19 / 40
18
しおりを挟む
そんこんなで、ウィルたちに運んでもらった私とリーゼは、絶賛森の中を散策中です。
他のみんなは?って?
別行動中ですよー。
こういうのは、効率よく動いていきたいので!
いやいや、女子2人じゃ危ないだろって?
そんなことはありませんよ。
なんて言ったって私には、
ドスン。
「リアー!昼ごはんは熊鍋にしましょー!」
頼もしいリーゼがついていますので!
熊を片手に満面の笑みの美女…
うん、シュールだ。
リーゼの国、ファーナジナ帝国は軍事帝国である。
性別に関わらず、幼い頃に軍事訓練を受けさせられる。
皇族であるリーゼも例外ではなく…
というか、なんならここ数年も訓練に参加してたとか言ってたなー。
リーゼは体術を駆使して戦う。
その技術は並の騎士では全く歯が立たず、
さっきの熊も綺麗な1本背負い投げで仕留めていた。
さすが私の親友!かっこいい!
とまあ、こんな感じで私たちの安全は保証されたようなものである。
そもそも、私がリーゼを危険な目に合わせるなんてありえないんだけどね。
「わたくし川の方へ行って、熊を捌いてまいりますわー!」
皇女の言葉とは思えない…
「じゃあ私は、野営地の準備をしておきますね」
2人とも、驚くほど森の中での生活に順応しているのであった。
まあ、初めてというわけでもないですからねー。
一方その頃、
マシュー視点
これ全部、僕1人で回るのか。
効率よく行かなければならないな。
…よし。
大体の方針は立てた、後は実行するのみ。
それにしても、相変わらずリアの能力には驚かされるな。
開始直後のあの一瞬で、試験場内全てを探知、
隠されているはずの問題ブースを全て見つけ出すのだから。
しかも、水源・植物・魔物・地形…ありとあらゆる情報を収集して、
最も適した生活拠点まで割り出すとか…
おそらく、僕らの中で1番規格外なのはリアだろう。
本人にその自覚はないと思うが。
と、そんなことを考えていてもしょうがない。
僕は僕に出来ることをするだけだ。
レオ視点
んー。どうしようかなー?
とりあえず、午前中は情報集めかなー?
わかったらラッキー!ぐらいの気持ちでー。
俺の担当の場合、焦っても仕方ないからねー。
まあー、いくつかプランは考えておくとしてー。
それじゃあー!レッツ隠密!
そういえば、ウィルのあれ絶対わざとだよねー。
いくらリアちゃんが深窓の令嬢扱いされているとしても、
試験でお姫様抱っこはないでしょー。
実際、リアちゃんよりもか弱い他の令嬢たちは、ちゃんと歩いているわけだしー。
というか、リアちゃんはウィルに丸め込まれすぎー!
回想
「普通の令嬢は森なんか歩かないよ」
「そうなの?」
いや絶対違うからー!
思わず心の中で突っ込んだねー。
いつもなら絶対おかしいって気付くはずなのに、なんでウィル相手だとああなるのかなー?
まあ、俺もウィル相手じゃ口喧嘩で勝てる気がしないけどー。
しかも、先生たちの前であんなに堂々とイチャつくとか…
俺たちいい目で見られなくない?
