48 / 59
第二章 聖女改革
第47話 王宮からの知らせ
しおりを挟む
孤児に関する調査をギルドマスターのビアレスに頼んだ夜、聖女邸に戻って報告会をしていた。俺の部屋にはスティーリアとミリィとヴァイオレット、女性執事のアデルナがいた。ミリィが煎れたお茶を飲みながらテーブルを囲んで話し合っている。
「アデルナに聞いた通り、ギルドに行ったんだけど冒険者登録はダメだった」
「なんと、残念でございます。それではまた新たな方策を?」
「いやいや、違う違う。冒険者登録はしていないんだけどね、ギルドマスターのビアレスって人が孤児院出身で協力してくれる事になったって感じ」
「すばらしい。流石は聖女様やりますねぇ」
アデルナはそのふくよかな胸を震わせて喜んでいる。貫禄のある体はおふくろって感じで、俺に安心感を与えてくれるのだった。東京の小料理屋を思い出すから。
「アデルナのおかげ、勇気を出して行ってみて良かった」
「それは何よりです」
「あとこれはヴァイオレットの発案だったからね、おかげでうまく事が運びそうだ」
「うれしいです!」
俺はその成功体験を皆に話して聞かせているのだった。スティーリアとは一緒に動いていたので、教会の情報は事実だけを伝えるにとどめる。答え合わせはギルドからの報告があって初めて分かる事だ。
「でも素晴らしい事です。孤児の未来を見据えての手を打つなんて、普通の人では絶対に思い浮かばないと思います」
スティーリアが興奮気味に言った。俺と一緒に動いた事で、その凄さに驚いているようだが実際の所俺自身も驚いている。こんなにすぐにいろんな事が動き出すなんて、直感にせよ行動する事の凄さが分かった。
「私自身も驚いてる。一番の驚きはギルドマスターの事かな」
「本当です。まさか聖女様と同じ事に考えを寄せていたとは」
「まあ、完全に信用できるかどうかはこれからの動き次第だけど、きちんとこちらに対しての有効な情報を持ってくるかな」
そう。とにかく俺の役に立つかどうかで、あいつ(ビアレス)の評価が決まって来る。役に立たなければまた次の作戦を考えるだけだ。むしろギルドも金で買われている可能性が見えてくるし、そうなったらそうなったで他の事をやればいい。
するとミリィが言った。
「私は上手く行くと思っています。聖女様がこれと決めて動いた時は、必ずと言っていいほど結果が出ています。私は絶対に上手く行くと思います!」
「なんだかミリィがそう言うと、そういう気がしてくる。まあ朗報を待つとしよう」
「そうですね!」
そして俺はヴァイオレットに向き直って言う。
「ヴァイオレットは、これからまた忙しくなりそうだけどよろしくね。今度私と一緒に教会に行って、ある孤児院の孤児のリストを書き写してほしい。あとギルドから上がってきた情報をまとめる事も必要だし、あとは孤児たちの嘆願書だよね」
「わかりました。情報が集まりましたら、上にあげやすいようにまとめます!」
「頼りにしてる」
「はい!」
するとアデルナが俺に言う。
「ギルドには私が情報を取りにまいりましょう、常に聖女様が行くと騒ぎになりそうです」
「ほんとそう。アデルナには面倒をかけるけどお願い」
「面倒などではございません! 私はよく依頼をしにギルドへ出入りしていましたから、ある程度冒険者とも顔見知りなのですよ。ギルドマスターのお墨付きがあるとなれば、やれることも増えそうです」
すっごい頼もしいおかあさんだ。普通のおばちゃんなので腕っぷしが強いわけでもないが、なんとなく逞しくさえ思えて来る。
「頼もしい」
「ありがとうございます」
情報を集め終わった後も気が重いが、俺がソフィアと定期的に会う為の準備だと思えば楽勝だ。とにかく俺の計画第二弾がスムーズに動き出したのだ。
するとそこに部屋のドアをノックする音が鳴り響いた。
「失礼します」
「どうぞ」
メイドの一人が入って来て言う。
「王宮からの使者が参っております」
「こんな夜に?」
「はい」
俺は皆を見渡して言った。
「ならみんな、今日の所はこんなところでいいね」
「「「「はい」」」」
そして俺が行こうとすると、ミリィが俺に言う。
「私も一緒に」
「まあそうだね。近くにいてくれたらいいかな」
「はい」
するとスティーリアが聞いて来る。
「こんな時間に、どんなご用件でしょうね?」
「恐らくこの前の研修関連の事だと思う」
「やはりそうですよね」
「まあ行って来るよ」
「はい」
そして俺とミリィが応接室へと向かった。応接室の前には騎士が二人立っていたが、鎧は着ておらず急ぎで来た事が分かる。俺は二人の騎士にお辞儀をして応接室に入った。
髭に短髪のおっさんが立ち上がって挨拶をする。
「おお! 夜分に恐れ入ります! 聖女様はお休みでしたか?」
いつも来る王宮の使者で、ルクスエリムの使いパシリのような奴だ。名前は…忘れた。
「これはこれは。どうされました」
「早急にお伝えせよとルクスエリム陛下より申し付かってまいりました」
まあそうだろうよ。もたもたすんなよおっさん!
