日本には１９４２年当時世界最強の機動部隊があった！

第１章 始動編 その７

第１章　始動編　その７

昭和１４年４月１日
大日本帝国は欧米勢力の植民地となり苦しんでいるアジアの人々を救う為全ての植民地を開放する。

首相が高らかに声明文を読み上げ日本はイギリスと英連邦、オランダに対して宣戦を布告する。

先週両国の大使館にはアジアの植民地を捨てて本国へ帰還せよ！期限は１週間！

聞き遂げられない場合は両国に宣戦を布告する旨の檄文は送ってある。

両国からの返事は未だに無い。それでは予定通り艦隊が出撃する。

相手の戦力は軽巡洋艦数隻と駆逐艦１０隻余りだ。本隊が出るまでもない。

新編成の第８機動部隊が志摩中将に率いられ佐世保より出撃する。空母護衛部隊は原少将、輸送部隊は老齢の鹿島少将が率いる

戦力は改造された阿蘇級の第8戦隊青葉型巡洋艦４隻(青葉、衣笠、古鷹、加古)及び第15水雷戦隊軽巡洋艦神通、那珂以下特型改駆逐艦16隻

第１００護衛隊　護衛軽巡洋艦八雲１００、１０１の2隻と松型護衛駆逐艦１６隻と甲２型海防艦１６隻、軽空母龍驤、鳳翔の２隻と護衛空母大島、夏島、高島、岩島の４隻がある。護衛空母高島と岩島は輸送部隊の護衛だ

輸送部隊として潜水母艦長鯨１００と護衛軽巡洋艦八雲１０２、１０３と松型護衛駆逐艦１６隻、ロ号潜水艦１６隻、甲２型海防艦１６隻、輸送船４８隻、給油艦８隻、駆潜艇８隻、掃海艇８隻、海軍陸戦隊２個旅団１万余と陸軍４個旅団２万余が加わる。

阿蘇級重巡洋艦は９８００トン　３５ノット、航続力８０００カイリ　２０センチ連装両用砲４基８門　偵察機３機　５０センチ５連装魚雷発射管２基　３式水中翼２基　重巡洋艦としては簡易構造の標準タイプ、一応各国の同級の艦と充分に戦える戦力だ。

改長良級軽巡洋艦　同型艦８隻が有り皆水雷戦隊の旗艦となっている。　５５００トン３５ノット、航続力６０００カイリ、１５センチ連装砲３基、５０センチ５連装魚雷発射管２基　４０ミリ聖級４連装機関砲４基、偵察機２基　爆雷投射機２基、爆雷４０個　３式水中翼２基

八雲級護衛軽巡洋艦　５０００トン　３０ノット、航続力５０００カイリ　１５センチ連装砲２基　４０ミリ聖級４連装機関砲４基　５０センチ５連装魚雷発射管１基、偵察機２基、爆雷投射機２基、爆雷４０個、３式水中翼２基(従来の鹿島級練習艦同型艦)４隻

軽空母龍驤改級　龍驤と鳳翔の２隻が試験艦として建造された。　１１０００トン、３０ノット、航続力８０００カイリ、長１０センチ対空砲連装４基、４０ミリ聖級４連装機関砲６基、航空機５２)機(艦戦３２機艦爆１６機艦偵４基）

軽空母の為天風は積めないのでゼロ戦と９９式艦爆改、天雲の組み合わせになる。

ゼロ戦は２３型かなり防御力を強化し、栄３型１１５０馬力エンジンを積む。最大速度６００キロ、１３ミリ機銃４機弾数８００発　２０ミリ機銃１基弾数３００発、航続力２４００キロ、２５０キロドロップで３０００キロ迄飛行可、防弾ガラス、簡易無線機、レーダー装備

９９式艦爆改　不格好な脚は引き込み脚に改造された。金星３型エンジンを搭載、かなり防御力も改善され最大速度も５８０キロになっていた。２５０キロ爆弾１基、１３ミリ機銃２基、操縦席後方に１３ミリ連装機銃１基、乗員２名、簡易無線機、レーダー、逆信装備

大島級護衛空母　１００００トンの標準型商船の船体を流用、１５０００トン、２８ノット、甲パンに１０ミリのアーマーを持ち２５０キロ爆弾に耐える。、長１０センチ連装高角砲４基、４０ミリ聖級４連装機関砲６基、航空機３６機(艦戦３２機、艦偵４機)３式水中翼２基

特型改駆逐艦　１６５０トン　３５ノット　１２、５センチ両用砲連装２基、長１０センチ連装高角砲１基、４０ミリ聖級３連装機関砲４基、
５０センチ５連装魚雷発射管２基、爆雷投射機２基、爆雷４０個、４式水中翼２基

甲２型海防艦　７００トン、２０ノット、５センチ対空高角砲連装２基、４０ミリ聖級３連装機関砲４基、爆雷投射機２基、爆雷４０個、

新型ロ号潜水艦　９００トン　水上２２ノット、水中１０ノット、航続力３０００カイリ、シュノーケル装備、５０センチ魚雷発射管４門、魚雷３２本、４０ミリ聖級３連装機関砲４基

松型護衛駆逐艦　１５００トン　２８ノット　１２センチ両用砲連装２基、長１０センチ連装高角砲１基、５０センチ５連装魚雷発射管１基、
４０ミリ聖級３連装機関砲４基、爆雷投射機２基、爆雷４０個

全ての艦艇がレーダー、逆信を装備している。