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学園編 シャルロット婚約者との蜜月
約束と提案とダメージ。※
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「何するんだエリオット。まだシャーリーは七本目を使うほどヘロヘロじゃ無いぞ。返せ」
パシっ!とシャルロットの腕を掴んで引き戻そうとするマリウスの不満声に、エリオットは吠える。
「お前どんだけギリギリまで独占する気なんだよ!ってかもういいだろっ!シャーリーと何発したと思ってんだよっ!」
「可愛いから何回でもしたいし、シャーリーが僕の精液をいっぱい欲しいと言ってるんだから応えてあげないと可哀想だろう。」
「もう十分いっぱいだろっ!お前は絶倫だからキリが無いんだよっ!早く終われ!もう交代だ!約束しただろ!?ポーション六本分までだって」
「約束?なんの事だ?知らないな」
「コイツ~っまじぶん殴りてぇ~!」
ムス~っとマリウスは不満そうにエリオットを見やる。大好物を途中で取り上げられて完全にへそを曲げて駄々をこねているという、完璧王子の貴重な姿は意外と可愛い。
そんなマリウスをシャルロットがキュンキュン♡胸を高鳴らせて見つめているのはお約束である。
シャルロットを挟んで睨み合うしょうもない弟二人にクラウスは溜め息をついた。クラウス自身も本音を言えばシャルロットを独占したいし早く抱きたいが、このままではらちがあかないだろう。クラウスは思考した。
(全く…情けないし時間の無駄だ。そもそも愛し合う殿下とシャーリーの二人の間に割り込んでいったのは俺達だ。幼なじみと兄という立場を振りかざして。それに婚約するに当たって、新たなシャルロット協定で、殿下の許可かシャーリーに求められ無い限りはそもそも抱けない約束のはずだ。これは当然殿下の言う事を聞くのが正しいしそうすべきだろう。まぁ、シャーリーの痴態を見て欲望が暴走しているとつい俺も忘れがちだけどな……。殿下が何も言わず俺達に甘過ぎるから余計だな)
「エリオット」
マリウスと睨み合うエリオットにクラウスは静かに声を掛けた。
「何だよ兄さん、今このわからず屋の腹黒と大事な話をしてるんだから邪魔しないでくれ」
エリオットは視線をマリウスから逸らす事無くクラウスにかえす。
「エリオット、殿下がまだシャーリーを離したくないと言っているんだ。殿下が終わるまで待つんだ」
真面目な顔で意外な事を言ってきたクラウスに、エリオットもマリウスも彼を振り返ってポカンと見つめる。
てっきり王太子が我儘を言うなとか、王太子が駄々をこねるなとか、王太子が約束を反故にするな、などと言うと思っていたからだ。
「兄さん?いや、アイツが約束破ったんだぞ?」
「お前が交代ギリギリまで待っていれば、殿下は約束を反故にするような事は決してしない。それに、前提を忘れるなよエリオット」
「前提?」
「…………」
すぐにピンと来ず首を傾げるエリオットをよそに、マリウスは何か感ずいたようにクラウスをジッと見つめる。
だが直ぐにエリオットに向き直ると、しぶしぶというような顔で言った。
「……ったく、仕方ない。分かったよエリオット、そろそろ替わってやるよ。感謝しろよ」
「マジかっ!ってか当然だろ!?順番だし約束だったんだからなっ」
「だが、僕も参加するから4Pだ。それは譲らんからな。それと、しばらくはエリオットとクラウスの二人でシャーリーと交わればいい。僕は仕方ないから…少し遠慮してやる。」
フン!と鼻を鳴らすマリウスに、独占が出来ない事はちょっと不満だが、漸く愛しいシャルロットの極上の身体とまた交われるんだと、童貞卒業したてのエリオットはあっという間に御機嫌になった。
単純なエリオットを尻目に、マリウスはクラウスに小声で告げた。
「変な気を回さ無くていい。今日はもう最初から四人でする事になっているんだからな。その間の事は概ね無礼講だ。シラケるからな。」
「はい。分かりました、お心遣い感謝します。……ですが殿下、あなたたまに権力振りかざしてる時ありますよね?」
「………おおむね、といっただろう。シャーリーが絡めばそういう時もある。」
フン!と開き直り視線を逸らすマリウス。
そんな俺様大魔王にまいどの事ながら嘆息するクラウス。
「はぁ…。ああ、そうですか。それはさておき殿下?」
クラウスの雰囲気がスッと締まった。そして、いつもより感じの良い素晴らしい笑顔だが、目は全く笑っていない。マリウスは嫌な予感がした。こういう時は大体説教が待っているからだ。
「な、何だ?改まって……。」
「コホン。シャーリーに無理をさせ過ぎです!ポーションを使えばいいという問題ではありません。今後は多少自重してくださいっ!」
「い、嫌だ」
「嫌だとは何です!貴方子供ですか?」
「嫌なものは嫌だ!止まらないし、止める気も無い。シャーリーには無理をさせているのは申し訳ないが、こればっかりは譲れない。だからこそせめて、身体の完全復活プラス活力まで与える高級ポーションを使用しているんだ。それに回復した時の、え?まだするの?!とちょっとびびってるシャーリーはめちゃくちゃ可愛いんだぞ。そしてだんだんと涙目で懇願してくるんだ。もう終わって欲しいってな!あのちょっと絶望が浮かんだ顔にはひどくそそられる。うん、めちゃくちゃ可愛いな!しかし半分くらいの割合でお腹が空いたからもうイヤって怒って拗ねてしまう時もあるな。そういう時はちょっと焦るが、そのプンプン怒っている姿も全く怖くなくてただひたすらに可愛いだけだから思わず微笑みそうになるのを堪えるのが大変なんだよな。意外とシャーリーは食いしん坊だから、空腹だと機嫌が悪くなるからそこは要注意なんだ」
「……あんたほんと腹黒鬼畜のしょーもない人ですね。あ、つい本音が…失礼しました。」
「フン!何とでも言え。」
半眼で呆れを隠さないクラウスに、マリウスはプイっと顔を横にそらす。
クラウスにしょっちゅう小言と説教をされるマリウスだが、俺様大魔王なので、大体逆ギレか、開き直って、基本あまり言う事を聞かない。他の全てにおいて優秀過ぎるほど優秀な王太子だが、身近な兄的存在のクラウスには甘えまくりであった。
問題児の弟ばかりを抱えたクラウスはかなりの苦労人でもあった。
そんな時、エリオットの明るい声が二人に掛かった。
「なぁ、いつまでそんなとこで二人でコソコソ喋ってるんだ?4Pしないのか?シャーリーと二人だけで始めちゃうぞ?」
いつの間にかエリオットは、マリウス達と距離をとるかのように、巨大ベットの上をシャルロットと一緒に移動していた。そこでシャルロットを膝に抱えて、彼女のたわわな胸を揉みしだいている。
「ふぅん♡…はぁっ…♡ぁあんっ♡」
「待て!エリオット、何一人勝手に始めてるんた!」
「だってお前たち何か話し込んでるし、シャーリーも退屈そうだったからさ。まだ一応待ってるんだぞ?早くしろよな!」
「分かった、今行く。だがお前いつの間にそんな離れたとこまでシャーリーを攫っていったんだ?だいぶシャーリーが出来上がっている所を見るにお前、確信犯だな。僕達が話し込んでる隙をついてかなりシャーリーを弄って一人楽しんでただろ?」
ジト目でエリオットを威圧するマリウスだが、実際少し話し込んで待たせてしまったようなので、仕方ないと、嘆息だけして、さっさと二人の元に向かう事にした。
「はぁ…。行くぞ、クラウス」
「はい、殿下」
巨大ベットは同じベットの上でも端と端では少し離れている。だからこそ大の男三人と広々と4Pが出来るのだ。マリウス達が二人の元に向かってみれば、顔を朱に染めて身体が快感に酔い始めたシャルロットと御機嫌なエリオットがいた。
そこでマリウスは一つの提案をした。
「今日したいと思っていたプレイがあるんだが、してもいいか?」
ニッ。と悪い笑みを浮かべるマリウスのこういう時は、大体ろくでもない悪巧みをしている。
「うわ、出たよ。悪魔の微笑み!何か企んでるだろ?で、どんなプレイ何だよ。魔道具でも使うのか?」
げっ!と嫌そうな顔したエリオットだが、すぐに興味津々になる。
「フフン。まぁ、魔道具は魔道具だが、ただコスプレするだけだ。」
「コスプレ?今から全員が服着るのか?エッチしにくいだろ、シャーリーの綺麗でエロい裸が見れ無くなるから僕は反対だぞ」
「俺もシャーリーの綺麗な裸体を見たいので、どちらかというと反対ですね」
エリオットにもクラウスにも反対されたマリウスはニヤリと悪魔の笑みを深めた。
「全員裸のままさ、そしてコスプレするのはシャーリーだけだ。猫に扮したシャーリーをご主人様の僕らが可愛がるというシンプルなプレイだ。プレイ名は、ご主人様とニャンニャンプレイだ」
「……ちょっと名前恥ずかしく無いか?」
「……確かに。」
意外と冷静で精神的にキツいツッコミを二人からくらったマリウスは、若干顔を赤らめて吠える。
「うるさい!元々そういう名前のプレイ魔道具なんだよ!僕のセンスじゃないっ!」
「ふぅん…。ご主人様とニャンニャンプレイか、長いからニャンニャンプレイでいいよな。でも、なんか面白そうだな!よし!やろうぜ!」
「シャーリーの猫コスプレですか……いいですね。俺も賛成です。さっそくやりましょう」
「シャーリーもいいかな?僕も猫のコスプレをしたシャーリーはきっと可愛いと思うからすごく見たいと思ってるんだけど……どう?」
優しくシャルロットを気遣うように確認をとるマリウスだが、もちろん彼女の返答など最初から分かった上での小芝居だ。
「ねこのコスプレですか?良く分からないですけど、マリさまが見たいなら私は構いませんわ。」
きょとん。として話を聞いていたシャルロットだったが、やはり大好きなマリウスの要望は基本的にはあまり断らない。先程までマリウスに散々喘がされ、大量に中に注がれていたのにだ。マリウスとの直後にエリオットに弄られて、シャルロットの身体は今も快感が燻り火照っている 。マリウスににっこりと微笑むその可愛い顔には、今は少し艶が混じっていた。
そんなシャルロットとマリウスのやり取りをエリオットは、シラケた顔で見ていた。
「答えなんて分かってるくせにポイント稼ぎでもしてるのか?相変わらず腹黒い奴だな」
「だが、実際俺達はシャーリーを置き去りにして何でも進めてしまう所があるからな。返事の予想は付いていてもとりあえずシャーリーに確認くらい取るべきだった。やはり殿下が一番シャーリーの事を考えているな」
「そうか?兄さんもたまにシャーリーくらいマリウスに対して美化フィルターかかってる時があるよな」
意外とまともなエリオットは、チラっと兄を見て、こっそり引いていたのは秘密だ。
途中、予期せぬ精神的ダメージをくらったマリウスだが、とりあえず話がまとまったのでさっそく用意した魔道具を取り出した。
それは真っ赤な液体が入った小さな瓶だった。
______________________
次回は、ご主人様とニャンニャンプレイです。
ฅ^•ω•^ฅ♬
おそらく想像通りのプレイです。(;^_^A
パシっ!とシャルロットの腕を掴んで引き戻そうとするマリウスの不満声に、エリオットは吠える。
「お前どんだけギリギリまで独占する気なんだよ!ってかもういいだろっ!シャーリーと何発したと思ってんだよっ!」
「可愛いから何回でもしたいし、シャーリーが僕の精液をいっぱい欲しいと言ってるんだから応えてあげないと可哀想だろう。」
「もう十分いっぱいだろっ!お前は絶倫だからキリが無いんだよっ!早く終われ!もう交代だ!約束しただろ!?ポーション六本分までだって」
「約束?なんの事だ?知らないな」
「コイツ~っまじぶん殴りてぇ~!」
ムス~っとマリウスは不満そうにエリオットを見やる。大好物を途中で取り上げられて完全にへそを曲げて駄々をこねているという、完璧王子の貴重な姿は意外と可愛い。
そんなマリウスをシャルロットがキュンキュン♡胸を高鳴らせて見つめているのはお約束である。
シャルロットを挟んで睨み合うしょうもない弟二人にクラウスは溜め息をついた。クラウス自身も本音を言えばシャルロットを独占したいし早く抱きたいが、このままではらちがあかないだろう。クラウスは思考した。
(全く…情けないし時間の無駄だ。そもそも愛し合う殿下とシャーリーの二人の間に割り込んでいったのは俺達だ。幼なじみと兄という立場を振りかざして。それに婚約するに当たって、新たなシャルロット協定で、殿下の許可かシャーリーに求められ無い限りはそもそも抱けない約束のはずだ。これは当然殿下の言う事を聞くのが正しいしそうすべきだろう。まぁ、シャーリーの痴態を見て欲望が暴走しているとつい俺も忘れがちだけどな……。殿下が何も言わず俺達に甘過ぎるから余計だな)
「エリオット」
マリウスと睨み合うエリオットにクラウスは静かに声を掛けた。
「何だよ兄さん、今このわからず屋の腹黒と大事な話をしてるんだから邪魔しないでくれ」
エリオットは視線をマリウスから逸らす事無くクラウスにかえす。
「エリオット、殿下がまだシャーリーを離したくないと言っているんだ。殿下が終わるまで待つんだ」
真面目な顔で意外な事を言ってきたクラウスに、エリオットもマリウスも彼を振り返ってポカンと見つめる。
てっきり王太子が我儘を言うなとか、王太子が駄々をこねるなとか、王太子が約束を反故にするな、などと言うと思っていたからだ。
「兄さん?いや、アイツが約束破ったんだぞ?」
「お前が交代ギリギリまで待っていれば、殿下は約束を反故にするような事は決してしない。それに、前提を忘れるなよエリオット」
「前提?」
「…………」
すぐにピンと来ず首を傾げるエリオットをよそに、マリウスは何か感ずいたようにクラウスをジッと見つめる。
だが直ぐにエリオットに向き直ると、しぶしぶというような顔で言った。
「……ったく、仕方ない。分かったよエリオット、そろそろ替わってやるよ。感謝しろよ」
「マジかっ!ってか当然だろ!?順番だし約束だったんだからなっ」
「だが、僕も参加するから4Pだ。それは譲らんからな。それと、しばらくはエリオットとクラウスの二人でシャーリーと交わればいい。僕は仕方ないから…少し遠慮してやる。」
フン!と鼻を鳴らすマリウスに、独占が出来ない事はちょっと不満だが、漸く愛しいシャルロットの極上の身体とまた交われるんだと、童貞卒業したてのエリオットはあっという間に御機嫌になった。
単純なエリオットを尻目に、マリウスはクラウスに小声で告げた。
「変な気を回さ無くていい。今日はもう最初から四人でする事になっているんだからな。その間の事は概ね無礼講だ。シラケるからな。」
「はい。分かりました、お心遣い感謝します。……ですが殿下、あなたたまに権力振りかざしてる時ありますよね?」
「………おおむね、といっただろう。シャーリーが絡めばそういう時もある。」
フン!と開き直り視線を逸らすマリウス。
そんな俺様大魔王にまいどの事ながら嘆息するクラウス。
「はぁ…。ああ、そうですか。それはさておき殿下?」
クラウスの雰囲気がスッと締まった。そして、いつもより感じの良い素晴らしい笑顔だが、目は全く笑っていない。マリウスは嫌な予感がした。こういう時は大体説教が待っているからだ。
「な、何だ?改まって……。」
「コホン。シャーリーに無理をさせ過ぎです!ポーションを使えばいいという問題ではありません。今後は多少自重してくださいっ!」
「い、嫌だ」
「嫌だとは何です!貴方子供ですか?」
「嫌なものは嫌だ!止まらないし、止める気も無い。シャーリーには無理をさせているのは申し訳ないが、こればっかりは譲れない。だからこそせめて、身体の完全復活プラス活力まで与える高級ポーションを使用しているんだ。それに回復した時の、え?まだするの?!とちょっとびびってるシャーリーはめちゃくちゃ可愛いんだぞ。そしてだんだんと涙目で懇願してくるんだ。もう終わって欲しいってな!あのちょっと絶望が浮かんだ顔にはひどくそそられる。うん、めちゃくちゃ可愛いな!しかし半分くらいの割合でお腹が空いたからもうイヤって怒って拗ねてしまう時もあるな。そういう時はちょっと焦るが、そのプンプン怒っている姿も全く怖くなくてただひたすらに可愛いだけだから思わず微笑みそうになるのを堪えるのが大変なんだよな。意外とシャーリーは食いしん坊だから、空腹だと機嫌が悪くなるからそこは要注意なんだ」
「……あんたほんと腹黒鬼畜のしょーもない人ですね。あ、つい本音が…失礼しました。」
「フン!何とでも言え。」
半眼で呆れを隠さないクラウスに、マリウスはプイっと顔を横にそらす。
クラウスにしょっちゅう小言と説教をされるマリウスだが、俺様大魔王なので、大体逆ギレか、開き直って、基本あまり言う事を聞かない。他の全てにおいて優秀過ぎるほど優秀な王太子だが、身近な兄的存在のクラウスには甘えまくりであった。
問題児の弟ばかりを抱えたクラウスはかなりの苦労人でもあった。
そんな時、エリオットの明るい声が二人に掛かった。
「なぁ、いつまでそんなとこで二人でコソコソ喋ってるんだ?4Pしないのか?シャーリーと二人だけで始めちゃうぞ?」
いつの間にかエリオットは、マリウス達と距離をとるかのように、巨大ベットの上をシャルロットと一緒に移動していた。そこでシャルロットを膝に抱えて、彼女のたわわな胸を揉みしだいている。
「ふぅん♡…はぁっ…♡ぁあんっ♡」
「待て!エリオット、何一人勝手に始めてるんた!」
「だってお前たち何か話し込んでるし、シャーリーも退屈そうだったからさ。まだ一応待ってるんだぞ?早くしろよな!」
「分かった、今行く。だがお前いつの間にそんな離れたとこまでシャーリーを攫っていったんだ?だいぶシャーリーが出来上がっている所を見るにお前、確信犯だな。僕達が話し込んでる隙をついてかなりシャーリーを弄って一人楽しんでただろ?」
ジト目でエリオットを威圧するマリウスだが、実際少し話し込んで待たせてしまったようなので、仕方ないと、嘆息だけして、さっさと二人の元に向かう事にした。
「はぁ…。行くぞ、クラウス」
「はい、殿下」
巨大ベットは同じベットの上でも端と端では少し離れている。だからこそ大の男三人と広々と4Pが出来るのだ。マリウス達が二人の元に向かってみれば、顔を朱に染めて身体が快感に酔い始めたシャルロットと御機嫌なエリオットがいた。
そこでマリウスは一つの提案をした。
「今日したいと思っていたプレイがあるんだが、してもいいか?」
ニッ。と悪い笑みを浮かべるマリウスのこういう時は、大体ろくでもない悪巧みをしている。
「うわ、出たよ。悪魔の微笑み!何か企んでるだろ?で、どんなプレイ何だよ。魔道具でも使うのか?」
げっ!と嫌そうな顔したエリオットだが、すぐに興味津々になる。
「フフン。まぁ、魔道具は魔道具だが、ただコスプレするだけだ。」
「コスプレ?今から全員が服着るのか?エッチしにくいだろ、シャーリーの綺麗でエロい裸が見れ無くなるから僕は反対だぞ」
「俺もシャーリーの綺麗な裸体を見たいので、どちらかというと反対ですね」
エリオットにもクラウスにも反対されたマリウスはニヤリと悪魔の笑みを深めた。
「全員裸のままさ、そしてコスプレするのはシャーリーだけだ。猫に扮したシャーリーをご主人様の僕らが可愛がるというシンプルなプレイだ。プレイ名は、ご主人様とニャンニャンプレイだ」
「……ちょっと名前恥ずかしく無いか?」
「……確かに。」
意外と冷静で精神的にキツいツッコミを二人からくらったマリウスは、若干顔を赤らめて吠える。
「うるさい!元々そういう名前のプレイ魔道具なんだよ!僕のセンスじゃないっ!」
「ふぅん…。ご主人様とニャンニャンプレイか、長いからニャンニャンプレイでいいよな。でも、なんか面白そうだな!よし!やろうぜ!」
「シャーリーの猫コスプレですか……いいですね。俺も賛成です。さっそくやりましょう」
「シャーリーもいいかな?僕も猫のコスプレをしたシャーリーはきっと可愛いと思うからすごく見たいと思ってるんだけど……どう?」
優しくシャルロットを気遣うように確認をとるマリウスだが、もちろん彼女の返答など最初から分かった上での小芝居だ。
「ねこのコスプレですか?良く分からないですけど、マリさまが見たいなら私は構いませんわ。」
きょとん。として話を聞いていたシャルロットだったが、やはり大好きなマリウスの要望は基本的にはあまり断らない。先程までマリウスに散々喘がされ、大量に中に注がれていたのにだ。マリウスとの直後にエリオットに弄られて、シャルロットの身体は今も快感が燻り火照っている 。マリウスににっこりと微笑むその可愛い顔には、今は少し艶が混じっていた。
そんなシャルロットとマリウスのやり取りをエリオットは、シラケた顔で見ていた。
「答えなんて分かってるくせにポイント稼ぎでもしてるのか?相変わらず腹黒い奴だな」
「だが、実際俺達はシャーリーを置き去りにして何でも進めてしまう所があるからな。返事の予想は付いていてもとりあえずシャーリーに確認くらい取るべきだった。やはり殿下が一番シャーリーの事を考えているな」
「そうか?兄さんもたまにシャーリーくらいマリウスに対して美化フィルターかかってる時があるよな」
意外とまともなエリオットは、チラっと兄を見て、こっそり引いていたのは秘密だ。
途中、予期せぬ精神的ダメージをくらったマリウスだが、とりあえず話がまとまったのでさっそく用意した魔道具を取り出した。
それは真っ赤な液体が入った小さな瓶だった。
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次回は、ご主人様とニャンニャンプレイです。
ฅ^•ω•^ฅ♬
おそらく想像通りのプレイです。(;^_^A
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