【R15】人生は彼女の物語のなかに（生真面目JKの魂が異世界の絶世の美人王女の肉体に？！運命の恋？逆ハーレム？それどころじゃありません！）

☆第３章終了時点における登場人物紹介（ファーストネームでの昇順）☆ネタバレ含む

ヘレン

【名前】
　ヘレン・ベアトリス・ダーリング
【性別】
　女
【年齢】
　不明、だが見た目は８才～１０才
【身長】
　１３３ｃｍ
【職業ならび身分】
　魔導士（フランシス一味）
【家族】
　不明


　肩を少し過ぎたぐらいの濃いめのダークブロンドの髪は自然と内巻きになっており、その華奢な肉体を重たげなバイオレットのローブで覆い隠している。
　小作りではあるも、整った顔立ちはしている。だが、彼女にとっては、無表情がデフォルトである。

　まごうことなく少女に見える彼女であるが、醸し出す雰囲気は大人のものであり、色気すら感じられ、レイナは彼女にどこかアンバランスな印象を感じずにはいられなかった。彼女もまた、フランシスやサミュエルと同じく、神人の力を手に入れているということは実年齢はもっと……

　どこかトロリと哀しい色の瞳を持つ彼女の過去を、フランシスとサミュエルは知っている模様。フランシスには、「魔導士としての力を持って生まれていながら、育つ土俵が最低最悪であった」とも言われている。中年男性に嫌悪感を抱いていることもフランシスは知っている。
　フランシス一味の中ではわりと常識人のように思えるが、ルークや単にその場に居合わせただけの一般人のおじさんを殺そうとするなど、ネイサンをドン引きさせた。
　生じた影より酸を放ち、対象人物の肌を焼け焦がそうとするなど、やや風変りな気の使い方をする魔導士。