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第3話(BL特有シーン・回避可)
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嬉しい言葉を貰って京哉は霧島の大きく持ち上がった下着を引き下ろした。現れたそれは揺れもしないほど張り詰め、下腹にくっつきそうな勢いで反り返っている。
既に先端には蜜が滲んでいた。
そこで霧島は京哉がスナイパー時代から自分を目立たなくするためのアイテムとして掛け続けているメタルフレームの伊達眼鏡を外させる。
日焼けしづらく色白で非常に整った顔立ちの素顔で頷いた京哉は微笑み、太すぎる霧島を掴んで愛しげに頬ずりしてから口をつけた。
「あっ……うっ……っく」
最初から先端に舌先を突っ込まれ、溢れる蜜を舐め啜られて霧島は身震いするような快感に呻きを押し殺す。幾ら何でも時間的余裕がないのを承知しているのだろう、京哉の攻めは性急で、だが巧みな舌づかいで霧島を追い上げる。
見下ろせば警察官にしては長めの髪がさらりと揺れて、霧島は一気に昇り詰めないよう髪を指で梳いた。だが普段見慣れたスーツにタイまで締めた姿で奉仕され、却って酷く淫らだ。
「んっ、すごい……忍さん、いっぱい溢れて……止まんない」
「お前にそんなことをさせているんだぞ、止まる訳が……あっく!」
敏感な部分に舌を擦りつけられて腰が浮きそうになる。もう余裕を見せている場合ではなくなり京哉の薄い両肩に両手を置いて突っ張った。熱い舌を濃厚に巻きつけられ、足を突っ張って強すぎる快感に耐える。そんな霧島を京哉は口を開け深々と咥え込んだ。
激しくしゃぶり上げられ唇で扱き上げられては音を立てて蜜を吸われる。思考が白熱するような快感に霧島は我慢できなくなり、見せかけの余裕を完全に捨てて声を上げた。
「くっう……京哉、いい、そこ……もっと舐めてくれ!」
「あっ、ふ……ここ、ですね……んんぅ……忍さん、愛してる……っん!」
「京哉、京哉、いい……最高だ、愛している……っく!」
少し苦しげな白い顔と己の太いものはエロティックな取り合わせで、視覚的にも追い詰められた霧島は浅く腰を前後させ始める。京哉が喉元いっぱいまで咥えてくれているのは分かっていたが、そうしないと押し倒し、引き剥がして、思い切り貫いてしまいそうな気がしたのだ。
既にごく細い糸の如き理性を繋ぎ止めるだけで必死となっていた。
「だめだ、京哉……もう、離し、許してくれ!」
「嫌だ……全部、僕のものって……んんっ、言った!」
いよいよ堪らなったが京哉は許さない。手と口とで思い切り速く、きつく扱き上げる。引き離すに離せないまま、霧島は京哉の口内で太いものを更に太く膨れ上がらせた。それでも十分ほどは保たせたか、霧島はあまりの快感に眩暈を覚えて不規則な息を吐く。
「京哉……本当に、もうだめだ……離せ!」
「んっ、んんぅ……いって、僕の口で……お願いです……っん、ん!」
「だめだ、いく、出すぞ……あっく……あうっ!」
京哉の口内で霧島は達した。何度も身を震わせて京哉の喉にぶつける勢いで迸らせた。どうしようもなく大量に溢れさせる。それを京哉はためらいなく嚥下した。霧島が落ち着いたのを見計らって口を離し、扱いて滲んだものまで愛しげに舐め取る。
溜息を震わせた霧島は京哉の髪に触れながら白い顔を覗き込んだ。
「あんなに沢山、すまん。そんなものは吐き出して構わんのだぞ?」
「僕が欲しかっただけですから」
その時、病室の蛍光灯が強制的に消えた。二十二時の消灯である。霧島はベッドの枕元の読書灯を点けた。薄明かりの中で京哉はメールを打ち、スーツを脱いで寝間着代わりの患者用ガウンに着替えると自分のベッドに上がる。五分ほどして看護師の巡回をクリアした。
そのまま十分ほど互いの息づかいを聞いていたが、やがて京哉が囁きを寄越す。
「こっちのベッドにも来ないなんて珍しい……どうして?」
