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田中について
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初めてできた仲間の田中。
彼女はどういう子なんだろう。
外見はメガネをかけた地味風な女の子。
友達はいないという成績優秀の子。
田中「きみはどうして探偵に?」
「わからない。ぼくのところにいきなり現れたんだ。どうしてぼくのところに現れたのか、ぼくにもわからない。」
田中「そっか。でも今まで味わったこと無い仲間って言う響きだゎ。」
田中もちょっと変わってそうな不思議な子だな。
ぼくも変わってるのかな。
まぁいい。このままで今はいいんだ。
ミルク「仲間がいるっていいもんだろ?」
イチゴ「そうよね、みんな全然知らない人が集まって仲間になるんだもの。」
そうだ。少しずつでいい。
少しずつみんなのことを知っていけばいいんだ。
焦る必要なんてこれっぽっちもないんだ。
田中「私の家庭めちゃくちゃなの。パパは偉い人なんだけど、ママはいないの。勉強できればいいって言うの。お兄ちゃんいるけど引きこもりで。」
「そっか。」
ぼくには気の利いた事など言えない。
「教えてくれてありがとう。」
田中「うん。」
やっぱり悲しそうな寂しそうな顔をしている。
ミルク「べつにいいだろ、みんなそれぞれ。」
ミルクが珍しく素っ気ない態度をみせた。
そういえば、ミルクもイチゴも自分の事を話そうとしないな。
どうしてなんだろうか。
気になり始めていた。
彼女はどういう子なんだろう。
外見はメガネをかけた地味風な女の子。
友達はいないという成績優秀の子。
田中「きみはどうして探偵に?」
「わからない。ぼくのところにいきなり現れたんだ。どうしてぼくのところに現れたのか、ぼくにもわからない。」
田中「そっか。でも今まで味わったこと無い仲間って言う響きだゎ。」
田中もちょっと変わってそうな不思議な子だな。
ぼくも変わってるのかな。
まぁいい。このままで今はいいんだ。
ミルク「仲間がいるっていいもんだろ?」
イチゴ「そうよね、みんな全然知らない人が集まって仲間になるんだもの。」
そうだ。少しずつでいい。
少しずつみんなのことを知っていけばいいんだ。
焦る必要なんてこれっぽっちもないんだ。
田中「私の家庭めちゃくちゃなの。パパは偉い人なんだけど、ママはいないの。勉強できればいいって言うの。お兄ちゃんいるけど引きこもりで。」
「そっか。」
ぼくには気の利いた事など言えない。
「教えてくれてありがとう。」
田中「うん。」
やっぱり悲しそうな寂しそうな顔をしている。
ミルク「べつにいいだろ、みんなそれぞれ。」
ミルクが珍しく素っ気ない態度をみせた。
そういえば、ミルクもイチゴも自分の事を話そうとしないな。
どうしてなんだろうか。
気になり始めていた。
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