「とにかくお座りください」
「は、はい」
俺が対面に座り、後ろにミリィが控えた。出かけるなどの急な時は、俺の代わりに館内に伝達してもらうつもりだった。そして王宮の使いの話を聞く。
「それで?」
「はい! 朗報と言いますか、悪い知らせと言いますか…。とにかく研修時に、聖女様を襲った魔獣を使役していたと疑われる男を捕縛したそうです」
「えっ! 本当ですか?」
「さすがに事が事ですので、騎士団総出で捜索にあたったそうです。国中に早馬をはしらせ網を巡らせて、すぐに怪しい男を捕まえたそうなのです」
「まだ、それが犯人だとは決まってはいないと?」
「そこまでの情報はまだ。早馬にて知らされ数日のうちに王都へと送還されてくるとの事です」
流石にうちの騎士団は優秀って事か。と言うより、早い段階でなければ捕まらなかったろうし、もしかするとルクスエリムが諜報部を動かした可能性もあるな。それだけに今回の事は大事だったって事だろう。
「それで?」
「既に容疑者は捕縛先の領地を出発したと聞いておりますが、聖女様には引き続き王都から外に出られないようにとの事です。安全が確保されるまでは動かないようにと」
「わかりました。もとより、王都を出る予定はございません」
「それを聞いて安心しました」
「あとは何か?」
「それとこの度の襲撃犯の一件が終わった後で、女子部研修会についてお話があるとの事でした」
ほら来た…。そりゃ分かってはいたけど、二回目以降の研修会は見合わせだろうな。まあ貴族の娘達を危険にさらすわけにはいかないし、俺も我慢するしかない。
「わかりました。他には?」
「以上でございます。なんにせよ、聖女様にはご自身を危険にさらす事の無きようにとの指示を受けております」
「承りました」
「それでは今日はもう遅いですので、私はお伝えしたことを王宮に戻ってお知らせします」
「よろしくお願いします」
すると髭に短髪のおっさんは立ち上がって礼をした。俺も立ち上がって玄関先まで送る事にする。足早に歩きながらも、髭に短髪のおっさんと護衛の騎士はちらちらと俺を見て来る。
夜に男の顔なんか見たくねぇんだっつーの! 見んな! ウザい!
そんな事を思いつつ顔では固まった笑顔を作る。そして玄関を出て行き扉を閉めた後、俺は後ろを向いて玄関に背をつけ天を仰いだ。
「あーあ」
するとミリィが残念そうな俺に声をかけて来る。
「聞きたくない報告でございましたね」
「そうだね。でもまあいずれ聞く事になるし、早い方がモヤモヤしなくていいや」
「さすがに聖女様に疲れが見えます」
「そうだよねぇ…。そうだ! 今日はお風呂会にしようかな!」
「えっ! 聖女様はお疲れではないのですか?」
「疲れたからこそのお風呂だよ。ミリィ」
「わ、わかりました! それでは皆に伝えて準備をさせましょう」
「おねがい」
ミリィが俺の前から走るように居なくなり、俺はトボトボと自分の部屋に戻るのだった。楽しみがなくちゃ今日の夜を乗り切れなそうだ。そう思いながら。
「アデルナに聞いた通り、ギルドに行ったんだけど冒険者登録はダメだった」
「なんと、残念でございます。それではまた新たな方策を?」
「いやいや、違う違う。冒険者登録はしていないんだけどね、ギルドマスターのビアレスって人が孤児院出身で協力してくれる事になったって感じ」
「すばらしい。流石は聖女様やりますねぇ」
アデルナはそのふくよかな胸を震わせて喜んでいる。貫禄のある体はおふくろって感じで、俺に安心感を与えてくれるのだった。東京の小料理屋を思い出すから。
「アデルナのおかげ、勇気を出して行ってみて良かった」
「それは何よりです」
「あとこれはヴァイオレットの発案だったからね、おかげでうまく事が運びそうだ」
「うれしいです!」