って、思ってたんだけどさー。
そこはまあ、さすがのお二人さんってことで、
まるで名画のような一場面に、その場の全員が見惚れてたわー。
まあ俺たちは呆れてたけどー。
これもウィルの計画通りかはわからないけど、
あの場にいた先生たちの心はバッチリ掴んだねー。
さすがだわー。
って、おっ?早速見つけたー。
それじゃあ俺もお仕事するとするかー。
ルト視点
さて、俺らの担当は少し面倒なんだが…
まあ、引き受けたものはしょうがない。
ぼちぼち攻略していくか。
リーゼは…心配するようなことはないか。
武力であいつに勝てる奴なんて、ほぼいないだろうし。
他のことに関しては…かなり心配だが、
リーゼの側にはリアが付いているしな。
ウィルもそうだが、正直彼女も敵に回したくない存在だ。
さっきも探知の片手間、さりげなくリーゼが勝てるよう誘導していた。
本人は気づいてないだろうが。
それに、カードの…まで、
とにかく普通にすごい。
俺もやれと言われて出来ないことはないが、
あそこまで自然には無理だろう。
なんとまあ、すごい奴らを友人に持ったものだと思いながら、
ルトの身体は光に包まれていく。
さあ、俺も仕事するとするか。
ウィル視点
ルトが仮想ダンジョンの中に入ったな。
そろそろ俺も入るとするか。
それにしても、
フッ。
相変わらず、シアはチョロいな。
軽く脅しただけで、すぐ俺の言うことをきく。
回想
「普通の令嬢は森を歩かないんだよ」
訳:てことで、抱く
「そうなの?」
訳:嫌に決まってるでしょうが!
「シアが怪我をしないか心配なんだ」
訳:またこの前の痕つけるぞ
「わかったわ」
訳:それだけはやめてー!ハンナにまた怒られるー!
以上が本当の会話であった。
あー。早くシアのところへ戻りたい。
さっさと終わらそ。
ウィルも光に包まれていくのであった。
他のみんなは?って?
別行動中ですよー。
こういうのは、効率よく動いていきたいので!
いやいや、女子2人じゃ危ないだろって?
そんなことはありませんよ。
なんて言ったって私には、
ドスン。
「リアー!昼ごはんは熊鍋にしましょー!」
頼もしいリーゼがついていますので!
熊を片手に満面の笑みの美女…
うん、シュールだ。
リーゼの国、ファーナジナ帝国は軍事帝国である。
性別に関わらず、幼い頃に軍事訓練を受けさせられる。
皇族であるリーゼも例外ではなく…
というか、なんならここ数年も訓練に参加してたとか言ってたなー。
リーゼは体術を駆使して戦う。
その技術は並の騎士では全く歯が立たず、
さっきの熊も綺麗な1本背負い投げで仕留めていた。
さすが私の親友!かっこいい!
とまあ、こんな感じで私たちの安全は保証されたようなものである。
そもそも、私がリーゼを危険な目に合わせるなんてありえないんだけどね。
「わたくし川の方へ行って、熊を捌いてまいりますわー!」
皇女の言葉とは思えない…
「じゃあ私は、野営地の準備をしておきますね」
2人とも、驚くほど森の中での生活に順応しているのであった。
まあ、初めてというわけでもないですからねー。
一方その頃、
マシュー視点
これ全部、僕1人で回るのか。
効率よく行かなければならないな。
…よし。
大体の方針は立てた、後は実行するのみ。
それにしても、相変わらずリアの能力には驚かされるな。
開始直後のあの一瞬で、試験場内全てを探知、
隠されているはずの問題ブースを全て見つけ出すのだから。
しかも、水源・植物・魔物・地形…ありとあらゆる情報を収集して、
最も適した生活拠点まで割り出すとか…
おそらく、僕らの中で1番規格外なのはリアだろう。
本人にその自覚はないと思うが。
と、そんなことを考えていてもしょうがない。
僕は僕に出来ることをするだけだ。
レオ視点
んー。どうしようかなー?
とりあえず、午前中は情報集めかなー?
わかったらラッキー!ぐらいの気持ちでー。
俺の担当の場合、焦っても仕方ないからねー。
まあー、いくつかプランは考えておくとしてー。
それじゃあー!レッツ隠密!
そういえば、ウィルのあれ絶対わざとだよねー。
いくらリアちゃんが深窓の令嬢扱いされているとしても、
試験でお姫様抱っこはないでしょー。
実際、リアちゃんよりもか弱い他の令嬢たちは、ちゃんと歩いているわけだしー。
というか、リアちゃんはウィルに丸め込まれすぎー!
回想
「普通の令嬢は森なんか歩かないよ」
「そうなの?」
いや絶対違うからー!
思わず心の中で突っ込んだねー。
いつもなら絶対おかしいって気付くはずなのに、なんでウィル相手だとああなるのかなー?
まあ、俺もウィル相手じゃ口喧嘩で勝てる気がしないけどー。
しかも、先生たちの前であんなに堂々とイチャつくとか…
俺たちいい目で見られなくない?
って、思ってたんだけどさー。
そこはまあ、さすがのお二人さんってことで、
まるで名画のような一場面に、その場の全員が見惚れてたわー。
まあ俺たちは呆れてたけどー。
これもウィルの計画通りかはわからないけど、
あの場にいた先生たちの心はバッチリ掴んだねー。
さすがだわー。
って、おっ?早速見つけたー。
それじゃあ俺もお仕事するとするかー。
ルト視点
さて、俺らの担当は少し面倒なんだが…
まあ、引き受けたものはしょうがない。
ぼちぼち攻略していくか。
リーゼは…心配するようなことはないか。
武力であいつに勝てる奴なんて、ほぼいないだろうし。
他のことに関しては…かなり心配だが、
リーゼの側にはリアが付いているしな。
ウィルもそうだが、正直彼女も敵に回したくない存在だ。
さっきも探知の片手間、さりげなくリーゼが勝てるよう誘導していた。
本人は気づいてないだろうが。
それに、カードの…まで、
とにかく普通にすごい。
俺もやれと言われて出来ないことはないが、
あそこまで自然には無理だろう。
なんとまあ、すごい奴らを友人に持ったものだと思いながら、
ルトの身体は光に包まれていく。
さあ、俺も仕事するとするか。
ウィル視点
ルトが仮想ダンジョンの中に入ったな。
そろそろ俺も入るとするか。
それにしても、
フッ。
相変わらず、シアはチョロいな。
軽く脅しただけで、すぐ俺の言うことをきく。
回想
「普通の令嬢は森を歩かないんだよ」
訳:てことで、抱く
「そうなの?」
訳:嫌に決まってるでしょうが!
「シアが怪我をしないか心配なんだ」
訳:またこの前の痕つけるぞ
「わかったわ」
訳:それだけはやめてー!ハンナにまた怒られるー!
以上が本当の会話であった。
あー。早くシアのところへ戻りたい。
さっさと終わらそ。
ウィルも光に包まれていくのであった。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
月蝕の令嬢 〜妹の偽りの光を暴き、夜の王に溺愛される〜 嘘つきの妹に成敗を、ざまあ
しょくぱん
恋愛
「汚らわしいその腕で、僕のセリナに触れるな!」
公爵令嬢エレナは、生まれつき「不浄の影」を持つとして家族から虐げられてきた。 実態は、妹セリナが放つ「光の魔法」が生む猛毒を、エレナが身代わりとなって吸い取っていただけ。 しかし、妹の暴走事故を自らの腕を焼いて防いだ日、エレナは「聖女である妹を呪った」と冤罪をかけられる。
婚約者である第一王子に婚約破棄され、実家を追放され、魔物が巣食う「奈落」へと突き落とされたエレナ。 死を覚悟した彼女を拾ったのは、夜の国を統べる伝説の龍神・ゼノスだった。
「これを不浄と言うのか? 私には、世界で最も美しい星の楔に見えるが」
彼に口づけで癒やされたエレナの腕からは炭化が剥がれ落ち、美しい「星の紋章」が輝きだす。 実はエレナの力こそが、世界を再生させる唯一の「浄化」だったのだ。
龍神の番(つがい)として溺愛され、美しく覚醒していくエレナ。 一方、彼女を捨てた母国では、毒の吸い取り役がいなくなったことで妹の「光」が暴走。 大地は腐り、人々は倒れ、国は滅亡の危機に瀕していく。
「今さら『戻ってきて毒を吸ってくれ』ですって? お断りです。私は夫様と幸せになりますので」
これは、虐げられた影の令嬢が真の愛を知り、偽りの光に溺れた妹と国が自滅していくのを高みの見物で眺める、大逆転の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる