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第9話 ついに運が巡ってきたのか!?
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【UR=光闇商人テンパス】
【UR=歌歌のアイ】
【UR=金狼シェイバ】
【UR=ゴーストイーター】
【UR=裏世界キャンベル】
【UR=時間経過ガムン】
「おっしゃあああああ」
「1人で喜んでるところ申し訳ないのですが、そんなにいい物なのですか?」
「リラよ物ではなく者だぞ、人だ。きっと異世界人だな」
「それはおめでとうございます」
「どんな奴かなー、1つずつカプセルを開けよう、そもそもこんな小さいカプセルの中に生き物が入ってるなんて信じられないなー小人だったらどうしようかなー」
パカッ開けると。
右半分が真っ黒で、左半分が真っ白の天使のような少年のような少女が立っていた。
そいつは黒いシルクハットのような帽子を被りながら、こちらをぎょろりと見ていた。
「光闇商人テンパス。太陽が昇っている時は光の商売を、太陽が沈んでいる時は闇の商売を、僕に商売はお任せあれ、えーとあそこにある馬鈴薯と玉蜀黍を買い取る事も出来るよ、その金貨で商品を買う事も出来るよ、さぁどうする」
「じゃあ、半分ずつ売るよ」
「光の商売だから、ざっと金貨10枚。量も量」
「金貨2枚で宿屋1泊と考えるとまぁまぁの値段なのか?」
「夜になると値上がりするかもしれない、待つ?」
「いや良いよ」
「では、まいど」
とか言いながら、頭のシルクハットに、馬鈴薯と玉蜀黍を収納していく。
まるで伝説上に存在していたアイテムボックスのようだと思う程だった。
「じゃあ、次は何を買う?」
突如として、シルクハットの中から露店が出現する。
露店の所には商品が無数に並べられている。
見た事もないアーティファクトばかりだが。
「これなんかどう? 10金貨で買える冷蔵庫なんてどう、これは空気中の魔力を電気として使うんだけど、電気ってのは異世界に存在する力なんだけど、僕の発明で魔力を電気に置き換える事に成功したんだ。冷蔵庫の中は冷えてて、食べ物を保存するのに適しているんだよ」
「このバカでかい白い箱がか」
「そうそう、それとも、こっちなんてどうかな、髭剃り機という奴でね、髭を自動で刈ってくれるんだよ、頬にあてると、機械が魔力を電気にして髭を剃ってくれる」
「お、それ欲しいかも」
「じゃあ、10金貨で売るよ」
カイルは髭剃り機という謎のアイテムを手に入れた。
一応起動してみると、ウィーンという不思議な音を発する。
髭が少しだけ伸びていたので、顎や頬に当ててみると、あっという間に髭が剃られていく。
「なんなんだ、この画期的なアイテムは」
「こういうアーティファクトが無数にあるから、いつでも買いに来てよ、後死体とかも買い取るからさ」
「死体を何に使う気だ」
「色々と用途はあるんだよ、僕これでも色々と実験が好きでね」
少しだけ、背筋がぞっとしつつも。
領主の屋敷の隣に、光闇商人テンパスの露店が立ち並ぶ事となった。
次に歌歌のアイをカプセルから出すと。
なんか見た事もない多種多様な色をしているドレスを身に纏っており。
卵型のほっそりとした顔つきをしている。
髪の毛が桃色なのには驚いたが、おっとりとした動きでこちらに近づいてくると。
「私は歌を歌う事で皆の疲れを癒して差し上げる事が出来るのです!」
「歌ってくれ」
歌歌のアイの歌声は透き通るように辺りを支配した。
世界中が何かの祝福に包まれているような不思議な感覚を味わうと。
まどろみの中で、筋肉痛やら疲れが嘘のように無くなっていた。
「すごいなこれ」
「私の歌は癒しを与える事が出来ます。疲れたらいつでもおっしゃってくださいな、てへ」
可愛らしく小首を傾げていたが、少しだけ怖いと思った。
なぜなら、目が笑っていないからだ。
真顔で手へなんて言われてみろ、ある意味怖いだろ。
彼女は建物がないと知ると、とぼとぼと辺りの散策を始めた。
次のカプセルは金狼シェイバだった。
金色の髪の毛をしており、四足歩行。最初オオカミそのものだと思ったが、金色の髪の毛が背中まで伸びているので、毛だと勘違いしたからだ。
そいつはまぎれもなく人間であった。
「ぐるぅ」
こちらを鋭い視線で睨み。
次の瞬間には手の平をゆっくりと舐める。
まるで犬そのものだと感じてしまう。
情報によると、オオカミというモンスターに育てられたそうだ。
金狼シェイバは四足歩行でジーバ執事長に威嚇していたが、それは無視しよう。
次に、ゴーストイーターなのだが。
顔に骸骨のようなお面をかぶっていた。
全身が黒いマントで包まれており。
なぜか頭上には大きくレベル1と表示されている。
この世界の人間にはレベルが存在するが。それは内なる心のようなもので認識していくのだが、ゴーストイーターだけは分かりやすいように頭上に表示されている。
「俺はゴーストを食らうと強くなる、ゴーストがいるのは戦場やダンジョンだが、どうやらここにもゴーストがいっぱいいるようだ」
どうやら、ゴーストイーターにしか見えないゴースト達が、このジスタ領地にははびこっているようだ。
「じゃあ、そういう掃除も頼むよ」
「承知」
そう言いながら、大きな口を開けて、何かを吸い込んでいる。
あっという間に頭上に表示されているレベルが50になったのには驚いたが。
腰に刺さっている青白い炎を発している剣がさらなる炎に燃え盛っていた。
「このゴーストソードは食った魂に比例して強くなっていく」
ゴーストイーターの話し方はどこか淡々としていた。
【UR=歌歌のアイ】
【UR=金狼シェイバ】
【UR=ゴーストイーター】
【UR=裏世界キャンベル】
【UR=時間経過ガムン】
「おっしゃあああああ」
「1人で喜んでるところ申し訳ないのですが、そんなにいい物なのですか?」
「リラよ物ではなく者だぞ、人だ。きっと異世界人だな」
「それはおめでとうございます」
「どんな奴かなー、1つずつカプセルを開けよう、そもそもこんな小さいカプセルの中に生き物が入ってるなんて信じられないなー小人だったらどうしようかなー」
パカッ開けると。
右半分が真っ黒で、左半分が真っ白の天使のような少年のような少女が立っていた。
そいつは黒いシルクハットのような帽子を被りながら、こちらをぎょろりと見ていた。
「光闇商人テンパス。太陽が昇っている時は光の商売を、太陽が沈んでいる時は闇の商売を、僕に商売はお任せあれ、えーとあそこにある馬鈴薯と玉蜀黍を買い取る事も出来るよ、その金貨で商品を買う事も出来るよ、さぁどうする」
「じゃあ、半分ずつ売るよ」
「光の商売だから、ざっと金貨10枚。量も量」
「金貨2枚で宿屋1泊と考えるとまぁまぁの値段なのか?」
「夜になると値上がりするかもしれない、待つ?」
「いや良いよ」
「では、まいど」
とか言いながら、頭のシルクハットに、馬鈴薯と玉蜀黍を収納していく。
まるで伝説上に存在していたアイテムボックスのようだと思う程だった。
「じゃあ、次は何を買う?」
突如として、シルクハットの中から露店が出現する。
露店の所には商品が無数に並べられている。
見た事もないアーティファクトばかりだが。
「これなんかどう? 10金貨で買える冷蔵庫なんてどう、これは空気中の魔力を電気として使うんだけど、電気ってのは異世界に存在する力なんだけど、僕の発明で魔力を電気に置き換える事に成功したんだ。冷蔵庫の中は冷えてて、食べ物を保存するのに適しているんだよ」
「このバカでかい白い箱がか」
「そうそう、それとも、こっちなんてどうかな、髭剃り機という奴でね、髭を自動で刈ってくれるんだよ、頬にあてると、機械が魔力を電気にして髭を剃ってくれる」
「お、それ欲しいかも」
「じゃあ、10金貨で売るよ」
カイルは髭剃り機という謎のアイテムを手に入れた。
一応起動してみると、ウィーンという不思議な音を発する。
髭が少しだけ伸びていたので、顎や頬に当ててみると、あっという間に髭が剃られていく。
「なんなんだ、この画期的なアイテムは」
「こういうアーティファクトが無数にあるから、いつでも買いに来てよ、後死体とかも買い取るからさ」
「死体を何に使う気だ」
「色々と用途はあるんだよ、僕これでも色々と実験が好きでね」
少しだけ、背筋がぞっとしつつも。
領主の屋敷の隣に、光闇商人テンパスの露店が立ち並ぶ事となった。
次に歌歌のアイをカプセルから出すと。
なんか見た事もない多種多様な色をしているドレスを身に纏っており。
卵型のほっそりとした顔つきをしている。
髪の毛が桃色なのには驚いたが、おっとりとした動きでこちらに近づいてくると。
「私は歌を歌う事で皆の疲れを癒して差し上げる事が出来るのです!」
「歌ってくれ」
歌歌のアイの歌声は透き通るように辺りを支配した。
世界中が何かの祝福に包まれているような不思議な感覚を味わうと。
まどろみの中で、筋肉痛やら疲れが嘘のように無くなっていた。
「すごいなこれ」
「私の歌は癒しを与える事が出来ます。疲れたらいつでもおっしゃってくださいな、てへ」
可愛らしく小首を傾げていたが、少しだけ怖いと思った。
なぜなら、目が笑っていないからだ。
真顔で手へなんて言われてみろ、ある意味怖いだろ。
彼女は建物がないと知ると、とぼとぼと辺りの散策を始めた。
次のカプセルは金狼シェイバだった。
金色の髪の毛をしており、四足歩行。最初オオカミそのものだと思ったが、金色の髪の毛が背中まで伸びているので、毛だと勘違いしたからだ。
そいつはまぎれもなく人間であった。
「ぐるぅ」
こちらを鋭い視線で睨み。
次の瞬間には手の平をゆっくりと舐める。
まるで犬そのものだと感じてしまう。
情報によると、オオカミというモンスターに育てられたそうだ。
金狼シェイバは四足歩行でジーバ執事長に威嚇していたが、それは無視しよう。
次に、ゴーストイーターなのだが。
顔に骸骨のようなお面をかぶっていた。
全身が黒いマントで包まれており。
なぜか頭上には大きくレベル1と表示されている。
この世界の人間にはレベルが存在するが。それは内なる心のようなもので認識していくのだが、ゴーストイーターだけは分かりやすいように頭上に表示されている。
「俺はゴーストを食らうと強くなる、ゴーストがいるのは戦場やダンジョンだが、どうやらここにもゴーストがいっぱいいるようだ」
どうやら、ゴーストイーターにしか見えないゴースト達が、このジスタ領地にははびこっているようだ。
「じゃあ、そういう掃除も頼むよ」
「承知」
そう言いながら、大きな口を開けて、何かを吸い込んでいる。
あっという間に頭上に表示されているレベルが50になったのには驚いたが。
腰に刺さっている青白い炎を発している剣がさらなる炎に燃え盛っていた。
「このゴーストソードは食った魂に比例して強くなっていく」
ゴーストイーターの話し方はどこか淡々としていた。
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