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Ⅰ 力を喰らう力
1-7. side:レイオン②
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オーク集落掃討作戦は、『灰色の梟』リーダー、ボッシの命という尊い犠牲を払って終了した。
報告書は以下のようにまとめられた。
レイオンが一騎当千で突入したことにより、最終的に三方挟撃の大攻勢に繋がった。その一方で安全のための一時撤退を唱えたボッシがレイオンを叱責。
その最中に、仮死状態だったオークが起き上がる。レイオンが不意の斬撃を足に受け、よろけたところをボッシが庇い、胸を刺された───と。
ボッシはD級ながらも、長年にわたりレイヴェン領の治安維持に貢献した。その功に加え、身を呈した最期に領主侯爵は痛惜し、葬儀は領主の威命により執り行われるという栄誉にあずかった。
「うぐっ……ぐ……ボッシ。済まなかった。オレがもっと、しっかりしていればっ……」
粛々と行われる葬儀。レイオンは土に埋められていく棺を前にして嗚咽を漏らす〝ふりをする〟。そんなことは露とも知らず、ビルチとグマサナに消沈する姿を支えられながら。
一方、瞬きひとつせず棺を見続ける者がいた。『灰色の梟』のサブリーダーであった女戦士、トルシアである。
パーティを結成して10年。ある種恋人や家族よりも信頼関係で結ばれた仲間の突然の死を、トルシアは未だ受け入れられずにいた。
「『誰も死者を出さないことが誇り』……あんたが死んだんじゃあ、洒落にならないじゃないか」
両拳を強く握りしめ、わなわなと肩を震わせる。その前にレイオンが、何とも言えない顔で立った。
「トルシア……だったな。今、こんなことを言うのは礼儀がないのはわかっている。だけど……」
「その先はやめてくれ。お前が謝ったところで、奴は帰ってこない。それに冒険者は皆、いつかはこうなると覚悟を決めている。黙って見送ればいい」
レイオンは困ったようにしつつも、言葉を選んだ。
「『灰色の梟』は解散だと聞いてな。それでもし、よかったらなんだけど……オレたち『猛き赤獅子』に来ないか」
「───っ、何だと」
「余計な申し出かと思う。ただ、オレたちのところで、あいつの〝志〟を形にしてやれれば、と思ってな」
そう言いながら、口の端だけがわずかに上がった。トルシアは真摯な言葉だと心打たれたが……真っすぐな瞳は、それが歪みだとは気付かない。
「……志、か。確かに、お前がその場を提供してくれることに意味は感じる。わかった。少し考えさせてくれ」
「ああ。オレにしか出来ない罪滅ぼしだ。共にやっていけることを願っている───」
─── 一週間後。
冒険者ギルド《レイヴェン支部》にて、新たなC級パーティ『猛き赤獅子』が正式に誕生した。障壁のひとつであった不足メンバーについても、トルシアを正式に迎えたことで解決。今までの実績と、今回のオーク掃討作戦での活躍で領主の覚えも良く、晴れてC級への昇格を果たすことが出来た。
酒場での派手な打ち上げ。周囲で飲む客からの賞賛に、覚えてもらおうと媚びた挨拶に来る新人冒険者たち。ついこの間まで影がさしていたとは思えぬ変わりようであった。
「本当に……やったわねっ。レイオンについてきてよかった!」
「うむ。拙僧もお主を信じて参った甲斐があったというもの」
ジョッキを片手に。大喜びで満面の笑みのビルチとグマサナ。それとは対照的に、神妙な顔をするトルシア。考えあぐねた末、レイオンと共闘することを決めたものの……急な展開に馴染めずにいた。
「入って早々、C級昇格とは。レイオンの積み重ねには感服するが、どこかその、申し訳がないな」
レイオンは目をギラギラさせながら、どこか憂えるトルシアを鼓舞した。
「はっ、気にするな。まだまだこんなもんじゃない。ゆくゆくはB級を目指し、メンバーも増やして本拠を作る。必ずやってやる」
「ふっ、夢とは言わんのか。恐ろしいヤツだ」
すこぶる機嫌がよいレイオン。勝利の美酒を呷りつつ、パーティを見渡した。
「それでな、皆に相談があるんだ。一度、レイヴェンを出てみないか」
「出るとは……拠点を移すのであるか」
「ええ~、せっかくここまで実績を積んでるのに」
「だからこそ、だ」
レイオンはテーブル越し、ぐっと身を乗り出した。
「今、レイヴェンのC級パーティがオレたちを入れて6組。D級も結構な分母だ。正直かなり競争が激しく、討伐依頼もいいものは取り合い。そこでだ。もっと効率のいい別の場所で評点を稼ごうってわけだ」
「悪くない話だと思うが、C級は奉仕義務も多い。反故すれば評点が下がる。そこはどうするつもりだ」
トルシアの質問に、レイオンはにやりとして書状をひとつ取り出し、皆に開いて見せた。
「『異動特例推薦状』……?」
「二日前、C級昇格の最終面談で領主邸に行ったんだけどな。領主様に、今回のオーク討伐で自分たちの力の無さを痛感した、出来ればもっと広範囲に経験を積める場が欲しいって訴えたんだ。そうしたらこれを書いてくれてな」
領主が公式に認めるというペナルティ無しの拠点移動。三人はレイオンの話に、声を上げて感心しきった。
「すっご~い! レイオン、ここまで段取りしていたなんて」
「恐れ入った。これならボランティアも免責されるのである」
「抜け目のない奴だ。もっと力任せだと思っていたがな」
「はっ。これぐらい手が打てないと、上は目指せない。言ったろ、まだまだこんなもんじゃないってな」
「きゃあ~、もうレイオン、最高っ」
ビルチが思いっきり抱き着く。しかし内心、レイオンは嘲笑いが止まらなかった。
(馬鹿が。B級を本気で目指すとなったら、お前ら程度じゃあ役に立たないんだよ。この特例を使って、必ず最高最強のパーティを練り上げてやる。ま、実績も当然必要になるから、ウソじゃないがな)
「───で、どこへ行くつもりなんだ」
「バルカだ。ちょいと田舎だが、面白い噂を聞いてな。何でも、魔物同士でお互いの巣を潰し合っているらしい」
「それはまた物騒な話であるな」
「ああ。しかも、あのオーガを殺す魔物まで居るっていうんだからな。これは覗きに行かない手はないだろう」
レイオンは目を細め、うっすらと笑みを浮かべる。
不穏の火種を抱えた場所での活躍。実際にオーガを屠る何かがいようが居まいが、そんな作り話はどうにでもなる。己が注目を浴びる舞台さえあれば。
高揚しながらも、オーガと聞いて少し複雑な表情を見せ始める三人に、レイオンは軽く言い放った。
「心配するな。オレに任せて、ついてこい。『猛き赤獅子』伝説の、始まりにな」
ただただ、尊敬のまなざしで見るビルチとグマサナ。
しかしトルシアだけは、胸の内に沈む何か───言葉に出来ない違和感を抱えていた。
報告書は以下のようにまとめられた。
レイオンが一騎当千で突入したことにより、最終的に三方挟撃の大攻勢に繋がった。その一方で安全のための一時撤退を唱えたボッシがレイオンを叱責。
その最中に、仮死状態だったオークが起き上がる。レイオンが不意の斬撃を足に受け、よろけたところをボッシが庇い、胸を刺された───と。
ボッシはD級ながらも、長年にわたりレイヴェン領の治安維持に貢献した。その功に加え、身を呈した最期に領主侯爵は痛惜し、葬儀は領主の威命により執り行われるという栄誉にあずかった。
「うぐっ……ぐ……ボッシ。済まなかった。オレがもっと、しっかりしていればっ……」
粛々と行われる葬儀。レイオンは土に埋められていく棺を前にして嗚咽を漏らす〝ふりをする〟。そんなことは露とも知らず、ビルチとグマサナに消沈する姿を支えられながら。
一方、瞬きひとつせず棺を見続ける者がいた。『灰色の梟』のサブリーダーであった女戦士、トルシアである。
パーティを結成して10年。ある種恋人や家族よりも信頼関係で結ばれた仲間の突然の死を、トルシアは未だ受け入れられずにいた。
「『誰も死者を出さないことが誇り』……あんたが死んだんじゃあ、洒落にならないじゃないか」
両拳を強く握りしめ、わなわなと肩を震わせる。その前にレイオンが、何とも言えない顔で立った。
「トルシア……だったな。今、こんなことを言うのは礼儀がないのはわかっている。だけど……」
「その先はやめてくれ。お前が謝ったところで、奴は帰ってこない。それに冒険者は皆、いつかはこうなると覚悟を決めている。黙って見送ればいい」
レイオンは困ったようにしつつも、言葉を選んだ。
「『灰色の梟』は解散だと聞いてな。それでもし、よかったらなんだけど……オレたち『猛き赤獅子』に来ないか」
「───っ、何だと」
「余計な申し出かと思う。ただ、オレたちのところで、あいつの〝志〟を形にしてやれれば、と思ってな」
そう言いながら、口の端だけがわずかに上がった。トルシアは真摯な言葉だと心打たれたが……真っすぐな瞳は、それが歪みだとは気付かない。
「……志、か。確かに、お前がその場を提供してくれることに意味は感じる。わかった。少し考えさせてくれ」
「ああ。オレにしか出来ない罪滅ぼしだ。共にやっていけることを願っている───」
─── 一週間後。
冒険者ギルド《レイヴェン支部》にて、新たなC級パーティ『猛き赤獅子』が正式に誕生した。障壁のひとつであった不足メンバーについても、トルシアを正式に迎えたことで解決。今までの実績と、今回のオーク掃討作戦での活躍で領主の覚えも良く、晴れてC級への昇格を果たすことが出来た。
酒場での派手な打ち上げ。周囲で飲む客からの賞賛に、覚えてもらおうと媚びた挨拶に来る新人冒険者たち。ついこの間まで影がさしていたとは思えぬ変わりようであった。
「本当に……やったわねっ。レイオンについてきてよかった!」
「うむ。拙僧もお主を信じて参った甲斐があったというもの」
ジョッキを片手に。大喜びで満面の笑みのビルチとグマサナ。それとは対照的に、神妙な顔をするトルシア。考えあぐねた末、レイオンと共闘することを決めたものの……急な展開に馴染めずにいた。
「入って早々、C級昇格とは。レイオンの積み重ねには感服するが、どこかその、申し訳がないな」
レイオンは目をギラギラさせながら、どこか憂えるトルシアを鼓舞した。
「はっ、気にするな。まだまだこんなもんじゃない。ゆくゆくはB級を目指し、メンバーも増やして本拠を作る。必ずやってやる」
「ふっ、夢とは言わんのか。恐ろしいヤツだ」
すこぶる機嫌がよいレイオン。勝利の美酒を呷りつつ、パーティを見渡した。
「それでな、皆に相談があるんだ。一度、レイヴェンを出てみないか」
「出るとは……拠点を移すのであるか」
「ええ~、せっかくここまで実績を積んでるのに」
「だからこそ、だ」
レイオンはテーブル越し、ぐっと身を乗り出した。
「今、レイヴェンのC級パーティがオレたちを入れて6組。D級も結構な分母だ。正直かなり競争が激しく、討伐依頼もいいものは取り合い。そこでだ。もっと効率のいい別の場所で評点を稼ごうってわけだ」
「悪くない話だと思うが、C級は奉仕義務も多い。反故すれば評点が下がる。そこはどうするつもりだ」
トルシアの質問に、レイオンはにやりとして書状をひとつ取り出し、皆に開いて見せた。
「『異動特例推薦状』……?」
「二日前、C級昇格の最終面談で領主邸に行ったんだけどな。領主様に、今回のオーク討伐で自分たちの力の無さを痛感した、出来ればもっと広範囲に経験を積める場が欲しいって訴えたんだ。そうしたらこれを書いてくれてな」
領主が公式に認めるというペナルティ無しの拠点移動。三人はレイオンの話に、声を上げて感心しきった。
「すっご~い! レイオン、ここまで段取りしていたなんて」
「恐れ入った。これならボランティアも免責されるのである」
「抜け目のない奴だ。もっと力任せだと思っていたがな」
「はっ。これぐらい手が打てないと、上は目指せない。言ったろ、まだまだこんなもんじゃないってな」
「きゃあ~、もうレイオン、最高っ」
ビルチが思いっきり抱き着く。しかし内心、レイオンは嘲笑いが止まらなかった。
(馬鹿が。B級を本気で目指すとなったら、お前ら程度じゃあ役に立たないんだよ。この特例を使って、必ず最高最強のパーティを練り上げてやる。ま、実績も当然必要になるから、ウソじゃないがな)
「───で、どこへ行くつもりなんだ」
「バルカだ。ちょいと田舎だが、面白い噂を聞いてな。何でも、魔物同士でお互いの巣を潰し合っているらしい」
「それはまた物騒な話であるな」
「ああ。しかも、あのオーガを殺す魔物まで居るっていうんだからな。これは覗きに行かない手はないだろう」
レイオンは目を細め、うっすらと笑みを浮かべる。
不穏の火種を抱えた場所での活躍。実際にオーガを屠る何かがいようが居まいが、そんな作り話はどうにでもなる。己が注目を浴びる舞台さえあれば。
高揚しながらも、オーガと聞いて少し複雑な表情を見せ始める三人に、レイオンは軽く言い放った。
「心配するな。オレに任せて、ついてこい。『猛き赤獅子』伝説の、始まりにな」
ただただ、尊敬のまなざしで見るビルチとグマサナ。
しかしトルシアだけは、胸の内に沈む何か───言葉に出来ない違和感を抱えていた。
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