42 / 49
第42話
しおりを挟む
ヘロインを付着させた煙草に火を点け咥えて吸い込んだ途端、京哉の感じていた吐き気と眩暈は急速に治まった。早鐘のように鳴っていた胸の鼓動も一気に落ち着きを取り戻す。
背中を伝うほどの冷や汗も引いた。急に普通に戻り却って変な感じだ。
「奴らが使ってたパイプもパイプ専用の加工品も持ち出せなくて。煙たいですよね」
「いや、この程度なら煙草と変わらん」
「そうですか、すみません」
「ところでバスルームも広かったぞ。一緒に入って私が洗ってやる」
「えっ、本当ですか?」
嬉しそうに微笑んだ京哉はヘロイン煙草を吸いつつ、殆ど一人でボトルのシャンパンを空けた。アルコールに強くないのを知っている霧島は、京哉が未だ酔うに酔えない精神状態でいるのだと察する。
京哉が煙草を吸い終えると二人は手錠ホルダーや特殊警棒付き帯革にショルダーホルスタの銃も外した。バスルームの前で衣服を脱ぐと霧島は京哉とキスを交わす。にっこり笑った京哉だったが霧島の左腕に貼られた防水ガーゼを見て顔を曇らせた。
「怪我、耳だけじゃなかったんですね。大丈夫なんですか?」
「大丈夫だ、問題ない。処置済みで貫通もしていなかった」
「って、そのまま銃創ってことですか? 酷い、大怪我じゃないですか!」
「騒がなくていい。本当に痛くはない、大丈夫だ。問題ない」
いつもの如く『大丈夫』と『問題ない』の大安売りを始めた男に眉をひそめたが、きちんと治療はしてあるようなので京哉も言い募るのを止めた。だが当たり前のように抱き上げられると心配で堪らなくなる。
痛くない訳がなく、霧島が痛いくらいなら自分が痛い方がマシだと思っている京哉だった。しかしそれはきっと霧島も同じなのだと思う。せめて大人しくしていようと抱かれたままバスルームに入り、再び京哉は声を上げた。
「わあ、すごいすごい、広ーい!」
「だろう? これは二人で堪能しないと損失だぞ」
そこはマンションの二人の寝室よりも広かった。大きなバスタブがあって既にオートで湯が湛えられている。床まで暖房が効いていて非常に暖かい。
手早く自分を洗った霧島は京哉を床にぺたりと座らせたまま、約束通りに髪からつま先まで男たちの放ったものを残らず清めるように丁寧に洗ってやった。愛しげな灰色の目をした年上の男は優しく長い指で肌を撫で擦る。京哉は伝わる切なさに吐息を熱くした。
二人で一緒にバスタブに浸かる。広々として自由に手足を伸ばすと溜息が洩れた。
「あったかい。こういうのも気持ちいいですね」
「ああ、こういうこともできるしな」
頷いた霧島は薄い肩を引き寄せると京哉の背を胸に抱く。濡れて張り付いた髪をそっと避けてうなじに唇を押し当てた。それだけで華奢な躰はビクリとわななく。
敏感すぎる反応に霧島は想いを注ぎ込むような首筋へのキスでしか応えられなかった。
抱き運んでいる間も京哉の目が溢れ出しそうな情欲を湛えて、ずっと霧島を見上げていたのに気付いていた。苦しいほどに想いを溜めているのが察せられる。
だが今ここで京哉を抱くことに霧島は抵抗を感じずにはいられない。
しかし斜めに振り向いた京哉は縋る目を向けてくる。
いや、怯えた目だった。
「抱いて……くれないんですか?」
「お前、傷ついてしまっているだろう?」
身体中を汚されていたのだ、体内を責め抜かれていない筈はない。その証拠に駆けつけた時にまで挿入されていた責め具は抜いた際に血がついていた。きっと粘膜も酷い有様に違いない。ここで霧島が欲望をぶつけたらどうなるかは自明の理だ。
「僕のことが……嫌ですか?」
「嫌じゃない、お前だけを愛しているぞ。ほら、証拠だ。だが今はだめだ」
「そうですね。僕が治ったら……本当に?」
何を指しての『本当に?』なのか敢えて追求せず霧島は頷いてやる。
「疲れている筈だ。湯あたりする前に上がろう」
安堵させるように言ったが、その直前にも京哉は怯えた目をして霧島を見返してきた。本当に怖い思いをした京哉は更なる恐怖と今も戦っているのだ。
「こんな……こんな僕で、嫌いにならないで」
「嫌いになる訳ないだろう。治ったら壊れるくらいに抱いてやる……おい、京哉!」
唐突に京哉の躰が傾いで倒れかかってきたのを危うく抱き留める。懸念した湯あたりか、それともヘロインの過剰摂取からくる症状かは分からない。
とにかく細い躰から全ての力が抜け、ぐったりと霧島に凭れ掛かっていた。完全に気を失ってしまっていた。霧島は京哉を抱き上げるとバスルームから出る。
籐の寝椅子に寝かせた京哉をバスタオルで拭き、少し長めの髪まで丁寧にドライヤーで乾かしてから、部屋に戻ってベッドに寝かせた。
自分は一旦服を着てコンシェルジュにコールし救急箱を要求する。届けられた救急箱と交換にチップを払い、京哉の服をクリーニングサーヴィスに出した。
救急箱に抗生物質入りの薬があったので傷ついた京哉の体内に塗り込んでやる。歩けないほど酷使した腰には湿布を貼った。ガウンを着せ毛布でその躰を包む。
自分もガウンに着替えてじっと京哉を見つめていると鈍く目が開かれた。
「大丈夫か? 何か欲しいものがあったら遠慮なく言うんだぞ」
「ん、何も……」
「酷い声だな、ちょっと待っていろ」
備え付けの冷蔵庫からミネラルウォーターのボトルを持ってくると、口移しで何度も飲ませた。ボトル三分の二を飲んで喘ぎ疲れて嗄れた喉も落ち着いたようだった。
跳ねた前髪をかき分け、白く血の気の引いた額に唇を押し当てると訊いてみる。
「何か食うか?」
「いいえ、僕は。忍さんはルームサーヴィスかレストランにでも行きますか?」
「ではルームサーヴィスにするか。お前は寝ていろ、疲れきった顔をしているぞ」
「眠るまでここにいて下さい……っていうの、アリですか?」
「言われずとも傍にいる。何も心配するな」
「ありがとうございます」
「礼を言われるようなことではない。私がそうしたいんだ」
そっと左手同士を繋いでやると京哉は素直に目を瞑った。本当に疲れきっていたのだろう、数分と経たずに京哉は規則正しい寝息を立てだした。
緩んだ手を離してルームサーヴィスを頼んだ霧島はテーブル上の小さな箱を手に取る。中のヘロインの小袋を数えると二十四個だ。見ていると京哉はあまりインターバルを開けていないらしい。もし四時間毎に一回吸うなら四日間持つかどうかである。
頭を振って箱に小袋を戻した。延々と吸わせて廃人にする訳にもいかない。
そこで控えめなチャイムが鳴ってルームサーヴィスが届いた。ソファで味気ない食事を摂る。サツカンの早食いで五分とかけず胃に収めた。
ワゴンを室外に出したらタイミング良く京哉の服がクリーニングサーヴィスから戻ってくる。チップと交換に受け取りオートロックのドアを閉めると衣服をクローゼットに掛けた。
やれることをやり終えてしまうと、やはりヘロインに目が向く。
ずっと京哉は上の空のような心ここにあらずといった感じが続いている。あれこれ訊くより、もう大丈夫だと躰に言い聞かせてやるのが一番だと分かっていて、本当は抱いてやりたかったがそれもできなかった。想いだけでも伝わっただろうか。
だが却って言わせた『嫌いにならないで』という言葉が胸に刺さって抜けない。
背中を伝うほどの冷や汗も引いた。急に普通に戻り却って変な感じだ。
「奴らが使ってたパイプもパイプ専用の加工品も持ち出せなくて。煙たいですよね」
「いや、この程度なら煙草と変わらん」
「そうですか、すみません」
「ところでバスルームも広かったぞ。一緒に入って私が洗ってやる」
「えっ、本当ですか?」
嬉しそうに微笑んだ京哉はヘロイン煙草を吸いつつ、殆ど一人でボトルのシャンパンを空けた。アルコールに強くないのを知っている霧島は、京哉が未だ酔うに酔えない精神状態でいるのだと察する。
京哉が煙草を吸い終えると二人は手錠ホルダーや特殊警棒付き帯革にショルダーホルスタの銃も外した。バスルームの前で衣服を脱ぐと霧島は京哉とキスを交わす。にっこり笑った京哉だったが霧島の左腕に貼られた防水ガーゼを見て顔を曇らせた。
「怪我、耳だけじゃなかったんですね。大丈夫なんですか?」
「大丈夫だ、問題ない。処置済みで貫通もしていなかった」
「って、そのまま銃創ってことですか? 酷い、大怪我じゃないですか!」
「騒がなくていい。本当に痛くはない、大丈夫だ。問題ない」
いつもの如く『大丈夫』と『問題ない』の大安売りを始めた男に眉をひそめたが、きちんと治療はしてあるようなので京哉も言い募るのを止めた。だが当たり前のように抱き上げられると心配で堪らなくなる。
痛くない訳がなく、霧島が痛いくらいなら自分が痛い方がマシだと思っている京哉だった。しかしそれはきっと霧島も同じなのだと思う。せめて大人しくしていようと抱かれたままバスルームに入り、再び京哉は声を上げた。
「わあ、すごいすごい、広ーい!」
「だろう? これは二人で堪能しないと損失だぞ」
そこはマンションの二人の寝室よりも広かった。大きなバスタブがあって既にオートで湯が湛えられている。床まで暖房が効いていて非常に暖かい。
手早く自分を洗った霧島は京哉を床にぺたりと座らせたまま、約束通りに髪からつま先まで男たちの放ったものを残らず清めるように丁寧に洗ってやった。愛しげな灰色の目をした年上の男は優しく長い指で肌を撫で擦る。京哉は伝わる切なさに吐息を熱くした。
二人で一緒にバスタブに浸かる。広々として自由に手足を伸ばすと溜息が洩れた。
「あったかい。こういうのも気持ちいいですね」
「ああ、こういうこともできるしな」
頷いた霧島は薄い肩を引き寄せると京哉の背を胸に抱く。濡れて張り付いた髪をそっと避けてうなじに唇を押し当てた。それだけで華奢な躰はビクリとわななく。
敏感すぎる反応に霧島は想いを注ぎ込むような首筋へのキスでしか応えられなかった。
抱き運んでいる間も京哉の目が溢れ出しそうな情欲を湛えて、ずっと霧島を見上げていたのに気付いていた。苦しいほどに想いを溜めているのが察せられる。
だが今ここで京哉を抱くことに霧島は抵抗を感じずにはいられない。
しかし斜めに振り向いた京哉は縋る目を向けてくる。
いや、怯えた目だった。
「抱いて……くれないんですか?」
「お前、傷ついてしまっているだろう?」
身体中を汚されていたのだ、体内を責め抜かれていない筈はない。その証拠に駆けつけた時にまで挿入されていた責め具は抜いた際に血がついていた。きっと粘膜も酷い有様に違いない。ここで霧島が欲望をぶつけたらどうなるかは自明の理だ。
「僕のことが……嫌ですか?」
「嫌じゃない、お前だけを愛しているぞ。ほら、証拠だ。だが今はだめだ」
「そうですね。僕が治ったら……本当に?」
