G スペースエース 科学の力に堕ちるヒロイン (18禁)

ヒロイン小説研究所

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第一章 完全無敵のスペースエースに忍び寄る影_Ⅰ 1-1

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第一章   完全無敵のスペースエースに忍び寄る影_Ⅰ

1-1

「キャーッ、だ、だれか、助けてぇえ~!!」

 カノンは仕事の手を止め、耳に集中をさせた。
 宇宙パワーの特殊な耳は、遠くで女性が助けを求める悲鳴を聴いた。

「大変だわっ・・・」

 恐怖におののき怯えている声の様子から、宇宙怪人か世界征服を進めている悪の教団、マッドエビルの襲撃だろう。

「ぃやぁ! 来ないで!!」

 新聞社のディスクで書類を整理していたカノンだが、助けを求める女性の声から特別な聴覚で、距離、場所を特定する。

「編集長、取材に行ってきます!」
「んんっ、今日、取材予定は入っていたかな・・・・、あれっ、もう、いない、カノン!」

 カノンは急いで日常、誰も利用しない出入り口に向かい、ビルから出た瞬間には、凛々しいスペースエースに変身し、右腕を高く上げて駿足で飛び立った。赤いロングブーツの底だけが見え、ブロンド色のロングヘアの髪の毛と赤いロングマントが靡いている。

  スペースエースは、鋼の体をもち、冷静沈着、クールで勝気、正義感が強く人知の力を超えたパワーの素早さ、怪力、秘められた戦闘能力で、悪の宇宙人、怪人、悪人集団から人々を守る無敵のスーパーヒロインだ。右手の手のひらから光線を出したり、右手の腕が赤く輝くと最高のパンチ力で破壊する。
 軽くウェーブのかかったブロンド色のロングヘアが靡くたびに、輝くオーラを放ち続け、澄んだ瞳の目はやや切れ上がった美しい目でパッチリのアーモンドアイだ。美しい美貌だが、眼光は鋭く凛々しい女戦士で、自信に満ち溢れたオーラを出し、鼻筋の通ったツンとした鼻と桜色のふっくらとした唇、だれもが見惚れるほどに、勇ましく戦う美しいスーパーヒロイン、アイドルなみの完璧に整った面貌は麗しい。
  正体を秘匿するため、深紅の光沢アイマスクを付け、基調が光沢のブルーのレオタードを着て、胸が大きく、腰は括れ、魅力的なプロポーションだ。括れた腰を彩る金色のベルトを締めている。ロング手袋もレオタードと同じ青で、誰もが振り返りそうな魅力的な双乳の間には、胸のエンブレム、星形の中に『A』のマーク、腹の部分は大きくひし形に開いていて、ヘソが見える。腰の部分は、まるで赤いハイレグパンツを履いているかような模様だ。股から左右の腰までの赤いハイレグである。腕には弾丸等の敵の攻撃を弾く金のブレスレット、さらに、膝までの赤いロングブーツ、肩から赤いロングマントを靡かせて空を自由に飛びまわれるのだ。

 スペースエースは飛行機よりも速い。
「あそこね!」

  急いでいたスペースエースの前に、大きな飛行物体があらわれた。探るために飛行物体の回りを注意しながら素早く調べた。
「宇宙怪人の母船だ! 女性救出の前にこっちを先に!」

 ピュ~~~~~~~~~~~ッ

 スペースエースは、宇宙怪人の母船から、レーザー砲で攻撃された。しかし、スペースエースは身軽だからレーザー砲をくぐりぬけて勇敢にも母船に自ら向かって行く。
 近くまで行くと、空中浮遊して赤いロングマントを靡かせ、母船のエンジン部分を鋭い目で見据えた。

「スペースビーム!」

 ビィ~~パシュ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン

 青いロング手袋をしている右手の手のひらから熱光線を母船に照射した。

 バァバッバ~~バン~~~~

 エンジン部分を破壊できたが、すぐに補助エンジンで加速し、母船は小型円盤を出しながら移動し始めた。母船後方の扉が開き、いくつものレーダー砲の先が出てきたのでスペースエースはレーダー砲に集中した。

   ピュ~~~~~~~~~~~ッ

 スペースエースは横に、さっと避けた。

  「くぅぁっ!?」
  小型円盤がいつのまにか後ろにいて、後方からもレーザー砲で打ってきたのだ。

  ピュ~~~~~~~~~~~ッ

     ピュ~~~~~~~~~~~ッ

         ピュ~~~~~~~~~~~ッ

  「あっ、ぁっ、わぁぁぁ~~し、しまったっ・・・」

 スペースエースは攻撃され続け、赤いロングマントも使って防いでも、避けきれずに飛行中の右足を負傷し、バランスをくずして降下した。

「わぁあぁあぁぁぁぁ~~・・・」
 
 降下して行くスペースエースをレーザー砲が狙う。
  ピュ~~~~~~~~~~~ッ

 スペースエースは避け続けたのでバランスを乱し、地面に落下していく。木々を折りながら、ついに背中から地面に落ちた。

 バタ~~~~ン シュシュッ~~~

 スペースエースは赤いロングマントに身を隠した。
「は~ぁ~はぁ~は~ぁ~あぁ~・・・」

  母船から出た小型円盤は、落下したスペースエースを追撃するとともに、人間たちのいる地上攻撃の準備を始めた。

 そこに、飛行機雲を作りながら戦闘機がやってきた。

 戦闘機に乗っていたのは、ホワイトジャスティスだ。
 白いヘルメットと黒いバイザーで正体を秘匿し、全身が白い強化服のレーサースーツ、白いロング手袋、膝までの白いロングブーツで、正体は誰も知らない。

 ホワイトジャスティスは、銃弾や光線を出して、小型円盤を攻撃した。

「地球を本当に守れるのはこの僕だ! ホワイト~ジャスティス!」

  ホワイトジャスティスの空飛ぶ戦闘機から、銃弾や光線で母船から出た小型円盤を次から次へとゲームをしているかのように爆破していく。

  バ~ンッ シュッシュ~ ダンダンダン~~~~~~

 ホワイトジャスティスが母船の攻撃体制に入った時、いつのまにか小型円盤は、密かにホワイトジャスティスの空飛ぶ戦闘機を囲み、一斉にレーダー砲を打った。

「えっ!? あぁっ!? ぅぁあぁぁ~~~~~」

  ピュ~~~~~~~~~~~ッ バチンッ バチバチ!

 ホワイトジャスティスの空飛ぶ戦闘機の主翼と尾翼が爆破されてしまったのだ。主翼と尾翼がなくなり、ロケットのような形になって放物線を描くように地上に落下していく。すぐに地上に激突し、絶命だ。

「ぅうっ、脱出したら打たれてしまうし・・・、どうしよう・・・ぁ~ああ~・」

 ホワイトジャスティスが恐怖におののいていたら、突然、ホワイトジャスティスの空飛ぶ戦闘機が放物線ではなく、緩やかに飛行を始めた。
 ホワイトジャスティスが戦闘機の下を覗くと、ブロンド色のロングヘアと赤いロングマントが靡いていたので、すぐに、気付いた。
 ホワイトジャスティスの空飛ぶ戦闘機の底をスペースエースが両手で持って飛行していたのだ。

 小型円盤が後を追いかけてきたが、スペースエースの方が速く、無地に着陸させることができた。

「スペースエース、助けてくれと頼んでないぞ、ほっといてくれ!」
「ふぅ~~はいはいっ・・・・、それじゃぁ~さようなら!」

 スペースエースは、ホワイトジャスティスの戦闘機を地上に置くと、小型円盤に果敢にも向かって行き、敵の攻撃を交わしながら、小型円盤すべてを破壊した。そして、スペースエースが母船を探したら、いつのまにか母船は消えていた。

 最初に聞こえた女性の声が響く。
「だ、だれか、助けて~~~!」

「あっ、悲鳴をあげていた女性救出を急がなければ!」

  絶叫しながら助けを呼んでいた女性は、マッドエビルの戦闘員に両肩を捕まり、車で連れさられようとしていた。

 スペースエースは、赤いロングマントが一直線になり、空中で鷹が小鳥を狙うかのように滑空し、マッドエビルに捕まっていた女性をさっと救い上げ、自分の真後ろに置いた。そして、戦闘員の前に立ち、両手を腰に当てて凛々しく言い放つ。

「悪は、このスペースエースが許さない!」

「おっ、おまえはっ、くっそぉお~、また、邪魔をするなら、今日こそ、・・・」
「ふ~んっ、その言葉、聞き飽きた、先に攻撃させてあげる、どうぞ!」
「バカにしおって! スペースエースは足を負傷しているぞ、赤いロングブーツ、足を狙え!」

  スペースエースは、両手を腰に当てたまま、上半身だけ捩じり、怯えている女性に声をかける。
「さあ、私に任せて、後ろでじっとしていなさい!」
「あ、ありがとう・・・ございます」

「スペースエース! 今日こそ、おまえを倒す! 一斉にかかれ!」
 
 スペースエースは迫り来る戦闘員を足で蹴り飛ばし、左右の手で打ちはらい、蹴散らして全員を余裕で倒した。
 そして、スペースエースは後方にいる女性を近くの岩山に隠すと怪人の前に立つ。

「戦闘員は、誰もいない! 残りは!」
 スペースエースの指先には、恐ろしい怪人が立っている。スペースエースは腰に手を当てたまま、笑みさえも浮かべている。

  怪人はスペースエースの高飛車な態度に激怒し、隠し技を体から出す。

「このレーザー砲を、くらえっ!」
 
 ピューーーーピュピューーーーーーーーーーーッ

  スペースエースは、赤いロングマントで防いだ後、青いロンググローブの右手の手のひらから光線を出し、一歩ずつ怪人に近づく。
 怪人のレーザーとスペースエースの光線が火花を散らす。

  パチッ~~パチッ~~パチッ~~ ・・・

「何っ、くっ、もっと、強くしてスペースエースを丸焦げにしてやる!」
 スペースエースは、また、薄笑いを怪人に見せた。

 ピュピュッーーピュピュッーピュピュッーーーーー

   パチッ~~ン、パチッ~~ン、パチッ~~ン ・・・

「そんなバカな! このレーザー砲がスペースエースに効かないなんて、・・・」

  スペースエースが、青いロンググローブの手のひらでレーダー砲を受けながら光線を出し続けて怪人の間近まできた。
「くそぉ~、覚えとけ!」
 怪人は後ろを向いてすごい勢いで逃げ出した。

「逃がさないっ! タァアァァァァーー」
 スペースエースは、逃げる怪人の背中にジャンピングダブルキックの最強の打撃をし、怪人を宙にさまようかのように飛ばし、地面に激突させた。

 バタッ~~~~ン ゴロゴロゴロ~~

「ぅっ、何てパワーなんだ・・・スペースエース、今度会ったら・・・」

「スペースビーム!」

 ビィ~~パシュ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン

 青いロンググローブの右手の手のひらから熱光線を怪人に照射した。

「わぁあぁあああああ~~~~~~~~」

 怪人は、粉々に爆破した。

 バ~ン、バババ~~~~~ン !!!

「怪人に、今度なんてない! 悪は、このスペースエースが許さない!」
  スペースエースは、どこかで見ているであろう、マッドエビルに、空を見て力強く言い放つ。

 さわやかな風にスペースエースのブロンド色のロングヘアの髪の毛と赤いロングマントが靡いている。


 一方、戦いをモニターで見ていたマッドエビルの基地では、総統が、スペースエースに、また、最強の怪人が無様にやられたのを見て、怒り、部下を蹴って八つ当たりをしていた。

「またしてもスペースエースにやられおって、幹部ども、スペースエースを消し去る方法を、何としても考えろ!」

 この光景は、部下ともども、もう見慣れたものとなっていて、マッドエビル総統の怒りが頂点に達していた。スペースエースに積年の恨みをもつ、悪の教団、マッドエビルなのだ。

「私にやらせてください」
 総統の前に歩み出た者がいた。

「むむっ~、おまえは科学少年、おまえでは無理だ!」

 いくら科学力があっても、知性と的確な判断力、人知を超えた宇宙の強いパワーのあるスペースエースに、少年が勝てるはずがない。

「私は科学の力で、必ずスペースエースを倒します! いや、自分のモノにします」
「んんっ」
「その変わりにお願いがあります。捕獲したら私に下さい。性ペットにして、性処理肉便器で鳴かせます!!」

 マッドエビル総統は、科学少年の目からどんな手を使っても獲物、スペースエースを捕獲し、性奴隷にするという強い信念を眼差しから感じた。

「よし、チャンスを与えよう、倒したら、もう、はむかわないように、性奴隷、性処理肉便器にして一生飼い慣らせ!」
「はいっ!」

 科学少年の申し出をマッドエビル総統は承諾した。
「おまえの科学の力で、スペースエースを堕とせ!」

「はい! それまで私にまかせて手出し無用にお願いします」

「わかった、猶予をあたえよう!」
「はいっ、必ず、科学の力でスペースエースを性奴隷に堕としてみせます!」

 こうして、地球を守るスーパーヒロイン、宇宙から来た最強のスペースエースと、自我の欲望が高く、スペースエースを性奴隷に堕として自分のモノにしたい、肉便器にしてヒィヒィ鳴かしたい知能指数が高く科学力を知り尽くした科学少年の戦いが始まった。

「必ず、あの勝気なまま、俺は、スペースエースを犯る!!」

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