ソシャゲの相棒(♂)は異世界転移したら美少女(♀︎)だった!?

雨夜☆ドリー

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~第二章~

王都グラン・カルロリム【五】

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 「あのー、マーチンさん。ちょっと聞きたい事があるんですが、答えたくない場合は答えなくても結構です」
 「なんだい?ブッフォンくん」
 大輔は意を決したように、一つ間を置いて話を続ける。

 「もしかして生徒会長じゃないですか?ウチの学校の…………?」
 「そっか、顔はリアルだから素性はバレる可能性もあるのだな。勉強になったよ」

 「いかにも、私は私立聖峰学園高等部三年、生徒会会長。千寿院 万智だ。ちなみにキャラネームは万智だからマーチンだ」
 「やっぱり!そうだったんだ」
 と、すずめ。

 「もちろん、私が名乗ったんだから、君も答えるんだろうな?」
 と、ニヤニヤしているマーチンさん。

 「そうですね。これから一緒にこの世界から元の世界に戻る戦友ですしね。わかりました」
 そう答える大輔。
 「私立聖峰学園高等部一年、中村 大輔です。キャラネームは好きなサッカー選手から取りました」
 大輔に続くように僕らも続く。
 「私立聖峰学園高等部一年、春日井 涼です。キャラネームは自分の名前の涼と好きな偉人、坂本 龍馬からです」
 「私立聖峰学園中等部二年、春日井 桜です。キャラネームはそのまま名前です」
 「私立聖峰学園高等部一年、井村 守です。キャラネームは好きなアニメから…です」
 「し、私立聖峰学園高等部一年、な、楢本 すずめです。キャラネームはすずめから、一字取ってスズにしました」
 「ほぅ、なんとここまでみんな同じ学校だとはな…最後はレインくんか?」

 「ちょっと驚きなんですけど……私も私立聖峰学園高等部一年、神咲 雨音かんざき あまねです。キャラネームは名前の雨音からです」
 「ちょっと待ってくれ!神咲さん?何組?」
 「私は学校には通ってないです、通信制だから……生まれつき身体が弱くて通えないのです……」
 「そうだったのか……それはごめん」
 「でも、今は走り回れるし、少し今の状況嬉しかったりするんですよ」
 「そっか」

 パンっ!

 音がした方を振り向くとマーチンさんが手を鳴らしていた。
 「さて、みんなも気づいたかと思うが、全員聖峰学園所属だ。これは単なる偶然とは思えないのだが……そこでだ!これよりギルドを作りたいと思う」

 「ギルドかー、そうですね。たぶんギルド作った方がいいのかもしれないですね?」

 「ちょっと待ってくれ!ギルドは良いが、職業ジュブもないし、ステータスも低くてクエストとか出来るのか?」
 大輔が冷静に突っ込む。

 「そうなんだよね、職業ジョブがないとスキルも使えないし…」
 「それなら、聞きに行ったらいいんじゃないですか?知っている人に」
 今まで黙って聞いていた桜が僕の横から、そう言い放つ。

 「なるほど…サクラくん。それだな」
 「たぶん、ギルドホールがあった場所にクエスト斡旋所みたいな場所もあったし、そこなら詳しい話を、聞けると思う」
 と、守も援護する。

 「よし、ではみんなでギルドホールに向かおうではないか!」

 「あのさ…誰かお金持ってたりするのかな?ここのお代はどうするのかなぁー?」
 と、すずめ。
 確かに僕らは今装備してる服装しか手持ちがない事にすずめの一言で気づく…。

 酒場[フローラ]の店員さんに手持ちがなかったことを話すと……
 「身なりからして、あんた達冒険者だろ?なら付けておくよ!」
 って事で、この場は何とかなったのだった。
 
 ただ……冒険者って?なんだろうか……。
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