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学園編 シャルロット13歳でも大人
ただいま。お母様
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「お母様、ただいま戻りましたわ」
「まぁまぁ、おかえりなさいシャーリーちゃん。入学式はどうだった?」
アマルティス邸に着いたシャルロット達四人は、居間に入ってすぐにシャルロット達兄妹の母、ミリアンネに迎えられた。
どうやら午後のお茶をしていたらしい。ミリアンネは、今日も若々しく、シャルロットとクラウス達の母というのが納得の美貌を誇っていた。
美しい金髪を後ろで軽く纏めて、薄茶の瞳は優しい微笑みとともに細められている。小柄なナイス美ボディはシャルロットとよく似ているけれど、彼女より大人のミリアンネの方が少し背は高い。
シンプルな薄紫色のドレスを纏うミリアンネはまるで見た目は聖母様のようであり、四人の子供を産んだ母とは思えないどこか少女の様な雰囲気も併せ持つ人物だった。
「はいっ、驚く事ばかりでしたけれど、メアリーという素敵なお胸の女の子のお友達も出来てとても楽しかったですわ。」
「まぁ、それは良かったわね、シャーリーちゃん。入学お祝いの晩餐の時にまた詳しくお話し聞かせてちょうだいね」
楽しそうに話す娘を暖かい目で見つめるミリアンネは内心安堵に包まれていた。
安全の為とはいえ、あまり外に出しておらず邸で皆に大切に育てられたシャルロットは、他所の家の御令嬢たちよりも極端に世間知らずだとミリアンネも良く分かっていたからだ。それでも女性が少ない中で、更にあの美貌。危険過ぎて守らざるえ無いのだから仕方ない事ではあった。
「はいっ、分かりましたわお母様。それでは私は着替えて参りますね」
「ええ、行ってらっしゃい」
「マリ様、お兄様達もまた後で」
「ああ、またね。転ばない様に気をつけるんだよシャーリー」
「また後でな、シャーリー」
「シャーリーバイバイまたね~」
ミリアンネ、マリウス、クラウス、エリオットの順でお別れを言うと、とてとてと居間から去っていくシャルロットを全員で見送った。
改めて、クラウス達はミリアンネに向き合う。
「母様、只今戻りました」
「ただいま、母様」
「こんにちは、ミリアンネ様、またお邪魔させて貰っています」
マリウスはにこりと、極上の人たらしの微笑みを浮かべた。
「あらあら殿下、ようこそいらっしゃいました。立たせっぱなしですみません。どうぞ、こちらにお座り下さいませ。クラウスもエリオットもおかえりなさい」
グリーンを基調とした居間のベージュのソファセットに、四人全員腰を下ろすと直ぐに紅茶が運ばれてきた。
ミリアンネは優雅に紅茶を一口飲むと、微笑みながら息子達に話しかける。
「それで、シャーリーちゃんはどうだった?お願いした通りちゃんと守ってくれたかしら?優秀な息子達だものもちろん信頼はしているわ。でもこんな世の中ですものね、あんな美しい子すぐにオオカミ達にたべられちゃうから母様心配で心配で…」
「……はい。側にいた限りでは」
「えっと……はい見つけた時にしっかりと殴ってやりました。三人で牽制もガッツリしておきましたから、多分もう簡単には手を出さないと思うので大丈夫ですよ母様。なっマリウス!」
「さぁな。多分出すだろう。というか今僕にふるな。巻き込まれたく無い」
「え?……見つけた時?殴った?もう手は出さない?って貴方達、まさかもうシャーリーちゃんは手を出されたの?」
ヒュウ~。とマリウス並の冷気がミリアンネから吹き出す。エリオットのよけいな説明が墓穴を掘った。
(エリオット、おまえという弟は……何て馬鹿なんだ。はぁ……)
クラウスの心の声
(バカな奴だな)
マリウスの心の声
「いや……えっとその……母様、大丈夫ですよ!手でちょっと胸とあそこ弄られただけで、アレの挿入はされていませんから!何せシャーリーのあそこは、僕らがあげた魔道具で守られてますから僕ら以外の男根は絶対入りませんからね!そこは安心して下さい!」
「手で胸と秘部を弄られた?!」
「えっ…は、はい!で、でも母様!ほら、母様だって調べ済みでしょう?うちの学園のエロい風潮…女子のパンツ何て制服短いから皆んな見えてますよ?何ならアソコ見せて歩いてる子もけっこーい、いますし……。え~とそ、それに、せ、性教育でどのみち弄られるといいますか……」
「ふふふ、エリオット、言いたい事は終わったかしら?」
「は、はい……」
麗しい微笑みを浮かべるミリアンネ。その前で絶望し萎縮するエリオット。それを横から眺めて既にこの先を覚悟したクラウス。絶対的嫌な予感から同じく諦めて巻き込まれる覚悟をしたマリウス。
暖かい春の日の午後、アマルティス家の居間の空気は極寒だった。
「まぁまぁ、おかえりなさいシャーリーちゃん。入学式はどうだった?」
アマルティス邸に着いたシャルロット達四人は、居間に入ってすぐにシャルロット達兄妹の母、ミリアンネに迎えられた。
どうやら午後のお茶をしていたらしい。ミリアンネは、今日も若々しく、シャルロットとクラウス達の母というのが納得の美貌を誇っていた。
美しい金髪を後ろで軽く纏めて、薄茶の瞳は優しい微笑みとともに細められている。小柄なナイス美ボディはシャルロットとよく似ているけれど、彼女より大人のミリアンネの方が少し背は高い。
シンプルな薄紫色のドレスを纏うミリアンネはまるで見た目は聖母様のようであり、四人の子供を産んだ母とは思えないどこか少女の様な雰囲気も併せ持つ人物だった。
「はいっ、驚く事ばかりでしたけれど、メアリーという素敵なお胸の女の子のお友達も出来てとても楽しかったですわ。」
「まぁ、それは良かったわね、シャーリーちゃん。入学お祝いの晩餐の時にまた詳しくお話し聞かせてちょうだいね」
楽しそうに話す娘を暖かい目で見つめるミリアンネは内心安堵に包まれていた。
安全の為とはいえ、あまり外に出しておらず邸で皆に大切に育てられたシャルロットは、他所の家の御令嬢たちよりも極端に世間知らずだとミリアンネも良く分かっていたからだ。それでも女性が少ない中で、更にあの美貌。危険過ぎて守らざるえ無いのだから仕方ない事ではあった。
「はいっ、分かりましたわお母様。それでは私は着替えて参りますね」
「ええ、行ってらっしゃい」
「マリ様、お兄様達もまた後で」
「ああ、またね。転ばない様に気をつけるんだよシャーリー」
「また後でな、シャーリー」
「シャーリーバイバイまたね~」
ミリアンネ、マリウス、クラウス、エリオットの順でお別れを言うと、とてとてと居間から去っていくシャルロットを全員で見送った。
改めて、クラウス達はミリアンネに向き合う。
「母様、只今戻りました」
「ただいま、母様」
「こんにちは、ミリアンネ様、またお邪魔させて貰っています」
マリウスはにこりと、極上の人たらしの微笑みを浮かべた。
「あらあら殿下、ようこそいらっしゃいました。立たせっぱなしですみません。どうぞ、こちらにお座り下さいませ。クラウスもエリオットもおかえりなさい」
グリーンを基調とした居間のベージュのソファセットに、四人全員腰を下ろすと直ぐに紅茶が運ばれてきた。
ミリアンネは優雅に紅茶を一口飲むと、微笑みながら息子達に話しかける。
「それで、シャーリーちゃんはどうだった?お願いした通りちゃんと守ってくれたかしら?優秀な息子達だものもちろん信頼はしているわ。でもこんな世の中ですものね、あんな美しい子すぐにオオカミ達にたべられちゃうから母様心配で心配で…」
「……はい。側にいた限りでは」
「えっと……はい見つけた時にしっかりと殴ってやりました。三人で牽制もガッツリしておきましたから、多分もう簡単には手を出さないと思うので大丈夫ですよ母様。なっマリウス!」
「さぁな。多分出すだろう。というか今僕にふるな。巻き込まれたく無い」
「え?……見つけた時?殴った?もう手は出さない?って貴方達、まさかもうシャーリーちゃんは手を出されたの?」
ヒュウ~。とマリウス並の冷気がミリアンネから吹き出す。エリオットのよけいな説明が墓穴を掘った。
(エリオット、おまえという弟は……何て馬鹿なんだ。はぁ……)
クラウスの心の声
(バカな奴だな)
マリウスの心の声
「いや……えっとその……母様、大丈夫ですよ!手でちょっと胸とあそこ弄られただけで、アレの挿入はされていませんから!何せシャーリーのあそこは、僕らがあげた魔道具で守られてますから僕ら以外の男根は絶対入りませんからね!そこは安心して下さい!」
「手で胸と秘部を弄られた?!」
「えっ…は、はい!で、でも母様!ほら、母様だって調べ済みでしょう?うちの学園のエロい風潮…女子のパンツ何て制服短いから皆んな見えてますよ?何ならアソコ見せて歩いてる子もけっこーい、いますし……。え~とそ、それに、せ、性教育でどのみち弄られるといいますか……」
「ふふふ、エリオット、言いたい事は終わったかしら?」
「は、はい……」
麗しい微笑みを浮かべるミリアンネ。その前で絶望し萎縮するエリオット。それを横から眺めて既にこの先を覚悟したクラウス。絶対的嫌な予感から同じく諦めて巻き込まれる覚悟をしたマリウス。
暖かい春の日の午後、アマルティス家の居間の空気は極寒だった。
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