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皇宮での邂逅
従兄に初めて会いました
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扉から顔を出したその人は、私を見つけると、まるで昔からの知り合いのように、にこっとして近づいて来た。
「やあ、君がディアナ嬢かな?」
答えて良いのかな?振り返ると、父さまを席に座らせたエルンストさんが頷いた。
「さっき話していた、案内を頼んだ人だよ。」
なら、大丈夫ね。父さまが使えない今、エルンストさんを頼るしか無いもの。
私はその人に向かい直すと頭を下げた。
「ディアナ・グンダハールです。」
取り敢えずライがしていた、胸に手を当て、上半身を腰から折る挨拶をする。
その人はニコニコしながら自己紹介をしてくれた。
「僕はオリヴィエ。オリヴィエ・ハロルド・ヴァルゲンハイム 。コンラート公爵家の長男で君の従兄だよ。やっと会えたね。ディアナちゃん。」
おいで。ニコニコ。腕を広げて待っている長身のお兄さんは、ルー兄さまと同じ、キラキラの白金の髪に蒼い瞳だ。
顔だって言われてみればなんとなく似ている。これが従兄弟似ってものなんだ。
私が一歩踏み出して抱擁に応えようとした時。
フワッと風が吹いて、二人の間に透明な膜みたいなものが張られた。ぶつかっても痛く無いけど、ふわんと元の場所に戻されちゃう。
「?あれ?」
私が首をかしげると、同じ状態だったみたい、、、広げた腕をふわんと戻されたオリヴィエさん、が苦笑いした。
「叔父さんが掛けたんですか?相変わらず狭量な。」
あ、これ、父さまの魔術なの?あんな状態でも掛けられるんだね。
感心していると。
「二十五歳以下の異性は取り敢えずディーに接触出来ないようにしてある。」
父さまの声がした。
あ、なんだか立ち直ったみたい。
せっかくエルンストさんが連れてった執務机から離れてツカツカ近寄ってくると、私にガッツリ抱きついて来た。
「取り敢えずお前はディーに触らせない。」「「心狭いな!」」
オリヴィエさんとエルンストさんが被った。私も心の中で同じこと思ったけどね。
オリヴィエさんはフーッと溜め息を吐くと言った。
「二十五歳って、僕がギリギリ入る歳・・・悪意しか感じないな。まあ、取り敢えず父上が大丈夫なら僕は何も言いませんよ・・・うん、でも、せめて君の素性を知ってる人しかいない時は、オリヴィエ兄さんって呼んでくれるかな?」
私の目を見つめてくる。
別に構わないけど。
「・・・オリヴィエ兄さま?」
「うん、いいね!本来の姿に戻っても、言ってくれるね?」
私がコックリと頷くと、とっても嬉しそうに笑ってくれた。いい人なんだな。
「さ、じゃあ、僕の父上、君の伯父さんが待ちかねているから、早く行こうか!」
オリヴィエさんがさっさと踵を返し扉を開けると。
父さまとエルンストさんが慌てて呼び止めた。
「待て、使い魔を渡してない!」
「待ってください。まず嬢ちゃんの滞在登録をしないと。」
私もまだ動けない。だってここでの私は何者なのか、まだ確認してないもの。
「やあ、君がディアナ嬢かな?」
答えて良いのかな?振り返ると、父さまを席に座らせたエルンストさんが頷いた。
「さっき話していた、案内を頼んだ人だよ。」
なら、大丈夫ね。父さまが使えない今、エルンストさんを頼るしか無いもの。
私はその人に向かい直すと頭を下げた。
「ディアナ・グンダハールです。」
取り敢えずライがしていた、胸に手を当て、上半身を腰から折る挨拶をする。
その人はニコニコしながら自己紹介をしてくれた。
「僕はオリヴィエ。オリヴィエ・ハロルド・ヴァルゲンハイム 。コンラート公爵家の長男で君の従兄だよ。やっと会えたね。ディアナちゃん。」
おいで。ニコニコ。腕を広げて待っている長身のお兄さんは、ルー兄さまと同じ、キラキラの白金の髪に蒼い瞳だ。
顔だって言われてみればなんとなく似ている。これが従兄弟似ってものなんだ。
私が一歩踏み出して抱擁に応えようとした時。
フワッと風が吹いて、二人の間に透明な膜みたいなものが張られた。ぶつかっても痛く無いけど、ふわんと元の場所に戻されちゃう。
「?あれ?」
私が首をかしげると、同じ状態だったみたい、、、広げた腕をふわんと戻されたオリヴィエさん、が苦笑いした。
「叔父さんが掛けたんですか?相変わらず狭量な。」
あ、これ、父さまの魔術なの?あんな状態でも掛けられるんだね。
感心していると。
「二十五歳以下の異性は取り敢えずディーに接触出来ないようにしてある。」
父さまの声がした。
あ、なんだか立ち直ったみたい。
せっかくエルンストさんが連れてった執務机から離れてツカツカ近寄ってくると、私にガッツリ抱きついて来た。
「取り敢えずお前はディーに触らせない。」「「心狭いな!」」
オリヴィエさんとエルンストさんが被った。私も心の中で同じこと思ったけどね。
オリヴィエさんはフーッと溜め息を吐くと言った。
「二十五歳って、僕がギリギリ入る歳・・・悪意しか感じないな。まあ、取り敢えず父上が大丈夫なら僕は何も言いませんよ・・・うん、でも、せめて君の素性を知ってる人しかいない時は、オリヴィエ兄さんって呼んでくれるかな?」
私の目を見つめてくる。
別に構わないけど。
「・・・オリヴィエ兄さま?」
「うん、いいね!本来の姿に戻っても、言ってくれるね?」
私がコックリと頷くと、とっても嬉しそうに笑ってくれた。いい人なんだな。
「さ、じゃあ、僕の父上、君の伯父さんが待ちかねているから、早く行こうか!」
オリヴィエさんがさっさと踵を返し扉を開けると。
父さまとエルンストさんが慌てて呼び止めた。
「待て、使い魔を渡してない!」
「待ってください。まず嬢ちゃんの滞在登録をしないと。」
私もまだ動けない。だってここでの私は何者なのか、まだ確認してないもの。
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