128 / 161
ミニ番外編
ノエルのクマの木
しおりを挟む
ノエルがぷんぷんプリプリ怒っている。
いつもお喋りで楽しそうに一日の出来事を話すノエルが頬を膨らませ口数少なく窓辺に置かれた椅子に座っている姿を見て、フェリックスがハノンに尋ねた。
「ノエルはどうした?なぜあんなにも怒っているんだ?」
「お友達と喧嘩したらしいの」
ハノンがそう答えると、フェリックスは怪訝な顔をする。
「友達と喧嘩?今日は初等学校は休みで魔法の勉強の日だったんだろう?」
「ええ。でもお友達と喧嘩したって」
「どういうことだ?ツェリシア先生の生徒はノエルだけだと思うんだが……ノエル、こちらにおいで」
不思議に思ったフェリックスがノエルにそう声をかけた。
父親に呼ばれ、ノエルはぷっくりと頬を膨らませたまま両親がいるソファーのところへとやって来た。
フェリックスが手馴れた様子で娘を膝にのせる。
ノエルも父親の膝の上が自分の定位置だと思っているのでされるがままだ。
フェリックスは穏やかな口調で娘に尋ねた。
「お友達と喧嘩したとママから聞いたが、どうして喧嘩になったんだい?それにお友達とは?他に一緒に勉強をしている子がいるのかな?」
父親の問いかけにノエルは頷く。
そしてさくらんぼのお口を動かして答えた。
「クラスメイトのバルちゃんせんせぇがノエルのかいたえにイタズラしたのっ……」
「バルちゃん先生?クラスメイトなのに先生?先生が悪戯?」
娘の話を聞いても要領を得ないフェリックスにハノンが補足するように言う。
「ツェリシア先生からお聞きしたところによると、時々ノエルの勉強に生徒として参加する人がいるらしいの。バルちゃん先生のお名前は“バルク”というそうよ……」
「バルク……?まさかバルク・イグリード……?」
大賢者がクラスメイト?
西と東の両大陸で最も位の高い魔術師が六歳の子どもの勉強に参加?有り得ないだろう。
と思ったフェリックスだが、
(……いやあの御仁なら有り得るか)と思い直した。
ノエルがぽつりぽつりと話し出す。
「バルちゃんせんせぇったら、ノエルがまほうをつかってかいたクマさんのえをかってにうごかしたの」
「え?」
「そうしたらそのクマさんがはしってどこかにいっちゃったのっ……ノエルのクマさんがいなくなっちゃったの……」
「……ジェスロに抗議に行く」
眉間に深くシワを刻み、眦を上げながらフェリックスがそう言うとハノンが冷静にそれを止める。
「夜間に訪問するなんて非常識です。それにツェリシア先生が責任をもって逃げたクマを捕まえ“させる”と仰って謝罪もされたのよ?これ以上コトを大きくしないで」
「しかしだな……」
「喧嘩と言っても少し違う感じだし、あちらで起きたことはあちらにまかせるのが筋じゃない?」
「それはそうだが……」
可愛い娘のこんな不機嫌な顔を見ると釈然としない。
だがそれもあの男がなんとかするだろうという考えに至り、我慢することにした。
◇
「師匠、あんた……子どもか?」
怒りを通り越して呆れ果てた口調でフェリックスのいうところの“あの男”であるアルトが師イグリードに言った。
「だってぇ~……自分の描いた絵が動き出したら嬉しくない?ボクはノエルちゃんが喜ぶと思ってぇ~……」
「それで動き出したクマをみすみす逃がしてどうするんですか。あんたそれでも大陸最上位の魔術師ですか」
「でもあのクマ、すごいんだよ?ものすごく俊敏でさ!身体能力も桁外れだったんだ!ノエルちゃんの前で消し去るわけにもいかないし☆それでどーしよっかな~?と考えてる間にどこかに駆けて行っちゃったんだ☆いや~元気いっぱいだったよ。さすがはノエルちゃんの魔力で描いたクマだね☆」
「だね☆じゃねぇぞコラ゛それでそのクマはどうしたクマは?」
「きゃいん。今日もボクの弟子が怖いよぅ☆……それがさ、追いかけたらクマは絵に戻っていたよ。まだノエルちゃんは魔力の安定が不十分だからね、仕方ないよね☆」
それを聞き、アルトは盛大なため息をつく。
「……それで?絵はもちろん回収したんだろうな?」
「回収はちょっと不可能かな?斧が必要になっちゃう☆シンボルツリーだから切り倒したくないしね」
「もしかして、」
「アハハ☆そのもしかしてだよ。ノエルチャンベアーの奴、木に登ろうとしたんだろうね。その途中で絵に戻っちゃった☆」
イグリードがそう告げた丁度その時、
同じように笑いながらツェリシアが部屋へと入って来た。
「ふふふふ!すごいわ、まるで古代人が木に描き印したアートみたいになってるの!」
「ダヨネ☆」
「……」
「とにかく見て」と妻に言われ、アルトが件のクマを見に家の外に出る。
そしてイグリードの家を守るように聳え立つ樹齢数千年と言われる巨木の元へと行った。
「これは……ある意味、凄いな」
「でしょう?」
「ダヨネ☆」
「いや師匠、あんたは反省しろ」
「きゃいん☆」
巨木の太い幹の中間地点に、いかにも六歳児の描いたクマが木に登る途中で止まったまま絵に戻っていた。
それが本当に古代人が描いたアートのようになっているのである。
「これ、逆にノエルちゃんは喜ぶと思うわ」
「……そうだな。それも踏まえて、ワイズ家に説明に行くよ」
アルトの言葉にイグリードがあっけらかんとして答える。
「そうだね☆それがいいよ」
「お前はお詫びの品を今すぐ用意しろ。クマのぬいぐるみやクマさんクッキーとか、とにかく小さな女の子が喜ぶようなお詫びの品を」
重低音の声でそう告げられ、イグリードは首を縮こまらせて返事をした。
「は、は~い☆」
その頃、ノエルは「今日だけ特別ね」と言ってハノンが焼いてくれたマドレーヌで家族と夜のお茶会をしてすっかりご機嫌に戻っていたのであった。
そして次の授業の前に、紙の上ではなく幹の上で絵に戻ったクマを見て、それはそれは喜んだという。
以来、イグリードの家の横にある巨木はノエルのクマの木と呼ばれるようになったそうだ。
精霊に愛され、精霊力を与えられた木は朽ちること無く永遠に葉を茂らせそこに立っているだろう。
そしてその木の幹には、ノエルのクマがずっとそこに居続けるのだろう。
───────────────────
次回から少しずーつ時間が経過します。
まずは久々のメロディ姐さん登場です。
いつもお喋りで楽しそうに一日の出来事を話すノエルが頬を膨らませ口数少なく窓辺に置かれた椅子に座っている姿を見て、フェリックスがハノンに尋ねた。
「ノエルはどうした?なぜあんなにも怒っているんだ?」
「お友達と喧嘩したらしいの」
ハノンがそう答えると、フェリックスは怪訝な顔をする。
「友達と喧嘩?今日は初等学校は休みで魔法の勉強の日だったんだろう?」
「ええ。でもお友達と喧嘩したって」
「どういうことだ?ツェリシア先生の生徒はノエルだけだと思うんだが……ノエル、こちらにおいで」
不思議に思ったフェリックスがノエルにそう声をかけた。
父親に呼ばれ、ノエルはぷっくりと頬を膨らませたまま両親がいるソファーのところへとやって来た。
フェリックスが手馴れた様子で娘を膝にのせる。
ノエルも父親の膝の上が自分の定位置だと思っているのでされるがままだ。
フェリックスは穏やかな口調で娘に尋ねた。
「お友達と喧嘩したとママから聞いたが、どうして喧嘩になったんだい?それにお友達とは?他に一緒に勉強をしている子がいるのかな?」
父親の問いかけにノエルは頷く。
そしてさくらんぼのお口を動かして答えた。
「クラスメイトのバルちゃんせんせぇがノエルのかいたえにイタズラしたのっ……」
「バルちゃん先生?クラスメイトなのに先生?先生が悪戯?」
娘の話を聞いても要領を得ないフェリックスにハノンが補足するように言う。
「ツェリシア先生からお聞きしたところによると、時々ノエルの勉強に生徒として参加する人がいるらしいの。バルちゃん先生のお名前は“バルク”というそうよ……」
「バルク……?まさかバルク・イグリード……?」
大賢者がクラスメイト?
西と東の両大陸で最も位の高い魔術師が六歳の子どもの勉強に参加?有り得ないだろう。
と思ったフェリックスだが、
(……いやあの御仁なら有り得るか)と思い直した。
ノエルがぽつりぽつりと話し出す。
「バルちゃんせんせぇったら、ノエルがまほうをつかってかいたクマさんのえをかってにうごかしたの」
「え?」
「そうしたらそのクマさんがはしってどこかにいっちゃったのっ……ノエルのクマさんがいなくなっちゃったの……」
「……ジェスロに抗議に行く」
眉間に深くシワを刻み、眦を上げながらフェリックスがそう言うとハノンが冷静にそれを止める。
「夜間に訪問するなんて非常識です。それにツェリシア先生が責任をもって逃げたクマを捕まえ“させる”と仰って謝罪もされたのよ?これ以上コトを大きくしないで」
「しかしだな……」
「喧嘩と言っても少し違う感じだし、あちらで起きたことはあちらにまかせるのが筋じゃない?」
「それはそうだが……」
可愛い娘のこんな不機嫌な顔を見ると釈然としない。
だがそれもあの男がなんとかするだろうという考えに至り、我慢することにした。
◇
「師匠、あんた……子どもか?」
怒りを通り越して呆れ果てた口調でフェリックスのいうところの“あの男”であるアルトが師イグリードに言った。
「だってぇ~……自分の描いた絵が動き出したら嬉しくない?ボクはノエルちゃんが喜ぶと思ってぇ~……」
「それで動き出したクマをみすみす逃がしてどうするんですか。あんたそれでも大陸最上位の魔術師ですか」
「でもあのクマ、すごいんだよ?ものすごく俊敏でさ!身体能力も桁外れだったんだ!ノエルちゃんの前で消し去るわけにもいかないし☆それでどーしよっかな~?と考えてる間にどこかに駆けて行っちゃったんだ☆いや~元気いっぱいだったよ。さすがはノエルちゃんの魔力で描いたクマだね☆」
「だね☆じゃねぇぞコラ゛それでそのクマはどうしたクマは?」
「きゃいん。今日もボクの弟子が怖いよぅ☆……それがさ、追いかけたらクマは絵に戻っていたよ。まだノエルちゃんは魔力の安定が不十分だからね、仕方ないよね☆」
それを聞き、アルトは盛大なため息をつく。
「……それで?絵はもちろん回収したんだろうな?」
「回収はちょっと不可能かな?斧が必要になっちゃう☆シンボルツリーだから切り倒したくないしね」
「もしかして、」
「アハハ☆そのもしかしてだよ。ノエルチャンベアーの奴、木に登ろうとしたんだろうね。その途中で絵に戻っちゃった☆」
イグリードがそう告げた丁度その時、
同じように笑いながらツェリシアが部屋へと入って来た。
「ふふふふ!すごいわ、まるで古代人が木に描き印したアートみたいになってるの!」
「ダヨネ☆」
「……」
「とにかく見て」と妻に言われ、アルトが件のクマを見に家の外に出る。
そしてイグリードの家を守るように聳え立つ樹齢数千年と言われる巨木の元へと行った。
「これは……ある意味、凄いな」
「でしょう?」
「ダヨネ☆」
「いや師匠、あんたは反省しろ」
「きゃいん☆」
巨木の太い幹の中間地点に、いかにも六歳児の描いたクマが木に登る途中で止まったまま絵に戻っていた。
それが本当に古代人が描いたアートのようになっているのである。
「これ、逆にノエルちゃんは喜ぶと思うわ」
「……そうだな。それも踏まえて、ワイズ家に説明に行くよ」
アルトの言葉にイグリードがあっけらかんとして答える。
「そうだね☆それがいいよ」
「お前はお詫びの品を今すぐ用意しろ。クマのぬいぐるみやクマさんクッキーとか、とにかく小さな女の子が喜ぶようなお詫びの品を」
重低音の声でそう告げられ、イグリードは首を縮こまらせて返事をした。
「は、は~い☆」
その頃、ノエルは「今日だけ特別ね」と言ってハノンが焼いてくれたマドレーヌで家族と夜のお茶会をしてすっかりご機嫌に戻っていたのであった。
そして次の授業の前に、紙の上ではなく幹の上で絵に戻ったクマを見て、それはそれは喜んだという。
以来、イグリードの家の横にある巨木はノエルのクマの木と呼ばれるようになったそうだ。
精霊に愛され、精霊力を与えられた木は朽ちること無く永遠に葉を茂らせそこに立っているだろう。
そしてその木の幹には、ノエルのクマがずっとそこに居続けるのだろう。
───────────────────
次回から少しずーつ時間が経過します。
まずは久々のメロディ姐さん登場です。
2,063
あなたにおすすめの小説
