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2日目
まあ今日も昨日に引き続き、みんなそれぞれの役割を果たしています。
私はというと…
「「ラーララ ラララーラー…」」
人魚と一緒に歌っています。
なぜ?って?
そりゃー
ルールブック
ポイントを得る方法その16
洞窟に住む人魚に会って一緒に歌おう。人魚が満足するだけの歌を歌えたら、人魚の真珠がもらえるよ。これはポイントにすると…
とまあ、こんな感じだ。
これもなかなかに鬼畜で、そもそも洞窟は隠されていて普通に探したら見つからない。
ある手順を踏むことで、発見できる仕様になっている。
洞窟内も巨大迷路で、入ったら最後遭難するのがオチである。
そこからさらに人魚を満足させるだけの歌声を持っていないとダメときた。
最早攻略させる気は皆無である。
まあ、私なら楽勝だけど。
そんなことを考えていると、曲が終わる。
人魚は微笑んで私に一言囁くと真珠を渡し、水の中へ戻って行った。
「リア凄いですわ!とっても綺麗な歌声でしたわ!」
「…ありがとうございます。そろそろ戻りましょうか。」
人魚は
「あなたシア?聞いていた通りとても綺麗な歌声ね」
と私に囁いた。
いったいどういう事だろう?
私が誰かの前で歌ったことなんて…
モヤモヤした気持ちを抱えながらも、
試験は順調に進んでいくのだった。
その日の夜
「すべての問題ブースは解き終わった」
とマシュー
「こっちもほとんどわかったし、下準備もオッケー」
とレオ
「俺らも仮想ダンジョンは攻略完了だ」
とルト
「そうだね。他にも取れるだけのポイントは全部取ったし。」
とウィル
「じゃあ明日はどうしますの?」
リーゼが尋ねる。
そうなのである。
思った以上に順調に進んだため、3日目の予定が丸々ないのである。
正直、これ以上ポイントを集めるにも限界が…
「それじゃあ、遺跡に行かないか?」
マシューが提案する。
確か…
ルールブック
ポイントを得る方法その20
未踏遺跡の探索。遺跡に乗り込み、中の様子をレポートにまとめよう。レポートの内容に合わせてポイントをGET。
注意:この遺跡は侵入者を拒む罠が張り巡らされています。危険なのでオススメはしません。
とまあこういう感じである。
普通ならこの注意書きを見て、誰も行こうとは思わないだろうが…
「遺跡探索楽しそうですわー!」
「時間もあるしいいんじゃないかな」
「まあ、暇つぶしにはなるだろ」
…うん、こんな反応である。
相変わらず、私の友人たちは少々ずれている。
「シアはどうかな?」
「私もそれでいいと思いますわ」
ここで止めない私も同類なことは本人のみ理解していない。
そんなこんなで遺跡に突入。
マシューの知識と私の探知で、
攻略は驚くほどスムーズである。
この光景を見たら、
今までこの遺跡を攻略しようと挑んできた探索者たちが泣くだろう。
そう、スムーズすぎるのである。
この罠…私どこかで…
思い出そうとするが、あまりにも古くモヤがかかっている。
何ともスッキリしない気持ちを抱えていると、
「ここが最深部だ」
あっさり最終地点に辿り着いたようである。
扉を開き、そこに待っていたのは…
「ここは家ですの?」
そう、机に椅子、キッチンなど
どこからどう見ても家である。
「やっぱりな。どうにも普通の遺跡にしてはおかしく…」
マシューは何やらぶつぶつ言っているが、
無視してみんなは部屋の中の探索を始める。
本当に普通に生活ができそうである。
キッチンなんて、水も出るし、コンロに火も点けれる。
冷蔵庫もちゃんと機能しているし…中身もなぜか無事である。
これって…
「みんなこれを見て」
ウィルが突然みんなを呼び集める。
「どうやら、この家の主人が書いた日記みたい。保存状態はとてもいいんだけど…言語が僕たちと異なるみたいで…」
私はちらりとその日記帳の中身を覗く。
「!?」
そこに書いてあったのは…
〇〇〇年7月5日
シアのやつがまた寝坊して来た。昨日あれほど早く起きろと言ったのに。ゼファは暇だとか言ってフラフラどこか行っちまったし。ノアはシアのやつを怒るどころか、甲斐甲斐しく世話してやがる。常識人は俺しかいないのか?ノアも一応常識人なはずなんだが…シアが絡むとな…。それよりそろそろ出発しないと本当にヤバいんだが?あいつら本当に理解してるか?
