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ミニ番外編
ご挨拶 and (少しだけ更新)ミシェルの今
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仕事に看護介護に書籍化作業や体調不良を理由に休載させていただいてから、なんなかんやと三ヶ月が経ってしまいました。
(•́ε•̀;ก)💦
ここ暫くは視力と気力が低下し、かつてない脱力期に突入してしまっていて……。
旧Twitterでは何度かご報告しており、その度にフォロワーさんから労りのお優しい言葉を頂戴し、それに甘えさせていただいておりました。
でもそろそろ、ボチボチ始動せねばなぁとも思いまして、こちらるちあんのお話も六月より再開させて頂こうと、やっと重い尻…じゃない、重い腰を上げる事としました。
これからのモットーは無理せず細く長く作家生活を続けるぞ!なので、今までと違い投稿のペースは落ちるとは思いますが、不定期でも必ず投稿・完結まで筆を折らないを皆様にお約束いたします。
わがままばかりで本当にごめんなさい
:(´⊃ω⊂`):
脆弱なオバサンでごめんなさい
:(´⊃ω⊂`):
でもでもやっぱり、物語を紡ぐのが大好きで辞められないのです。
どうかどうか、これからもキムラましゅろうの拙作にお付き合いくださいますよう、よろしくお願い申し上げます……!
(o_ _)oぺこり
<(_ _*)>ぺこり
_(:D) ̄|_五体投地!
•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨
ミシェル・ロードリック辺境伯令嬢は魔術学園卒業と同時に王国騎士団に入団した。
そして厳しい新兵期間を経て、その後近衛騎士隊に配属されたのである。
最初から王孫妃ポレットの専属護衛騎士に抜擢されたのは、偏にミシェルが従姉妹関係にあるだけではなく、彼女の騎士としての才覚も認められてのことであった。
「おはようミシェル。今日もよろしくね」
侍女に髪を梳かれているポレットが入室したミシェルに挨拶をした。
ミシェルが通常勤務の朝は、専属侍女たちにより身支度の最中であるポレットの警護にあたる事から始まる。
「おはようございます妃殿下」
生まれた頃より仲睦まじい従姉妹同士とあっても勤務中は王族と護衛騎士である線引きを、ミシェルは弁えていた。
そんな生真面目なミシェルを周囲の人間はきちんと評価している。
そしてそれは当然、ポレット自身も公私を分けてミシェルと接していた。
だが、表立っては友好的でも裏ではいつ足元を掬ってやろうかと虎視眈々と狙っている人間が多い宮廷内において、気心の知れたミシェルの存在は彼女の大きな支えとなっていた。
「今日の予定は救護院への視察だったわね」
「左様にございます」
「もちろんミシェルが護衛してくれるのでしょう?」
「もちろん」
こうやってミシェルは緩急をつけて、私室では所々で以前のように接してくれる。
それもポレットには癒しであった。
夫であるデイビッドはポレットの護衛騎士に精鋭ばかりを配した。
騎士としての腕前だけでなく人間性も秀でた者を吟味し、大切な妃と嫡男に付けたのだ。
そしてその中のひとりとして選ばれたことを、ミシェルは誉と感じている。
北の守護神と謳われる父に憧れて、幼い頃より剣を握ってきた。
人形を手にするより剣を手にする時間の方が長かった幼少期。
(でもじつは可愛い人形やぬいぐるみも大好きで、寝室には沢山あった)
自分でも一般的な令嬢とは規格外であると認識している。
幸い、将来ロードリック家を継ぐ弟がいる。
ルーセルのお家を継承する弟もいる。
だから自分は生涯結婚はせずに、女性騎士としての人生を全うするのだろうなとミシェルは考えていた。
──だって、女ゴリラを妻に迎えたいなんて思う殊勝な男性なんていないでしょうから。
見た目は華奢で美しいミシェルだが、男顔負けの剣技を妬んで彼女のことを父の異名に因んで“女ゴリラ”と揶揄する、心無い人間は少なからずいるのだ。
まぁミシェル自身はそんなお粗末な妬み嫉みや中傷は歯牙にもかけないのだが。
でも少しだけ、
憧れという甘酸っぱい思慕を抱くルシアンにはそう呼ばれていることを知られたくないと思ってしまう、ミシェルであった。
─────────────────────
次は来週、更新できたらいいなぁ。
(•́ε•̀;ก)💦
ここ暫くは視力と気力が低下し、かつてない脱力期に突入してしまっていて……。
旧Twitterでは何度かご報告しており、その度にフォロワーさんから労りのお優しい言葉を頂戴し、それに甘えさせていただいておりました。
でもそろそろ、ボチボチ始動せねばなぁとも思いまして、こちらるちあんのお話も六月より再開させて頂こうと、やっと重い尻…じゃない、重い腰を上げる事としました。
これからのモットーは無理せず細く長く作家生活を続けるぞ!なので、今までと違い投稿のペースは落ちるとは思いますが、不定期でも必ず投稿・完結まで筆を折らないを皆様にお約束いたします。
わがままばかりで本当にごめんなさい
:(´⊃ω⊂`):
脆弱なオバサンでごめんなさい
:(´⊃ω⊂`):
でもでもやっぱり、物語を紡ぐのが大好きで辞められないのです。
どうかどうか、これからもキムラましゅろうの拙作にお付き合いくださいますよう、よろしくお願い申し上げます……!
(o_ _)oぺこり
<(_ _*)>ぺこり
_(:D) ̄|_五体投地!
•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨
ミシェル・ロードリック辺境伯令嬢は魔術学園卒業と同時に王国騎士団に入団した。
そして厳しい新兵期間を経て、その後近衛騎士隊に配属されたのである。
最初から王孫妃ポレットの専属護衛騎士に抜擢されたのは、偏にミシェルが従姉妹関係にあるだけではなく、彼女の騎士としての才覚も認められてのことであった。
「おはようミシェル。今日もよろしくね」
侍女に髪を梳かれているポレットが入室したミシェルに挨拶をした。
ミシェルが通常勤務の朝は、専属侍女たちにより身支度の最中であるポレットの警護にあたる事から始まる。
「おはようございます妃殿下」
生まれた頃より仲睦まじい従姉妹同士とあっても勤務中は王族と護衛騎士である線引きを、ミシェルは弁えていた。
そんな生真面目なミシェルを周囲の人間はきちんと評価している。
そしてそれは当然、ポレット自身も公私を分けてミシェルと接していた。
だが、表立っては友好的でも裏ではいつ足元を掬ってやろうかと虎視眈々と狙っている人間が多い宮廷内において、気心の知れたミシェルの存在は彼女の大きな支えとなっていた。
「今日の予定は救護院への視察だったわね」
「左様にございます」
「もちろんミシェルが護衛してくれるのでしょう?」
「もちろん」
こうやってミシェルは緩急をつけて、私室では所々で以前のように接してくれる。
それもポレットには癒しであった。
夫であるデイビッドはポレットの護衛騎士に精鋭ばかりを配した。
騎士としての腕前だけでなく人間性も秀でた者を吟味し、大切な妃と嫡男に付けたのだ。
そしてその中のひとりとして選ばれたことを、ミシェルは誉と感じている。
北の守護神と謳われる父に憧れて、幼い頃より剣を握ってきた。
人形を手にするより剣を手にする時間の方が長かった幼少期。
(でもじつは可愛い人形やぬいぐるみも大好きで、寝室には沢山あった)
自分でも一般的な令嬢とは規格外であると認識している。
幸い、将来ロードリック家を継ぐ弟がいる。
ルーセルのお家を継承する弟もいる。
だから自分は生涯結婚はせずに、女性騎士としての人生を全うするのだろうなとミシェルは考えていた。
──だって、女ゴリラを妻に迎えたいなんて思う殊勝な男性なんていないでしょうから。
見た目は華奢で美しいミシェルだが、男顔負けの剣技を妬んで彼女のことを父の異名に因んで“女ゴリラ”と揶揄する、心無い人間は少なからずいるのだ。
まぁミシェル自身はそんなお粗末な妬み嫉みや中傷は歯牙にもかけないのだが。
でも少しだけ、
憧れという甘酸っぱい思慕を抱くルシアンにはそう呼ばれていることを知られたくないと思ってしまう、ミシェルであった。
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次は来週、更新できたらいいなぁ。
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