TS転生して夢のvtuberになったのでリスナーを青色に染めちゃいます!

カルポ

文字の大きさ
27 / 58

第26話、学校二日目

しおりを挟む
「はぁ~」

と長いため息が出る。
何故?て学校行きたくないからである。
今年も、ぼっちの三年間を。
今日まで午前授業である。
嫌だな~と思うが結局行かないと行けない。

そして、学校が終わったらクラスの陽の者…つまり陽キャのグループが私に、話しかけてくる。

「ねぇ?神無月さん今日暇?」

と何で私なんかの陰キャに話しかけて来るの?怖いけど言わないと相手に迷惑がかかるので私は言う。

「えーと今日は、予定あるかな…」

これで陽キャ組は、私から離れるだろうと思ったら。

「あ~葵。嘘は良くないよ~」

と言う声が聞こえたので声のする方を向くとそこには。

「う…何でここにいるの?黒亞《くろあ》?」

そうそこには、幼なじみの睦月《むつき》 黒亞《くろあ》がいた。
黒亞は、幼なじみと言う事もあり私のお母さんから情報を仕入れたのだろう。

「どういう事?睦月さん?」

「どういう事て?葵は、今日予定無いよ?つまりカラオケ行けるよ」

と言う黒亞が言ったら周りの人達が喜んでいる。
私は、得意技の気配消しをしようとしたが黒亞に腕を掴まれた。
黒亞が笑顔で言う。

「何処に行くの?」

「え…と、家に……」

「え?逃がさないよ?」

と言う黒亞に手を引っ張っられてそのままカラオケに連れて来られる。
そして、カラオケについて陽キャ達が歌うのを見ながら私は、どうにかして家に帰れないか考えていると、黒亞が言う。

「逃がさないからね?葵?」

「何言ってるの!」

「それよりそろそろかな?」

「何が?」

と言う黒亞に違和感を感じたが特に誰もいれてない曲が流れた。
これて、私の得意な歌うだなと思っていると、黒亞にマイクを持たされる。

「はい。マイク。」

「え?マイク?何故?」

「え?葵が歌うんだよ?」

「え?」

「ほら、始まるよ。」

と言われて困るので歌わない事にしたら、周りからの視線に当てられて仕方無く歌う。


「~♪ ~♬?」

「~~~~~~♬?」

「~♪ ~~♪ ~~~~~~~~~♬」

と一先ず歌い何とかラストまで持ちこたえた。

「~~~~~~♬」

「~~~~~~~~♬」

「~~~~~~~~~~~♬」

「~~~~~~~~~♬」

「ふぅ。終わった。」

と言い周りを見ると全驚いた顔で固まっていた。
ただ一人だけ大丈夫だった人がいた。

「いや~いつ聞いたって葵の歌はいいね」

「皆が固まってるから私帰るね。」

「ちょ待って。」

と声が聞こえたが私は、無視して帰る、手前で手を掴まれる。

「いや。皆葵の歌が凄すぎて固まってるだけだよ?」

「そんな事ないよ?」

「いや~流石だな~天才《・・》音楽家《・・・》の娘は。」

と言う黒亞に私は言う。

「それを言うなら黒亞もでしょう?そうでしょう?理数系《・・・》天才《・・》家《・》の娘さん?」

と言い一瞬手が緩んだ隙に家に帰る。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

(クラスメート視点)

今日は、何としてでも神無月さんとカラオケに行く為に幼なじみの睦月さんの協力をして貰って一緒にカラオケに行く事が出来た。
何故て?それは、今や二日目にして神無月さんは、学校の美少女認定された人だからである。
そんな人と一緒に遊びたいのはあたり前である。
そうして神無月さんと一緒にカラオケに来たのである。
そして睦月さんの策略で神無月さんが歌う事になった。

『~♪ ~♬?』

『~~~~~~♬?』

『~♪ ~~♪ ~~~~~~~~~♬』

「え?上手い…」

「上手すぎ」

『~~~~~~♬』

『~~~~~~~~♬』

『~~~~~~~~~~~♬』

『~~~~~~~~~♬』

「ふぅ。終わった。」

と言う神無月さんを前にして僕達は、固まる。

「いや~いつ聞いたって葵の歌はいいね」

「皆が固まってるから私帰るね。」

「ちょ待って。」

「いや。皆葵の歌が凄すぎて固まってるだけだよ?」

「そんな事ないよ?」

「いや~流石だな~音楽家《・・・》の娘は。」

「それを言うなら黒亞もでしょう?そうでしょう?理数系《・・・》天才《・・》家《・》の娘さん?」

と言う神無月さんと睦月さん。
天才音楽家は、今は一人しかいない。
名前は、神無月 裕翔。
そこで気づく。
神無月、苗字が一緒である事。
そして、理数系の天才の家は確か、睦月家。
なるほど、二人共美少女だと思ってたけど、二人共裕福な、家の産まれなんだな。
納得した。
神無月さんは、帰ったが睦月さんがいるので聞いてみる。

「ねぇ?睦月さんさっきの事は、本当?」

と言うと睦月さんは、答える。

「本当の事よ。私は、睦月家産まれで葵は、神無月家産まれ。」

「そうなんだ。」

「私は、理数系しか出来ないけど葵は、凄い才能を持っているのよ…」

睦月さんも凄い才能を持っているのにその睦月さんに凄い才能を持ってる葵さんの事が気になり聞いてみる。

「具体的には、何?」

「葵はね。今日は、地声だったけど歌に合わせて声を変えられるの。その歌に合う歌声にね。そして、楽器の演奏は、超一流レベル。プロ顔負けの演奏が出来るわ。それに、最近は、作詞作曲もして音楽を私に送ってきたから聞いたら、何回でも聞きたくなるような、曲を作ってたわ。葵はね、音楽の才能も凄いけど家事も全部出来て料理は、洋、日、中の料理が出来るのよ。葵が出来ないのは、コミュニケーションと、運動だけ、それ以外は、最低でも一流レベル、ほとんどは、超一流レベル二こなす天才。」

彼女がそこまで言う何て、どんだけの才能だよ。
と思っていると睦月さんは、言う。

「しかもね。葵は、音楽の才能は、自覚してるけどそれ以外は、自覚無しなんだよ。」

「音楽以外は、才能ないと神無月さんは、思ってると言う事?」

「その認識であってるわ。」

「神無月さんの作詞作曲した、曲気になる。」

「今私の携帯から流すわね。」

と言って携帯から音楽を流す睦月さん。
それを聞いて思った。
なるほどこれはすごいな。
そしてふと疑問に思ったので聞いてみる。

「ねぇ?睦月さん?この歌ってる人て神無月さん?」

「そうよよく気づいたわね」

やっぱりだ声は、違うが少しだけ面影を感じたので聞いてみたがやっぱりそうなのか。

そうして、葵の才能がクラスメートの全員に知られたのであった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

後書き

と言う事で、クラスメートに葵の才能が
知られて終わりました!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

友達の妹が、入浴してる。

つきのはい
恋愛
 「交換してみない?」  冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。  それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。  鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。  冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。  そんなラブコメディです。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。

たかなしポン太
青春
   僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。  助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。  でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。 「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」 「ちょっと、確認しなくていいですから!」 「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」 「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」    天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。  異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー! ※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。 ※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

処理中です...