この日記の持ち主は!?
急いで表紙を見ると、ガントスと名前が書かれている。
私は泣き崩れてしまった。
「シア!どうしたの!?」
「リア!どこか痛いですの!?」
「おい、2人とも落ち着け」
「リアちゃん、ゆっくり吸ってー吐いてー…」
「レオが医者っぽいことしてる…」
頭の中は混乱していたが、
みんなの様子を見ていたら徐々に冷静になってきた。
これ、どうしよ?
日記見て突然泣き出すとか、絶対何かありました。
って言っているようなものだよね?
私が落ち着いたのを見計らって、
ウィルが尋ねる。
「シアはこの日記を見てどう思った?」
「…とても温かいな…って」
答えになってない答えだと自分でも思う。けど、
「そう…じゃあこの日記はシアが持って帰るといいよ」
「!?何言って…」
「その方がこの日記の主人も喜ぶでしょう?」
ウィルには何でもお見通しらしい。
「でも、この遺跡は学園の所有物で…」
「遺跡は最初に踏破した者が全ての権限を得る。リアがもらっても支障はない。」
遺跡マニアのマシューが言うなら、その通りなのかもしれないが…
「それにこの遺跡、多分シアが居たから通れたんだと思うよ。罠なんてほとんどなかったし。」
それは私も思っていた、未踏遺跡にしては簡単に攻略できすぎている。と。
「だから、この遺跡はシアが貰うべきだよ。他の誰でもない君が。」
みんな頷いている。
いつのまにか遺跡を貰う話にまで飛躍しているが…
「ありがとうございます。」
私は再び泣きそうなりながら微笑むのであった。
まあ今日も昨日に引き続き、みんなそれぞれの役割を果たしています。
私はというと…
「「ラーララ ラララーラー…」」
人魚と一緒に歌っています。
なぜ?って?
そりゃー
ルールブック
ポイントを得る方法その16
洞窟に住む人魚に会って一緒に歌おう。人魚が満足するだけの歌を歌えたら、人魚の真珠がもらえるよ。これはポイントにすると…
とまあ、こんな感じだ。
これもなかなかに鬼畜で、そもそも洞窟は隠されていて普通に探したら見つからない。
ある手順を踏むことで、発見できる仕様になっている。
洞窟内も巨大迷路で、入ったら最後遭難するのがオチである。
そこからさらに人魚を満足させるだけの歌声を持っていないとダメときた。
最早攻略させる気は皆無である。
まあ、私なら楽勝だけど。
そんなことを考えていると、曲が終わる。
人魚は微笑んで私に一言囁くと真珠を渡し、水の中へ戻って行った。
「リア凄いですわ!とっても綺麗な歌声でしたわ!」
「…ありがとうございます。そろそろ戻りましょうか。」
人魚は
「あなたシア?聞いていた通りとても綺麗な歌声ね」
と私に囁いた。
いったいどういう事だろう?
