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「どうして欲しいか言って……。」
高橋理人の熱い声。
「いや……!」
「Say。」
あぁ、そんなの、恥ずかしい。
でももう我慢の限界だった。
「なか……!なかに、入れて……!」
「Good boy!」
後孔のふちをぐるりとなぞられたかと思うと、圧倒的な質量のそれが……。
……はぁ。
「……なんという夢を見ているんだ、おれは。」
最悪だ。
最悪すぎる。心臓がバクバクしているし、ソレは痛いほどに勃起している。
昨日の晩、あの後すぐ目を覚ました高橋理人は「寝ちゃった、布団めっちゃ先生の匂いした~。」とにやにやしていたのであたまをはたいてやった。
「明日は学校あるんだから、帰れ。」
「冷たいの。まぁ、そんなところも好きだけどねっ。」
半身を起こして、おれの頬にチュッと音を立ててキスする。
かぁっと顔が熱くなる。
こんなことで赤くなるほど初心なつもりはなかったのに、なんでこれくらいでこんなに顔が熱いんだ。恥ずかしいやつ!恥ずかしいやつ!!
「……!大人をからかうんじゃない!」
「からかってないよ、本気だよ。」
真っ直ぐな目でまたこういうことを言うんだ。
「でも帰らないとは、先生の言う通りだね。おれ、宿題ひとつもやってないや。」
「え。見てやるから出せよ。」
おれのせいで成績に響く様なことがあったら、ならない。
「持ってきてるわけないでしょ、この俺が!」
「威張るな!絶対帰ったらやるんだぞ、絶対だからな?」
「はいはい。」
「信用出来ない……。」
なにかご褒美があれば頑張れるのになぁ。と顔を覗き込んでくる高橋理人。
確かにおれが目覚めるまでがんばって看病してくれてたんだろうし、そのせいで宿題ができなかったんだって言うなら、おれからご褒美を出すのは理にかなっている。
「わかった……。そうしたら、いま出されてる提出物全部ちゃんと明日提出したら、好きなものひとつやるよ。」
「ほんとう!?」
と食い気味でキラキラまなこの高橋理人。
やば。
「ちょっと、あの、おれの財布が泣かない程度のものにしてくれよ?」
「わかってるって!」
そうとなったら早く帰らないと。と、いそいそと帰り支度を始める高橋理人。
おれはもしかするととんでもないミスを犯してしまったのでは無いだろうか……。
してはいけない約束というものが、この世にはあるのだ。
高橋理人の熱い声。
「いや……!」
「Say。」
あぁ、そんなの、恥ずかしい。
でももう我慢の限界だった。
「なか……!なかに、入れて……!」
「Good boy!」
後孔のふちをぐるりとなぞられたかと思うと、圧倒的な質量のそれが……。
……はぁ。
「……なんという夢を見ているんだ、おれは。」
最悪だ。
最悪すぎる。心臓がバクバクしているし、ソレは痛いほどに勃起している。
昨日の晩、あの後すぐ目を覚ました高橋理人は「寝ちゃった、布団めっちゃ先生の匂いした~。」とにやにやしていたのであたまをはたいてやった。
「明日は学校あるんだから、帰れ。」
「冷たいの。まぁ、そんなところも好きだけどねっ。」
半身を起こして、おれの頬にチュッと音を立ててキスする。
かぁっと顔が熱くなる。
こんなことで赤くなるほど初心なつもりはなかったのに、なんでこれくらいでこんなに顔が熱いんだ。恥ずかしいやつ!恥ずかしいやつ!!
「……!大人をからかうんじゃない!」
「からかってないよ、本気だよ。」
真っ直ぐな目でまたこういうことを言うんだ。
「でも帰らないとは、先生の言う通りだね。おれ、宿題ひとつもやってないや。」
「え。見てやるから出せよ。」
おれのせいで成績に響く様なことがあったら、ならない。
「持ってきてるわけないでしょ、この俺が!」
「威張るな!絶対帰ったらやるんだぞ、絶対だからな?」
「はいはい。」
「信用出来ない……。」
なにかご褒美があれば頑張れるのになぁ。と顔を覗き込んでくる高橋理人。
確かにおれが目覚めるまでがんばって看病してくれてたんだろうし、そのせいで宿題ができなかったんだって言うなら、おれからご褒美を出すのは理にかなっている。
「わかった……。そうしたら、いま出されてる提出物全部ちゃんと明日提出したら、好きなものひとつやるよ。」
「ほんとう!?」
と食い気味でキラキラまなこの高橋理人。
やば。
「ちょっと、あの、おれの財布が泣かない程度のものにしてくれよ?」
「わかってるって!」
そうとなったら早く帰らないと。と、いそいそと帰り支度を始める高橋理人。
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してはいけない約束というものが、この世にはあるのだ。
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