くすぐったがりのテニス少女が、ライバルの刺客の『無自覚』くすぐりマッサージに陥落させられるまで

よなぎ

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くすぐったがりのテニス少女が、意地悪なメイドの『確信犯』くすぐりマッサージに心奪われるまで

「フェリスお姉さん」による脇の下お掃除の刑

フェリスは自身の銀髪から二房、ちょうど小筆程度の分量を指先で取り分けると、剥き出しになった瑠夏の両脇へとあてがった。その瞳は心なしか潤み、荒くなった鼻息が瑠夏の肌に熱くかかる。もはや彼女を動かしているのは奉仕精神などではなく、愛らしい瑠夏を地獄に陥れたいという個人的な欲望そのものだった。

「……本当は、今すぐにでもめちゃくちゃにくすぐってやりたいのですが、その愛らしさに免じて、最初は『優しく』してあげますね。合宿の時、私の髪でもたくさん笑っておられましたよね?」

「……っ、ふふっ、や……っ。髪は、それ、反則……っ!!」

髪の毛を道具に誘われる背徳的な刺激、その予兆に身体が期待で強張る。フェリスは蕩けるような笑みを浮かべ、耳元で呪文のように囁き始めた。

「フェリスお姉さんの、くすぐったーい髪が……瑠夏様の脇の下を、いたずらしちゃいますよ? ほぉら……こちょこちょこちょこちょ~♡」

「っひ、ひゃははははははっ! くひゃ、くひゃひゃひゃっ!!」

細くしなやかで、それでいて一本一本が意志を持っているかのようなフェリスの銀髪。それが瑠夏の最も敏感な脇の窪みを、隅々まで這い回る。そして、耳元に吹き込まれる「あの擬音」が脳を、下腹部を熱く痺れさせた。

「あはっ、あははははっ! くひゃひゃひゃっ、もう、やだぁっ!!」

堪らず身をよじり、腕を下ろしてその刺激をガードしようとするが、I字に固定された肉体はそれを許さない。必死に抗うたび、手首、足首、身体を固定するラバー製の拘束具が、冷たく「ギシギシ」と絶望的な音を立てるだけだった。

「くすぐられるためだけに、わざわざお屋敷まで来ちゃう変態の瑠夏様には、脇の下お掃除の刑です。こちょこちょ、こちょこちょこちょ……♡」

合宿の夜には偶然に過ぎなかった銀髪の刺激。それが今は明確な意志――もとい、くすぐりへの執着を持って、瑠夏の脇の下を無慈悲にかき回す。

「あはははははっ! ぎゃ、ひゃはははっ! フェリスさんだって……っ、自分を『お姉さん』呼ばわりしてくすぐって、かなりの変態さんじゃないっ……くひゃはははははっ!!」

髪を筆のように使い、大の大人に対して子供染みた擬音を耳元で囁き続けるフェリスのフェティッシュな振る舞いを必死に指摘する。だが、図星を突かれて一瞬頬を染めたものの、今のフェリスには「拘束された獲物を好き放題にできる」という絶対的な優位があった。

「っ……そんな失礼なことを言う子の脇の下は、もっと懲らしめて差し上げないと。悔しかったら、そこから逃げてごらんなさい? ほら、こちょこちょこちょ~!」

フェリスの嗜虐心が臨界点を超えた。髪から指へと武器を持ち替えると、まずは人差し指一本ずつで、瑠夏の脇の最も過敏な一点を確かめるようにカリカリと意地悪く引っ掻く。そして、逃げ場のない弱点を見極めるや否や、十本の指を密集させ、猛烈な勢いでこちょこちょと掻き乱した。

「っっっ!! あひゃひゃひゃひゃひゃははははははははっ!! や、やめてぇっ! ぎゃははははははっ!!」

髪とは比較にならない強烈な刺激に、瑠夏は大爆笑しながら悶え狂う。必死に身を捩るたびに、拘束具が肌に食い込み、さらなる摩擦が脳を白く染め上げる。視界が涙で滲む中、頭上のフェリスを見上げれば、彼女は顔を上気させ、嗜虐的な光を携えた潤んだ瞳でこちらを見下ろしていた。その乱れた呼吸と艶やかな表情は、彼女自身もまた、瑠夏の絶叫に深く昂っていることを物語っている。

「もとはといえば、全身くすぐったがり屋さんな瑠夏様が悪いのですよ? ……いたいけなメイドを、そんな敏感な身体で誘惑して。ほら、ごめんなさいは?」

(…………っ、……あ、あははっ……!!)

もはや言葉にならない。脳裏を埋め尽くすのは白濁した快楽と、次なる刺激を渇望して波打つ肌の震えだけ。ここで謝れば、この甘美な地獄が終わってしまうかもしれない。瑠夏は本能に突き動かされるまま、火に油を注ぐような不敵な笑みを、涙に濡れた顔で浮かべてみせた。

「……っ……やだ……っ! 誰が……あははははっ、謝るもんかっ……! ほらっ、もっと、もっと……『下手くそなマッサージ』、続けてみなさいよ……っ!!」
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