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Ⅰ 力を喰らう力
1-3.
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クビになったあの日から、二ヶ月が過ぎた。
俺は冒険者ギルド『レイヴェン支部』を離れ、隣領の『バルカ支部』で新しく冒険者登録を済ませ、活動している。レイオンたちの噂を耳に入れたくなかったのと、顔を合わせたときに余計な感情が芽生えるのが嫌だったことの、新天地での仕切り直しだ。
現在はE級で〝あえて〟とどめている。目立たないように、かつ初心者過ぎず仕事を受けやすいように───
レイヴェンよりも田舎で融通が利かない部分もあるが、暮らしは悪くない。ここでも人付き合い自然とうまくいっている。俺はもともと聞き役に回るのが得意で、揉め事を避ける癖もあったからか、気づけば「話しやすい奴」として仲間内に溶け込んでいた。
夜、ギルド近くの酒場。木製ジョッキを片手にした若いパーティが、陽気に話しかけてきた。
「おいおいカイル〝さん〟、また塩スープと黒パンかよ。よく飽きねえな」
「節約家っていうか……もはや修行僧だな」
「ははっ、そういや昨日も防具屋で中古の革鎧を値切ってただろ」
「見られていたか。いや恥ずかしい」
俺は頭を掻きながら照れ隠しをした。
「嫌味がないんだよねぇ、カイルさんって。すっごく話しやすいし」
「だよな。なんでも嫌な顔をせず聞いてくれっから、つい愚痴をこぼしちまうんだよ」
パーティの一人の女戦士が、首に手をかけながら色っぽく絡んでくる。
「何なら今度、二人っきりでもいいよぉ。ここで話せないことなんかもさぁ」
「よっ、おじさんモテモテ。一杯おごらせてくれよ。こないだの礼だ」
笑い声が広がる。俺はただ苦笑して、もらったジョッキをありがたく掲げた。
「……まあ、実は浪費家だったりするんだがな」
冗談の裏にある真実を、ここにいる誰も知らない。稼いだ金はほとんどが武具や消耗品のアイテム購入に充て、『能喰い』へと与える。野宿をすることも少なくない。だが、それでいい。手に入れた力を育てることが第一だった。
◆
日を追うごとに、『能喰い』の性質も、だんだんと見えてきた。ひとつは「同じアイテムを喰い続けても、数値の伸びに限界がある」こと。
錆びた銅の短剣などは優に50本以上喰ったが……20を超えたあたりから伸びが鈍り、今では基本値が高かったり付与が無いと上がらない。より上位のアイテムを狙えと、上手く誘導されているようだ。
一方で、魔法とスキル……特にスキルは覚えるほどに、確実に強くなる。
受け流しの【パリィ】や盾で圧す【シールドバッシュ】などテクニック系は、最初こそ戸惑うものの、息を吐くように使いこなせ出してからは、戦闘がヤバいほどに気持ちがいい。
魔法では【威力増幅】【MP削減】辺り。だがこれも効果率に左右されるため、喰うほどにではない。また、同じ魔法を喰っても効果は変わらない。ファイアボールはファイアボールのまま。しかし無詠唱で放つ増幅率83%の爆発力は、ビルチなどの魔法師が見たら驚くに違いない。
「しかし……生存率という点ではこの【状態スキル】だな」
常時発動の【毒耐性】や【麻痺耐性】といったものは、実戦の安心感を大きく変える。特に森では虫系の魔物による毒撃の不意打ちに悩まされる。新米冒険者への『森の入り口と奥は全く別物』という訓告は、まさにここにある。治療院も、薬師ギルドのポーションも、稼ぎが悪い者には用が無い。非情だ。
要するに、基本は土台。そしてスキルが積み重なったときの〝型〟と〝動き〟。昨日できなかったことが今日できる。この日々確実に成果が見えることこそが、俺を支える全て。誰に認められるわけでもない練磨の高揚。
「修行僧か……ふっ、確かにな」
そして今日も、修行と称して森へ行く。腹をすかせた〝俺の中の俺〟に食わせ続けるために。
◆
狩りの対象は、もっぱらゴブリンやコボルトにしている。
スキル獲得や能力基礎の底上げをするため、聖教会で行う「経験点による昇格」。それだけを考えるなら、ヒュージアントなどの群生を狙うのも悪くない。
しかし俺の場合はアイテムが全て。やつら亜人系の魔物は、人間の道具を奪ったり、粗末ながらも自分たちで武具を作ったりすることができる。だからこそ、叩き甲斐があるのだ。
ゴブリンよりも知恵が回り、森や山間に集落を形成する。単体ならゴブリンより少し厄介な程度だが、群れとなれば規模にもよるが、D級以上の冒険者パーティ数組で挑むのが常識だった。
今日俺が目にしたのは、森の奥に広がる十数匹規模の集落。土を掘り、骨と木材を組み合わせた粗末な柵で囲っている。門には哨戒のコボルトが槍を担いで立っていた。
普通、E級なら尻尾を巻いて退散、すぐにギルドへ報告だが……俺は、違う。
「やってみるか独りで……殲滅を」
俺は意を決し、集落を見下ろせる木に登り、夜を待った。
やがて……夜のとばりが降り、かがり火のはぜる音が聞こえ始める。
俺は革袋の水を飲み、腕で口を拭った。
「頃合いだな」
暗闇の中、罠を仕掛けていく。こういう時こそ、弓系武具から得た狩人スキル【夜目】が役に立つ。誘い込む道に、土魔法ディグバリで地面に段差を、【簡易罠Ⅰ】で低い逆茂木を埋めこむ。地味ながら、奇襲の混乱に忍ばせるには十二分に効果を発揮する。
そして、短剣スキル【投擲術】。錆びた短剣を数本、手先から〝振り出す〟。〝タネ〟はいくらでもあるんだ。存分に投げつけてやる。
狙うは見張り。呼吸を整え、鋭く一投。ひゅ、と空気を裂く音。短剣が一直線に飛び、コボルトの喉を貫いた。異変に気づいた他の見張りにも一本。そしてこん棒をかがり火へ投げつけて倒し、暗闇を作る。
「さあこい! お前らの大好きな人間だぞっ」
挑発して罠の道へと誘い込む。ギャンギャンと叫びながら追いかけてくるコボルドたち。そして面白いように逆茂木に足を刺し転倒していく。魔物だろうが、冷静さを欠いて混乱していれば恐れることはない。踵を返して突っ込み、薙ぎ払い、振り下ろし、突き刺していく。
一方的な蹂躙。コボルトが手放した手斧を拾い、〝試し喰い〟する余裕まである。魔物の、おぞましくも凶暴な記憶とともに流れ込んできたのは───棍/斧スキルの【かち割り】。
「ふははっ、締めにはもってこいのスキルじゃないか」
あらかた片付いたところで……地に這いつくばって悶えるコボルトの前に立つ。俺を見上げる、命を請う目付き。だが関係ない。指輪がぽうっと光り、さあ殺せと俺を急かす。
得物を振りかぶり、体重を乗せ、思いっきりコボルトの頭蓋へと振り下ろした。
バキリと骨が割れる音、飛び散る脳漿。かつてないほどに、おぞましくも残虐極まりない俺がいる。だが……そうだ。俺はいつも、こんな光景を横で見ていただけだった。
「戦いもせず、ちまちまと小銭を数えて……か。言われて当然だったのかもしれないが───今はっ、違ぁうっ!」
衝動に任せ、もう一匹の首を刎ねる。勢いあまったその剣を地面へと刺し、膝を突いた。
「はあ、はあ……やめろ、〝俺〟」
アイテムを喰い、魔物を殺すほどに、降って湧いてくる怒りと高揚感。何に対するものなのかもわからぬほどに、時に俺の感情を支配する。
左手の指輪を見ながら、ぐっと拳を握りしめる。
「俺自身は、俺のものだ。お前には喰わさんぞ」
俺は再び立ち上がると、冷静に倒れたコボルトたちにとどめをさしていく。血が飛び散る。悲鳴が上がる。その傍らで手斧を拾い、盾を奪い、革鎧を引きはがす。そして手をかざし、喰う。俺は止まらない。アイテムが持つ、残酷な記憶も伴いながら。
「終わった、な」
合計11匹。ソロでコボルト集落の殲滅を、俺はやり遂げた。森の暗闇は一層深くなり、風が揺らす葉の音だけが聞こえる。身体に帯びた泥と汗、血が混ざった臭いが、俺の鼻をくすぐり続けていた。
◆
宿に戻り、湯浴みもせずにベッドへ身体を放り投げる。緊張が連続したせいか、さすがに限界だった。
寝ころびながら、「情報窓」を呼び出す。今日喰らったアイテムと、それで得た数値とスキルの一覧が淡々と並ぶ。昨日までのページの隙間は埋まり、新しいページが開いていた。まるで終わりなど無いように。
「……だろうな。俺もまだまだ足りないと思っている」
何とはなしに、指輪へと話しかける。
思った以上に早く、ここバルカでの強化が頭打ちし始めている。王都に近づけば近づくほど治安は良くなり、得られる獲物は減る。大物を狩りたいなら逆だ。辺境へ、もっと深い森や山へ足を運ばねばならない。
「いや、もう少し様子を見よう。きっと俺は調子に乗っている。こういう奴は早死にするからな───」
俺は深くひと呼吸すると、こと切れるように、瞼を閉じた。
俺は冒険者ギルド『レイヴェン支部』を離れ、隣領の『バルカ支部』で新しく冒険者登録を済ませ、活動している。レイオンたちの噂を耳に入れたくなかったのと、顔を合わせたときに余計な感情が芽生えるのが嫌だったことの、新天地での仕切り直しだ。
現在はE級で〝あえて〟とどめている。目立たないように、かつ初心者過ぎず仕事を受けやすいように───
レイヴェンよりも田舎で融通が利かない部分もあるが、暮らしは悪くない。ここでも人付き合い自然とうまくいっている。俺はもともと聞き役に回るのが得意で、揉め事を避ける癖もあったからか、気づけば「話しやすい奴」として仲間内に溶け込んでいた。
夜、ギルド近くの酒場。木製ジョッキを片手にした若いパーティが、陽気に話しかけてきた。
「おいおいカイル〝さん〟、また塩スープと黒パンかよ。よく飽きねえな」
「節約家っていうか……もはや修行僧だな」
「ははっ、そういや昨日も防具屋で中古の革鎧を値切ってただろ」
「見られていたか。いや恥ずかしい」
俺は頭を掻きながら照れ隠しをした。
「嫌味がないんだよねぇ、カイルさんって。すっごく話しやすいし」
「だよな。なんでも嫌な顔をせず聞いてくれっから、つい愚痴をこぼしちまうんだよ」
パーティの一人の女戦士が、首に手をかけながら色っぽく絡んでくる。
「何なら今度、二人っきりでもいいよぉ。ここで話せないことなんかもさぁ」
「よっ、おじさんモテモテ。一杯おごらせてくれよ。こないだの礼だ」
笑い声が広がる。俺はただ苦笑して、もらったジョッキをありがたく掲げた。
「……まあ、実は浪費家だったりするんだがな」
冗談の裏にある真実を、ここにいる誰も知らない。稼いだ金はほとんどが武具や消耗品のアイテム購入に充て、『能喰い』へと与える。野宿をすることも少なくない。だが、それでいい。手に入れた力を育てることが第一だった。
◆
日を追うごとに、『能喰い』の性質も、だんだんと見えてきた。ひとつは「同じアイテムを喰い続けても、数値の伸びに限界がある」こと。
錆びた銅の短剣などは優に50本以上喰ったが……20を超えたあたりから伸びが鈍り、今では基本値が高かったり付与が無いと上がらない。より上位のアイテムを狙えと、上手く誘導されているようだ。
一方で、魔法とスキル……特にスキルは覚えるほどに、確実に強くなる。
受け流しの【パリィ】や盾で圧す【シールドバッシュ】などテクニック系は、最初こそ戸惑うものの、息を吐くように使いこなせ出してからは、戦闘がヤバいほどに気持ちがいい。
魔法では【威力増幅】【MP削減】辺り。だがこれも効果率に左右されるため、喰うほどにではない。また、同じ魔法を喰っても効果は変わらない。ファイアボールはファイアボールのまま。しかし無詠唱で放つ増幅率83%の爆発力は、ビルチなどの魔法師が見たら驚くに違いない。
「しかし……生存率という点ではこの【状態スキル】だな」
常時発動の【毒耐性】や【麻痺耐性】といったものは、実戦の安心感を大きく変える。特に森では虫系の魔物による毒撃の不意打ちに悩まされる。新米冒険者への『森の入り口と奥は全く別物』という訓告は、まさにここにある。治療院も、薬師ギルドのポーションも、稼ぎが悪い者には用が無い。非情だ。
要するに、基本は土台。そしてスキルが積み重なったときの〝型〟と〝動き〟。昨日できなかったことが今日できる。この日々確実に成果が見えることこそが、俺を支える全て。誰に認められるわけでもない練磨の高揚。
「修行僧か……ふっ、確かにな」
そして今日も、修行と称して森へ行く。腹をすかせた〝俺の中の俺〟に食わせ続けるために。
◆
狩りの対象は、もっぱらゴブリンやコボルトにしている。
スキル獲得や能力基礎の底上げをするため、聖教会で行う「経験点による昇格」。それだけを考えるなら、ヒュージアントなどの群生を狙うのも悪くない。
しかし俺の場合はアイテムが全て。やつら亜人系の魔物は、人間の道具を奪ったり、粗末ながらも自分たちで武具を作ったりすることができる。だからこそ、叩き甲斐があるのだ。
ゴブリンよりも知恵が回り、森や山間に集落を形成する。単体ならゴブリンより少し厄介な程度だが、群れとなれば規模にもよるが、D級以上の冒険者パーティ数組で挑むのが常識だった。
今日俺が目にしたのは、森の奥に広がる十数匹規模の集落。土を掘り、骨と木材を組み合わせた粗末な柵で囲っている。門には哨戒のコボルトが槍を担いで立っていた。
普通、E級なら尻尾を巻いて退散、すぐにギルドへ報告だが……俺は、違う。
「やってみるか独りで……殲滅を」
俺は意を決し、集落を見下ろせる木に登り、夜を待った。
やがて……夜のとばりが降り、かがり火のはぜる音が聞こえ始める。
俺は革袋の水を飲み、腕で口を拭った。
「頃合いだな」
暗闇の中、罠を仕掛けていく。こういう時こそ、弓系武具から得た狩人スキル【夜目】が役に立つ。誘い込む道に、土魔法ディグバリで地面に段差を、【簡易罠Ⅰ】で低い逆茂木を埋めこむ。地味ながら、奇襲の混乱に忍ばせるには十二分に効果を発揮する。
そして、短剣スキル【投擲術】。錆びた短剣を数本、手先から〝振り出す〟。〝タネ〟はいくらでもあるんだ。存分に投げつけてやる。
狙うは見張り。呼吸を整え、鋭く一投。ひゅ、と空気を裂く音。短剣が一直線に飛び、コボルトの喉を貫いた。異変に気づいた他の見張りにも一本。そしてこん棒をかがり火へ投げつけて倒し、暗闇を作る。
「さあこい! お前らの大好きな人間だぞっ」
挑発して罠の道へと誘い込む。ギャンギャンと叫びながら追いかけてくるコボルドたち。そして面白いように逆茂木に足を刺し転倒していく。魔物だろうが、冷静さを欠いて混乱していれば恐れることはない。踵を返して突っ込み、薙ぎ払い、振り下ろし、突き刺していく。
一方的な蹂躙。コボルトが手放した手斧を拾い、〝試し喰い〟する余裕まである。魔物の、おぞましくも凶暴な記憶とともに流れ込んできたのは───棍/斧スキルの【かち割り】。
「ふははっ、締めにはもってこいのスキルじゃないか」
あらかた片付いたところで……地に這いつくばって悶えるコボルトの前に立つ。俺を見上げる、命を請う目付き。だが関係ない。指輪がぽうっと光り、さあ殺せと俺を急かす。
得物を振りかぶり、体重を乗せ、思いっきりコボルトの頭蓋へと振り下ろした。
バキリと骨が割れる音、飛び散る脳漿。かつてないほどに、おぞましくも残虐極まりない俺がいる。だが……そうだ。俺はいつも、こんな光景を横で見ていただけだった。
「戦いもせず、ちまちまと小銭を数えて……か。言われて当然だったのかもしれないが───今はっ、違ぁうっ!」
衝動に任せ、もう一匹の首を刎ねる。勢いあまったその剣を地面へと刺し、膝を突いた。
「はあ、はあ……やめろ、〝俺〟」
アイテムを喰い、魔物を殺すほどに、降って湧いてくる怒りと高揚感。何に対するものなのかもわからぬほどに、時に俺の感情を支配する。
左手の指輪を見ながら、ぐっと拳を握りしめる。
「俺自身は、俺のものだ。お前には喰わさんぞ」
俺は再び立ち上がると、冷静に倒れたコボルトたちにとどめをさしていく。血が飛び散る。悲鳴が上がる。その傍らで手斧を拾い、盾を奪い、革鎧を引きはがす。そして手をかざし、喰う。俺は止まらない。アイテムが持つ、残酷な記憶も伴いながら。
「終わった、な」
合計11匹。ソロでコボルト集落の殲滅を、俺はやり遂げた。森の暗闇は一層深くなり、風が揺らす葉の音だけが聞こえる。身体に帯びた泥と汗、血が混ざった臭いが、俺の鼻をくすぐり続けていた。
◆
宿に戻り、湯浴みもせずにベッドへ身体を放り投げる。緊張が連続したせいか、さすがに限界だった。
寝ころびながら、「情報窓」を呼び出す。今日喰らったアイテムと、それで得た数値とスキルの一覧が淡々と並ぶ。昨日までのページの隙間は埋まり、新しいページが開いていた。まるで終わりなど無いように。
「……だろうな。俺もまだまだ足りないと思っている」
何とはなしに、指輪へと話しかける。
思った以上に早く、ここバルカでの強化が頭打ちし始めている。王都に近づけば近づくほど治安は良くなり、得られる獲物は減る。大物を狩りたいなら逆だ。辺境へ、もっと深い森や山へ足を運ばねばならない。
「いや、もう少し様子を見よう。きっと俺は調子に乗っている。こういう奴は早死にするからな───」
俺は深くひと呼吸すると、こと切れるように、瞼を閉じた。
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