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  次郎は窓辺に目をやると、マントをなびかせた人影のシルエットが見えた。本来なら恐怖だが魔法美少女戦士フォンティーリアが来ることを待ち望んでいたので、期待通りだった。
 「お帰り、魔法美少女戦士フォンティーリア、いつも、ここから僕の部屋に来ていたんだよ」
 まったくのウソだが、魔法美少女戦士フォンティーリアは、やや信じ始めている。確かに、自分の体は感じやすく、誰かに愛を求めているらしいことを感じとっているからだ。具体的には、ほてった体を触って癒してくれる人がいたのかもしれないと思い始めた。
「わたくしは、次郎さんの言葉を信じておりませんわ、ただ、もう少し話を聞こうと思ってきたのです」
 次郎は逃がさないように優しく窓からベッドに連れて行き、座らせた。すぐに覆いかぶさらなかったのは、落ち着いて今夜こそセックスまで持ち込みたいからだ。そのためには、多少抵抗しても体が求めてしまうようにさせることだ。
「いいよ、結婚を前提に付き合っていたこと、それは指輪が証明している。後は、ゆっくり思い出せばいいんだ。そのお手いをしてあげるからね」
(バカめ! 今夜の魔法美少女戦士フォンティーリアは話を信じ始めているんだろう、それなら、堕とせる)
「恥ずかしさを克服すれば、必ず思い出す。でも、抵抗したくなる気持ち、僕、わかるよ、あっ、そうだ、いいことがあるよ、抵抗できないようにして続ければ思い出せるから、四肢をベッドにくくりつけよう」
 魔法美少女戦士フォンティーリアは困惑した。
「本当の恋人なら、・・・拘束なんてしないと、わたくしは思います」
(あたりまえだ、バーカ、おまえの抵抗を防ぐんだよ)
「あっ、ごめん、そうだね、嫌になったら解くから思い出せるようにがんばろう、ねっ、思い出せば、他のいいことも思い出すかもしれないよ」
「わかりました、嫌になったら解いてくれるんですね」
「もちろん! 恋人なんだから」
(ほどくか、バーカ、ヒロインって頭、悪い)
「よし、これで大の字になって、手足をベッドの四隅に拘束終わったね」
 次郎は、魔法美少女戦士フォンティーリアの上になってキスを始めた。
「はっ、次郎さ~ん、ぁあ~急に・・・ぶちゅっ、はぁ~ちゅちゅっ~は~ん・・」
「舌を出せ!」
「次郎さん、急にお言葉が乱暴に・・・」
「魔法美少女戦士フォンティーリア、お前は乱暴にされるのが好きなんだ、感じて喘ぐ、愛液だ~らだらに垂らす、淫乱なんだ!」
 次郎が思い出させるためにやっているのか、自分の欲望なのか、魔法美少女戦士フォンティーリアは分からなくなった。ただ、体は熱く発情していた。
「魔法美少女戦士フォンティーリア、お前モノは、すべて僕のものだ! もちろん、魔法美少女戦士フォンティーリアの心もいただく! まず、マーキングだ!」  
  ミニの白いワンピースをベルトの所まで上げた。
「次郎さん、恥ずかしいです」
「アンスコをはいているくせに、股を見られる恥ずかしいのか、いい眺めだ!」
 飾りの付いた短い白のボレロをはだけて、かたからも脱がし、見えた肌を首筋、耳の裏を嘗め回す。
「ぁ~あっ~ぁあ~ああっ、あ~ん、あ~ん・・」
「どうした、今日は感じやすいな」
 次郎は舐めながら、胸の黄緑のリボンと金のブローチを上げて、胸を揉む。
「ぁあっ~ぁあっ~だって~次郎さんが~ぁあ~ん、ぁあ~ぁあ~ぁあ~ん・・・・」
「このボッチはなんだ、答えろ!」
「そ、そんな、はずかしいですわ」
 魔法美少女戦士フォンティーリアは横を向いたが、次郎にあごを掴まれて上に向けられた。真正面に次郎の顔がある。
「乳首、勃起乳首だ! 言え! 言え!」
「ぼ、ぼ、勃起ち、ち、乳首ですわ・・」
 次郎は魔法美少女戦士フォンティーリアに見えるように、腰の花模様のベルト、バックルに唾を三回落とした。
「次郎さん、汚いですわ」
 次郎は、その唾をバックルに擦り付ける。
 次郎は、また魔法美少女戦士フォンティーリアのあごを掴んだ。
「僕の唾だ、喜べ!」
 次郎は、赤いアイマスクを長い舌で舐め回した。そして、中央のブルーの宝石は口に含んで魔法美少女戦士フォンティーリアに見えるように、甘噛みをして見せつける。
「次郎さん、おやめになってください、もう、解いてください、帰ります」
 次郎は、魔法美少女戦士フォンティーリアの言葉を無視して、キラキラと輝いているダイヤの耳飾りも口に含んでキャンディーのように舐めた。
 魔法美少女戦士フォンティーリアは、何だか自分が征服されているような気分になってきた。我慢の限界が近づいている。
 次郎は、さわぐ魔法美少女戦士フォンティーリアを無視して、黄緑色のベレー帽の右上にある赤い羽根を抜こうとした。しかし、抜けないので、やはり、舐めまわす。
 肩から着けている赤いロングマントをバッドの下の方に垂らし、ズボンを脱ぎ始めた。「次郎さん、な、何をしているのです」
 次郎は、外が白で内側が赤い、上品なマントでチ×ポを擦りだした。
「ぃやぁ~やめてっ、次郎さん!」
「うるさい、見てろ! ぅう! ぁっ!」

 ドビュッ~ ドビュドビュ~~

 次郎は、ザーメンをマントに出し、最後は拭き取った。
「ぃやぁああ~、すぐ、ほどくのです!」
 次郎は、ザーメンの付いたマントを魔法美少女戦士フォンティーリアの顔に擦り付けた。
「この臭いを思い出したかな、ふふっ」
「きたな~いですわ、もう、終わりです、すぐ、解くのです。約束したではありませんか、すぐ、解きなさい!」
 魔法美少女戦士フォンティーリアは、嫌な気分になり、次郎の所に来たことを後悔した。今、すぐに帰りたい。
 次郎は、光沢のある赤いハイヒールピンシールロングブーツ、パンストを脱がし始めた。そして、臭いを嗅ぐ。
「魔法美少女戦士フォンティーリア、こんな臭いをさせていたのか」
「ぃやぁああああっ」
 さらに、もう片方も脱がし、壁に放り投げた。次に、腕を包み込むロング手袋、光沢のある黄緑も脱がし始めた。
「魔法美少女戦士フォンティーリア、素足に、素手、手足に奇麗な指だけだ、楽しませてもらうよ、ふふふ・・・」
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