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③
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③プリンセスサファイアが小さな妖精たちと遊んでいると、池の方で騒がしい声がする。水芭蕉などのきれいな花をかれさせようと邪気が集まっていた。それを、花の妖精たちが守ろうとしていた。
サファイアは、薄く透き通った羽根を懸命に羽ばたかせて、邪気に向かって行った。
「妖精のプリンセスが、ここでわしらと戦うというのか、例え、プリンセスでも、この物質界だけでなく、妖精界へ帰られず、消してしまうが、いいのか」
「かまわん、私は、妖精界で妖精達を守る身、絶対に許さない!」
「さあ、邪気の気よ、プリンセス妖精を黒い霧で包んで池の底に沈めてしまえ!」
「そうは、行かないわ!!」
ふわふわの真っ白い毛のついた矢を出して、邪気の中心に放った。しかし、邪気は多少の消滅をしても向かってくる。
「ぅう~~、小さな妖精たちよ、手出しをしないように、隠れてなさい」
邪気は、サファイアに到達した。サファイアは、ティンクルバットに変えて邪気を散らすが、散った邪気はすぐに一つとなって大きくなっていく。
「よし、サファイアを手足ごと持ち上げ、水中深くに沈めろ、二度と浮かび上がってこられないように、池の底の泥の中に封じ込めろ!」
「ぁう~、ヤメ! 水の中は・・・・・・」
ブクブクブクブクブク~~~~~~~~~~
サファイアは、初めて水を操る魔法を使った。自分の体の周りの水を渦巻きにして邪気を払いのけたのだ。水中に出てくると羽根が濡れていて飛べないので、水を操って陸地に運んでもらった。
「クソ~、さすがプリンセスサファイア、邪気たちよ、もう一度サファイアの四肢を持って、飛べないので空高くまで上げて落とせ!」
邪気は、気なので簡単に大きく黒い霧となり、もがくサファイアを空高くまで昇って落とした。羽根が濡れていて飛べないサファイアは、落ちていく。
「わぁぁぁ・・・・・・・・・・」
地面が近づいた時、小さな妖精達がサファイアを支えた。
「あなたたち離れなさい、私は1mぐらいあって、支えるなんて無理よ、みんなを犠牲にしたくない、離れて!!!」
小さな妖精達が大きなサファイアを支えて飛ぶのは大変だったが、落下はしたものの軽くすんだ。小さな妖精達のおかげだ。
「みんな、ありがとう~、ティンクルエンジェルシューター~~~~」
「ぅあああああぁぁぁ~~~~~」
手ごわかった邪気はサファイアによって消滅した。
邪気の中にも集団となり、組んでいる者たちがいる。その邪気の中での話題は、いつも邪魔をするプリンセスだ。
「また、邪気がやられたのか、憎き、妖精界のプリンセスサファイアめ」
「プリンセスサファイアは、妖精の中でも一番大きく力があります、皆で攻めたらどうでしょう」
「いや、全員がサファイアに消されるだけだ、だれか、良い考えはないか」
「ははあ~、このわたくしめにいい考えがあります」
「魔才、なんだ、どんな考えだ」
「人間を使うんです、人間の中には邪気と同じように悪い気を持ったものがおります。妖精は人間を信じています。だから、邪気の心を持った人間をサファイアに近づけ、私は、見つからないように操ってみせます」
「よし、その作戦を実行しろ!」
「はい、おまかせください、ふふふ~~」
サファイアは、薄く透き通った羽根を懸命に羽ばたかせて、邪気に向かって行った。
「妖精のプリンセスが、ここでわしらと戦うというのか、例え、プリンセスでも、この物質界だけでなく、妖精界へ帰られず、消してしまうが、いいのか」
「かまわん、私は、妖精界で妖精達を守る身、絶対に許さない!」
「さあ、邪気の気よ、プリンセス妖精を黒い霧で包んで池の底に沈めてしまえ!」
「そうは、行かないわ!!」
ふわふわの真っ白い毛のついた矢を出して、邪気の中心に放った。しかし、邪気は多少の消滅をしても向かってくる。
「ぅう~~、小さな妖精たちよ、手出しをしないように、隠れてなさい」
邪気は、サファイアに到達した。サファイアは、ティンクルバットに変えて邪気を散らすが、散った邪気はすぐに一つとなって大きくなっていく。
「よし、サファイアを手足ごと持ち上げ、水中深くに沈めろ、二度と浮かび上がってこられないように、池の底の泥の中に封じ込めろ!」
「ぁう~、ヤメ! 水の中は・・・・・・」
ブクブクブクブクブク~~~~~~~~~~
サファイアは、初めて水を操る魔法を使った。自分の体の周りの水を渦巻きにして邪気を払いのけたのだ。水中に出てくると羽根が濡れていて飛べないので、水を操って陸地に運んでもらった。
「クソ~、さすがプリンセスサファイア、邪気たちよ、もう一度サファイアの四肢を持って、飛べないので空高くまで上げて落とせ!」
邪気は、気なので簡単に大きく黒い霧となり、もがくサファイアを空高くまで昇って落とした。羽根が濡れていて飛べないサファイアは、落ちていく。
「わぁぁぁ・・・・・・・・・・」
地面が近づいた時、小さな妖精達がサファイアを支えた。
「あなたたち離れなさい、私は1mぐらいあって、支えるなんて無理よ、みんなを犠牲にしたくない、離れて!!!」
小さな妖精達が大きなサファイアを支えて飛ぶのは大変だったが、落下はしたものの軽くすんだ。小さな妖精達のおかげだ。
「みんな、ありがとう~、ティンクルエンジェルシューター~~~~」
「ぅあああああぁぁぁ~~~~~」
手ごわかった邪気はサファイアによって消滅した。
邪気の中にも集団となり、組んでいる者たちがいる。その邪気の中での話題は、いつも邪魔をするプリンセスだ。
「また、邪気がやられたのか、憎き、妖精界のプリンセスサファイアめ」
「プリンセスサファイアは、妖精の中でも一番大きく力があります、皆で攻めたらどうでしょう」
「いや、全員がサファイアに消されるだけだ、だれか、良い考えはないか」
「ははあ~、このわたくしめにいい考えがあります」
「魔才、なんだ、どんな考えだ」
「人間を使うんです、人間の中には邪気と同じように悪い気を持ったものがおります。妖精は人間を信じています。だから、邪気の心を持った人間をサファイアに近づけ、私は、見つからないように操ってみせます」
「よし、その作戦を実行しろ!」
「はい、おまかせください、ふふふ~~」
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