4 / 70
第4話 幸運度おかしくね?
しおりを挟む
スライム討伐を始めて10日くらいが経過したと思う。
エルレイム王国が滅んでから、時たま盗賊やら山賊がメレルとメロカのダンジョン目掛けてやってくるが、ガロン騎士団が討伐してくれている。
ガロン騎士団と言ったが、ガロン唯一人で、軍団スキルによりかつての同胞の魂の鎧を召喚しているようだ。
それも軍団1万人とかだった。山賊百人に対して、その数はある意味いじめだろと突っ込むほどだ。
「ガロンさんは容赦がないですね」
「容赦はするな、それが名言です。死体はトメイロが肥料にしてくれました」
「本当に容赦がない」
一方でトメイロのトマト畑は盗賊やら山賊の死体を肥料にして瞬く間に成長を果たして、人の頭程もあるトマトが実る程だった。
「いあーやっぱり死体は最高の肥料ですわい」
「死体から作られた作物を俺達は食べているのか」
「何を言いますかい、ロイ殿下、そもそも土とは何かしらの死体ですぞ」
「いや、ごもっともですが」
ロイは複雑な心境になりつつあった。
この頭程もある巨大なトマトの作物が人間の頭と誤解しそうな程だった。
ラガディの建築系のスキルはピロルムの道化分身スキルによって運ばれて来た鉱石、石、岩等で作業が進められた。
「ほうれ」
そう一言うだけで、空間にリズミカルな設計図が生まれ、それに沿って建物が建築されていく。
ちなみに、既にエルレイム王国は復興したといっても良い程の規模になっており、城壁もちゃんと建てられている。
城だってあるし、城下町だってある。塔だってあるし、櫓だってバリスタだって大砲だって、もはや最強の城へと変貌しているのだが。
「人がおりませんなぁ」
「いくら元のエルレイム王国が戻ってきたとしても結局は人がいない無人に近い国だよ」
「ロイ殿下、もっと強くなられたら旅に出るとよかろう」
「なぜ?」
「民を集めるのですよ」
「うーん、俺には人望がないからなー」
「そうでもないと思いますがのう」
ラガディは好々爺のように朗らかに笑ってくれた。
一方でドガリルは夢の中で大量に武具を製造し続けていた。
アイテムボックスの中身は頭の中に表示されるようになった。
それが随時更新されていく。
物凄い量だ。
一体これほどの武具をどうしろと言うのか。
「ふゎああ、作りすぎましたねーまた眠ってきますねー」
夢世界から戻ってきたドガリルはそう言いながら、また建物の中でまだ朝だというのに爆睡するという作業を始めた。
一方、空を支配するのが当たり前のようにウィーバーは小さめの虹色のドラゴンのようなグレイスフリアに乗っていた。その乗り物は呼び出しスキルで呼び出したようだけど。
「とりあえず、ポーションは大量に作って城の宝物庫にぶち込んでおいたぜロイ殿下」
「助かるよ」
「そうだ。ロイ殿下、近くに村があったんだが、そこに挨拶しに行ってはどうだい」
「たぶん、その村滅びてるよ」
「いやー住民がちらほらいたよ、空からちらりとしか見えなかったけどね」
「もう少し強くなったら行くよ」
「そうしてくれよー」
そんな会話をしながら、皆の役割を見ながら、またもやレベルアップした。
レベル6になったロイは。
ガチャを2回回す事が出来る。
ちなみに、レベルごとにガチャ回数の違いが生じる。
特に規則性みたいなものはないようだけど。
よくわからないなぁーと思ったり思わなかったりする。
【UR=七代将軍ジャン老人】
【SUR=2角文様ナルデラ】
「やっぱし、俺の幸運度可笑しくねーか?」
「恐らく今までが残念過ぎたので、幸運度を貯めに貯めていたのでしょうね」
「て事はこの幸運度確率が無くなったら俺はどうなるんだ?」
「きっとアンラッキーの塊になるんでしょうねぇ」
「それはひどくないか?」
「人の運というのは波がありますからねー」
「まぁ、そういう事にしといてくれよ」
「そういう事にしときましょましょ」
ジャン老人は鋭角で巨人が持つのではないかと思われる程の巨大な槍を背中に背負っていた。
金色の髪の毛をしており、背中が少しだけ曲がっている。
獣のような衣服を着こなしている。
「ふぉふぉーついにわしも異世界へと旅だってしまったようじゃのう、しかもロイ殿下ではござらぬか」
「そのやり取りもう飽きたからさー、取り合えず、ジャン老人は徘徊が得意っと」
「そうじゃのう、旅をして旅をすることが大好きで、狩りが得意じゃのう、そうじゃ、わしはモンスターでも狩る冒険者ギルドマスターにでもなってやろうかのう、残念じゃが不在の多い冒険者ギルドマスターじゃがのう」
「それはそれで少し困る気がするけど、まぁいっか、ラガディが冒険者ギルドを建ててるはずだから、そこに向かってくれよ」
「迷わぬ自信はないが、あえて徘徊してやろうぞ」
「それはそれで困る気がするけどね」
「ふぉふぉーわしに困りごとはないと言う物じゃて、さらばじゃ」
次に2角文様ナルデラだったのだが、彼は白銀の髪色をしており、険しい眼でこちらを見つめていた。
衣服は文様の入ったどこぞの民族みたいな感じだったが、額には2角の文様が浮かび上がっていた。
こうピカっと輝く感じの不思議な文様だった。
「ふむ、どうやら元の世界からこちらに来たとしても、こちらの世界も元の世界と何かが同じようだし、ロイもロイとは違ってるようだ。別な異世界よりかは時間軸が同じでパターンが違う世界という事か」
「あのーナルデラさんは、ブシャルー帝国と呼ばれていた王であられるとしても、この世界にはブシャルー帝国なるものはないのですよ」
「なぬ、という事は少し違った世界か、何かしらの歴史に影響が及び違った未来なのか」
「思案している所申し訳ありませんが、何か出来る事があったりします?」
「日角度の調整が出来たりするのだが、ふむ、太陽を場所的に暗闇にしたり、煌々と眩しくする事も出来るという事なのだが」
「という事は、何に使えるのでしょうか」
「さて、戦闘の時くらいしか使った事がないが」
「じゃあ、それまでは、街で住民として暮らしててくれると助かります」
「ふむ、そうしよう、そうだ。先程冒険者ギルドがどうたらと聞いたが、俺ならモンスター狩りくらいは片手間で出来るぞ」
「じゃあ、頼む」
ナルデラはとぼとぼと王者に相応しい歩き方でその場を立ち去った。
エルレイム王国が滅んでから、時たま盗賊やら山賊がメレルとメロカのダンジョン目掛けてやってくるが、ガロン騎士団が討伐してくれている。
ガロン騎士団と言ったが、ガロン唯一人で、軍団スキルによりかつての同胞の魂の鎧を召喚しているようだ。
それも軍団1万人とかだった。山賊百人に対して、その数はある意味いじめだろと突っ込むほどだ。
「ガロンさんは容赦がないですね」
「容赦はするな、それが名言です。死体はトメイロが肥料にしてくれました」
「本当に容赦がない」
一方でトメイロのトマト畑は盗賊やら山賊の死体を肥料にして瞬く間に成長を果たして、人の頭程もあるトマトが実る程だった。
「いあーやっぱり死体は最高の肥料ですわい」
「死体から作られた作物を俺達は食べているのか」
「何を言いますかい、ロイ殿下、そもそも土とは何かしらの死体ですぞ」
「いや、ごもっともですが」
ロイは複雑な心境になりつつあった。
この頭程もある巨大なトマトの作物が人間の頭と誤解しそうな程だった。
ラガディの建築系のスキルはピロルムの道化分身スキルによって運ばれて来た鉱石、石、岩等で作業が進められた。
「ほうれ」
そう一言うだけで、空間にリズミカルな設計図が生まれ、それに沿って建物が建築されていく。
ちなみに、既にエルレイム王国は復興したといっても良い程の規模になっており、城壁もちゃんと建てられている。
城だってあるし、城下町だってある。塔だってあるし、櫓だってバリスタだって大砲だって、もはや最強の城へと変貌しているのだが。
「人がおりませんなぁ」
「いくら元のエルレイム王国が戻ってきたとしても結局は人がいない無人に近い国だよ」
「ロイ殿下、もっと強くなられたら旅に出るとよかろう」
「なぜ?」
「民を集めるのですよ」
「うーん、俺には人望がないからなー」
「そうでもないと思いますがのう」
ラガディは好々爺のように朗らかに笑ってくれた。
一方でドガリルは夢の中で大量に武具を製造し続けていた。
アイテムボックスの中身は頭の中に表示されるようになった。
それが随時更新されていく。
物凄い量だ。
一体これほどの武具をどうしろと言うのか。
「ふゎああ、作りすぎましたねーまた眠ってきますねー」
夢世界から戻ってきたドガリルはそう言いながら、また建物の中でまだ朝だというのに爆睡するという作業を始めた。
一方、空を支配するのが当たり前のようにウィーバーは小さめの虹色のドラゴンのようなグレイスフリアに乗っていた。その乗り物は呼び出しスキルで呼び出したようだけど。
「とりあえず、ポーションは大量に作って城の宝物庫にぶち込んでおいたぜロイ殿下」
「助かるよ」
「そうだ。ロイ殿下、近くに村があったんだが、そこに挨拶しに行ってはどうだい」
「たぶん、その村滅びてるよ」
「いやー住民がちらほらいたよ、空からちらりとしか見えなかったけどね」
「もう少し強くなったら行くよ」
「そうしてくれよー」
そんな会話をしながら、皆の役割を見ながら、またもやレベルアップした。
レベル6になったロイは。
ガチャを2回回す事が出来る。
ちなみに、レベルごとにガチャ回数の違いが生じる。
特に規則性みたいなものはないようだけど。
よくわからないなぁーと思ったり思わなかったりする。
【UR=七代将軍ジャン老人】
【SUR=2角文様ナルデラ】
「やっぱし、俺の幸運度可笑しくねーか?」
「恐らく今までが残念過ぎたので、幸運度を貯めに貯めていたのでしょうね」
「て事はこの幸運度確率が無くなったら俺はどうなるんだ?」
「きっとアンラッキーの塊になるんでしょうねぇ」
「それはひどくないか?」
「人の運というのは波がありますからねー」
「まぁ、そういう事にしといてくれよ」
「そういう事にしときましょましょ」
ジャン老人は鋭角で巨人が持つのではないかと思われる程の巨大な槍を背中に背負っていた。
金色の髪の毛をしており、背中が少しだけ曲がっている。
獣のような衣服を着こなしている。
「ふぉふぉーついにわしも異世界へと旅だってしまったようじゃのう、しかもロイ殿下ではござらぬか」
「そのやり取りもう飽きたからさー、取り合えず、ジャン老人は徘徊が得意っと」
「そうじゃのう、旅をして旅をすることが大好きで、狩りが得意じゃのう、そうじゃ、わしはモンスターでも狩る冒険者ギルドマスターにでもなってやろうかのう、残念じゃが不在の多い冒険者ギルドマスターじゃがのう」
「それはそれで少し困る気がするけど、まぁいっか、ラガディが冒険者ギルドを建ててるはずだから、そこに向かってくれよ」
「迷わぬ自信はないが、あえて徘徊してやろうぞ」
「それはそれで困る気がするけどね」
「ふぉふぉーわしに困りごとはないと言う物じゃて、さらばじゃ」
次に2角文様ナルデラだったのだが、彼は白銀の髪色をしており、険しい眼でこちらを見つめていた。
衣服は文様の入ったどこぞの民族みたいな感じだったが、額には2角の文様が浮かび上がっていた。
こうピカっと輝く感じの不思議な文様だった。
「ふむ、どうやら元の世界からこちらに来たとしても、こちらの世界も元の世界と何かが同じようだし、ロイもロイとは違ってるようだ。別な異世界よりかは時間軸が同じでパターンが違う世界という事か」
「あのーナルデラさんは、ブシャルー帝国と呼ばれていた王であられるとしても、この世界にはブシャルー帝国なるものはないのですよ」
「なぬ、という事は少し違った世界か、何かしらの歴史に影響が及び違った未来なのか」
「思案している所申し訳ありませんが、何か出来る事があったりします?」
「日角度の調整が出来たりするのだが、ふむ、太陽を場所的に暗闇にしたり、煌々と眩しくする事も出来るという事なのだが」
「という事は、何に使えるのでしょうか」
「さて、戦闘の時くらいしか使った事がないが」
「じゃあ、それまでは、街で住民として暮らしててくれると助かります」
「ふむ、そうしよう、そうだ。先程冒険者ギルドがどうたらと聞いたが、俺ならモンスター狩りくらいは片手間で出来るぞ」
「じゃあ、頼む」
ナルデラはとぼとぼと王者に相応しい歩き方でその場を立ち去った。
0
あなたにおすすめの小説
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる