6 / 85
世界終わろう委員会
ちょっとお願いがあるのよ
しおりを挟む
「ねぇ、紀美丹君」
しばらくして、尾張さんがスマホから顔を上げる。
「なんですか?」
「お願いがあるのだけれど」
上目遣いでこちらを見つめる彼女の表情に、不覚にも動揺しつつ、
「はい喜んで!」
と、居酒屋みたいな返事をしてしまう。
僕の無駄に前のめりな返事に若干引きつつも、尾張さんは話を続ける。
「その、言いづらい事なのだけれど・・・・・・」
彼女が話し始めようとした時、教室の外から話し声が聞こえてくる。
その声に気圧されたのか彼女は、
「その、此処じゃなんだから場所、移動しましょうか」
と、僕の腕を引っ張っていく。
今はもう使われていない旧部室棟。元文芸部の部室であったその部屋は、人通りも殆どなく、密談するにはもってこいの場所だった。
「よくこんな場所知ってましたね」
「入学式の日に学校の中を一通り見ておいたのよ」
何の気なしにそんな返事をする尾張さん。
「なんでそんなことしてるんですか?」
「未知なものを未知なままにしておくのが苦手なのよ」
尾張さんのそんな返事を聞き流しながら、積まれた椅子の中から、手近なものを二つ出して、向かい合わせに並べる、
「どうぞ」
「あら、ありがとう」
椅子を少し離して座ると、ジッとこちらを見る視線に気付く。
「あの、なんですか?」
「別に」
そういうと彼女は椅子には座らず、こちらに近づいてくる。
「あの、近くないですか?」
「そうかしら?」
シラっとした表情でいう尾張さん。
その行動の意味が分からずドギマギしながら、早く帰りたい一心で会話を進める。
「それで、お願いってなんですか?」
「えぇ」
彼女は、すこし間を取ると、
「私に、教えて欲しいのよ」
と言った。
教えてほしい?
この人に教えられる事が僕にあるのだろうか。僕に教えられることなんてーーーーーーーーーー。
放課後の空き教室に二人の男女。手足が触れそうなほどに近づく距離。そこから導き出される結論は。
「人の感情を」
「えぇ、わかりました。僕も男です。据え膳食わぬは男の恥とも言いますし。お教えしましょう。それでは、ってえ? なんて?」
思わず聞き返していた。
「だから、人の感情。心の機微を教えてほしいのよ」
「何をロボットみたいなこと言ってるんですか?」
尾張さんは冷たい目をしながら僕を見下ろす。
「あなたこそ、一体何を想像していたのかしら。警察呼ぶわよ?」
「いえ、なんでもないです。勘弁してください」
しかし、人の感情を教えてって何を言ってるんだろう。
「あの、尾張さんは、アンドロイドか何かなんですか?」
「貴方は一体何を言ってるの?」
シラっとした目で見られる。
「だって、そう考えれば色々納得できたり、できなかったりするじゃないですか」
「どっちよ」
ジトッとした目になった。
「すいません」
尾張さんは一度ため息を吐くと、
「私って、人に比べて優秀じゃない」
「自慢ですか?」
僕の素直な感想は一蹴される。
「黙って聞きなさい」
「はい」
尾張さんは遠くを見つめながら続ける。
「やろうと思えば大抵のことは出来るから、出来ないって事が今までなかったのよ」
尾張さんの人間関係がうまくいかない原因は、こういうことを人前で言っちゃうところにもあると思うなぁ。
「はあ、羨ましい人生だったんですね」
僕の適当な返事に尾張さんは、
「そうでもないわ」
と否定で返す。
「?」
「なんでも出来るからこそ、出来ない人に嫉妬されたり、嫌がらせされたりそんなことは日常茶飯事だったもの」
そう呟く尾張さんは昔の苦々しい体験を思い出しているようだった。
「なるほど」
「もう、うんざりなのよ」
それはそうだろう。
出来ないことは出来ないのだから仕方ない。
しかし、それと同じように出来てしまうことは出来てしまうのだ。
波風を立てないように、それをわざと出来ないようなふりをすることは、この人の性格上出来なかったのだろう。
「だから、教えてほしいのよ。出来ない人の気持ちを」
尾張さんの真剣な眼差しを受けて、これだけは言わなければと、僕も真剣な顔で返す。
「あの、暗に僕を出来ない人代表みたいに言うのやめてもらって良いですか?」
「あら、そんなつもりはなかったけれど」
悪びれずにいう尾張さんに毒気を抜かれる。
「そうですか」
「でもあなた、授業中によく寝てるし、テストの順位もたしか半分より下くらいよね?」
抜かれたはずの毒を追加で吐かれる。
「それは、理系が足を引っ張ってるだけで、文系だけならそれなりに高得点とってますよ!」
「それにいつも、ゲームするフリしながら、他人の顔色伺ってその辺にいるんだか、いないんだか分からないってポジションを獲得してるじゃない」
バレてた。
「そんなあなただから、適任なのよ」
「・・・・・・」
なんか納得いかない。不満そうな僕に、尾張さんは続ける。
「・・・・・・それに、さっきのアドバイスは的を射ていたと思うもの」
そういう彼女の表情は、逆光に照らされてよく見えない。
ただ、その声からはどこか寂寥感が漂っていた。
「だからね、あなたに手伝ってほしいのよ。私がもっと人とうまく関われるように」
実際のところ、それが本音なのだろう。
一人でなんでも出来るからって、孤高でいたい訳ではないのだ。
結局彼女は、ただ不器用なだけで、誰かと仲良くしたいという気持ちに偽りはないのだ。
「わかりました。僕でよかったら」
頭を軽くかきながら、そう言うと、彼女はニッコリと笑ったように感じた。
「良かったわ。もし断られていたら、私、あなたの世界を終わらせようと思っていたから」
真っ暗な教室が急に寒くなったように感じた。
「ハハッ御冗談を」
渇いた笑いが口から溢れる。
「まず、叫び声をあげます」
尾張さんが淡々とした口調で喋りだす。
「いきなりどうしたんですか?」
冷や汗が吹き出す。
「次に警察を呼びます」
逆光で尾張さんの顔には暗い影が落ちている。
「尾張さん?」
「使われていない部室棟といっても、警備員さんは巡回するのよね」
尾張さんは僕の呼びかけには答えず、独り言のように喋り続ける。
「尾張さーん?」
「叫び声を聞いた警備員さんはこの現状を見ます」
尾張さんが、自らの服に手をかける。
「ちょっと! なんで服を着崩し始めてるんですか?」
尾張さんの行動から目が離せない。ら
「警察が駆けつけます」
「ちょっと!? やるっていってるじゃないですか!」
顔を掌で覆いながら、指の隙間から覗く。
「密室で押し倒される優等生と、授業中寝てる不良」
「誰が不良ですか!」
僕への評価があんまりだった。
「あとは、いう必要もないわね」
背中を嫌な汗が流れた。
「よろしくね? 紀美丹君?」
「・・・・・・はい」
そういうところだと思う。
「何か言ったかしら?」
「いえ、何も」
結論を早まったかもしれない。
しばらくして、尾張さんがスマホから顔を上げる。
「なんですか?」
「お願いがあるのだけれど」
上目遣いでこちらを見つめる彼女の表情に、不覚にも動揺しつつ、
「はい喜んで!」
と、居酒屋みたいな返事をしてしまう。
僕の無駄に前のめりな返事に若干引きつつも、尾張さんは話を続ける。
「その、言いづらい事なのだけれど・・・・・・」
彼女が話し始めようとした時、教室の外から話し声が聞こえてくる。
その声に気圧されたのか彼女は、
「その、此処じゃなんだから場所、移動しましょうか」
と、僕の腕を引っ張っていく。
今はもう使われていない旧部室棟。元文芸部の部室であったその部屋は、人通りも殆どなく、密談するにはもってこいの場所だった。
「よくこんな場所知ってましたね」
「入学式の日に学校の中を一通り見ておいたのよ」
何の気なしにそんな返事をする尾張さん。
「なんでそんなことしてるんですか?」
「未知なものを未知なままにしておくのが苦手なのよ」
尾張さんのそんな返事を聞き流しながら、積まれた椅子の中から、手近なものを二つ出して、向かい合わせに並べる、
「どうぞ」
「あら、ありがとう」
椅子を少し離して座ると、ジッとこちらを見る視線に気付く。
「あの、なんですか?」
「別に」
そういうと彼女は椅子には座らず、こちらに近づいてくる。
「あの、近くないですか?」
「そうかしら?」
シラっとした表情でいう尾張さん。
その行動の意味が分からずドギマギしながら、早く帰りたい一心で会話を進める。
「それで、お願いってなんですか?」
「えぇ」
彼女は、すこし間を取ると、
「私に、教えて欲しいのよ」
と言った。
教えてほしい?
この人に教えられる事が僕にあるのだろうか。僕に教えられることなんてーーーーーーーーーー。
放課後の空き教室に二人の男女。手足が触れそうなほどに近づく距離。そこから導き出される結論は。
「人の感情を」
「えぇ、わかりました。僕も男です。据え膳食わぬは男の恥とも言いますし。お教えしましょう。それでは、ってえ? なんて?」
思わず聞き返していた。
「だから、人の感情。心の機微を教えてほしいのよ」
「何をロボットみたいなこと言ってるんですか?」
尾張さんは冷たい目をしながら僕を見下ろす。
「あなたこそ、一体何を想像していたのかしら。警察呼ぶわよ?」
「いえ、なんでもないです。勘弁してください」
しかし、人の感情を教えてって何を言ってるんだろう。
「あの、尾張さんは、アンドロイドか何かなんですか?」
「貴方は一体何を言ってるの?」
シラっとした目で見られる。
「だって、そう考えれば色々納得できたり、できなかったりするじゃないですか」
「どっちよ」
ジトッとした目になった。
「すいません」
尾張さんは一度ため息を吐くと、
「私って、人に比べて優秀じゃない」
「自慢ですか?」
僕の素直な感想は一蹴される。
「黙って聞きなさい」
「はい」
尾張さんは遠くを見つめながら続ける。
「やろうと思えば大抵のことは出来るから、出来ないって事が今までなかったのよ」
尾張さんの人間関係がうまくいかない原因は、こういうことを人前で言っちゃうところにもあると思うなぁ。
「はあ、羨ましい人生だったんですね」
僕の適当な返事に尾張さんは、
「そうでもないわ」
と否定で返す。
「?」
「なんでも出来るからこそ、出来ない人に嫉妬されたり、嫌がらせされたりそんなことは日常茶飯事だったもの」
そう呟く尾張さんは昔の苦々しい体験を思い出しているようだった。
「なるほど」
「もう、うんざりなのよ」
それはそうだろう。
出来ないことは出来ないのだから仕方ない。
しかし、それと同じように出来てしまうことは出来てしまうのだ。
波風を立てないように、それをわざと出来ないようなふりをすることは、この人の性格上出来なかったのだろう。
「だから、教えてほしいのよ。出来ない人の気持ちを」
尾張さんの真剣な眼差しを受けて、これだけは言わなければと、僕も真剣な顔で返す。
「あの、暗に僕を出来ない人代表みたいに言うのやめてもらって良いですか?」
「あら、そんなつもりはなかったけれど」
悪びれずにいう尾張さんに毒気を抜かれる。
「そうですか」
「でもあなた、授業中によく寝てるし、テストの順位もたしか半分より下くらいよね?」
抜かれたはずの毒を追加で吐かれる。
「それは、理系が足を引っ張ってるだけで、文系だけならそれなりに高得点とってますよ!」
「それにいつも、ゲームするフリしながら、他人の顔色伺ってその辺にいるんだか、いないんだか分からないってポジションを獲得してるじゃない」
バレてた。
「そんなあなただから、適任なのよ」
「・・・・・・」
なんか納得いかない。不満そうな僕に、尾張さんは続ける。
「・・・・・・それに、さっきのアドバイスは的を射ていたと思うもの」
そういう彼女の表情は、逆光に照らされてよく見えない。
ただ、その声からはどこか寂寥感が漂っていた。
「だからね、あなたに手伝ってほしいのよ。私がもっと人とうまく関われるように」
実際のところ、それが本音なのだろう。
一人でなんでも出来るからって、孤高でいたい訳ではないのだ。
結局彼女は、ただ不器用なだけで、誰かと仲良くしたいという気持ちに偽りはないのだ。
「わかりました。僕でよかったら」
頭を軽くかきながら、そう言うと、彼女はニッコリと笑ったように感じた。
「良かったわ。もし断られていたら、私、あなたの世界を終わらせようと思っていたから」
真っ暗な教室が急に寒くなったように感じた。
「ハハッ御冗談を」
渇いた笑いが口から溢れる。
「まず、叫び声をあげます」
尾張さんが淡々とした口調で喋りだす。
「いきなりどうしたんですか?」
冷や汗が吹き出す。
「次に警察を呼びます」
逆光で尾張さんの顔には暗い影が落ちている。
「尾張さん?」
「使われていない部室棟といっても、警備員さんは巡回するのよね」
尾張さんは僕の呼びかけには答えず、独り言のように喋り続ける。
「尾張さーん?」
「叫び声を聞いた警備員さんはこの現状を見ます」
尾張さんが、自らの服に手をかける。
「ちょっと! なんで服を着崩し始めてるんですか?」
尾張さんの行動から目が離せない。ら
「警察が駆けつけます」
「ちょっと!? やるっていってるじゃないですか!」
顔を掌で覆いながら、指の隙間から覗く。
「密室で押し倒される優等生と、授業中寝てる不良」
「誰が不良ですか!」
僕への評価があんまりだった。
「あとは、いう必要もないわね」
背中を嫌な汗が流れた。
「よろしくね? 紀美丹君?」
「・・・・・・はい」
そういうところだと思う。
「何か言ったかしら?」
「いえ、何も」
結論を早まったかもしれない。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】婚約破棄はお受けいたしましょう~踏みにじられた恋を抱えて
ゆうぎり
恋愛
「この子がクラーラの婚約者になるんだよ」
お父様に連れられたお茶会で私は一つ年上のナディオ様に恋をした。
綺麗なお顔のナディオ様。優しく笑うナディオ様。
今はもう、私に微笑みかける事はありません。
貴方の笑顔は別の方のもの。
私には忌々しげな顔で、視線を向けても貰えません。
私は厭われ者の婚約者。社交界では評判ですよね。
ねぇナディオ様、恋は花と同じだと思いませんか?
―――水をやらなければ枯れてしまうのですよ。
※ゆるゆる設定です。
※名前変更しました。元「踏みにじられた恋ならば、婚約破棄はお受けいたしましょう」
※多分誰かの視点から見たらハッピーエンド
12年目の恋物語
真矢すみれ
恋愛
生まれつき心臓の悪い少女陽菜(はるな)と、12年間同じクラス、隣の家に住む幼なじみの男の子叶太(かなた)は学校公認カップルと呼ばれるほどに仲が良く、同じ時間を過ごしていた。
だけど、陽菜はある日、叶太が自分の身体に責任を感じて、ずっと一緒にいてくれるのだと知り、叶太から離れることを決意をする。
すれ違う想い。陽菜を好きな先輩の出現。二人を見守り、何とか想いが通じるようにと奔走する友人たち。
2人が結ばれるまでの物語。
第一部「12年目の恋物語」完結
第二部「13年目のやさしい願い」完結
第三部「14年目の永遠の誓い」←順次公開中
※ベリーズカフェと小説家になろうにも公開しています。
御曹司との交際0日婚なんて、聞いてません!──10年の恋に疲れた私が、突然プロポーズされました【完結】
日下奈緒
恋愛
10年付き合った恋人と別れ、恋に臆病になっていた30歳の千尋。そんな彼女に、取引先で出会った御曹司・神楽木律が突然のプロポーズ。「交際0日で結婚しよう」なんて冗談でしょ?──戸惑いながら始まった新婚生活。冷めた仮面夫婦のはずが、律の一途な想いに千尋の心は少しずつほどけていく。
訳あり冷徹社長はただの優男でした
あさの紅茶
恋愛
独身喪女の私に、突然お姉ちゃんが子供(2歳)を押し付けてきた
いや、待て
育児放棄にも程があるでしょう
音信不通の姉
泣き出す子供
父親は誰だよ
怒り心頭の中、なしくずし的に子育てをすることになった私、橋本美咲(23歳)
これはもう、人生詰んだと思った
**********
この作品は他のサイトにも掲載しています
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
靴屋の娘と三人のお兄様
こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!?
※小説家になろうにも投稿しています。
~春の国~片足の不自由な王妃様
クラゲ散歩
恋愛
春の暖かい陽気の中。色鮮やかな花が咲き乱れ。蝶が二人を祝福してるように。
春の国の王太子ジーク=スノーフレーク=スプリング(22)と侯爵令嬢ローズマリー=ローバー(18)が、丘の上にある小さな教会で愛を誓い。女神の祝福を受け夫婦になった。
街中を馬車で移動中。二人はずっと笑顔だった。
それを見た者は、相思相愛だと思っただろう。
しかし〜ここまでくるまでに、王太子が裏で動いていたのを知っているのはごくわずか。
花嫁は〜その笑顔の下でなにを思っているのだろうか??
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる