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第七章《秋桐家と龍の加護》
【三】
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──故姫様は、祭神職の娘だったそうだ。
彼女には想い人がいたが、その人は「生贄」に選ばれてしまった。
彼を連れて逃げようと企んだ故姫だったが、神職の者たちにその企みがバレて、捕まってしまう。
彼が贄としてその命を捧げる日、彼女には大勢の監視が付けられた。逃げ出すことができなかった故姫は、その日最愛の人を喪ってしまった。
彼女は声が枯れるまで泣き続け、やがて心が空っぽになってしまった。
そんな彼女のもとに、とある話が舞い込んできた。
「巫女」に選ばれれば、望む力を得ることができる。そんな都合の良い話が耳に入ってきた。
故姫はその可能性を信じて、彼を殺した人たちを殺し始めた。
毒殺、刺殺、絞殺、焼殺、撲殺、愵殺……。様々な手法で、彼女は人々を死に追いやった。
その中に彼女の肉親もいたが、彼女からすれば「彼を殺した一人」でしかなかった。
そうして、彼女は死体の山を神に捧げた。すると水の神が彼女のことを気に入り、彼女の望んだ「死者を蘇らせる」能力を授けた。
けれども、蘇らせた男子は自らその命を絶ってしまった。
何度も何度も蘇生を試みるも、結果は毎回同じに終わった。
そうして、彼女は終に「自分が彼の元へ行く」という選択をした。
そうしたら、涅槃で、二人は手を取り合っていつまでも幸せに暮らせたそうだ。
「──おしまい」
と、優しく声で物語を締めくくる。
「どうでした?野杏」
「はい。殺し方の説明をそんなに詳細に話されては、語り物には不向きかと。加えて、このお話はあの世が幸せなものだとされています。自殺推奨を仄めかすようなお話になってしまっております」
「想像以上に分析された解答……」
うーん、と唸る主は布団の中から出られないでいる。
後ろで束ねている少しだけ長い髪がそれぞれ違う方へ跳ねていて、いつもそこに目がいく。
本人いわく、そういう髪質なのだから仕方ないとのことだ。
何個かある欠点の一つだと彼は漏らしていたが、それは欠点というより愛らしい部分なのに、とはひっそり思う。
「野杏は楽しんでくれましたか?」
「え、はい」
「じゃあ問題ありませんね」
陽だまりのような笑みに、きゅうっと眉が中央に寄る。
「……長男様の天然人たらし」
「褒めてくれてますか?」
苦笑する長男様に、「どうでしょう」と熱くなった顔を背けた。
彼は、足と肺が悪い。
一人で歩くことがままならないでいるから、誰か介助者が必要になる。加えて病弱なため、彼のことを文字通り足でまといだと思う人間が多い。屋敷が主の家だというのに、彼にとって居心地の悪い環境が巣食っている。
──それは長男様だけに限らないけど。
「あら、ようやっと起きたの?お寝坊さんね」
白飯をよそう長女はにこりと笑みながら見上げてくる。
姉様方の布団を畳んだりシーツを替えたり、白飯を炊いたり味噌汁を作ったり。それもこれもすべて私がやった事なのに、すました顔でそんなことを言ってくる。
膳は五つ並んでいる。けれどそこに野杏の分は含まれていない。姉四人分と、次男分だ。
長女の言葉を無視して自分の膳を用意していると、後ろから足をかけられ転ばされた。
膳はひっくり返り、茶碗が割れた。その破片でうっかり腕を切ってしまい、赤い線がじわりと浮かび上がってきた。
「あらら、寝ぼけているのね。大丈夫かしら」
クスクスと忍び笑いが聞こえてくる。
これが私の日常だった。
もともと、私は秋桐の家の者ではなかった。
本当の父親が秋桐家の家臣で、私が七つの歳を回った時に死別した。その後母は実家に帰ることとなり、私もついて行くはずだったのだが、領主に引き取られ養子となった。
理由は私が哀れだったからではなく、単に優秀な子だと周りから褒めちぎられていた噂を聞きつけたからだ。
長男の身の回りの世話を命じることにより女中の手間を減らし、養子という立場の私を気のたった年頃の女子たちの近くに置くことで、子どもたちのストレスの捌け口としても利用した。
容認されてしまった野杏の扱いは悲惨なものだった。時に飯を抜かれ、時に外に放り出され、時に暗い蔵に閉じ込められた。
けれど、長男だけは彼女を優しく迎え入れた。
そんな長男に、自然と野杏の心は絆され、やがてその感情は形を緩やかに変えていった。
「──やはりアレは駄目だ。当主には向いていない。予定通り、次男の方を当主にしよう」
