別の一人が頭蓋を割られ、眼球を垂らし、脳をぶち撒いている。

 この三人が手にしていた撲殺アイアンバーは、いずれも雄大の躰に届くことはなく、かすりもしなかった。この男達は、界隈を根城とする、追い剥ぎ強盗のグループだった。

 これから生きていく上で思いつくことはたったの一つ、という考えが巡った時、南の空に、中心から左右へ広がる光がかっと走り、轟音とともに爆風が来た。

 雄大はうずくまり、躰を転がさんばかりの爆風に耐えた。顔を上げ、南を見ると、茸状の形をした、オレンジ色の炎柱を擁する雲が、空高く巻き上がっていた。

 湊の方角で核が炸裂したのだ。

 雄大は、あの旧市で関わった人々を、一人一人思い出した。その関わりは、ほぼいずれも深い悲しみを共有させるものだった。だが、自分はこれからまた、他者の命を摘む道を進まなくてはならない。それは己が生き抜くためだ。そしてそれは、親の仇を討つために、あの名も知らぬ老人から通信教育を受け、実なる戦いを重ねて身に着けた術の他、何かの取柄の自覚がないからだ。

 雄大は、南の茸雲を見上げながら、肚を決めていた。







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