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第4話 幸運度おかしくね?
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スライム討伐を始めて10日くらいが経過したと思う。
エルレイム王国が滅んでから、時たま盗賊やら山賊がメレルとメロカのダンジョン目掛けてやってくるが、ガロン騎士団が討伐してくれている。
ガロン騎士団と言ったが、ガロン唯一人で、軍団スキルによりかつての同胞の魂の鎧を召喚しているようだ。
それも軍団1万人とかだった。山賊百人に対して、その数はある意味いじめだろと突っ込むほどだ。
「ガロンさんは容赦がないですね」
「容赦はするな、それが名言です。死体はトメイロが肥料にしてくれました」
「本当に容赦がない」
一方でトメイロのトマト畑は盗賊やら山賊の死体を肥料にして瞬く間に成長を果たして、人の頭程もあるトマトが実る程だった。
「いあーやっぱり死体は最高の肥料ですわい」
「死体から作られた作物を俺達は食べているのか」
「何を言いますかい、ロイ殿下、そもそも土とは何かしらの死体ですぞ」
「いや、ごもっともですが」
ロイは複雑な心境になりつつあった。
この頭程もある巨大なトマトの作物が人間の頭と誤解しそうな程だった。
ラガディの建築系のスキルはピロルムの道化分身スキルによって運ばれて来た鉱石、石、岩等で作業が進められた。
「ほうれ」
そう一言うだけで、空間にリズミカルな設計図が生まれ、それに沿って建物が建築されていく。
ちなみに、既にエルレイム王国は復興したといっても良い程の規模になっており、城壁もちゃんと建てられている。
城だってあるし、城下町だってある。塔だってあるし、櫓だってバリスタだって大砲だって、もはや最強の城へと変貌しているのだが。
「人がおりませんなぁ」
「いくら元のエルレイム王国が戻ってきたとしても結局は人がいない無人に近い国だよ」
「ロイ殿下、もっと強くなられたら旅に出るとよかろう」
「なぜ?」
「民を集めるのですよ」
「うーん、俺には人望がないからなー」
「そうでもないと思いますがのう」
ラガディは好々爺のように朗らかに笑ってくれた。
一方でドガリルは夢の中で大量に武具を製造し続けていた。
アイテムボックスの中身は頭の中に表示されるようになった。
それが随時更新されていく。
物凄い量だ。
一体これほどの武具をどうしろと言うのか。
「ふゎああ、作りすぎましたねーまた眠ってきますねー」
夢世界から戻ってきたドガリルはそう言いながら、また建物の中でまだ朝だというのに爆睡するという作業を始めた。
一方、空を支配するのが当たり前のようにウィーバーは小さめの虹色のドラゴンのようなグレイスフリアに乗っていた。その乗り物は呼び出しスキルで呼び出したようだけど。
「とりあえず、ポーションは大量に作って城の宝物庫にぶち込んでおいたぜロイ殿下」
「助かるよ」
「そうだ。ロイ殿下、近くに村があったんだが、そこに挨拶しに行ってはどうだい」
「たぶん、その村滅びてるよ」
「いやー住民がちらほらいたよ、空からちらりとしか見えなかったけどね」
「もう少し強くなったら行くよ」
「そうしてくれよー」
そんな会話をしながら、皆の役割を見ながら、またもやレベルアップした。
レベル6になったロイは。
ガチャを2回回す事が出来る。
ちなみに、レベルごとにガチャ回数の違いが生じる。
特に規則性みたいなものはないようだけど。
よくわからないなぁーと思ったり思わなかったりする。
【UR=七代将軍ジャン老人】
【SUR=2角文様ナルデラ】
「やっぱし、俺の幸運度可笑しくねーか?」
「恐らく今までが残念過ぎたので、幸運度を貯めに貯めていたのでしょうね」
「て事はこの幸運度確率が無くなったら俺はどうなるんだ?」
「きっとアンラッキーの塊になるんでしょうねぇ」
「それはひどくないか?」
「人の運というのは波がありますからねー」
「まぁ、そういう事にしといてくれよ」
「そういう事にしときましょましょ」
ジャン老人は鋭角で巨人が持つのではないかと思われる程の巨大な槍を背中に背負っていた。
金色の髪の毛をしており、背中が少しだけ曲がっている。
獣のような衣服を着こなしている。
「ふぉふぉーついにわしも異世界へと旅だってしまったようじゃのう、しかもロイ殿下ではござらぬか」
「そのやり取りもう飽きたからさー、取り合えず、ジャン老人は徘徊が得意っと」
「そうじゃのう、旅をして旅をすることが大好きで、狩りが得意じゃのう、そうじゃ、わしはモンスターでも狩る冒険者ギルドマスターにでもなってやろうかのう、残念じゃが不在の多い冒険者ギルドマスターじゃがのう」
「それはそれで少し困る気がするけど、まぁいっか、ラガディが冒険者ギルドを建ててるはずだから、そこに向かってくれよ」
「迷わぬ自信はないが、あえて徘徊してやろうぞ」
「それはそれで困る気がするけどね」
「ふぉふぉーわしに困りごとはないと言う物じゃて、さらばじゃ」
次に2角文様ナルデラだったのだが、彼は白銀の髪色をしており、険しい眼でこちらを見つめていた。
衣服は文様の入ったどこぞの民族みたいな感じだったが、額には2角の文様が浮かび上がっていた。
こうピカっと輝く感じの不思議な文様だった。
「ふむ、どうやら元の世界からこちらに来たとしても、こちらの世界も元の世界と何かが同じようだし、ロイもロイとは違ってるようだ。別な異世界よりかは時間軸が同じでパターンが違う世界という事か」
「あのーナルデラさんは、ブシャルー帝国と呼ばれていた王であられるとしても、この世界にはブシャルー帝国なるものはないのですよ」
「なぬ、という事は少し違った世界か、何かしらの歴史に影響が及び違った未来なのか」
「思案している所申し訳ありませんが、何か出来る事があったりします?」
「日角度の調整が出来たりするのだが、ふむ、太陽を場所的に暗闇にしたり、煌々と眩しくする事も出来るという事なのだが」
「という事は、何に使えるのでしょうか」
「さて、戦闘の時くらいしか使った事がないが」
「じゃあ、それまでは、街で住民として暮らしててくれると助かります」
「ふむ、そうしよう、そうだ。先程冒険者ギルドがどうたらと聞いたが、俺ならモンスター狩りくらいは片手間で出来るぞ」
「じゃあ、頼む」
ナルデラはとぼとぼと王者に相応しい歩き方でその場を立ち去った。
エルレイム王国が滅んでから、時たま盗賊やら山賊がメレルとメロカのダンジョン目掛けてやってくるが、ガロン騎士団が討伐してくれている。
ガロン騎士団と言ったが、ガロン唯一人で、軍団スキルによりかつての同胞の魂の鎧を召喚しているようだ。
それも軍団1万人とかだった。山賊百人に対して、その数はある意味いじめだろと突っ込むほどだ。
「ガロンさんは容赦がないですね」
「容赦はするな、それが名言です。死体はトメイロが肥料にしてくれました」
「本当に容赦がない」
一方でトメイロのトマト畑は盗賊やら山賊の死体を肥料にして瞬く間に成長を果たして、人の頭程もあるトマトが実る程だった。
「いあーやっぱり死体は最高の肥料ですわい」
「死体から作られた作物を俺達は食べているのか」
「何を言いますかい、ロイ殿下、そもそも土とは何かしらの死体ですぞ」
「いや、ごもっともですが」
ロイは複雑な心境になりつつあった。
この頭程もある巨大なトマトの作物が人間の頭と誤解しそうな程だった。
ラガディの建築系のスキルはピロルムの道化分身スキルによって運ばれて来た鉱石、石、岩等で作業が進められた。
「ほうれ」
そう一言うだけで、空間にリズミカルな設計図が生まれ、それに沿って建物が建築されていく。
ちなみに、既にエルレイム王国は復興したといっても良い程の規模になっており、城壁もちゃんと建てられている。
城だってあるし、城下町だってある。塔だってあるし、櫓だってバリスタだって大砲だって、もはや最強の城へと変貌しているのだが。
「人がおりませんなぁ」
「いくら元のエルレイム王国が戻ってきたとしても結局は人がいない無人に近い国だよ」
「ロイ殿下、もっと強くなられたら旅に出るとよかろう」
「なぜ?」
「民を集めるのですよ」
「うーん、俺には人望がないからなー」
「そうでもないと思いますがのう」
ラガディは好々爺のように朗らかに笑ってくれた。
一方でドガリルは夢の中で大量に武具を製造し続けていた。
アイテムボックスの中身は頭の中に表示されるようになった。
それが随時更新されていく。
物凄い量だ。
一体これほどの武具をどうしろと言うのか。
「ふゎああ、作りすぎましたねーまた眠ってきますねー」
夢世界から戻ってきたドガリルはそう言いながら、また建物の中でまだ朝だというのに爆睡するという作業を始めた。
一方、空を支配するのが当たり前のようにウィーバーは小さめの虹色のドラゴンのようなグレイスフリアに乗っていた。その乗り物は呼び出しスキルで呼び出したようだけど。
「とりあえず、ポーションは大量に作って城の宝物庫にぶち込んでおいたぜロイ殿下」
「助かるよ」
「そうだ。ロイ殿下、近くに村があったんだが、そこに挨拶しに行ってはどうだい」
「たぶん、その村滅びてるよ」
「いやー住民がちらほらいたよ、空からちらりとしか見えなかったけどね」
「もう少し強くなったら行くよ」
「そうしてくれよー」
そんな会話をしながら、皆の役割を見ながら、またもやレベルアップした。
レベル6になったロイは。
ガチャを2回回す事が出来る。
ちなみに、レベルごとにガチャ回数の違いが生じる。
特に規則性みたいなものはないようだけど。
よくわからないなぁーと思ったり思わなかったりする。
【UR=七代将軍ジャン老人】
【SUR=2角文様ナルデラ】
「やっぱし、俺の幸運度可笑しくねーか?」
「恐らく今までが残念過ぎたので、幸運度を貯めに貯めていたのでしょうね」
「て事はこの幸運度確率が無くなったら俺はどうなるんだ?」
「きっとアンラッキーの塊になるんでしょうねぇ」
「それはひどくないか?」
「人の運というのは波がありますからねー」
「まぁ、そういう事にしといてくれよ」
「そういう事にしときましょましょ」
ジャン老人は鋭角で巨人が持つのではないかと思われる程の巨大な槍を背中に背負っていた。
金色の髪の毛をしており、背中が少しだけ曲がっている。
獣のような衣服を着こなしている。
「ふぉふぉーついにわしも異世界へと旅だってしまったようじゃのう、しかもロイ殿下ではござらぬか」
「そのやり取りもう飽きたからさー、取り合えず、ジャン老人は徘徊が得意っと」
「そうじゃのう、旅をして旅をすることが大好きで、狩りが得意じゃのう、そうじゃ、わしはモンスターでも狩る冒険者ギルドマスターにでもなってやろうかのう、残念じゃが不在の多い冒険者ギルドマスターじゃがのう」
「それはそれで少し困る気がするけど、まぁいっか、ラガディが冒険者ギルドを建ててるはずだから、そこに向かってくれよ」
「迷わぬ自信はないが、あえて徘徊してやろうぞ」
「それはそれで困る気がするけどね」
「ふぉふぉーわしに困りごとはないと言う物じゃて、さらばじゃ」
次に2角文様ナルデラだったのだが、彼は白銀の髪色をしており、険しい眼でこちらを見つめていた。
衣服は文様の入ったどこぞの民族みたいな感じだったが、額には2角の文様が浮かび上がっていた。
こうピカっと輝く感じの不思議な文様だった。
「ふむ、どうやら元の世界からこちらに来たとしても、こちらの世界も元の世界と何かが同じようだし、ロイもロイとは違ってるようだ。別な異世界よりかは時間軸が同じでパターンが違う世界という事か」
「あのーナルデラさんは、ブシャルー帝国と呼ばれていた王であられるとしても、この世界にはブシャルー帝国なるものはないのですよ」
「なぬ、という事は少し違った世界か、何かしらの歴史に影響が及び違った未来なのか」
「思案している所申し訳ありませんが、何か出来る事があったりします?」
「日角度の調整が出来たりするのだが、ふむ、太陽を場所的に暗闇にしたり、煌々と眩しくする事も出来るという事なのだが」
「という事は、何に使えるのでしょうか」
「さて、戦闘の時くらいしか使った事がないが」
「じゃあ、それまでは、街で住民として暮らしててくれると助かります」
「ふむ、そうしよう、そうだ。先程冒険者ギルドがどうたらと聞いたが、俺ならモンスター狩りくらいは片手間で出来るぞ」
「じゃあ、頼む」
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