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第五話 友(2)
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『我が水の精霊よ。力を宿し解き放て。ウォータボール。』
今僕とレイは街から少し離れた原っぱで魔術の特訓をしている。ついこないだレイと出会い友達になったのだ。
『レイはやっぱすごいな。』
『いや、それほどでもないよ。』
レイは少し照れながら言った。僕はまだ魔力が足りないのか魔法を撃つことができない。どうやったら魔力がつくんだろう。そう思いレイに質問をしてみた。
『なんでだろうな俺もよくわからないんだ。たまたま本に書いてあることを読んだら打てたんだ。』
レイは天才なのだろうか。それとも僕が落ちこぼれなだけだろうか。僕にはよくわからない。そう考えていると、ふと思った。
クルスさん達に聞いてみよう!
僕はレイの手を握り街の城の方へと向かった。
『おいどうした。レオン。』
『いいから早く』
城の近くまで来たとき僕は思った。クルスさん達って騎士団だから忙しいのではと。やっぱり引き返そう。そう思いレイに『ごめん。やっぱなんでもない。』と言い戻ろうとすると、
『あれレオン君じゃん。』
と男の人の声が聞こえた。聞いたことある声だ。そう思い後を向くと金髪の男の人が立っていた。クルスさんだ。
『く、く、クルス様!?』
僕が『クルスさん』と言う前に、レイがとても驚いた様子で言った。
『あれ?レオン君の友達かな?』
『え、えっと、えっ、えっと。』
レイはとてもテンパっている。
『はい!友達です。レイって子です。』
『友達なのか!よろしくねレイ君。それより、その表情を見るに僕になんか用かい?』
『忙しいかもしれませんが、魔力を増やす方法を教えてください』
僕はクルスさんに質問をした。クルスさんは頭を少し上げ何か考えてるようにしている。
すると突然レイに小さな声で質問された。
『おい、レオン。クルス様とし、し、知り合いなのか?』
『うん、知り合いだし恩人だよ。』
クルスさんは恩人だ。僕を。いや僕とお母さんをあの地獄から救ってくれた恩人だ。
『おい、まじかよ。クルス様とクルス様といつも一緒にいるベリー様を知らない人はこの街に誰一人としていないぞ。それと知り合いだなんて。』
『そんなにすごい人なの!?』
すごい人とは知っていたけど、この街にクルスさん達を知らない人がいないくらいすごいとは知らなかった。
『クルス様とベリー様はな、魔王討伐軍に何度も入ってるのはもちろんのこと、あの神話級魔物【獣龍】からこの街を救ってくれた方だぞ!』
『神話級魔物?』
『この世にいるどの魔物よりも強く魔王も超えるほどの強さを持ってる魔物さ。クルス様達も倒してはないがこの街に来ないよう引き止めてくれたんだ。』
『すごい。そんなすごい人だったなんて。』
僕ははじめてクルスさんのことを知った。そうこうレイと話しているとクルスさんが僕達に話しかけてきた。
『2人とも僕の話あんまりしないでよ。照れちゃうじゃん。それで魔力を増やす方法だが俺と特訓するか?』
『え?』
僕とレイは声を揃えていった。
『いいんですか!?』
レイが大きな声で言った。クルスさんは少しにやけて『あぁ』と言った。
『ありがとうございます!!!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[マルセイユの城内]
『きたか。ベリー。』
『クール様ただいまやってきた』
『お前はいつまで経っても敬語が使えないんだな。』
『す、す、すまん』
城内ではベリー=マナセイトとクール=マルセイユが魔王討伐に向けて話し合っていた。
『今回の魔王討伐の話しだが。少しおかしくないか?』
『え?どこがおかしいのですか?クール様。』
『5人なんだ。』
『5人がどうかしまし、あっ』
『気づいたか。デトロイドの最大戦力である『ミリム=レッド』を出していない。さらに5人中マルセイユだけ2人出されている。』
『まさか。』
『今回の魔王討伐メンバーを決めたのはたしかデトロイドだった。考えたくはないが。俺らが魔王討伐に行ってるときーーーーーーーーーーーーーー。』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ここでやるぞ。』
僕とレイは城の近くにある訓練所につれてこられた。ここでクルスさんに修行させてもらえることになった。
学院に入学するまでに絶対強くなってみせる。そう思い特訓を始めた。
『まずお前ら2人の実力を見せてもらう。』
クルスさんは教師になりきっていた。最初は僕の番だ。でも僕は魔法が撃てない。なにをすればいいんだ。
『我が水の精霊よ。力を宿し解き放て。ウォータボール!』
なにも出なかった。手を前に出してやったがなにも出なかった。
『出ないのか。じゃあ次レイ。』
レイは堂々と前にでた。
『はい!クルス様』
『クルスさんでいいぞ』
『わかりました。クルスさん。』
そしてレイは僕と同じ詠唱をした。
『我が水の精霊よ。力を宿し解き放て。ウォータボール!』
するとレイの手から丸い水が出てきた。やはりレイはすごい。本当に天才なのかもしれない。クルスさんはそれを見てとても驚いていた。
『すごいな。この歳で魔法が撃てるなんて。』
『ありがとうございます。』
やはりレイは天才だったのか。しかし、僕は撃てなかった。でもこれから頑張って撃てるようになればいいと思った。
『レオン君。多分だが君の適正は水じゃないと思うんだよ。』
『水じゃない?水以外になんか魔法があるんですか?』
僕は水魔法しかないと思っていた。こないだのクルスさんも水魔法でなんかやって風を起こしているのかと思ってた。
『そうだよ。あれレイ君も知らなかったのかい?』
『はい』
レイもどうやら知らなかったらしい。水以外もあるのかという目でクルスさんを見ていた。
『魔法には主に3つの属性があってね。【火魔法】【水魔法】【風魔法】があるんだ。
それ以外には【土魔法】や【熱魔法】など色々あるけどこういう魔法は3つの属性の応用みたいな感じだ。
ちなみに例外もあって【闇魔法】というものも存在するんだ。闇魔法は【空間魔法】【転移魔法】【時空魔法】このように3つの属性の応用じゃない魔法で普通の人では持てないほどの魔力量を必要とする魔法のことをいうんだ。 そして、人には適正というものがあって火か水か風か、この3つがある。だから多分レオン君は適正が水じゃないと思うよ。普通の人でもあの詠唱をしたら少し水がでたり、水滴ができたりするんだけど、それがなかったからレオン君は違うと思うよ。後ちなみに俺は風が適正だよ』
そういうことだったのか。だから僕は水魔法が撃てなかったのか。それにしてもこんなに魔法の種類があるなんて知らなかった。レイも、知らなかったっていう顔をして聞いていた。
『よし。それじゃあ特訓を始めようか。』
今僕とレイは街から少し離れた原っぱで魔術の特訓をしている。ついこないだレイと出会い友達になったのだ。
『レイはやっぱすごいな。』
『いや、それほどでもないよ。』
レイは少し照れながら言った。僕はまだ魔力が足りないのか魔法を撃つことができない。どうやったら魔力がつくんだろう。そう思いレイに質問をしてみた。
『なんでだろうな俺もよくわからないんだ。たまたま本に書いてあることを読んだら打てたんだ。』
レイは天才なのだろうか。それとも僕が落ちこぼれなだけだろうか。僕にはよくわからない。そう考えていると、ふと思った。
クルスさん達に聞いてみよう!
僕はレイの手を握り街の城の方へと向かった。
『おいどうした。レオン。』
『いいから早く』
城の近くまで来たとき僕は思った。クルスさん達って騎士団だから忙しいのではと。やっぱり引き返そう。そう思いレイに『ごめん。やっぱなんでもない。』と言い戻ろうとすると、
『あれレオン君じゃん。』
と男の人の声が聞こえた。聞いたことある声だ。そう思い後を向くと金髪の男の人が立っていた。クルスさんだ。
『く、く、クルス様!?』
僕が『クルスさん』と言う前に、レイがとても驚いた様子で言った。
『あれ?レオン君の友達かな?』
『え、えっと、えっ、えっと。』
レイはとてもテンパっている。
『はい!友達です。レイって子です。』
『友達なのか!よろしくねレイ君。それより、その表情を見るに僕になんか用かい?』
『忙しいかもしれませんが、魔力を増やす方法を教えてください』
僕はクルスさんに質問をした。クルスさんは頭を少し上げ何か考えてるようにしている。
すると突然レイに小さな声で質問された。
『おい、レオン。クルス様とし、し、知り合いなのか?』
『うん、知り合いだし恩人だよ。』
クルスさんは恩人だ。僕を。いや僕とお母さんをあの地獄から救ってくれた恩人だ。
『おい、まじかよ。クルス様とクルス様といつも一緒にいるベリー様を知らない人はこの街に誰一人としていないぞ。それと知り合いだなんて。』
『そんなにすごい人なの!?』
すごい人とは知っていたけど、この街にクルスさん達を知らない人がいないくらいすごいとは知らなかった。
『クルス様とベリー様はな、魔王討伐軍に何度も入ってるのはもちろんのこと、あの神話級魔物【獣龍】からこの街を救ってくれた方だぞ!』
『神話級魔物?』
『この世にいるどの魔物よりも強く魔王も超えるほどの強さを持ってる魔物さ。クルス様達も倒してはないがこの街に来ないよう引き止めてくれたんだ。』
『すごい。そんなすごい人だったなんて。』
僕ははじめてクルスさんのことを知った。そうこうレイと話しているとクルスさんが僕達に話しかけてきた。
『2人とも僕の話あんまりしないでよ。照れちゃうじゃん。それで魔力を増やす方法だが俺と特訓するか?』
『え?』
僕とレイは声を揃えていった。
『いいんですか!?』
レイが大きな声で言った。クルスさんは少しにやけて『あぁ』と言った。
『ありがとうございます!!!』
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[マルセイユの城内]
『きたか。ベリー。』
『クール様ただいまやってきた』
『お前はいつまで経っても敬語が使えないんだな。』
『す、す、すまん』
城内ではベリー=マナセイトとクール=マルセイユが魔王討伐に向けて話し合っていた。
『今回の魔王討伐の話しだが。少しおかしくないか?』
『え?どこがおかしいのですか?クール様。』
『5人なんだ。』
『5人がどうかしまし、あっ』
『気づいたか。デトロイドの最大戦力である『ミリム=レッド』を出していない。さらに5人中マルセイユだけ2人出されている。』
『まさか。』
『今回の魔王討伐メンバーを決めたのはたしかデトロイドだった。考えたくはないが。俺らが魔王討伐に行ってるときーーーーーーーーーーーーーー。』
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『ここでやるぞ。』
僕とレイは城の近くにある訓練所につれてこられた。ここでクルスさんに修行させてもらえることになった。
学院に入学するまでに絶対強くなってみせる。そう思い特訓を始めた。
『まずお前ら2人の実力を見せてもらう。』
クルスさんは教師になりきっていた。最初は僕の番だ。でも僕は魔法が撃てない。なにをすればいいんだ。
『我が水の精霊よ。力を宿し解き放て。ウォータボール!』
なにも出なかった。手を前に出してやったがなにも出なかった。
『出ないのか。じゃあ次レイ。』
レイは堂々と前にでた。
『はい!クルス様』
『クルスさんでいいぞ』
『わかりました。クルスさん。』
そしてレイは僕と同じ詠唱をした。
『我が水の精霊よ。力を宿し解き放て。ウォータボール!』
するとレイの手から丸い水が出てきた。やはりレイはすごい。本当に天才なのかもしれない。クルスさんはそれを見てとても驚いていた。
『すごいな。この歳で魔法が撃てるなんて。』
『ありがとうございます。』
やはりレイは天才だったのか。しかし、僕は撃てなかった。でもこれから頑張って撃てるようになればいいと思った。
『レオン君。多分だが君の適正は水じゃないと思うんだよ。』
『水じゃない?水以外になんか魔法があるんですか?』
僕は水魔法しかないと思っていた。こないだのクルスさんも水魔法でなんかやって風を起こしているのかと思ってた。
『そうだよ。あれレイ君も知らなかったのかい?』
『はい』
レイもどうやら知らなかったらしい。水以外もあるのかという目でクルスさんを見ていた。
『魔法には主に3つの属性があってね。【火魔法】【水魔法】【風魔法】があるんだ。
それ以外には【土魔法】や【熱魔法】など色々あるけどこういう魔法は3つの属性の応用みたいな感じだ。
ちなみに例外もあって【闇魔法】というものも存在するんだ。闇魔法は【空間魔法】【転移魔法】【時空魔法】このように3つの属性の応用じゃない魔法で普通の人では持てないほどの魔力量を必要とする魔法のことをいうんだ。 そして、人には適正というものがあって火か水か風か、この3つがある。だから多分レオン君は適正が水じゃないと思うよ。普通の人でもあの詠唱をしたら少し水がでたり、水滴ができたりするんだけど、それがなかったからレオン君は違うと思うよ。後ちなみに俺は風が適正だよ』
そういうことだったのか。だから僕は水魔法が撃てなかったのか。それにしてもこんなに魔法の種類があるなんて知らなかった。レイも、知らなかったっていう顔をして聞いていた。
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