何を指しての『本当に?』なのか敢えて追求せず霧島は頷いてやる。
「疲れている筈だ。湯あたりする前に上がろう」
安堵させるように言ったが、その直前にも京哉は怯えた目をして霧島を見返してきた。本当に怖い思いをした京哉は更なる恐怖と今も戦っているのだ。
「こんな……こんな僕で、嫌いにならないで」
「嫌いになる訳ないだろう。治ったら壊れるくらいに抱いてやる……おい、京哉!」
唐突に京哉の躰が傾いで倒れかかってきたのを危うく抱き留める。懸念した湯あたりか、それともヘロインの過剰摂取からくる症状かは分からない。
とにかく細い躰から全ての力が抜け、ぐったりと霧島に凭れ掛かっていた。完全に気を失ってしまっていた。霧島は京哉を抱き上げるとバスルームから出る。
籐の寝椅子に寝かせた京哉をバスタオルで拭き、少し長めの髪まで丁寧にドライヤーで乾かしてから、部屋に戻ってベッドに寝かせた。
自分は一旦服を着てコンシェルジュにコールし救急箱を要求する。届けられた救急箱と交換にチップを払い、京哉の服をクリーニングサーヴィスに出した。
救急箱に抗生物質入りの薬があったので傷ついた京哉の体内に塗り込んでやる。歩けないほど酷使した腰には湿布を貼った。ガウンを着せ毛布でその躰を包む。
自分もガウンに着替えてじっと京哉を見つめていると鈍く目が開かれた。
「大丈夫か? 何か欲しいものがあったら遠慮なく言うんだぞ」
「ん、何も……」
「酷い声だな、ちょっと待っていろ」
備え付けの冷蔵庫からミネラルウォーターのボトルを持ってくると、口移しで何度も飲ませた。ボトル三分の二を飲んで喘ぎ疲れて嗄れた喉も落ち着いたようだった。
跳ねた前髪をかき分け、白く血の気の引いた額に唇を押し当てると訊いてみる。
「何か食うか?」
「いいえ、僕は。忍さんはルームサーヴィスかレストランにでも行きますか?」
「ではルームサーヴィスにするか。お前は寝ていろ、疲れきった顔をしているぞ」
「眠るまでここにいて下さい……っていうの、アリですか?」
「言われずとも傍にいる。何も心配するな」
「ありがとうございます」
「礼を言われるようなことではない。私がそうしたいんだ」
そっと左手同士を繋いでやると京哉は素直に目を瞑った。本当に疲れきっていたのだろう、数分と経たずに京哉は規則正しい寝息を立てだした。
緩んだ手を離してルームサーヴィスを頼んだ霧島はテーブル上の小さな箱を手に取る。中のヘロインの小袋を数えると二十四個だ。見ていると京哉はあまりインターバルを開けていないらしい。もし四時間毎に一回吸うなら四日間持つかどうかである。
頭を振って箱に小袋を戻した。延々と吸わせて廃人にする訳にもいかない。
そこで控えめなチャイムが鳴ってルームサーヴィスが届いた。ソファで味気ない食事を摂る。サツカンの早食いで五分とかけず胃に収めた。
ワゴンを室外に出したらタイミング良く京哉の服がクリーニングサーヴィスから戻ってくる。チップと交換に受け取りオートロックのドアを閉めると衣服をクローゼットに掛けた。
やれることをやり終えてしまうと、やはりヘロインに目が向く。
ずっと京哉は上の空のような心ここにあらずといった感じが続いている。あれこれ訊くより、もう大丈夫だと躰に言い聞かせてやるのが一番だと分かっていて、本当は抱いてやりたかったがそれもできなかった。想いだけでも伝わっただろうか。
だが却って言わせた『嫌いにならないで』という言葉が胸に刺さって抜けない。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる