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第49話
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「ウチは、ある大企業と契約している。その大企業は、とある下請けと契約していてね。その下請けは大企業との契約にあった守秘義務を護れなかった。社長が情報を抜かれたのだ。それを秘書が我々に知らせてくれた」
「ふむ、秘書はジェマとかいう女か?」
「ああ。下請け会社を作らせるために数年前から送り込んでいるトラップさ」
「なるほど、相当のやり手だな。で、情報を抜かれた社長はどうなったんだ?」
「大企業の依頼で我々はその社長にそれなりの制裁処置を施そうとした。だが真っ当な事業の方で制裁を施すと重大な支障が生じる。しかし我々はマフィアだ。ならマフィア流の制裁を施せばいい。簡単な話だ。だが制裁を邪魔した者がいた」
「別に邪魔をしたかった訳ではない、銃弾が降ってきたから撃ち返しただけだ」
「日本などという平和ボケした国からやってきたサツカンが武装していて、たまたまあの場に行き会ったとなどと都合のいい話を誰が信じるんだ?」
確かにそうだろう。普通ならナルコム社に重大な秘密があると察知した上で張り込んでいたと考えるのが普通だ。それともナルコム社側が完全に裏切って用心棒を雇ったとでも思われたのか。
「制裁を邪魔した者は果たして下請け会社の敵か味方か。社長は裏切ったのか単にマヌケだっただけなのか。我々もあんたらの正体が全く分からずに翻弄されたよ。だがすぐその後に邪魔者と特徴の合致する者が、今度は大企業にまで潜入したというじゃないか」
「人聞きが悪いぞ、我々は正式な手続きを踏んで入社した」
「ほう。日本のサツカンは手続きすれば他国で傭兵になれるのか? いや、それより重要なのは邪魔者がたった一日で大企業を離脱した事実だ」
「体験入隊したんだが飽きたんだ」
「ふっ、詰めが甘いんだよ。派手なミテクレの邪魔者が早急の離脱だ。大企業は事業に関する重大な情報を盗まれたと判断した。俺たちなら日本のサツカンは優秀だと褒めるところだが、大企業にとってこれは彼らの世界で言う産業スパイというヤツだそうだ」
「我々が日本のサツカンだと割れたのはオーソン安全保障辺りからか?」
「下請け会社社長と、こちら側のスパイである秘書の古巣だ。世間話くらいするさ」
いやに回りくどくも粘っこい口調で男は長々と語ったが、早い話がナルコム社へのカチコミ部隊が霧島と京哉を見覚えていてクインランに伝えたところ、霧島たち本人が堂々とクインランに傭兵として入社していたのだ。
更にどの段階で二人が日本の警察官だと割れたのかは分からないが、見た目から傭兵などという職業にそぐわない二人は人目を引くに充分だった。
そこにきて、たった一日での契約破棄から何かを掴んだと判断されたのだろう。岩砂漠のド真ん中の基地でガチのサバイバルゲームをやらかすよりはマシなので早めに辞表を叩きつけて正解だったが、この状況では似たようなものかも知れない。
「私たちをどうするつもりだ?」
「彼らの世界での産業スパイの末路は邪魔者もその目で見たらしい」
「ふん。企業の靴を舐めるだけではなく、最近の犬は飼い主の真似までするとはな」
「口の利き方に気を付けろ、命を縮めるぞ」
変わらず粘っこい口調で言いつつ男は激昂することもなく銃で霧島の頬を殴った。
「……くっ!」
「忍さんっ!」
「大丈夫だ、構うな!」
振り向こうとした京哉は側頭部に銃を押しつけられ動きを止める。狭い車内で殴られた程度ではさほど効かなかったが歯で頬の裏を切ったらしく鉄臭い味が広がった。口の中に溢れた血を霧島は遠慮なく足元に吐き捨てる。そして英語で注文を付けた。
「企業は殴ったりせんぞ、ペインレスにしてくれ」
「大人しくしておけ、その綺麗な顔のまま死にたければな」
何れにせよ殺すつもりらしい。さて、どうするかと霧島は窓外に目をやり考える。
濃いスモークを貼った黒塗りは見事な運転で距離を稼いでいく。水槽のような街で突き進み泳いでいく様子は、獰猛なシュモクザメのように見えるのではないかと霧島は思った。
行き先は予想がつく。何度か携帯やパソコンのマップで見た郊外近くの歓楽街、マクミランファミリーが仕切る界隈だ。すぐさま弾くにしろ街なかでは殺るまい。
やがて予想を裏切らず黒塗りは歓楽街に入った。
表通りから二本裏通りに入った歓楽街は大した混みようだった。五階建てくらいの建物が並ぶ細い通りには、何処から湧いたのかと思うほど人々がそぞろ歩いている。地元民だけではなく観光客と思しき人々も見受けられた。誰もが電子看板に照らされゲームセンターやカジノに出入りしたり、ストリップ劇場を冷やかしたりしている。
クラブやバーの呼び込み、チカチカと瞬くネオン、ゲーセンから洩れるBGMやゲーム機の作動音、時折目に付く違法な売人、若い男女の集団が上げる嬌声――。
混沌としたざわめきを黒塗りリムジンは強引に引き裂き進んでいく。ここでも大迷惑だが文句を言う者はいない。関わりを避けてくれる分、走りやすそうだった。
やがて更に奥まった通りを曲がり、やや人の少ない場所に入る。それとなく上品な店構えは上流階級者御用達の高級クラブやカジノらしい。更に五分ほども走ると赤やピンクのネオンが目に付き始めた。売春宿が軒を連ねるエリアのようで、路上から露出度の高い衣装のご婦人が男性客に声を掛けているのが頻繁に見受けられる。
ふいに黒塗りリムジンが停止した。目的地に着いたらしい。
銃口付きで降ろされ二台目の黒塗りに目をやって、霧島は思わず動きを止める。
そこにいたのは何故かパットとアルだったのだ。
咄嗟に思いついたストーリーが現実だと霧島は悟る。彼らは銃口付きという訳でもなく曖昧な笑いを浮かべていた。霧島がじっと見ると笑いが歪む。
哀しげにすら見える歪んだ笑いを、銃で小突かれてあとにした。
男六人につれ込まれたのは売春宿だった。だが経営していないのか人の気配は綺麗さっぱりない。赤いカーペット敷きの軋む階段を上らされ、廊下を歩いて一枚のドアの前に一行は立つ。先頭の男がポケットから出したキィでロックを解いた。
室内は異様な造りだった。手前半分がシャンデリアの煌めくサロン、奥半分が巨大な鳥かごのような鉄格子で出来た留置場になっている。
「一泊千ドルの特別室だ、せいぜい愉しむといい」
なるほど、ここは特殊な性癖を持つ客専用の売春宿だと霧島は思い至った。だがサロンで茶を振る舞われる訳もなく、霧島と京哉は留置場行きである。
硬い寝台に京哉と並んで腰掛けた。サロン側を観察していると六人の男の他に見るからにチンピラといった四人プラス、アルにパットが入ってくる。チンピラ四人は先に黒塗りで着いていた六人の中堅幹部に対して臍を見るような礼をした。雇い主はマクミランファミリーではないだろうに、つられてアルとパットが頭を下げる。
「ふむ、秘書はジェマとかいう女か?」
「ああ。下請け会社を作らせるために数年前から送り込んでいるトラップさ」
「なるほど、相当のやり手だな。で、情報を抜かれた社長はどうなったんだ?」
「大企業の依頼で我々はその社長にそれなりの制裁処置を施そうとした。だが真っ当な事業の方で制裁を施すと重大な支障が生じる。しかし我々はマフィアだ。ならマフィア流の制裁を施せばいい。簡単な話だ。だが制裁を邪魔した者がいた」
「別に邪魔をしたかった訳ではない、銃弾が降ってきたから撃ち返しただけだ」
「日本などという平和ボケした国からやってきたサツカンが武装していて、たまたまあの場に行き会ったとなどと都合のいい話を誰が信じるんだ?」
確かにそうだろう。普通ならナルコム社に重大な秘密があると察知した上で張り込んでいたと考えるのが普通だ。それともナルコム社側が完全に裏切って用心棒を雇ったとでも思われたのか。
「制裁を邪魔した者は果たして下請け会社の敵か味方か。社長は裏切ったのか単にマヌケだっただけなのか。我々もあんたらの正体が全く分からずに翻弄されたよ。だがすぐその後に邪魔者と特徴の合致する者が、今度は大企業にまで潜入したというじゃないか」
「人聞きが悪いぞ、我々は正式な手続きを踏んで入社した」
「ほう。日本のサツカンは手続きすれば他国で傭兵になれるのか? いや、それより重要なのは邪魔者がたった一日で大企業を離脱した事実だ」
「体験入隊したんだが飽きたんだ」
「ふっ、詰めが甘いんだよ。派手なミテクレの邪魔者が早急の離脱だ。大企業は事業に関する重大な情報を盗まれたと判断した。俺たちなら日本のサツカンは優秀だと褒めるところだが、大企業にとってこれは彼らの世界で言う産業スパイというヤツだそうだ」
「我々が日本のサツカンだと割れたのはオーソン安全保障辺りからか?」
「下請け会社社長と、こちら側のスパイである秘書の古巣だ。世間話くらいするさ」
いやに回りくどくも粘っこい口調で男は長々と語ったが、早い話がナルコム社へのカチコミ部隊が霧島と京哉を見覚えていてクインランに伝えたところ、霧島たち本人が堂々とクインランに傭兵として入社していたのだ。
更にどの段階で二人が日本の警察官だと割れたのかは分からないが、見た目から傭兵などという職業にそぐわない二人は人目を引くに充分だった。
そこにきて、たった一日での契約破棄から何かを掴んだと判断されたのだろう。岩砂漠のド真ん中の基地でガチのサバイバルゲームをやらかすよりはマシなので早めに辞表を叩きつけて正解だったが、この状況では似たようなものかも知れない。
「私たちをどうするつもりだ?」
「彼らの世界での産業スパイの末路は邪魔者もその目で見たらしい」
「ふん。企業の靴を舐めるだけではなく、最近の犬は飼い主の真似までするとはな」
「口の利き方に気を付けろ、命を縮めるぞ」
変わらず粘っこい口調で言いつつ男は激昂することもなく銃で霧島の頬を殴った。
「……くっ!」
「忍さんっ!」
「大丈夫だ、構うな!」
振り向こうとした京哉は側頭部に銃を押しつけられ動きを止める。狭い車内で殴られた程度ではさほど効かなかったが歯で頬の裏を切ったらしく鉄臭い味が広がった。口の中に溢れた血を霧島は遠慮なく足元に吐き捨てる。そして英語で注文を付けた。
「企業は殴ったりせんぞ、ペインレスにしてくれ」
「大人しくしておけ、その綺麗な顔のまま死にたければな」
何れにせよ殺すつもりらしい。さて、どうするかと霧島は窓外に目をやり考える。
濃いスモークを貼った黒塗りは見事な運転で距離を稼いでいく。水槽のような街で突き進み泳いでいく様子は、獰猛なシュモクザメのように見えるのではないかと霧島は思った。
行き先は予想がつく。何度か携帯やパソコンのマップで見た郊外近くの歓楽街、マクミランファミリーが仕切る界隈だ。すぐさま弾くにしろ街なかでは殺るまい。
やがて予想を裏切らず黒塗りは歓楽街に入った。
表通りから二本裏通りに入った歓楽街は大した混みようだった。五階建てくらいの建物が並ぶ細い通りには、何処から湧いたのかと思うほど人々がそぞろ歩いている。地元民だけではなく観光客と思しき人々も見受けられた。誰もが電子看板に照らされゲームセンターやカジノに出入りしたり、ストリップ劇場を冷やかしたりしている。
クラブやバーの呼び込み、チカチカと瞬くネオン、ゲーセンから洩れるBGMやゲーム機の作動音、時折目に付く違法な売人、若い男女の集団が上げる嬌声――。
混沌としたざわめきを黒塗りリムジンは強引に引き裂き進んでいく。ここでも大迷惑だが文句を言う者はいない。関わりを避けてくれる分、走りやすそうだった。
やがて更に奥まった通りを曲がり、やや人の少ない場所に入る。それとなく上品な店構えは上流階級者御用達の高級クラブやカジノらしい。更に五分ほども走ると赤やピンクのネオンが目に付き始めた。売春宿が軒を連ねるエリアのようで、路上から露出度の高い衣装のご婦人が男性客に声を掛けているのが頻繁に見受けられる。
ふいに黒塗りリムジンが停止した。目的地に着いたらしい。
銃口付きで降ろされ二台目の黒塗りに目をやって、霧島は思わず動きを止める。
そこにいたのは何故かパットとアルだったのだ。
咄嗟に思いついたストーリーが現実だと霧島は悟る。彼らは銃口付きという訳でもなく曖昧な笑いを浮かべていた。霧島がじっと見ると笑いが歪む。
哀しげにすら見える歪んだ笑いを、銃で小突かれてあとにした。
男六人につれ込まれたのは売春宿だった。だが経営していないのか人の気配は綺麗さっぱりない。赤いカーペット敷きの軋む階段を上らされ、廊下を歩いて一枚のドアの前に一行は立つ。先頭の男がポケットから出したキィでロックを解いた。
室内は異様な造りだった。手前半分がシャンデリアの煌めくサロン、奥半分が巨大な鳥かごのような鉄格子で出来た留置場になっている。
「一泊千ドルの特別室だ、せいぜい愉しむといい」
なるほど、ここは特殊な性癖を持つ客専用の売春宿だと霧島は思い至った。だがサロンで茶を振る舞われる訳もなく、霧島と京哉は留置場行きである。
硬い寝台に京哉と並んで腰掛けた。サロン側を観察していると六人の男の他に見るからにチンピラといった四人プラス、アルにパットが入ってくる。チンピラ四人は先に黒塗りで着いていた六人の中堅幹部に対して臍を見るような礼をした。雇い主はマクミランファミリーではないだろうに、つられてアルとパットが頭を下げる。
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