「どうせ抱くなら、お前が立てなくなるくらい抱き尽くしたいからな。おやすみ」
「そっか。おやすみなさい、忍さん」
「うちに帰ったら覚悟しておけ。思い切り気持ち良くさせてやる」
既に先端には蜜が滲んでいた。
そこで霧島は京哉がスナイパー時代から自分を目立たなくするためのアイテムとして掛け続けているメタルフレームの伊達眼鏡を外させる。
日焼けしづらく色白で非常に整った顔立ちの素顔で頷いた京哉は微笑み、太すぎる霧島を掴んで愛しげに頬ずりしてから口をつけた。
「あっ……うっ……っく」
最初から先端に舌先を突っ込まれ、溢れる蜜を舐め啜られて霧島は身震いするような快感に呻きを押し殺す。幾ら何でも時間的余裕がないのを承知しているのだろう、京哉の攻めは性急で、だが巧みな舌づかいで霧島を追い上げる。
見下ろせば警察官にしては長めの髪がさらりと揺れて、霧島は一気に昇り詰めないよう髪を指で梳いた。だが普段見慣れたスーツにタイまで締めた姿で奉仕され、却って酷く淫らだ。
「んっ、すごい……忍さん、いっぱい溢れて……止まんない」
「お前にそんなことをさせているんだぞ、止まる訳が……あっく!」
敏感な部分に舌を擦りつけられて腰が浮きそうになる。もう余裕を見せている場合ではなくなり京哉の薄い両肩に両手を置いて突っ張った。熱い舌を濃厚に巻きつけられ、足を突っ張って強すぎる快感に耐える。そんな霧島を京哉は口を開け深々と咥え込んだ。
激しくしゃぶり上げられ唇で扱き上げられては音を立てて蜜を吸われる。思考が白熱するような快感に霧島は我慢できなくなり、見せかけの余裕を完全に捨てて声を上げた。
「くっう……京哉、いい、そこ……もっと舐めてくれ!」
「あっ、ふ……ここ、ですね……んんぅ……忍さん、愛してる……っん!」
「京哉、京哉、いい……最高だ、愛している……っく!」
少し苦しげな白い顔と己の太いものはエロティックな取り合わせで、視覚的にも追い詰められた霧島は浅く腰を前後させ始める。京哉が喉元いっぱいまで咥えてくれているのは分かっていたが、そうしないと押し倒し、引き剥がして、思い切り貫いてしまいそうな気がしたのだ。
既にごく細い糸の如き理性を繋ぎ止めるだけで必死となっていた。
「だめだ、京哉……もう、離し、許してくれ!」
「嫌だ……全部、僕のものって……んんっ、言った!」
いよいよ堪らなったが京哉は許さない。手と口とで思い切り速く、きつく扱き上げる。引き離すに離せないまま、霧島は京哉の口内で太いものを更に太く膨れ上がらせた。それでも十分ほどは保たせたか、霧島はあまりの快感に眩暈を覚えて不規則な息を吐く。
「京哉……本当に、もうだめだ……離せ!」
「んっ、んんぅ……いって、僕の口で……お願いです……っん、ん!」
「だめだ、いく、出すぞ……あっく……あうっ!」
京哉の口内で霧島は達した。何度も身を震わせて京哉の喉にぶつける勢いで迸らせた。どうしようもなく大量に溢れさせる。それを京哉はためらいなく嚥下した。霧島が落ち着いたのを見計らって口を離し、扱いて滲んだものまで愛しげに舐め取る。
溜息を震わせた霧島は京哉の髪に触れながら白い顔を覗き込んだ。
「あんなに沢山、すまん。そんなものは吐き出して構わんのだぞ?」
「僕が欲しかっただけですから」
その時、病室の蛍光灯が強制的に消えた。二十二時の消灯である。霧島はベッドの枕元の読書灯を点けた。薄明かりの中で京哉はメールを打ち、スーツを脱いで寝間着代わりの患者用ガウンに着替えると自分のベッドに上がる。五分ほどして看護師の巡回をクリアした。
そのまま十分ほど互いの息づかいを聞いていたが、やがて京哉が囁きを寄越す。
「こっちのベッドにも来ないなんて珍しい……どうして?」
「どうせ抱くなら、お前が立てなくなるくらい抱き尽くしたいからな。おやすみ」
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