能ある妃は身分を隠す
赤羽夕夜
恋愛
セラス・フィーは異国で勉学に励む為に、学園に通っていた。――がその卒業パーティーの日のことだった。
言われもない罪でコンペーニュ王国第三王子、アレッシオから婚約破棄を大体的に告げられる。
全てにおいて「身に覚えのない」セラスは、反論をするが、大衆を前に恥を掻かせ、利益を得ようとしか思っていないアレッシオにどうするべきかと、考えているとセラスの前に現れたのは――。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
石女を理由に離縁されましたが、実家に出戻って幸せになりました
お好み焼き
恋愛
ゼネラル侯爵家に嫁いで三年、私は子が出来ないことを理由に冷遇されていて、とうとう離縁されてしまいました。なのにその後、ゼネラル家に嫁として戻って来いと手紙と書類が届きました。息子は種無しだったと、だから石女として私に叩き付けた離縁状は無効だと。
その他にも色々ありましたが、今となっては心は落ち着いています。私には優しい弟がいて、頼れるお祖父様がいて、可愛い妹もいるのですから。
あ、すみません。私が見ていたのはあなたではなく、別の方です。
秋月一花
恋愛
「すまないね、レディ。僕には愛しい婚約者がいるんだ。そんなに見つめられても、君とデートすることすら出来ないんだ」
「え? 私、あなたのことを見つめていませんけれど……?」
「なにを言っているんだい、さっきから熱い視線をむけていたじゃないかっ」
「あ、すみません。私が見ていたのはあなたではなく、別の方です」
あなたの護衛を見つめていました。だって好きなのだもの。見つめるくらいは許して欲しい。恋人になりたいなんて身分違いのことを考えないから、それだけはどうか。
「……やっぱり今日も格好いいわ、ライナルト様」
うっとりと呟く私に、ライナルト様はぎょっとしたような表情を浮かべて――それから、
「――俺のことが怖くないのか?」
と話し掛けられちゃった! これはライナルト様とお話しするチャンスなのでは?
よーし、せめてお友達になれるようにがんばろう!
うちに待望の子供が産まれた…けど
satomi
恋愛
セント・ルミヌア王国のウェーリキン侯爵家に双子で生まれたアリサとカリナ。アリサは黒髪。黒髪が『不幸の象徴』とされているセント・ルミヌア王国では疎まれることとなる。対してカリナは金髪。家でも愛されて育つ。二人が4才になったときカリナはアリサを自分の侍女とすることに決めた(一方的に)それから、両親も家での事をすべてアリサ任せにした。
デビュタントで、カリナが皇太子に見られなかったことに腹を立てて、アリサを勘当。隣国へと国外追放した。
(完)妹の子供を養女にしたら・・・・・・
青空一夏
恋愛
私はダーシー・オークリー女伯爵。愛する夫との間に子供はいない。なんとかできるように努力はしてきたがどうやら私の身体に原因があるようだった。
「養女を迎えようと思うわ・・・・・・」
私の言葉に夫は私の妹のアイリスのお腹の子どもがいいと言う。私達はその産まれてきた子供を養女に迎えたが・・・・・・
異世界中世ヨーロッパ風のゆるふわ設定。ざまぁ。魔獣がいる世界。
心配するな、俺の本命は別にいる——冷酷王太子と籠の花嫁
柴田はつみ
恋愛
王国の公爵令嬢セレーネは、家を守るために王太子レオニスとの政略結婚を命じられる。
婚約の儀の日、彼が告げた冷酷な一言——「心配するな。俺の好きな人は別にいる」。
その言葉はセレーネの心を深く傷つけ、王宮での新たな生活は噂と誤解に満ちていく。
好きな人が別にいるはずの彼が、なぜか自分にだけ独占欲を見せる。
嫉妬、疑念、陰謀が渦巻くなかで明らかになる「真実」。
契約から始まった婚約は、やがて運命を変える愛の物語へと変わっていく——。
「お前との婚約はなかったことに」と言われたので、全財産持って逃げました
ほーみ
恋愛
その日、私は生まれて初めて「人間ってここまで自己中心的になれるんだ」と知った。
「レイナ・エルンスト。お前との婚約は、なかったことにしたい」
そう言ったのは、私の婚約者であり王太子であるエドワルド殿下だった。
「……は?」
まぬけな声が出た。無理もない。私は何の前触れもなく、突然、婚約を破棄されたのだから。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。