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~第二章~
王都グラン・カルロリム【四】
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酒場を抜け出したマーチンさんをほっといて、僕らは今の状況をお互い確認する。
「そう言えば、カヴァル。さっき電話…いや、念話か………した時ギルドホールがどうのこうのって話してたけど…、EIのギルドは存在していたのか?」
「あぁ、一応な…存在はしていたけど、ギルドメンバーでインしてるのは俺だけだったからな……事実上の解散だよ」
落ち込む守を大輔が励ます。
「カヴァル、なんだよ!戻らない気なのか?俺は戻るぞ、会いたい奴もいるからな」
「そうだよぉー、井村くん。元気だして」
「スズさん、井村は止めて、ゲームの世界だし」
「そうだった!ごめんなさいカヴァルくん」
すずめのおかげで少しこの場が和んだ。
「それは、そうとリョウマ。今って顔はリアルなんだよな?」
大輔が僕に聞く。
「あぁ、髪型、装備はEIのままだけど、何故だか顔はリアルだな?」
「それは別に大した問題じゃないんだが……あのさ。マーチンさんだっけ?あの人もしかしたらサクラちゃん以外の俺たちが知っている人物だぞ?」
ずっと引っかかっていた疑問の答えを大輔は知っている。僕たちは食いつくように大輔の話に耳を傾ける。
「俺も気づいたもの、確信は持てないが……たぶん、あの人はウチの生徒会長だ!」
「えー!」
「あ!確かに」
「マジかよ」
「えーと、確か………名前は……千寿院 万智」
守が思い出すように生徒会長の名前を絞り出す。
そんな時何かに気づいたように、すずめが…。
「あ!万智だから、マーチン?」
「そんな安直な…」
「いや、でもあるな…」
僕もマーチンさんが生徒会長なら、思い当たる節はある事に気づいた。
生徒会長、千寿院 万智先輩は、理事長、千寿院 五郎の孫娘なのだ。
だったら、お金は持ってるだろうし、課金の亡者も頷ける………。でも生徒会長がゲームなんてするのかなぁー?
「まぁ、戻って来たら聞いてみよう。暫くは帰れないし行動を共にしないとだしな」
僕はそう、その場を収めた。
そんな時、酒場のドアが開き、マーチンさんが戻って来た。
「諸君おまたせ!レインくんなんだが………特にリョウマくん驚かないで聞いて欲しい」
「はぁー。で、レインはどこに?」
「顔を出したまえ、レインくん」
マーチンさんがそう後に声を掛ける。すると後からチラッと見覚えのある白い軽装備と銀髪の…………女の子が現れた。
「…………………………………えっと。どちらさま?」
「レインくんだ」
「リ、リョウマくん、レインです」
「えー!いやいや、レイン男ですってぇ!」
狼狽する僕と、状況が不明な桜、すずめ、大輔、守。
「いやね、さっき念話した時に声はリアルだから女の子ってのは気づいてだね。それでたぶんアバターは男の子だから、顔のリアルとアバターの不一致による恥ずかしさで、酒場に来れないんじゃないかと思って迎えに行ってたのだよ」
「とりあえず、纏めるとレインはネナベだったって事ですか?でも今は女の子アバターですよね?何でですか?」
「それは………すごく簡単な事。外見変更ポーション使ったから………」
「たまたま、私が持っていたからレインくんに渡した。男アバターだといろいろ困る事もあるからね…」
(そっか、トイレとかか………。今まで一人で寂しかっただろうな………声も掛けれなかっただろうし………くそっ!相棒だって言うのに……何やってんだよ……)
「レイン……。ごめん……いや!相棒!また今まで通りよろしくな!」
僕はハニカミながら手を差し伸べる。
レインはニッコリ笑い。僕の手にゆっくりと手を合わせた。
「うん。リョウマくんよろしく!」
そんなこんなで、レインの紹介とレインにはみんなを紹介し、最後に大輔がさっきの話を切り出した………。
「そう言えば、カヴァル。さっき電話…いや、念話か………した時ギルドホールがどうのこうのって話してたけど…、EIのギルドは存在していたのか?」
「あぁ、一応な…存在はしていたけど、ギルドメンバーでインしてるのは俺だけだったからな……事実上の解散だよ」
落ち込む守を大輔が励ます。
「カヴァル、なんだよ!戻らない気なのか?俺は戻るぞ、会いたい奴もいるからな」
「そうだよぉー、井村くん。元気だして」
「スズさん、井村は止めて、ゲームの世界だし」
「そうだった!ごめんなさいカヴァルくん」
すずめのおかげで少しこの場が和んだ。
「それは、そうとリョウマ。今って顔はリアルなんだよな?」
大輔が僕に聞く。
「あぁ、髪型、装備はEIのままだけど、何故だか顔はリアルだな?」
「それは別に大した問題じゃないんだが……あのさ。マーチンさんだっけ?あの人もしかしたらサクラちゃん以外の俺たちが知っている人物だぞ?」
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「俺も気づいたもの、確信は持てないが……たぶん、あの人はウチの生徒会長だ!」
「えー!」
「あ!確かに」
「マジかよ」
「えーと、確か………名前は……千寿院 万智」
守が思い出すように生徒会長の名前を絞り出す。
そんな時何かに気づいたように、すずめが…。
「あ!万智だから、マーチン?」
「そんな安直な…」
「いや、でもあるな…」
僕もマーチンさんが生徒会長なら、思い当たる節はある事に気づいた。
生徒会長、千寿院 万智先輩は、理事長、千寿院 五郎の孫娘なのだ。
だったら、お金は持ってるだろうし、課金の亡者も頷ける………。でも生徒会長がゲームなんてするのかなぁー?
「まぁ、戻って来たら聞いてみよう。暫くは帰れないし行動を共にしないとだしな」
僕はそう、その場を収めた。
そんな時、酒場のドアが開き、マーチンさんが戻って来た。
「諸君おまたせ!レインくんなんだが………特にリョウマくん驚かないで聞いて欲しい」
「はぁー。で、レインはどこに?」
「顔を出したまえ、レインくん」
マーチンさんがそう後に声を掛ける。すると後からチラッと見覚えのある白い軽装備と銀髪の…………女の子が現れた。
「…………………………………えっと。どちらさま?」
「レインくんだ」
「リ、リョウマくん、レインです」
「えー!いやいや、レイン男ですってぇ!」
狼狽する僕と、状況が不明な桜、すずめ、大輔、守。
「いやね、さっき念話した時に声はリアルだから女の子ってのは気づいてだね。それでたぶんアバターは男の子だから、顔のリアルとアバターの不一致による恥ずかしさで、酒場に来れないんじゃないかと思って迎えに行ってたのだよ」
「とりあえず、纏めるとレインはネナベだったって事ですか?でも今は女の子アバターですよね?何でですか?」
「それは………すごく簡単な事。外見変更ポーション使ったから………」
「たまたま、私が持っていたからレインくんに渡した。男アバターだといろいろ困る事もあるからね…」
(そっか、トイレとかか………。今まで一人で寂しかっただろうな………声も掛けれなかっただろうし………くそっ!相棒だって言うのに……何やってんだよ……)
「レイン……。ごめん……いや!相棒!また今まで通りよろしくな!」
僕はハニカミながら手を差し伸べる。
レインはニッコリ笑い。僕の手にゆっくりと手を合わせた。
「うん。リョウマくんよろしく!」
そんなこんなで、レインの紹介とレインにはみんなを紹介し、最後に大輔がさっきの話を切り出した………。
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