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まどろむ朝、ふたりのぬくもり
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冬の朝に布団の温もりを手放すのは容易ではない。
そして今はそれに加えて、包み込むように暖かな人肌がある。
豪とユウ、今日は二人揃っての休日。
昨夜の心が溶け合うような甘い夜の余韻も相まって、ユウはもうこのまま一日中布団にいてもいいんじゃないかとすら思った。
隣でまだ寝息を立てている豪の顔を覗き込む。
微かに香るボディーソープの残り香と、豪の汗のほのかな匂い。
ユウは豪の匂いがたまらなく好きだった。
臭いから、と豪はなかなか嗅がせてくれないけど、全然嫌な匂いじゃない。
太陽に愛された豪はいつでもユウの心を明るく照らしてくれた。
「豪…大好きだよ…」
ユウは豪を起こさないように小さく囁くと、その額にふんわりとキスをした。
ぴくっと豪の瞼が動いて、緩やかに瞳が開いていく。
ゆっくり味わうように、ユウはその様子を眺めた。
「あ…ユウ…おはよ…」
豪はまだ半分夢のなかで、くしゃっと笑ってまた瞳を閉じながらユウを抱き寄せる。
(大っきいワンコみたい…)
ユウはそのまま豪の腕のなかにすっぽり収まってしまう。
クスッと笑って、ユウはまだ起きる気配のない豪の腕のなかで、瞼を閉じた。
豪の匂いと暖かな体温、そして穏やかに波打ち、重なるふたつの鼓動。
予定のない休日の朝寝坊は、これ以上ないほどの幸せで満たされていた。
そして今はそれに加えて、包み込むように暖かな人肌がある。
豪とユウ、今日は二人揃っての休日。
昨夜の心が溶け合うような甘い夜の余韻も相まって、ユウはもうこのまま一日中布団にいてもいいんじゃないかとすら思った。
隣でまだ寝息を立てている豪の顔を覗き込む。
微かに香るボディーソープの残り香と、豪の汗のほのかな匂い。
ユウは豪の匂いがたまらなく好きだった。
臭いから、と豪はなかなか嗅がせてくれないけど、全然嫌な匂いじゃない。
太陽に愛された豪はいつでもユウの心を明るく照らしてくれた。
「豪…大好きだよ…」
ユウは豪を起こさないように小さく囁くと、その額にふんわりとキスをした。
ぴくっと豪の瞼が動いて、緩やかに瞳が開いていく。
ゆっくり味わうように、ユウはその様子を眺めた。
「あ…ユウ…おはよ…」
豪はまだ半分夢のなかで、くしゃっと笑ってまた瞳を閉じながらユウを抱き寄せる。
(大っきいワンコみたい…)
ユウはそのまま豪の腕のなかにすっぽり収まってしまう。
クスッと笑って、ユウはまだ起きる気配のない豪の腕のなかで、瞼を閉じた。
豪の匂いと暖かな体温、そして穏やかに波打ち、重なるふたつの鼓動。
予定のない休日の朝寝坊は、これ以上ないほどの幸せで満たされていた。
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