俺はその成功体験を皆に話して聞かせているのだった。スティーリアとは一緒に動いていたので、教会の情報は事実だけを伝えるにとどめる。答え合わせはギルドからの報告があって初めて分かる事だ。
「でも素晴らしい事です。孤児の未来を見据えての手を打つなんて、普通の人では絶対に思い浮かばないと思います」
スティーリアが興奮気味に言った。俺と一緒に動いた事で、その凄さに驚いているようだが実際の所俺自身も驚いている。こんなにすぐにいろんな事が動き出すなんて、直感にせよ行動する事の凄さが分かった。
「私自身も驚いてる。一番の驚きはギルドマスターの事かな」
「本当です。まさか聖女様と同じ事に考えを寄せていたとは」
「まあ、完全に信用できるかどうかはこれからの動き次第だけど、きちんとこちらに対しての有効な情報を持ってくるかな」
そう。とにかく俺の役に立つかどうかで、あいつ(ビアレス)の評価が決まって来る。役に立たなければまた次の作戦を考えるだけだ。むしろギルドも金で買われている可能性が見えてくるし、そうなったらそうなったで他の事をやればいい。
するとミリィが言った。
「私は上手く行くと思っています。聖女様がこれと決めて動いた時は、必ずと言っていいほど結果が出ています。私は絶対に上手く行くと思います!」
「なんだかミリィがそう言うと、そういう気がしてくる。まあ朗報を待つとしよう」
「そうですね!」
そして俺はヴァイオレットに向き直って言う。
「ヴァイオレットは、これからまた忙しくなりそうだけどよろしくね。今度私と一緒に教会に行って、ある孤児院の孤児のリストを書き写してほしい。あとギルドから上がってきた情報をまとめる事も必要だし、あとは孤児たちの嘆願書だよね」
「わかりました。情報が集まりましたら、上にあげやすいようにまとめます!」
「頼りにしてる」
「はい!」
するとアデルナが俺に言う。
「ギルドには私が情報を取りにまいりましょう、常に聖女様が行くと騒ぎになりそうです」
「ほんとそう。アデルナには面倒をかけるけどお願い」
「面倒などではございません! 私はよく依頼をしにギルドへ出入りしていましたから、ある程度冒険者とも顔見知りなのですよ。ギルドマスターのお墨付きがあるとなれば、やれることも増えそうです」
すっごい頼もしいおかあさんだ。普通のおばちゃんなので腕っぷしが強いわけでもないが、なんとなく逞しくさえ思えて来る。
「頼もしい」
「ありがとうございます」
情報を集め終わった後も気が重いが、俺がソフィアと定期的に会う為の準備だと思えば楽勝だ。とにかく俺の計画第二弾がスムーズに動き出したのだ。
するとそこに部屋のドアをノックする音が鳴り響いた。
「失礼します」
「どうぞ」
メイドの一人が入って来て言う。
「王宮からの使者が参っております」
「こんな夜に?」
「はい」
俺は皆を見渡して言った。
「ならみんな、今日の所はこんなところでいいね」
「「「「はい」」」」
そして俺が行こうとすると、ミリィが俺に言う。
「私も一緒に」
「まあそうだね。近くにいてくれたらいいかな」
「はい」
するとスティーリアが聞いて来る。
「こんな時間に、どんなご用件でしょうね?」
「恐らくこの前の研修関連の事だと思う」
「やはりそうですよね」
「まあ行って来るよ」
「はい」
そして俺とミリィが応接室へと向かった。応接室の前には騎士が二人立っていたが、鎧は着ておらず急ぎで来た事が分かる。俺は二人の騎士にお辞儀をして応接室に入った。
髭に短髪のおっさんが立ち上がって挨拶をする。
「おお! 夜分に恐れ入ります! 聖女様はお休みでしたか?」
いつも来る王宮の使者で、ルクスエリムの使いパシリのような奴だ。名前は…忘れた。
「これはこれは。どうされました」
「早急にお伝えせよとルクスエリム陛下より申し付かってまいりました」
まあそうだろうよ。もたもたすんなよおっさん!