その会話を聞いてしまったのは本当に偶然だった。
なんだか眠れずに起きてしまい、水を飲もうと台所へと向かおうとしていたその廊下で、うっかり聞いてしまった。
どう考えても、次期当主の話をしている。
心臓の音が一際大きくなり、襖越しにいるというのに聞こえてしまいそうだった。
その後、秋桐家の次期当主が受け継ぐという水神の加護の儀式には次男が「長男として」出席。
長男様は「居ないもの」として扱われた。
「ん?別になんとも思ってないですよ」
長男様の言葉に、私は面食らった。
「なんともって……わ、私は悔しいし憤っております」
「え、今更……というか君は君の待遇に対しても憤っていいと思いますけど」
「それはもうとっくに噴火して鎮火ができない程に吹きこぼれております」
「あ、そうなんですね」
長男様はめをぱちくりとさせて可笑しそうに笑う。
そうでなく、と話を戻す。
「どうして次男様が……しかも長男様のお名前で受け継ぐだなんて酷すぎます」
感情が激しく胸の内に渦巻いて、それが涙腺を刺激する。
溢れ出てしまう涙を隠すように俯き、
「水神の力があれば、もしかしたら病気だって治るかもしれないのに……」
言うつもりのなかった本音が零れてしまった。
そんなの、長男様が一番思っていることだろうに。無神経なことを言ってしまった。
激しく後悔する中、後頭部にそっと手を回され──そのまま、抱きしめられた。
「ちょ、ちょうなんさま……っ!?」
散らかった思考はさらに絡まって、物事を冷静に捉えられなくなる。
「…………うーん。勘違いだったら恥ずかしいし、そもそも義兄妹だから言う気もなかったんだけど」
と上から声が降ってくる。
感じたことのない温もりに、心臓が跳ねる。
「私は、この家のしがらみ全てを投げ出して、君と二人で過ごせたら……って、ずっと思ってたよ」
初めて知った長男様の心の内に、頑張って堪えていたはずの堤防が決壊して、涙がどっと溢れる。凄いスピードで生成された水は収拾する気配がない。放っておくと身体中の水分がなくなってしまいそうだ。
「存外、君は泣き虫だね」
「長男様の前だからです。いつもはもっと毅然とした態度でいられます」
ふいっと顔を逸らすと、額に口づけが落とされた。
「あまり可愛いことを言わないで。離すのが惜しくなる」
くすくすと笑われて、その腕に包まれて。
たぶんその瞬間が、人生で一番幸せだった。
彼女には想い人がいたが、その人は「生贄」に選ばれてしまった。
彼を連れて逃げようと企んだ故姫だったが、神職の者たちにその企みがバレて、捕まってしまう。
彼が贄としてその命を捧げる日、彼女には大勢の監視が付けられた。逃げ出すことができなかった故姫は、その日最愛の人を喪ってしまった。
彼女は声が枯れるまで泣き続け、やがて心が空っぽになってしまった。
そんな彼女のもとに、とある話が舞い込んできた。
「巫女」に選ばれれば、望む力を得ることができる。そんな都合の良い話が耳に入ってきた。
故姫はその可能性を信じて、彼を殺した人たちを殺し始めた。
毒殺、刺殺、絞殺、焼殺、撲殺、愵殺……。様々な手法で、彼女は人々を死に追いやった。
その中に彼女の肉親もいたが、彼女からすれば「彼を殺した一人」でしかなかった。
そうして、彼女は死体の山を神に捧げた。すると水の神が彼女のことを気に入り、彼女の望んだ「死者を蘇らせる」能力を授けた。
けれども、蘇らせた男子は自らその命を絶ってしまった。
何度も何度も蘇生を試みるも、結果は毎回同じに終わった。
そうして、彼女は終に「自分が彼の元へ行く」という選択をした。
そうしたら、涅槃で、二人は手を取り合っていつまでも幸せに暮らせたそうだ。
「──おしまい」
と、優しく声で物語を締めくくる。
「どうでした?野杏」
「はい。殺し方の説明をそんなに詳細に話されては、語り物には不向きかと。加えて、このお話はあの世が幸せなものだとされています。自殺推奨を仄めかすようなお話になってしまっております」
「想像以上に分析された解答……」
うーん、と唸る主は布団の中から出られないでいる。
後ろで束ねている少しだけ長い髪がそれぞれ違う方へ跳ねていて、いつもそこに目がいく。
本人いわく、そういう髪質なのだから仕方ないとのことだ。
何個かある欠点の一つだと彼は漏らしていたが、それは欠点というより愛らしい部分なのに、とはひっそり思う。
「野杏は楽しんでくれましたか?」
「え、はい」
「じゃあ問題ありませんね」
陽だまりのような笑みに、きゅうっと眉が中央に寄る。
「……長男様の天然人たらし」
「褒めてくれてますか?」
苦笑する長男様に、「どうでしょう」と熱くなった顔を背けた。
彼は、足と肺が悪い。
一人で歩くことがままならないでいるから、誰か介助者が必要になる。加えて病弱なため、彼のことを文字通り足でまといだと思う人間が多い。屋敷が主の家だというのに、彼にとって居心地の悪い環境が巣食っている。
──それは長男様だけに限らないけど。
「あら、ようやっと起きたの?お寝坊さんね」
白飯をよそう長女はにこりと笑みながら見上げてくる。
姉様方の布団を畳んだりシーツを替えたり、白飯を炊いたり味噌汁を作ったり。それもこれもすべて私がやった事なのに、すました顔でそんなことを言ってくる。
膳は五つ並んでいる。けれどそこに野杏の分は含まれていない。姉四人分と、次男分だ。
長女の言葉を無視して自分の膳を用意していると、後ろから足をかけられ転ばされた。
膳はひっくり返り、茶碗が割れた。その破片でうっかり腕を切ってしまい、赤い線がじわりと浮かび上がってきた。
「あらら、寝ぼけているのね。大丈夫かしら」
クスクスと忍び笑いが聞こえてくる。
これが私の日常だった。
もともと、私は秋桐の家の者ではなかった。
本当の父親が秋桐家の家臣で、私が七つの歳を回った時に死別した。その後母は実家に帰ることとなり、私もついて行くはずだったのだが、領主に引き取られ養子となった。
理由は私が哀れだったからではなく、単に優秀な子だと周りから褒めちぎられていた噂を聞きつけたからだ。
長男の身の回りの世話を命じることにより女中の手間を減らし、養子という立場の私を気のたった年頃の女子たちの近くに置くことで、子どもたちのストレスの捌け口としても利用した。
容認されてしまった野杏の扱いは悲惨なものだった。時に飯を抜かれ、時に外に放り出され、時に暗い蔵に閉じ込められた。
けれど、長男だけは彼女を優しく迎え入れた。
そんな長男に、自然と野杏の心は絆され、やがてその感情は形を緩やかに変えていった。
「──やはりアレは駄目だ。当主には向いていない。予定通り、次男の方を当主にしよう」
その会話を聞いてしまったのは本当に偶然だった。
なんだか眠れずに起きてしまい、水を飲もうと台所へと向かおうとしていたその廊下で、うっかり聞いてしまった。
どう考えても、次期当主の話をしている。
心臓の音が一際大きくなり、襖越しにいるというのに聞こえてしまいそうだった。
その後、秋桐家の次期当主が受け継ぐという水神の加護の儀式には次男が「長男として」出席。
長男様は「居ないもの」として扱われた。
「ん?別になんとも思ってないですよ」
長男様の言葉に、私は面食らった。
「なんともって……わ、私は悔しいし憤っております」
「え、今更……というか君は君の待遇に対しても憤っていいと思いますけど」
「それはもうとっくに噴火して鎮火ができない程に吹きこぼれております」
「あ、そうなんですね」
長男様はめをぱちくりとさせて可笑しそうに笑う。
そうでなく、と話を戻す。
「どうして次男様が……しかも長男様のお名前で受け継ぐだなんて酷すぎます」
感情が激しく胸の内に渦巻いて、それが涙腺を刺激する。
溢れ出てしまう涙を隠すように俯き、
「水神の力があれば、もしかしたら病気だって治るかもしれないのに……」
言うつもりのなかった本音が零れてしまった。
そんなの、長男様が一番思っていることだろうに。無神経なことを言ってしまった。
激しく後悔する中、後頭部にそっと手を回され──そのまま、抱きしめられた。
「ちょ、ちょうなんさま……っ!?」
散らかった思考はさらに絡まって、物事を冷静に捉えられなくなる。
「…………うーん。勘違いだったら恥ずかしいし、そもそも義兄妹だから言う気もなかったんだけど」
と上から声が降ってくる。
感じたことのない温もりに、心臓が跳ねる。
「私は、この家のしがらみ全てを投げ出して、君と二人で過ごせたら……って、ずっと思ってたよ」
初めて知った長男様の心の内に、頑張って堪えていたはずの堤防が決壊して、涙がどっと溢れる。凄いスピードで生成された水は収拾する気配がない。放っておくと身体中の水分がなくなってしまいそうだ。
「存外、君は泣き虫だね」
「長男様の前だからです。いつもはもっと毅然とした態度でいられます」
ふいっと顔を逸らすと、額に口づけが落とされた。
「あまり可愛いことを言わないで。離すのが惜しくなる」
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たぶんその瞬間が、人生で一番幸せだった。
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