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エルフの国に潜む闇
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街の中には人がおらず、不自然なまでに静けさが漂っていた。
「誰も……出てこないな。」
「何かあったのかな……」
「よそ者と関わるなと言われているとか?」
「それはあるかも……」
これからどうするか頭を抱えていると、
《お兄ちゃん、お姉ちゃん、こっち。》
幼い子どもの声が聞こえた。
「聞こえた?」
「うん。聞こえた。多分、あの路地の方から……」
「俺もそうだと思う。罠かもしれないけど、行ってみよう」
その声には悪意が感じられなかったため、信じて行くことにした。
《こっちだよ、はやく来て》
「右から聞こえたわ。」
《もう少し》
「次は左か?」
ゆっくりと声の通りに歩いて行くとそこに居たのはシルクのような銀髪と綺麗な翡翠色の瞳をもつ少女……。
「ありがとう、来てくれて。私の名前はルナ・エルフェーネ。この国の王女です」
「王女?」
「と言っても今は身分のないただの子どもですが……。」
「一体何があったの?」
「私のお父様とお母様は、長年続いたエルフ国の掟を壊そうとしていました。国民もそれを心待ちにしていました。そんな時にやってきたのがその仮面を被った男です。その男にお父様とお母様は捕えられ、今じゃ生きてるか死んでるかも分からない…。家臣のものもみな操られていたようで、お母様が私を逃がしてくれたんです。そしてこの裏通りに住む叔父のところで生活をしてまいりました。国民達はこのことを知らず、今も続くあの忌まわしい掟に縛られ、旅人に触れ合うことすら出来ない……」
(街にいなかったんじゃなくて隠れていたのか……)
「その変な仮面の男って魔物なの?」
「…分かりません。たぶん違うと思います。ただ間違いなくエルフではありません。仮面で隠してはいるようですが感じたことの無い不気味な魔力を感じました。」
「そう…一体何者なのかしら。」
「早く調べてみよう。」
「そうね。まずはガイオスさんとロードちゃんを集めて話しあいましょ。」
1時間後ー
得た情報のあらかたの説明を互いに終えたあとのこと。
「ほう……嬢ちゃんが王女さんか…」
「シエラ様と同じ髪色……人格が良い証拠ですね!」
2人はすんなりルナと打ち解けあった様子だった。
「これからどうするんですか?シエラ様」
「一応これからもう1度城に向かおうと思っている。ガイオスとロードが調べてきてくれた隠し通路から、バレないように忍び込むんだ。」
「忍び込んだあとはどうするのシエラ?」
「まずは様子を見つつ、不吉なオーラのでどこを探す。見つけてもすぐには飛び出しちゃだめだ。まずは様子見でロードと僕が行く。もし危なそうだったらタイミングを見てガイオスと美琴が助けに入ってくれないかな。」
「「わかった」」
「承知しました!」
「私も連れて行って。」
「君もくるのか?」
「お願い、多少の魔法なら私でも使える、もし邪魔になったら見捨てて構わないわ。お父様とお母様を今度は私が助けたいの!」
(まだ8歳だと言うのに…)
「わかった。でも見捨てたりはしない。もし危なくなったらロードに君を守らせる。」
「ロードちゃんは私と同じくらいの歳でしょう!?」
「大丈夫。ロードは見た目と正反対に強い。だから安心して。」
「そうなのです!ロードはとっても強いのですよ!」
「ありがとう……」
こうして魔王と勇者とその仲間たちは幼い少女、ルナを苦しめている邪悪なオーラを放つ正体を倒し、掟を作り直すために立ち上がった。
「誰も……出てこないな。」
「何かあったのかな……」
「よそ者と関わるなと言われているとか?」
「それはあるかも……」
これからどうするか頭を抱えていると、
《お兄ちゃん、お姉ちゃん、こっち。》
幼い子どもの声が聞こえた。
「聞こえた?」
「うん。聞こえた。多分、あの路地の方から……」
「俺もそうだと思う。罠かもしれないけど、行ってみよう」
その声には悪意が感じられなかったため、信じて行くことにした。
《こっちだよ、はやく来て》
「右から聞こえたわ。」
《もう少し》
「次は左か?」
ゆっくりと声の通りに歩いて行くとそこに居たのはシルクのような銀髪と綺麗な翡翠色の瞳をもつ少女……。
「ありがとう、来てくれて。私の名前はルナ・エルフェーネ。この国の王女です」
「王女?」
「と言っても今は身分のないただの子どもですが……。」
「一体何があったの?」
「私のお父様とお母様は、長年続いたエルフ国の掟を壊そうとしていました。国民もそれを心待ちにしていました。そんな時にやってきたのがその仮面を被った男です。その男にお父様とお母様は捕えられ、今じゃ生きてるか死んでるかも分からない…。家臣のものもみな操られていたようで、お母様が私を逃がしてくれたんです。そしてこの裏通りに住む叔父のところで生活をしてまいりました。国民達はこのことを知らず、今も続くあの忌まわしい掟に縛られ、旅人に触れ合うことすら出来ない……」
(街にいなかったんじゃなくて隠れていたのか……)
「その変な仮面の男って魔物なの?」
「…分かりません。たぶん違うと思います。ただ間違いなくエルフではありません。仮面で隠してはいるようですが感じたことの無い不気味な魔力を感じました。」
「そう…一体何者なのかしら。」
「早く調べてみよう。」
「そうね。まずはガイオスさんとロードちゃんを集めて話しあいましょ。」
1時間後ー
得た情報のあらかたの説明を互いに終えたあとのこと。
「ほう……嬢ちゃんが王女さんか…」
「シエラ様と同じ髪色……人格が良い証拠ですね!」
2人はすんなりルナと打ち解けあった様子だった。
「これからどうするんですか?シエラ様」
「一応これからもう1度城に向かおうと思っている。ガイオスとロードが調べてきてくれた隠し通路から、バレないように忍び込むんだ。」
「忍び込んだあとはどうするのシエラ?」
「まずは様子を見つつ、不吉なオーラのでどこを探す。見つけてもすぐには飛び出しちゃだめだ。まずは様子見でロードと僕が行く。もし危なそうだったらタイミングを見てガイオスと美琴が助けに入ってくれないかな。」
「「わかった」」
「承知しました!」
「私も連れて行って。」
「君もくるのか?」
「お願い、多少の魔法なら私でも使える、もし邪魔になったら見捨てて構わないわ。お父様とお母様を今度は私が助けたいの!」
(まだ8歳だと言うのに…)
「わかった。でも見捨てたりはしない。もし危なくなったらロードに君を守らせる。」
「ロードちゃんは私と同じくらいの歳でしょう!?」
「大丈夫。ロードは見た目と正反対に強い。だから安心して。」
「そうなのです!ロードはとっても強いのですよ!」
「ありがとう……」
こうして魔王と勇者とその仲間たちは幼い少女、ルナを苦しめている邪悪なオーラを放つ正体を倒し、掟を作り直すために立ち上がった。
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