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学園編 シャルロット13歳でも大人
おかえりなさいお姉様。
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シャルロットが着替えを済ましてマリウス達のいる居間に来ると、中央に置かれたソファーに座るマリウス、クラウス、エリオットの顔色が心なしか悪い気がした。
「あら?マリ様?クラウ兄様?エリー兄様?何か顔色が良くない見たいですけれど…お身体の調子でも悪いのですか?」
シャルロットの問いかけにマリウス達が答える前にミリアンネのちょっと弾んだ声が上がる。
「あらあら、シャーリーちゃん。お着替えは終わったのね、この部屋着可愛いでしょう?母様がこの間いろいろと仕立てておいたの♡あなたにとっても似合うと思って。やっぱりこれにして正解ね!とっても似合ってるわ!我が娘ながらほんと可愛いわ~♡」
「あ、ありがとうございます。お母様」
何だかミリアンネのテンションが何時もの着せ替え地獄…もとい、遊びの時と同じな気して、シャルロットは逃れられない嫌な予感がした。
「あ!ほら見て、この裾の段々のレースが可愛いでしょう?丈もね、膝上まで短くしたの。あの学園に通うようになったんだもの、短いスカートに慣れなきゃね!」
(なるほど!お母様チョイスだったのね。それでこんなに短い丈のスカートだったんだわ……。どうりでリリーが急に変わった部屋着を着せてきたわけだわ)
シャルロットが納得している間にテーブルにはシャルロットの分のお茶もはこばれてきた。
「え~っと……お母様、座ってもいいかしら?私もお茶を飲みたいわ。それに学園のお話もしたいし……」
「そうそう!このスカートの裏地もね、ほら見て変わった生地でしょう?」
興奮したミリアンネに残念ながらシャルロットの声は届かなかった。
すると服の説明に夢中のミリアンネがぴらっとスカートを捲り上げたので部屋にいる執事やメイドみんなの前でえろ紐パンツを晒されてしまった。
勿論バッチリその場にいた全員見たが、優秀な使用人達は直ぐに顔を逸らした。
「きゃあっ!おっお母様っパンツが見えてしまってますぅ~っ」
「あっ。あらあら、ごめんなさいねシャーリーちゃん。ふふふ、まだまだ初心なんだから♡可愛いわね」
ミリアンネの暴走が一段落したとこでシャルロットは今のうちに!とさっさとソファーに腰を下ろ……そうとした所で、マリウスの長い腕が素早く腰に巻き付き、彼の膝(最近はクラウスより定位置)に引き寄せられた。
「きゃっ!もうっマリ様ったら、びっくりしましたわ」
「ごめんごめん。でもあんまりにもシャーリーが可愛い格好だったからついね」
「……えっ、あ、ありがとうございます」
王子さまスマイルで甘い言葉をさらっとのたまるマリウスにぽっと頬を染めて照れる純情なシャルロット。
それをニヤニヤ……もとい、にこにこ見守るミリアンネと、マリウスの黒い王子さまスマイルをジーッと微妙な顔で見つめるクラウスとエリオットだった。
それから暫く、居間でシャルロット達がミリアンネと学園の話しをしていると、タッタッタッと軽快な足音が廊下から近づいてくる。と、次の瞬間にはばんっ!と扉が開く。
「おかえりなさい!シャーリー姉さま!」
「あら?マリ様?クラウ兄様?エリー兄様?何か顔色が良くない見たいですけれど…お身体の調子でも悪いのですか?」
シャルロットの問いかけにマリウス達が答える前にミリアンネのちょっと弾んだ声が上がる。
「あらあら、シャーリーちゃん。お着替えは終わったのね、この部屋着可愛いでしょう?母様がこの間いろいろと仕立てておいたの♡あなたにとっても似合うと思って。やっぱりこれにして正解ね!とっても似合ってるわ!我が娘ながらほんと可愛いわ~♡」
「あ、ありがとうございます。お母様」
何だかミリアンネのテンションが何時もの着せ替え地獄…もとい、遊びの時と同じな気して、シャルロットは逃れられない嫌な予感がした。
「あ!ほら見て、この裾の段々のレースが可愛いでしょう?丈もね、膝上まで短くしたの。あの学園に通うようになったんだもの、短いスカートに慣れなきゃね!」
(なるほど!お母様チョイスだったのね。それでこんなに短い丈のスカートだったんだわ……。どうりでリリーが急に変わった部屋着を着せてきたわけだわ)
シャルロットが納得している間にテーブルにはシャルロットの分のお茶もはこばれてきた。
「え~っと……お母様、座ってもいいかしら?私もお茶を飲みたいわ。それに学園のお話もしたいし……」
「そうそう!このスカートの裏地もね、ほら見て変わった生地でしょう?」
興奮したミリアンネに残念ながらシャルロットの声は届かなかった。
すると服の説明に夢中のミリアンネがぴらっとスカートを捲り上げたので部屋にいる執事やメイドみんなの前でえろ紐パンツを晒されてしまった。
勿論バッチリその場にいた全員見たが、優秀な使用人達は直ぐに顔を逸らした。
「きゃあっ!おっお母様っパンツが見えてしまってますぅ~っ」
「あっ。あらあら、ごめんなさいねシャーリーちゃん。ふふふ、まだまだ初心なんだから♡可愛いわね」
ミリアンネの暴走が一段落したとこでシャルロットは今のうちに!とさっさとソファーに腰を下ろ……そうとした所で、マリウスの長い腕が素早く腰に巻き付き、彼の膝(最近はクラウスより定位置)に引き寄せられた。
「きゃっ!もうっマリ様ったら、びっくりしましたわ」
「ごめんごめん。でもあんまりにもシャーリーが可愛い格好だったからついね」
「……えっ、あ、ありがとうございます」
王子さまスマイルで甘い言葉をさらっとのたまるマリウスにぽっと頬を染めて照れる純情なシャルロット。
それをニヤニヤ……もとい、にこにこ見守るミリアンネと、マリウスの黒い王子さまスマイルをジーッと微妙な顔で見つめるクラウスとエリオットだった。
それから暫く、居間でシャルロット達がミリアンネと学園の話しをしていると、タッタッタッと軽快な足音が廊下から近づいてくる。と、次の瞬間にはばんっ!と扉が開く。
「おかえりなさい!シャーリー姉さま!」
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