「とにかくお座りください」
「は、はい」
俺が対面に座り、後ろにミリィが控えた。出かけるなどの急な時は、俺の代わりに館内に伝達してもらうつもりだった。そして王宮の使いの話を聞く。
「それで?」
「はい! 朗報と言いますか、悪い知らせと言いますか…。とにかく研修時に、聖女様を襲った魔獣を使役していたと疑われる男を捕縛したそうです」
「えっ! 本当ですか?」
「さすがに事が事ですので、騎士団総出で捜索にあたったそうです。国中に早馬をはしらせ網を巡らせて、すぐに怪しい男を捕まえたそうなのです」
「まだ、それが犯人だとは決まってはいないと?」
「そこまでの情報はまだ。早馬にて知らされ数日のうちに王都へと送還されてくるとの事です」
流石にうちの騎士団は優秀って事か。と言うより、早い段階でなければ捕まらなかったろうし、もしかするとルクスエリムが諜報部を動かした可能性もあるな。それだけに今回の事は大事だったって事だろう。
「それで?」
「既に容疑者は捕縛先の領地を出発したと聞いておりますが、聖女様には引き続き王都から外に出られないようにとの事です。安全が確保されるまでは動かないようにと」
「わかりました。もとより、王都を出る予定はございません」
「それを聞いて安心しました」
「あとは何か?」
「それとこの度の襲撃犯の一件が終わった後で、女子部研修会についてお話があるとの事でした」
ほら来た…。そりゃ分かってはいたけど、二回目以降の研修会は見合わせだろうな。まあ貴族の娘達を危険にさらすわけにはいかないし、俺も我慢するしかない。
「わかりました。他には?」
「以上でございます。なんにせよ、聖女様にはご自身を危険にさらす事の無きようにとの指示を受けております」
「承りました」
「それでは今日はもう遅いですので、私はお伝えしたことを王宮に戻ってお知らせします」
「よろしくお願いします」
すると髭に短髪のおっさんは立ち上がって礼をした。俺も立ち上がって玄関先まで送る事にする。足早に歩きながらも、髭に短髪のおっさんと護衛の騎士はちらちらと俺を見て来る。
夜に男の顔なんか見たくねぇんだっつーの! 見んな! ウザい!
そんな事を思いつつ顔では固まった笑顔を作る。そして玄関を出て行き扉を閉めた後、俺は後ろを向いて玄関に背をつけ天を仰いだ。
「あーあ」
するとミリィが残念そうな俺に声をかけて来る。
「聞きたくない報告でございましたね」
「そうだね。でもまあいずれ聞く事になるし、早い方がモヤモヤしなくていいや」
「さすがに聖女様に疲れが見えます」
「そうだよねぇ…。そうだ! 今日はお風呂会にしようかな!」
「えっ! 聖女様はお疲れではないのですか?」
「疲れたからこそのお風呂だよ。ミリィ」
「わ、わかりました! それでは皆に伝えて準備をさせましょう」
「おねがい」
ミリィが俺の前から走るように居なくなり、俺はトボトボと自分の部屋に戻るのだった。楽しみがなくちゃ今日の夜を乗り切れなそうだ。そう思いながら。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
SSS級の絶世の超絶美少女達がやたらと俺にだけ見え見えな好意を寄せてくる件について。〜絶対に俺を攻略したいSSS級の美少女たちの攻防戦〜
沢田美
恋愛
「ごめんね、八杉くん」
中学三年の夏祭り。一途な初恋は、花火と共に儚く散った。
それ以来、八杉裕一(やすぎ・ゆういち)は誓った。「高校では恋愛なんて面倒なものとは無縁の、平穏なオタク生活を送る」と。
だが、入学した紫水高校には《楽園の世代》と呼ばれる四人のSSS級美少女――通称《四皇》が君臨していた。
• 距離感バグり気味の金髪幼馴染・神行胱。
• 圧倒的カリスマで「恋の沼」に突き落とす銀髪美少女・銀咲明日香。
• 無自覚に男たちの初恋を奪う、おっとりした「女神」・足立模。
• オタクにも優しい一万年に一人の最高ギャル・川瀬優里。
恋愛から距離を置きたい裕一の願いも虚しく、彼女たちはなぜか彼にだけ、見え見えな好意を寄せ始める。
教室での「あーん」に、放課後のアニメイトでの遭遇、さらには女神からの「一緒にホラー漫画を買いに行かない?」というお誘いまで。
「俺の身にもなれ! 荷が重すぎるんだよ!」
鋼の意志でスルーしようとする裕一だが、彼女たちの純粋で猛烈なアプローチは止まらない。
恋愛拒否気味な少年と、彼を絶対に攻略したい最強美少女たちの、ちょっと面倒で、でも最高に心地よい「激推し」ラブコメ、開幕!
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
転生先は男女比50:1の世界!?
4036(シクミロ)
恋愛
男女比50:1の世界に転生した少女。
「まさか、男女比がおかしな世界とは・・・」
デブで自己中心的な女性が多い世界で、ひとり異質な少女は・・
どうなる!?学園生活!!
この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜
具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです
転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!?
肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!?
その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。
そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。
前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、
「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。
「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」
己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、
結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──!
「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」
でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……!
アホの子が無自覚に世界を救う、
価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!
ストーカーから逃げ切ったつもりが、今度はヤンデレ騎士団に追われています。
由汰のらん
恋愛
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。
さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった!
しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って?
いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる