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第6章・ミュラーゼン連合王国と、王位継承者と
第259話・展示即売会? 聖域で年に二回行われるあれですか?
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伯爵邸での晩餐会を終えて。
私とクレアさんは逃げるように屋敷を後にし、宿へと戻ってきました。
そして現在は、これからのことににいてクレアさんとキリコさんと話し合っている真っ最中です。
とにもかくにも、王都に向かえば王位継承争い……に加担している貴族の陰謀劇に巻き込まれるのは必至。
つまり今後の予定としては、王都でソーゴさんと合流するというルートは外し、出来るだけ王都から離れるルートで旅を行った方がよろしいかと思いますが。
そう提案したところ、クレアさんが腕を組んで何か考え始めました。
「クリス店長、その件についてですが。実はですね、本日の晩餐会で貴族のご婦人たちから、是非とも交流会を設けたいという申し出がでていまして。すぐにこのバンクーバーを離れるというのは、得策ではないとおもいますが」
「え? 私が貴族の皆さんと渋い会話をしているうちに、そんな話が纏まっていたのですか?」
「はい。ちなみに交流会というのはですね、男子禁制で本日参加していた貴族の誰かの屋敷で行われるもので。具体的には、フェイール商店の『貴族向け商品の展示即売会』を行って欲しいということでして。実は、今日のご婦人との話し合いの席で、このようなものをご用意しておいたのですが」
――シュッ
アイテムボックス……ああ、従属の指輪の効果で、使えるようになったのですね。
クレアさんが見せてくれたのは、一辺が100センチ(勇者スケール)の正方形の箱。
中が格子状に区切られていて、一つの格子の大きさは大体10センチ四方、深さは大体5センチに区切られていまして、そこにメリメリ羊の綿を綺麗に敷き詰め、様々なアクセサリーを並べてあります。
しかも、それぞれの格子には番号札までついているという親切設計、これなら好きな商品を注文するのも楽ですね……って。
「こ、これはまたものすごく便利なケースを用意しましたね。ちなみにですが」
「当然、この私の御手製よ。本国を追われて貧乏商人生活をしているうちに、こういった箱をつくったり、安く衣服を仕入れてはそれを改造してきていたものでね。おかげで、『指先の達人』っていうスキルも身についたのよ。どう?」
「確かにこれは凄いです……これとあとは、フェイール商店用の注文用紙でも用意して、あとはこれをはじめ、いくつものドレスや靴なども展示できれば、それは楽しい展示即売会が完成しますわね……って、ちょっと待ってください!! これ、これも展示していたのですか!!」
私が指さしたのは、黒真珠の指輪とイヤリングのセット。
その隣にも、小さいながら黒真珠のネックレスまで収めてあるじゃないですか。
「私、さっきの晩餐会の席では黒真珠の在庫はないって話していたのですよ? それなのに、貴方がこんなに堂々と販売していますって言ってしまったら、どうしようもないじゃないですか……」
「ん。店長さん、これ、偽物だコン」
「ふぇ?」
「キリコさんのいう通りですわ。鑑定してみてくださいな」
は、はぁ。
それならばと鑑定スキルを使用して確認してみますけれど。
『ピッ……グラスパールのネックレス。バンクーバーで観光用に販売されているグラスパールに黒い塗料を施して作られたイミテーションを使用』
『ピッ……グラスパールのイヤリング、指輪の三点セット。バンクーバーで観光用に販売されているグラスパールに黒い塗料を施して作られたイミテーションを使用』
「へぇ……これって偽物なのですか」
「そうよ。この街の宝石店で売っているグラスパールっていうガラスの加工品を購入してきてね、イブさんのお店にあった黒い塗料を使って加工してみたのよ。どう?偽物だけれど本物のようにも見えるでしょう? ちゃんとご婦人方には、これはフェイクですのでって説明もしておきましたわ」
「それなら……まあ、大丈夫ですか。ではこれは参考商品で、完全受注生産にしてください。これの売り上げについては、クレアさんが全て受け取って構いませんので」
「ありがとう!! 実は、これは売れるんじゃないかなーつて思っていたのよ……」
そのまましばらくの間は、展示即売会で売るための商品についていろいろと話し合いを行いつつ、明日以降のスケジュールについて考えをめぐらせることにしました。
「それで、クレアさんの展示即売会についてですけれど、いつごろの予定なのでしょうか?」
「う~ん。それがまだ、はっきりと決まっていないのよ。最初に話を持ち掛けてきたのが、ゾーンワイツ子爵夫人で、その取り巻の方々が話を大きくしちゃってね。詳しい日時が決定したら連絡をくれるっていうことに……されちゃって」
「まあ、そうなりますよね。ちなみに私の方も、ジャニス伯爵から色々と注文したいので、今しばらくはこのバンクーバーに残ってくれると助かるって頭を下げられまして……ちょうど私たちが露店の契約をして商売を始めた時は、伯爵は王都にいっていたそうで。だから、フェイール商店の商品についてよく見せて欲しいって」
もしも連絡が届くのがお底ったら、私たちは伯爵と入れ違いに王都に向かっていたことになりまして。
でも、その場合は最悪、王位継承争いやら黒真珠騒動に巻き込まれること確実だったので、この地に留まるようにと連絡を頂いた伯爵には感謝しなくてはなりません。
「そういえば、今日の話の中で出てきた霊薬エリクシールなんだけれど。あれってクリス店長は持っていないの?」
「持っているはずないじゃない。さすがにそんな危険なものは……あれ?」
ふと、以前の獣王国パルフェランでの出来事を思い出しました。
あの時は、錬金術勝負でブランシュさんがエリクシールを生成して勝利したのです。
「確か、霊薬エリクシールの素材といえば?」
そうクレアさんに問いかけますと、彼女は頤に指をあてて、一つ一つ説明してくれました。
「ユニコーンの角と」
――ゴトッ
「竜の鱗と血と」
――ゴトッ
「竜の生き肝が必要なはずじゃない? 魔法学園の錬金術の授業で学んだわ……って、どうしてそんなものがここに並べられているのよ!!」
クレアさんの絶叫もごもっとも。
あの時、ブランシュさんを追いかけようとして、机の上に並べてあったすべてを急ぎアイテムボックスに放り込んできたのを思い出したのですよ。
つまり、ここに素材は全てそろっているので、黒真珠を作った魔法薬生成の杖があれば、霊薬は完成する……ということになるのですよねぇ。
「まあまあ、それと、クレアさんの知識は一つ間違っていますわ。竜の生き胆は嘘でして、素材を集められない冒険者が流したデマと、ブランシュさんがおっしゃっていましたよ」
「はぁ……それは分かったから、とっとと仕舞ってください。正直申し上げると、それを売り飛ばして一攫千金を稼ぎたくなりますわ。どの素材も本物で、入手不可能なものばかり揃っているじゃないですか」
そうクレアさんに促されて、急ぎ素材のすべてをアイテムボックスに納めます。
「まあまあ。クレアさんはそんなことをする子じゃありませんし。それに私のアイテムボックスに納められているので、私以外は取り出すことが出来ませんよ?」
「はぁ……あの、アイテムボックスの中身を取り出す方法、クリス店長は知らないの?」
「え、ですから加護を持つものしか出せないのですよね?」
「それは表向きよ。これも魔法学園で教わったのですけれど、非合法にアイテムボックスの中身を取り出す方法があるのはご存じないのですね?」
え、そんなものがあるのですか?
