5 / 7
第五話 友(2)
しおりを挟む
『我が水の精霊よ。力を宿し解き放て。ウォータボール。』
今僕とレイは街から少し離れた原っぱで魔術の特訓をしている。ついこないだレイと出会い友達になったのだ。
『レイはやっぱすごいな。』
『いや、それほどでもないよ。』
レイは少し照れながら言った。僕はまだ魔力が足りないのか魔法を撃つことができない。どうやったら魔力がつくんだろう。そう思いレイに質問をしてみた。
『なんでだろうな俺もよくわからないんだ。たまたま本に書いてあることを読んだら打てたんだ。』
レイは天才なのだろうか。それとも僕が落ちこぼれなだけだろうか。僕にはよくわからない。そう考えていると、ふと思った。
クルスさん達に聞いてみよう!
僕はレイの手を握り街の城の方へと向かった。
『おいどうした。レオン。』
『いいから早く』
城の近くまで来たとき僕は思った。クルスさん達って騎士団だから忙しいのではと。やっぱり引き返そう。そう思いレイに『ごめん。やっぱなんでもない。』と言い戻ろうとすると、
『あれレオン君じゃん。』
と男の人の声が聞こえた。聞いたことある声だ。そう思い後を向くと金髪の男の人が立っていた。クルスさんだ。
『く、く、クルス様!?』
僕が『クルスさん』と言う前に、レイがとても驚いた様子で言った。
『あれ?レオン君の友達かな?』
『え、えっと、えっ、えっと。』
レイはとてもテンパっている。
『はい!友達です。レイって子です。』
『友達なのか!よろしくねレイ君。それより、その表情を見るに僕になんか用かい?』
『忙しいかもしれませんが、魔力を増やす方法を教えてください』
僕はクルスさんに質問をした。クルスさんは頭を少し上げ何か考えてるようにしている。
すると突然レイに小さな声で質問された。
『おい、レオン。クルス様とし、し、知り合いなのか?』
『うん、知り合いだし恩人だよ。』
クルスさんは恩人だ。僕を。いや僕とお母さんをあの地獄から救ってくれた恩人だ。
『おい、まじかよ。クルス様とクルス様といつも一緒にいるベリー様を知らない人はこの街に誰一人としていないぞ。それと知り合いだなんて。』
『そんなにすごい人なの!?』
すごい人とは知っていたけど、この街にクルスさん達を知らない人がいないくらいすごいとは知らなかった。
『クルス様とベリー様はな、魔王討伐軍に何度も入ってるのはもちろんのこと、あの神話級魔物【獣龍】からこの街を救ってくれた方だぞ!』
『神話級魔物?』
『この世にいるどの魔物よりも強く魔王も超えるほどの強さを持ってる魔物さ。クルス様達も倒してはないがこの街に来ないよう引き止めてくれたんだ。』
『すごい。そんなすごい人だったなんて。』
僕ははじめてクルスさんのことを知った。そうこうレイと話しているとクルスさんが僕達に話しかけてきた。
『2人とも僕の話あんまりしないでよ。照れちゃうじゃん。それで魔力を増やす方法だが俺と特訓するか?』
『え?』
僕とレイは声を揃えていった。
『いいんですか!?』
レイが大きな声で言った。クルスさんは少しにやけて『あぁ』と言った。
『ありがとうございます!!!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[マルセイユの城内]
『きたか。ベリー。』
『クール様ただいまやってきた』
『お前はいつまで経っても敬語が使えないんだな。』
『す、す、すまん』
城内ではベリー=マナセイトとクール=マルセイユが魔王討伐に向けて話し合っていた。
『今回の魔王討伐の話しだが。少しおかしくないか?』
『え?どこがおかしいのですか?クール様。』
『5人なんだ。』
『5人がどうかしまし、あっ』
『気づいたか。デトロイドの最大戦力である『ミリム=レッド』を出していない。さらに5人中マルセイユだけ2人出されている。』
『まさか。』
『今回の魔王討伐メンバーを決めたのはたしかデトロイドだった。考えたくはないが。俺らが魔王討伐に行ってるときーーーーーーーーーーーーーー。』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ここでやるぞ。』
僕とレイは城の近くにある訓練所につれてこられた。ここでクルスさんに修行させてもらえることになった。
学院に入学するまでに絶対強くなってみせる。そう思い特訓を始めた。
『まずお前ら2人の実力を見せてもらう。』
クルスさんは教師になりきっていた。最初は僕の番だ。でも僕は魔法が撃てない。なにをすればいいんだ。
『我が水の精霊よ。力を宿し解き放て。ウォータボール!』
なにも出なかった。手を前に出してやったがなにも出なかった。
『出ないのか。じゃあ次レイ。』
レイは堂々と前にでた。
『はい!クルス様』
『クルスさんでいいぞ』
『わかりました。クルスさん。』
そしてレイは僕と同じ詠唱をした。
『我が水の精霊よ。力を宿し解き放て。ウォータボール!』
するとレイの手から丸い水が出てきた。やはりレイはすごい。本当に天才なのかもしれない。クルスさんはそれを見てとても驚いていた。
『すごいな。この歳で魔法が撃てるなんて。』
『ありがとうございます。』
