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第一章 1 人類の希望 スペースエース  ①

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G スペースエース 科学の力に堕ちるヒロイン

第一章

1 人類の希望 スペースエース
①マッドエビルの戦闘員に襲われている女性の悲鳴が聞こえる。
「キャー、だれか、助けて~」
 新聞社のディスクで書類を整理していたカノンは助けを求める女性の声を特別な聴覚で聞き取った。
「編集長、取材に行ってきます」
 カノンがビルから出た時には変身してあり、右腕を高く上げて飛び立った。

「待ちなさい、この私が相手してあげるわ、さあ、私に任せて逃げて」
「ありがとうございます」
「おまえは、スペースエース! また、邪魔をするのか、今日こそ倒す! やっちまえ!」
 黒髪に赤いアイマスク、光沢のブルーレオタード、手袋も青である。胸のエンブレムは、星形の中に「A]のマーク、なぜか、おへその部分は大きくひし形に空けている。腰の部分は、まるで赤のハイレグパンツを履いているような模様だ。股から左右の腰までの赤いハイレグである。腕は金のブレスレットだ。赤いニーハイブーツ、白いニーハイソックス、さらに、肩から赤いロングマントを付けていて、ここまで飛んできた。
 スペースエースは迫り来る戦闘員を左右の手のはらいのけて蹴散らす。
「さあ、最後はあなたよ」
 スペースエースの指を指す先には、恐ろしい怪人が立ちはだかる。スペースエースの一方的な攻撃で怪人は後方へと下がっていく。スペースエースの強い打撃によって、遠くに飛ばされた怪人は爆破した。

一方、マッドエビルの基地内では、幹部が戦いの様子をモニターで見ており、改造した怪人がやられたのを見て悔しがって部下に八つ当たりをしていた。
「またしてもスペースエースにやられおって、だれか何とかしろ!」
 こうして、いつもスペースエースにやられている悪の教団、マッドエビルだった。
「私にやらせてください」
「むむ~、おまえは科学少年、おまえでは無理だ!」
「私は科学の力で、必ずスペースエースを倒します、その変わりにお願いがあります。捕獲したら私の性処理肉便器にください」
「殺さなくて大丈夫なのか、よし、チャンスを与えよう、倒したら性処理肉便器にして一生飼い慣らせ!」
「はい! それまで私にまかせて手出し無用にお願いします」
「わかった、1週間だけ待とう」
 こうして、スーパーヒロインと少年科学者の戦いが始まった。
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