私が誰かの前で歌ったことなんて…
モヤモヤした気持ちを抱えながらも、
試験は順調に進んでいくのだった。
その日の夜
「すべての問題ブースは解き終わった」
とマシュー
「こっちもほとんどわかったし、下準備もオッケー」
とレオ
「俺らも仮想ダンジョンは攻略完了だ」
とルト
「そうだね。他にも取れるだけのポイントは全部取ったし。」
とウィル
「じゃあ明日はどうしますの?」
リーゼが尋ねる。
そうなのである。
思った以上に順調に進んだため、3日目の予定が丸々ないのである。
正直、これ以上ポイントを集めるにも限界が…
「それじゃあ、遺跡に行かないか?」
マシューが提案する。
確か…
ルールブック
ポイントを得る方法その20
未踏遺跡の探索。遺跡に乗り込み、中の様子をレポートにまとめよう。レポートの内容に合わせてポイントをGET。
注意:この遺跡は侵入者を拒む罠が張り巡らされています。危険なのでオススメはしません。
とまあこういう感じである。
普通ならこの注意書きを見て、誰も行こうとは思わないだろうが…
「遺跡探索楽しそうですわー!」
「時間もあるしいいんじゃないかな」
「まあ、暇つぶしにはなるだろ」
…うん、こんな反応である。
相変わらず、私の友人たちは少々ずれている。
「シアはどうかな?」
「私もそれでいいと思いますわ」
ここで止めない私も同類なことは本人のみ理解していない。
そんなこんなで遺跡に突入。
マシューの知識と私の探知で、
攻略は驚くほどスムーズである。
この光景を見たら、
今までこの遺跡を攻略しようと挑んできた探索者たちが泣くだろう。
そう、スムーズすぎるのである。
この罠…私どこかで…
思い出そうとするが、あまりにも古くモヤがかかっている。
何ともスッキリしない気持ちを抱えていると、
「ここが最深部だ」
あっさり最終地点に辿り着いたようである。
扉を開き、そこに待っていたのは…
「ここは家ですの?」
そう、机に椅子、キッチンなど
どこからどう見ても家である。
「やっぱりな。どうにも普通の遺跡にしてはおかしく…」
マシューは何やらぶつぶつ言っているが、
無視してみんなは部屋の中の探索を始める。
本当に普通に生活ができそうである。
キッチンなんて、水も出るし、コンロに火も点けれる。
冷蔵庫もちゃんと機能しているし…中身もなぜか無事である。
これって…
「みんなこれを見て」
ウィルが突然みんなを呼び集める。
「どうやら、この家の主人が書いた日記みたい。保存状態はとてもいいんだけど…言語が僕たちと異なるみたいで…」
私はちらりとその日記帳の中身を覗く。
「!?」
そこに書いてあったのは…
〇〇〇年7月5日
シアのやつがまた寝坊して来た。昨日あれほど早く起きろと言ったのに。ゼファは暇だとか言ってフラフラどこか行っちまったし。ノアはシアのやつを怒るどころか、甲斐甲斐しく世話してやがる。常識人は俺しかいないのか?ノアも一応常識人なはずなんだが…シアが絡むとな…。それよりそろそろ出発しないと本当にヤバいんだが?あいつら本当に理解してるか?
この日記の持ち主は!?
急いで表紙を見ると、ガントスと名前が書かれている。
私は泣き崩れてしまった。
「シア!どうしたの!?」
「リア!どこか痛いですの!?」
「おい、2人とも落ち着け」
「リアちゃん、ゆっくり吸ってー吐いてー…」
「レオが医者っぽいことしてる…」
頭の中は混乱していたが、
みんなの様子を見ていたら徐々に冷静になってきた。
これ、どうしよ?
日記見て突然泣き出すとか、絶対何かありました。
って言っているようなものだよね?
私が落ち着いたのを見計らって、
ウィルが尋ねる。
「シアはこの日記を見てどう思った?」
「…とても温かいな…って」
答えになってない答えだと自分でも思う。けど、
「そう…じゃあこの日記はシアが持って帰るといいよ」
「!?何言って…」
「その方がこの日記の主人も喜ぶでしょう?」
ウィルには何でもお見通しらしい。
「でも、この遺跡は学園の所有物で…」
「遺跡は最初に踏破した者が全ての権限を得る。リアがもらっても支障はない。」
遺跡マニアのマシューが言うなら、その通りなのかもしれないが…
「それにこの遺跡、多分シアが居たから通れたんだと思うよ。罠なんてほとんどなかったし。」
それは私も思っていた、未踏遺跡にしては簡単に攻略できすぎている。と。
「だから、この遺跡はシアが貰うべきだよ。他の誰でもない君が。」
みんな頷いている。
いつのまにか遺跡を貰う話にまで飛躍しているが…
「ありがとうございます。」
私は再び泣きそうなりながら微笑むのであった。
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