やはりレイは天才だったのか。しかし、僕は撃てなかった。でもこれから頑張って撃てるようになればいいと思った。
『レオン君。多分だが君の適正は水じゃないと思うんだよ。』
『水じゃない?水以外になんか魔法があるんですか?』
僕は水魔法しかないと思っていた。こないだのクルスさんも水魔法でなんかやって風を起こしているのかと思ってた。
『そうだよ。あれレイ君も知らなかったのかい?』
『はい』
レイもどうやら知らなかったらしい。水以外もあるのかという目でクルスさんを見ていた。
『魔法には主に3つの属性があってね。【火魔法】【水魔法】【風魔法】があるんだ。
それ以外には【土魔法】や【熱魔法】など色々あるけどこういう魔法は3つの属性の応用みたいな感じだ。
ちなみに例外もあって【闇魔法】というものも存在するんだ。闇魔法は【空間魔法】【転移魔法】【時空魔法】このように3つの属性の応用じゃない魔法で普通の人では持てないほどの魔力量を必要とする魔法のことをいうんだ。 そして、人には適正というものがあって火か水か風か、この3つがある。だから多分レオン君は適正が水じゃないと思うよ。普通の人でもあの詠唱をしたら少し水がでたり、水滴ができたりするんだけど、それがなかったからレオン君は違うと思うよ。後ちなみに俺は風が適正だよ』
そういうことだったのか。だから僕は水魔法が撃てなかったのか。それにしてもこんなに魔法の種類があるなんて知らなかった。レイも、知らなかったっていう顔をして聞いていた。
『よし。それじゃあ特訓を始めようか。』
今僕とレイは街から少し離れた原っぱで魔術の特訓をしている。ついこないだレイと出会い友達になったのだ。
『レイはやっぱすごいな。』
『いや、それほどでもないよ。』
レイは少し照れながら言った。僕はまだ魔力が足りないのか魔法を撃つことができない。どうやったら魔力がつくんだろう。そう思いレイに質問をしてみた。
『なんでだろうな俺もよくわからないんだ。たまたま本に書いてあることを読んだら打てたんだ。』
レイは天才なのだろうか。それとも僕が落ちこぼれなだけだろうか。僕にはよくわからない。そう考えていると、ふと思った。
クルスさん達に聞いてみよう!
僕はレイの手を握り街の城の方へと向かった。
『おいどうした。レオン。』
『いいから早く』
城の近くまで来たとき僕は思った。クルスさん達って騎士団だから忙しいのではと。やっぱり引き返そう。そう思いレイに『ごめん。やっぱなんでもない。』と言い戻ろうとすると、
『あれレオン君じゃん。』
と男の人の声が聞こえた。聞いたことある声だ。そう思い後を向くと金髪の男の人が立っていた。クルスさんだ。
『く、く、クルス様!?』
僕が『クルスさん』と言う前に、レイがとても驚いた様子で言った。
『あれ?レオン君の友達かな?』
『え、えっと、えっ、えっと。』
レイはとてもテンパっている。
『はい!友達です。レイって子です。』
『友達なのか!よろしくねレイ君。それより、その表情を見るに僕になんか用かい?』
『忙しいかもしれませんが、魔力を増やす方法を教えてください』
僕はクルスさんに質問をした。クルスさんは頭を少し上げ何か考えてるようにしている。
すると突然レイに小さな声で質問された。
『おい、レオン。クルス様とし、し、知り合いなのか?』
『うん、知り合いだし恩人だよ。』
クルスさんは恩人だ。僕を。いや僕とお母さんをあの地獄から救ってくれた恩人だ。
『おい、まじかよ。クルス様とクルス様といつも一緒にいるベリー様を知らない人はこの街に誰一人としていないぞ。それと知り合いだなんて。』
『そんなにすごい人なの!?』
すごい人とは知っていたけど、この街にクルスさん達を知らない人がいないくらいすごいとは知らなかった。
『クルス様とベリー様はな、魔王討伐軍に何度も入ってるのはもちろんのこと、あの神話級魔物【獣龍】からこの街を救ってくれた方だぞ!』
『神話級魔物?』
『この世にいるどの魔物よりも強く魔王も超えるほどの強さを持ってる魔物さ。クルス様達も倒してはないがこの街に来ないよう引き止めてくれたんだ。』
『すごい。そんなすごい人だったなんて。』
僕ははじめてクルスさんのことを知った。そうこうレイと話しているとクルスさんが僕達に話しかけてきた。
『2人とも僕の話あんまりしないでよ。照れちゃうじゃん。それで魔力を増やす方法だが俺と特訓するか?』
『え?』
僕とレイは声を揃えていった。
『いいんですか!?』
レイが大きな声で言った。クルスさんは少しにやけて『あぁ』と言った。
『ありがとうございます!!!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[マルセイユの城内]
『きたか。ベリー。』
『クール様ただいまやってきた』
『お前はいつまで経っても敬語が使えないんだな。』
『す、す、すまん』
城内ではベリー=マナセイトとクール=マルセイユが魔王討伐に向けて話し合っていた。
『今回の魔王討伐の話しだが。少しおかしくないか?』
『え?どこがおかしいのですか?クール様。』
『5人なんだ。』
『5人がどうかしまし、あっ』
『気づいたか。デトロイドの最大戦力である『ミリム=レッド』を出していない。さらに5人中マルセイユだけ2人出されている。』
『まさか。』
『今回の魔王討伐メンバーを決めたのはたしかデトロイドだった。考えたくはないが。俺らが魔王討伐に行ってるときーーーーーーーーーーーーーー。』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ここでやるぞ。』
僕とレイは城の近くにある訓練所につれてこられた。ここでクルスさんに修行させてもらえることになった。
学院に入学するまでに絶対強くなってみせる。そう思い特訓を始めた。
『まずお前ら2人の実力を見せてもらう。』
クルスさんは教師になりきっていた。最初は僕の番だ。でも僕は魔法が撃てない。なにをすればいいんだ。
『我が水の精霊よ。力を宿し解き放て。ウォータボール!』
なにも出なかった。手を前に出してやったがなにも出なかった。
『出ないのか。じゃあ次レイ。』
レイは堂々と前にでた。
『はい!クルス様』
『クルスさんでいいぞ』
『わかりました。クルスさん。』
そしてレイは僕と同じ詠唱をした。
『我が水の精霊よ。力を宿し解き放て。ウォータボール!』
するとレイの手から丸い水が出てきた。やはりレイはすごい。本当に天才なのかもしれない。クルスさんはそれを見てとても驚いていた。
『すごいな。この歳で魔法が撃てるなんて。』
『ありがとうございます。』
やはりレイは天才だったのか。しかし、僕は撃てなかった。でもこれから頑張って撃てるようになればいいと思った。
『レオン君。多分だが君の適正は水じゃないと思うんだよ。』
『水じゃない?水以外になんか魔法があるんですか?』
僕は水魔法しかないと思っていた。こないだのクルスさんも水魔法でなんかやって風を起こしているのかと思ってた。
『そうだよ。あれレイ君も知らなかったのかい?』
『はい』
レイもどうやら知らなかったらしい。水以外もあるのかという目でクルスさんを見ていた。
『魔法には主に3つの属性があってね。【火魔法】【水魔法】【風魔法】があるんだ。
それ以外には【土魔法】や【熱魔法】など色々あるけどこういう魔法は3つの属性の応用みたいな感じだ。
ちなみに例外もあって【闇魔法】というものも存在するんだ。闇魔法は【空間魔法】【転移魔法】【時空魔法】このように3つの属性の応用じゃない魔法で普通の人では持てないほどの魔力量を必要とする魔法のことをいうんだ。 そして、人には適正というものがあって火か水か風か、この3つがある。だから多分レオン君は適正が水じゃないと思うよ。普通の人でもあの詠唱をしたら少し水がでたり、水滴ができたりするんだけど、それがなかったからレオン君は違うと思うよ。後ちなみに俺は風が適正だよ』
そういうことだったのか。だから僕は水魔法が撃てなかったのか。それにしてもこんなに魔法の種類があるなんて知らなかった。レイも、知らなかったっていう顔をして聞いていた。
『よし。それじゃあ特訓を始めようか。』
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
薬師だからってポイ捨てされました~異世界の薬師なめんなよ。神様の弟子は無双する~
黄色いひよこ
ファンタジー
薬師のロベルト・シルベスタは偉大な師匠(神様)の教えを終えて自領に戻ろうとした所、異世界勇者召喚に巻き込まれて、周りにいた数人の男女と共に、何処とも知れない世界に落とされた。
─── からの~数年後 ────
俺が此処に来て幾日が過ぎただろう。
ここは俺が生まれ育った場所とは全く違う、環境が全然違った世界だった。
「ロブ、申し訳無いがお前、明日から来なくていいから。急な事で済まねえが、俺もちっせえパーティーの長だ。より良きパーティーの運営の為、泣く泣くお前を切らなきゃならなくなった。ただ、俺も薄情な奴じゃねぇつもりだ。今日までの給料に、迷惑料としてちと上乗せして払っておくから、穏便に頼む。断れば上乗せは無しでクビにする」
そう言われて俺に何が言えよう、これで何回目か?
まぁ、薬師の扱いなどこんなものかもな。
この世界の薬師は、ただポーションを造るだけの職業。
多岐に亘った薬を作るが、僧侶とは違い瞬時に体を癒す事は出来ない。
普通は……。
異世界勇者巻き込まれ召喚から数年、ロベルトはこの異世界で逞しく生きていた。
勇者?そんな物ロベルトには関係無い。
魔王が居ようが居まいが、世界は変わらず巡っている。
とんでもなく普通じゃないお師匠様に薬師の業を仕込まれた弟子ロベルトの、危難、災難、巻き込まれ痛快世直し異世界道中。
はてさて一体どうなるの?
と、言う話。ここに開幕!
● ロベルトの独り言の多い作品です。ご了承お願いします。
● 世界観はひよこの想像力全開の世界です。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!
にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。
そう、ノエールは転生者だったのだ。
そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる