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第1章 勇者敗北から学ぶ
第12話 バルフ王国大惨事
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勇者ラヴィ。
魔剣に呪われて魔鎧に呪われて装備から外す事が出来ないし、他の装備を身に着ける事も出来ない。
だが、全身が血のような鎧だとしても。
勇者であった時の知名度は変わらず。
バルフ王国の城門にて追い返された。
「おい、俺は勇者だぞ、国王に合わせろ」
「ラヴィ、お前は勇者として追放されているはずだが? 村人を襲撃したそうじゃないか」
「その報復に俺の村を滅ぼしただろうがよ」
「あれは異世界賢者のゴロウ様がやられた事だ。国王の命令でな、俺達は関係ない」
「いあーぶち殺しますよ?」
「来るなら来い、即座に3剣士が来てお前を滅ぼすぞ、彼等はレベル1000の達人たちだ。お前がレベル1500だったとしてもな、3人相手では叶わぬな」
「るせー」
勇者ラヴィは荷袋の中から雷撃の書を取り出し発動させた。
圧倒的パワー、バリバゴンという意味の分からない音を発しながら。
城門と兵士を吹き飛ばしていた。
★
バルフ王国のガオス王は玉座に座ってふんぞり返っていた。
近くには3剣士のルヴィーが紅茶を注いでくれていた。
「はて、今物凄い音がしたが」
「どうせ、民が暴れているのでしょう」
ルヴィーは美形の男剣士であり、年齢20歳にしてレベル1000に到達した男でもあった。
彼の剣にかかればどんな化物や野党でも倒せる自信がある。
「ハルドの奴、また暴れてるのでは?」
そう言いながらやってきた巨漢の剣士。
「グレイド、いい加減に国王陛下の玉座に入るときはノックしろと言われただろうが」
ルヴィーが冷静に叱責する。
「はっは、巨漢の剣士グレイド、お主なら魔王を倒せただろう、先程レベル1500になったそうじゃないか」
「あの勇者ラヴィが1500くらいで討伐したのでしょうな、おれでも軽く倒せるはず、がっはっは」
その時だった。1人の兵士がやってくる。
血相を抱えて全身が土埃だった。
「へ、陛下、勇者ラヴィが来ました」
「あの馬鹿がか、どうせ、村を滅ぼされた報復だろう、2人共殺してこい」
「現在ハルド様が」
「ハルド様が討ち死になされたあああああ」
もう1人の兵士が走ってくる。
ガオス王とルヴィーとグレイドは耳を疑っている。
「どういう」
「ハルド様は赤子のようにやられました。いくら攻撃しても当たらず、もはやあれは化物です。血のような呪われた鎧と血のような魔剣を持っています。あれはもはや勇者ラヴィ様ではなく」
「だからなんなんだ」
「あれは魔王そのものです」
「なんじゃとおおお」
「鑑定士によると、レベル9999でSSSSS級に属します」
「う、そじゃろ、今すぐ異世界賢者ゴロウを」
「ゴロウ様は、100人の村人様の訪問があり、現在そこに向かってしまわれました」
「今すぐルヴィーとグレイド討伐してまいれ」
「御意」
「御意」
「誰を討伐するだって?」
2人の方を抑えて、1人のおっさんが舞い降りる。
2人は動く事も出来ない。
「うぉい、陛下、俺の村を滅ぼしたな」
「え、あのーどなた様ですか?」
「俺だ俺、魔鎧で見えないだろうが、勇者ラヴィだ」
「は、はい、とても申し訳ない事をしたが、お前が世界の裏を知っている方達に攻撃したのが悪い」
「あ、そ、じゃあ死ぬか?」
「すみませんでしたー」
「こ、この無礼だぞラヴィ」
「ラヴィ様だろルヴィー」
バキボキという音がして、ゼリーのようにルヴィーの方が一握りでぐちゃりと潰れた。
「あぎゃああああ」
「ルヴィー」
「うぉいグレイド、でかくなったな、俺を倒せるそうじゃないか、やってみるか? 聞こえてたぞ」
「す、すまん、ラヴィ様、本当に申し訳なく」
「いやダメだ。お前はレベル1500になったそうじゃないか、よし、ちょっと教えてやる、かかってこい」
「ひ、ひいいいいい」
巨漢が赤子のようになり果ててしまい。
勇者ラヴィはオリハルコンの剣を放ってよこす。
「それが一番弱い剣だ受け取れ」
「う、嘘だろ、伝説のオリハルコンが弱い剣?」
「かかってこい、俺は素手で相手してやる。魔剣しか装備出来ないが素手にはなれる」
「は、はは、これで俺の勝利も」
「はい、おそーい」
グレイドの右腕が反対の方向を向いている。
ちなみにまだ笑ってる状態のグレイド。
腕が反対になっている事に気付き。
「あぎゃああああああああああ」
「ひ、ひいいいいい」
ガオス王の体から血の気が引いていく。
「なぁ、ガオス王、俺ってこんなに弱いんだぜ?」
「は?」
「俺の配下はなぜか俺よりつえーんだよな」
「嘘でしょ」
「でだ。交渉しに来た。俺は今ハゲスダンジョンの最下層に国を所有している」
「ハゲスダンジョンはレベル1000以上の化物の巣窟だったはずだが」
「あそこは今やレベル99999以上だぞ、俺がレベルアップさせちまったぜ」
「ひいいいいい」
「俺でも攻略が難しいが帰還魔法でこっちにいつだってこれる。陛下殺されたいか?」
「い、いえ、殺されたくありません」
「なら、話がはえええ、俺の配下になれ、ガオス」
ガオス王の脳裏が全て勇者ラヴィの物になった感覚。
頭の中全てを支配される感覚。
情報がすべて勇者ラヴィの所に流れていく感覚。
「見ないでくれえええええ」
この日、バルフ王国は1人の勇者によって支配されてしまった。
魔剣に呪われて魔鎧に呪われて装備から外す事が出来ないし、他の装備を身に着ける事も出来ない。
だが、全身が血のような鎧だとしても。
勇者であった時の知名度は変わらず。
バルフ王国の城門にて追い返された。
「おい、俺は勇者だぞ、国王に合わせろ」
「ラヴィ、お前は勇者として追放されているはずだが? 村人を襲撃したそうじゃないか」
「その報復に俺の村を滅ぼしただろうがよ」
「あれは異世界賢者のゴロウ様がやられた事だ。国王の命令でな、俺達は関係ない」
「いあーぶち殺しますよ?」
「来るなら来い、即座に3剣士が来てお前を滅ぼすぞ、彼等はレベル1000の達人たちだ。お前がレベル1500だったとしてもな、3人相手では叶わぬな」
「るせー」
勇者ラヴィは荷袋の中から雷撃の書を取り出し発動させた。
圧倒的パワー、バリバゴンという意味の分からない音を発しながら。
城門と兵士を吹き飛ばしていた。
★
バルフ王国のガオス王は玉座に座ってふんぞり返っていた。
近くには3剣士のルヴィーが紅茶を注いでくれていた。
「はて、今物凄い音がしたが」
「どうせ、民が暴れているのでしょう」
ルヴィーは美形の男剣士であり、年齢20歳にしてレベル1000に到達した男でもあった。
彼の剣にかかればどんな化物や野党でも倒せる自信がある。
「ハルドの奴、また暴れてるのでは?」
そう言いながらやってきた巨漢の剣士。
「グレイド、いい加減に国王陛下の玉座に入るときはノックしろと言われただろうが」
ルヴィーが冷静に叱責する。
「はっは、巨漢の剣士グレイド、お主なら魔王を倒せただろう、先程レベル1500になったそうじゃないか」
「あの勇者ラヴィが1500くらいで討伐したのでしょうな、おれでも軽く倒せるはず、がっはっは」
その時だった。1人の兵士がやってくる。
血相を抱えて全身が土埃だった。
「へ、陛下、勇者ラヴィが来ました」
「あの馬鹿がか、どうせ、村を滅ぼされた報復だろう、2人共殺してこい」
「現在ハルド様が」
「ハルド様が討ち死になされたあああああ」
もう1人の兵士が走ってくる。
ガオス王とルヴィーとグレイドは耳を疑っている。
「どういう」
「ハルド様は赤子のようにやられました。いくら攻撃しても当たらず、もはやあれは化物です。血のような呪われた鎧と血のような魔剣を持っています。あれはもはや勇者ラヴィ様ではなく」
「だからなんなんだ」
「あれは魔王そのものです」
「なんじゃとおおお」
「鑑定士によると、レベル9999でSSSSS級に属します」
「う、そじゃろ、今すぐ異世界賢者ゴロウを」
「ゴロウ様は、100人の村人様の訪問があり、現在そこに向かってしまわれました」
「今すぐルヴィーとグレイド討伐してまいれ」
「御意」
「御意」
「誰を討伐するだって?」
2人の方を抑えて、1人のおっさんが舞い降りる。
2人は動く事も出来ない。
「うぉい、陛下、俺の村を滅ぼしたな」
「え、あのーどなた様ですか?」
「俺だ俺、魔鎧で見えないだろうが、勇者ラヴィだ」
「は、はい、とても申し訳ない事をしたが、お前が世界の裏を知っている方達に攻撃したのが悪い」
「あ、そ、じゃあ死ぬか?」
「すみませんでしたー」
「こ、この無礼だぞラヴィ」
「ラヴィ様だろルヴィー」
バキボキという音がして、ゼリーのようにルヴィーの方が一握りでぐちゃりと潰れた。
「あぎゃああああ」
「ルヴィー」
「うぉいグレイド、でかくなったな、俺を倒せるそうじゃないか、やってみるか? 聞こえてたぞ」
「す、すまん、ラヴィ様、本当に申し訳なく」
「いやダメだ。お前はレベル1500になったそうじゃないか、よし、ちょっと教えてやる、かかってこい」
「ひ、ひいいいいい」
巨漢が赤子のようになり果ててしまい。
勇者ラヴィはオリハルコンの剣を放ってよこす。
「それが一番弱い剣だ受け取れ」
「う、嘘だろ、伝説のオリハルコンが弱い剣?」
「かかってこい、俺は素手で相手してやる。魔剣しか装備出来ないが素手にはなれる」
「は、はは、これで俺の勝利も」
「はい、おそーい」
グレイドの右腕が反対の方向を向いている。
ちなみにまだ笑ってる状態のグレイド。
腕が反対になっている事に気付き。
「あぎゃああああああああああ」
「ひ、ひいいいいい」
ガオス王の体から血の気が引いていく。
「なぁ、ガオス王、俺ってこんなに弱いんだぜ?」
「は?」
「俺の配下はなぜか俺よりつえーんだよな」
「嘘でしょ」
「でだ。交渉しに来た。俺は今ハゲスダンジョンの最下層に国を所有している」
「ハゲスダンジョンはレベル1000以上の化物の巣窟だったはずだが」
「あそこは今やレベル99999以上だぞ、俺がレベルアップさせちまったぜ」
「ひいいいいい」
「俺でも攻略が難しいが帰還魔法でこっちにいつだってこれる。陛下殺されたいか?」
「い、いえ、殺されたくありません」
「なら、話がはえええ、俺の配下になれ、ガオス」
ガオス王の脳裏が全て勇者ラヴィの物になった感覚。
頭の中全てを支配される感覚。
情報がすべて勇者ラヴィの所に流れていく感覚。
「見ないでくれえええええ」
この日、バルフ王国は1人の勇者によって支配されてしまった。
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