そう思って頭を傾げていますとねクレアさんの表情が神妙になって。
「一つは、アイテムボックスの加護を持つものが隷属された場合だコン!」
「あ、こらキリコっ、私が説明しようとしたのに」
「れ、隷属って禁止されていますよね?」
そう呟いた時、ふと、以前私を攫って隷属しようとした人物を思い出した。
そうか、私を隷属して命令すれば、アイテムボックスの中身は手に入れることが出来るのですよね。
「ええ。でも裏社会の人間は、それを知っているからこそアイテムボックスもちの人間を攫うことがあるらしいのよ。だから、自身の持っている加護については公に公表しないのが基本。まあ、商人がアイテムボックスの加護を持っている確率って、かなり低いのですけれどね。それで」
「もう一つが、血による継承だコン」
「ああっ、またしても……あのね、血の継承っていうのは……」
自分の血族に、アイテムボックスなどの加護を継承することが出来るということ。
これについては私も初耳であり、加護は地によって受け継がれることは知っていますけれど、その中身まで受け継がれるなんて聞いたことがありません。
「はぁ……その血の継承は、私の子供とかでなくては受け継がれないのですよね」
「だ・か・ら・その三っていうのがあるのよ……ねぇ、キリコ」
「それは知らないコン!」
あら、キリコさんでも知らない事実。
それは一体、どんな方法なのでしょうか。
私とクレアさんは逃げるように屋敷を後にし、宿へと戻ってきました。
そして現在は、これからのことににいてクレアさんとキリコさんと話し合っている真っ最中です。
とにもかくにも、王都に向かえば王位継承争い……に加担している貴族の陰謀劇に巻き込まれるのは必至。
つまり今後の予定としては、王都でソーゴさんと合流するというルートは外し、出来るだけ王都から離れるルートで旅を行った方がよろしいかと思いますが。
そう提案したところ、クレアさんが腕を組んで何か考え始めました。
「クリス店長、その件についてですが。実はですね、本日の晩餐会で貴族のご婦人たちから、是非とも交流会を設けたいという申し出がでていまして。すぐにこのバンクーバーを離れるというのは、得策ではないとおもいますが」
「え? 私が貴族の皆さんと渋い会話をしているうちに、そんな話が纏まっていたのですか?」
「はい。ちなみに交流会というのはですね、男子禁制で本日参加していた貴族の誰かの屋敷で行われるもので。具体的には、フェイール商店の『貴族向け商品の展示即売会』を行って欲しいということでして。実は、今日のご婦人との話し合いの席で、このようなものをご用意しておいたのですが」
――シュッ
アイテムボックス……ああ、従属の指輪の効果で、使えるようになったのですね。
クレアさんが見せてくれたのは、一辺が100センチ(勇者スケール)の正方形の箱。
中が格子状に区切られていて、一つの格子の大きさは大体10センチ四方、深さは大体5センチに区切られていまして、そこにメリメリ羊の綿を綺麗に敷き詰め、様々なアクセサリーを並べてあります。
しかも、それぞれの格子には番号札までついているという親切設計、これなら好きな商品を注文するのも楽ですね……って。
「こ、これはまたものすごく便利なケースを用意しましたね。ちなみにですが」
「当然、この私の御手製よ。本国を追われて貧乏商人生活をしているうちに、こういった箱をつくったり、安く衣服を仕入れてはそれを改造してきていたものでね。おかげで、『指先の達人』っていうスキルも身についたのよ。どう?」
「確かにこれは凄いです……これとあとは、フェイール商店用の注文用紙でも用意して、あとはこれをはじめ、いくつものドレスや靴なども展示できれば、それは楽しい展示即売会が完成しますわね……って、ちょっと待ってください!! これ、これも展示していたのですか!!」
私が指さしたのは、黒真珠の指輪とイヤリングのセット。
その隣にも、小さいながら黒真珠のネックレスまで収めてあるじゃないですか。
「私、さっきの晩餐会の席では黒真珠の在庫はないって話していたのですよ? それなのに、貴方がこんなに堂々と販売していますって言ってしまったら、どうしようもないじゃないですか……」
「ん。店長さん、これ、偽物だコン」
「ふぇ?」
「キリコさんのいう通りですわ。鑑定してみてくださいな」
は、はぁ。
それならばと鑑定スキルを使用して確認してみますけれど。
『ピッ……グラスパールのネックレス。バンクーバーで観光用に販売されているグラスパールに黒い塗料を施して作られたイミテーションを使用』
『ピッ……グラスパールのイヤリング、指輪の三点セット。バンクーバーで観光用に販売されているグラスパールに黒い塗料を施して作られたイミテーションを使用』
「へぇ……これって偽物なのですか」
「そうよ。この街の宝石店で売っているグラスパールっていうガラスの加工品を購入してきてね、イブさんのお店にあった黒い塗料を使って加工してみたのよ。どう?偽物だけれど本物のようにも見えるでしょう? ちゃんとご婦人方には、これはフェイクですのでって説明もしておきましたわ」
「それなら……まあ、大丈夫ですか。ではこれは参考商品で、完全受注生産にしてください。これの売り上げについては、クレアさんが全て受け取って構いませんので」
「ありがとう!! 実は、これは売れるんじゃないかなーつて思っていたのよ……」
そのまましばらくの間は、展示即売会で売るための商品についていろいろと話し合いを行いつつ、明日以降のスケジュールについて考えをめぐらせることにしました。
「それで、クレアさんの展示即売会についてですけれど、いつごろの予定なのでしょうか?」
「う~ん。それがまだ、はっきりと決まっていないのよ。最初に話を持ち掛けてきたのが、ゾーンワイツ子爵夫人で、その取り巻の方々が話を大きくしちゃってね。詳しい日時が決定したら連絡をくれるっていうことに……されちゃって」
「まあ、そうなりますよね。ちなみに私の方も、ジャニス伯爵から色々と注文したいので、今しばらくはこのバンクーバーに残ってくれると助かるって頭を下げられまして……ちょうど私たちが露店の契約をして商売を始めた時は、伯爵は王都にいっていたそうで。だから、フェイール商店の商品についてよく見せて欲しいって」
もしも連絡が届くのがお底ったら、私たちは伯爵と入れ違いに王都に向かっていたことになりまして。
でも、その場合は最悪、王位継承争いやら黒真珠騒動に巻き込まれること確実だったので、この地に留まるようにと連絡を頂いた伯爵には感謝しなくてはなりません。
「そういえば、今日の話の中で出てきた霊薬エリクシールなんだけれど。あれってクリス店長は持っていないの?」
「持っているはずないじゃない。さすがにそんな危険なものは……あれ?」
ふと、以前の獣王国パルフェランでの出来事を思い出しました。
あの時は、錬金術勝負でブランシュさんがエリクシールを生成して勝利したのです。
「確か、霊薬エリクシールの素材といえば?」
そうクレアさんに問いかけますと、彼女は頤に指をあてて、一つ一つ説明してくれました。
「ユニコーンの角と」
――ゴトッ
「竜の鱗と血と」
――ゴトッ
「竜の生き肝が必要なはずじゃない? 魔法学園の錬金術の授業で学んだわ……って、どうしてそんなものがここに並べられているのよ!!」
クレアさんの絶叫もごもっとも。
あの時、ブランシュさんを追いかけようとして、机の上に並べてあったすべてを急ぎアイテムボックスに放り込んできたのを思い出したのですよ。
つまり、ここに素材は全てそろっているので、黒真珠を作った魔法薬生成の杖があれば、霊薬は完成する……ということになるのですよねぇ。
「まあまあ、それと、クレアさんの知識は一つ間違っていますわ。竜の生き胆は嘘でして、素材を集められない冒険者が流したデマと、ブランシュさんがおっしゃっていましたよ」
「はぁ……それは分かったから、とっとと仕舞ってください。正直申し上げると、それを売り飛ばして一攫千金を稼ぎたくなりますわ。どの素材も本物で、入手不可能なものばかり揃っているじゃないですか」
そうクレアさんに促されて、急ぎ素材のすべてをアイテムボックスに納めます。
「まあまあ。クレアさんはそんなことをする子じゃありませんし。それに私のアイテムボックスに納められているので、私以外は取り出すことが出来ませんよ?」
「はぁ……あの、アイテムボックスの中身を取り出す方法、クリス店長は知らないの?」
「え、ですから加護を持つものしか出せないのですよね?」
「それは表向きよ。これも魔法学園で教わったのですけれど、非合法にアイテムボックスの中身を取り出す方法があるのはご存じないのですね?」
え、そんなものがあるのですか?
そう思って頭を傾げていますとねクレアさんの表情が神妙になって。
「一つは、アイテムボックスの加護を持つものが隷属された場合だコン!」
「あ、こらキリコっ、私が説明しようとしたのに」
「れ、隷属って禁止されていますよね?」
そう呟いた時、ふと、以前私を攫って隷属しようとした人物を思い出した。
そうか、私を隷属して命令すれば、アイテムボックスの中身は手に入れることが出来るのですよね。
「ええ。でも裏社会の人間は、それを知っているからこそアイテムボックスもちの人間を攫うことがあるらしいのよ。だから、自身の持っている加護については公に公表しないのが基本。まあ、商人がアイテムボックスの加護を持っている確率って、かなり低いのですけれどね。それで」
「もう一つが、血による継承だコン」
「ああっ、またしても……あのね、血の継承っていうのは……」
自分の血族に、アイテムボックスなどの加護を継承することが出来るということ。
これについては私も初耳であり、加護は地によって受け継がれることは知っていますけれど、その中身まで受け継がれるなんて聞いたことがありません。
「はぁ……その血の継承は、私の子供とかでなくては受け継がれないのですよね」
「だ・か・ら・その三っていうのがあるのよ……ねぇ、キリコ」
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