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初めてのお客様
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魔法省新年祝賀パーティーから明けて二日後の事だった。
いつもながら残業で遅くに帰宅したレグランがローブを脱ぎながら私に言う。
「今度の休日、家に人を招きたいと思うんだが、いいかかな?」
「人を?お客様という事?」
「ああそうだ。夕食を我が家で……と思うんだが……」
「どなたをお招きしたいの?」
「同期入省のミライザ・リッテルだ」
「え!ミライザさん?」
彼女なら私も知っている。
父が可愛がっている直属の部下の一人で、入省以来何度か実家へ食事に来ていた。
美人だけど男勝りで闊達で、私の事を上官の娘というより妹のように可愛がってくれるとても素敵な女性だ。
「あ、そうだったわね。貴方とミライザさんは同期だったのよね。貴方が次席で確か彼女が首席入省と聞いたわ。ミライザさんは入省後すぐからずっと父の下で働いていたから、私と母と家族ぐるみでお付き合いさせて貰っているの。昨年からは地方局の副局長として赴任してるのよね。さすがだわ」
「勝てない、と思った人間は彼女が初めてだよ」
「まぁ、ふふふ。他国との会合が重なって結婚式に出席して貰えなかったのは本当に残念だったわ」
「ああ。リッテルもキミに会いたがっている。それも含めて我が家に招きたいんだ」
「それも含めて?」
「人事の件で相談もあってな。丁度リッテルが出張で本省に来る予定になっているから我が家に招いてゆっくりと食事でもと思うんだが、どうだろう?食事作りでキミに負担を掛けてしまうが……」
自宅に人を招く=女主人である私が大変であるという事で遠慮がちに訊いてくる夫に、私はトンと胸を叩いて答えた。
「大丈夫、任せて!父のお仕事柄、昔から自宅に人を招く事は多かったから慣れているし、何より結婚後初のお客様がミライザさんだなんてこんな嬉しい事はないわ」
「よかった。じゃあ決まりだな」
「ええ。楽しみにしてるわね」
という事で週末、我が家にミライザさんがやって来たのだった。
昔からいつも約束の時間から五分後きっかりにチャイムを鳴らす彼女。
準備を終えたもてなす側に一瞬でもひと呼吸置いてもらえるようにとの、彼女のこだわりなのだそうだ。
今日も約束の時間きっかり五分後にチャイムが鳴り、私は笑顔で出迎えた。
「ミライザさん!」
「リオナ!」
ミライザさんにいきなり抱き寄せられる。
これもいつもの事なので気にしない。
でも久しぶりの再会なのでいつもより力強く抱きしめられた。
そしてミライザさんは抱きしめていた私を少しだけ離し、顔を見ながらこう言った。
「久しぶりだねリオナ、いやグライユル夫人。また一段と綺麗になったね。まさか本当にリオナがグライユルの妻になるとは……驚いたけど嬉しいよ」
「まさか本当に、とは?」
「ずーーっと以前から、リオナの結婚相手はグライユルがいいだろうとトレア部長に進言していたのは私なんだよ」
「え、ええっ?」
ミライザさんの言葉に驚きながら、私はレグランの方へ顔を向けた。
レグランは頷いて「実はそうらしいんだ」と言った。
「可愛いリオナを変な男に掻っ攫われるくらいなら、いつも黙りでくそ真面目で面白味に欠けるが誠実が服を着て歩いているグライユルと娶せた方がいいのでは?とトレア部長に言った事があったんだよ。部長はそれをずっと念頭に置いていてくれたんだろうね、リオナが結婚適齢期になった途端にグライユルとの見合いを勧めたんだから。まさかグライユルの方が乗り気になって結婚を押し進めるとは思いもしなかったけれど、まぁ私の可愛いリオナが相手ならそれも当然か」
「えっ、」
ミライザさんの言葉を聞き、私は思わずレグランを見た。
彼はいつもと変わらない表情で私を見つめ返してきたけど、その耳は真っ赤だった。
私たちのその様子を見てミライザさんは肩を竦める。
「やっぱりリオナは知らなかったのか?……実はシャイボーイのレグランが自分からベラベラ語る訳はないか……まぁ私も部長からの又聞きだけど、グライユルは最初はとりあえず会うだけなら…とか言っていたくせに、リオナに会ったその日の夜には部長に結婚前提でのお付き合いを認めて欲しいと自分から言って来たそうだよ。だけどやっぱりまだリオナを手放したくなくなって、その話はいずれまた…なんて逃げを打とうとした部長をとっ捕まえて何度も頭を下げてリオナと結婚させて欲しいと頼んだらしい」
「えっ、」
その言葉に私はまた驚いてレグランを見た。
彼は変わらず無表情だったけど、今度は耳だけでなく顔全体、首まで真っ赤に染め上げていた。
「レグランっ……」
そんなに真っ赤になられるとなんだか私まで赤面してしまう。
夫婦揃って顔を赤く染める私たちを見て、ミライザさんが豪快に笑った。
「あはははっ!仲睦まじくやっているようで安心したよ!グライユルは真面目一辺倒で嫌いなタイプの女性には容赦は無いがそれを除けば基本穏やかで優しい気質の男だ。リオナに三食プラスおやつと昼寝付きの生活を生涯送らせてやれる甲斐性もあるしね。そしてリオナは若いけど懐が深い聖母のような性格だから、きっと朴念仁のグライユルにも愛想を尽かす事もなく向き合ってくれると思っていたんだよ。絶対に似合いの夫婦になるという私の読みは当たっていたようだね」
「そ、そうだったの……」
お父さんたらそんな事少しも話してくれないんだもの。
きっときっかけなんて大した事じゃないと思ったのね。
私にとっては大切な事なのに!
……でも…そう、そうなの。
それじゃあレグランはお見合いのきっかけはともかく、私と顔合わせをした時から自分の意思で結婚を望んでくれたのね。
「良かった…」
私はそうひとり言ちて、ミライザさんのおもてなしを始めた。
三人での食事は和気あいあいと楽しく進んでいく。
私は食事の手を止めてミライザさんに訊ねる。
「そういえば旦那さまはお元気ですか?」
ミライザさんは三年前に、後輩の男性職員とご結婚されている。
「ああ。おかげさまで。お互い単身赴任先からの通い婚になってるけど、夫婦仲は良いと思うよ。それぞれやり甲斐のある任に就いて充実してる」
「かっこいい……先進的なご夫婦ね」
「とやかく言う外野も多いけどね」
「とやかく、とは?」
「私も主人も高官で異例の出世スピードだからね、周りがやっかんである事ない事色々言うのさ」
「ある事ない事?」
「私はずっと側に置いてる副官と不倫関係なんじゃないかとか。夫には地方に愛人がいる、とかね」
「なによそれ!事実無根じゃない!」
ミライザさんも彼女の旦那さまも決して自分の伴侶を裏切るような人間じゃない。
それをちゃんと知っている人間としてはそんなデマを面白おかしく吹聴する者に強い憤りを感じた。
「そう。とんでもなくしょうもないデマだよ。私の副官は男性職員だし、夫の下宿先の大家は未亡人だ。その確かな事実から不確かな憶測を立て、噂を流すんだ。よほど暇を持て余しているらしい」
「そんな……酷いわ。その噂、何とかならないの?」
「否定したら否定した分だけ怪しいと言われるし、その為に長い付き合いの有能な副官を手放したり、住み心地の良い下宿先を失うなんて馬鹿らしいからね。どうせ何をしても疚しい事があるからだと言われるだけだ」
「じゃあどうしているの?」
「相手にせず無視するしかないね。真面な人間は噂に惑わされずきちんと判断してくれるし。だけときっちりと否定はし続けているよ、彼も私も。無視を決め込むにしても違う事は違うとハッキリ言わなくては。キミもそうだろ?グライユル」
「え?」
ミライザさんは急に話の矛先をレグランに向けた。
私はミライザさんと同じく彼の方へと視線を向ける。
「……ああ」
レグランがそう返事をしたのを見て、私は訊ねた。
「どういうこと?」
レグランが返事をする前にミライザさんがそれに答えてくれた。
「グライユルも私と全く同じ事を言われているからね。なんだっけ?グライユルの場合は副官を“仕事上の妻”だっけ?そう揶揄されてるんだよね」
“仕事上の妻”その言葉を聞いてドキっとした。
私にとって鬼門、地雷ともいえる言葉だ。
確かにレグランが女性副官のラミレスさんとそう揶揄されているのと、ミライザさんが男性副官との関係を噂されている状態とよく似ている……。
私が黙っているとレグランがミライザさんに言った。
「揶揄され始めた頃から副官は副官であってそれ以外何者でもないと否定してきたが、その手の話は呆れるほど消える事がない。まぁ俺も今まではリッテルのように否定をしつつ相手にしないようにしていたのだが……」
否定、していたんだ。
全く知らなかった。
まぁ魔法省に居ない私が知らないのは当然か……。
「そこで、今回私を頼って食事に招いたわけだね?グライユル」
ミライザさんがそう言うとレグランは静かに頷いた。
そして彼女にこう告げた。
「ああ。今、上に掛け合っている最中だが、俺の副官であるメリッサ・ラミレスをキミの直属の部下として配属させたいと思っているんだ」
「えっ……?」
ラミレスさんをミライザさんの元に?
私は驚いてレグランとミライザさんの両方を見た。
いつもながら残業で遅くに帰宅したレグランがローブを脱ぎながら私に言う。
「今度の休日、家に人を招きたいと思うんだが、いいかかな?」
「人を?お客様という事?」
「ああそうだ。夕食を我が家で……と思うんだが……」
「どなたをお招きしたいの?」
「同期入省のミライザ・リッテルだ」
「え!ミライザさん?」
彼女なら私も知っている。
父が可愛がっている直属の部下の一人で、入省以来何度か実家へ食事に来ていた。
美人だけど男勝りで闊達で、私の事を上官の娘というより妹のように可愛がってくれるとても素敵な女性だ。
「あ、そうだったわね。貴方とミライザさんは同期だったのよね。貴方が次席で確か彼女が首席入省と聞いたわ。ミライザさんは入省後すぐからずっと父の下で働いていたから、私と母と家族ぐるみでお付き合いさせて貰っているの。昨年からは地方局の副局長として赴任してるのよね。さすがだわ」
「勝てない、と思った人間は彼女が初めてだよ」
「まぁ、ふふふ。他国との会合が重なって結婚式に出席して貰えなかったのは本当に残念だったわ」
「ああ。リッテルもキミに会いたがっている。それも含めて我が家に招きたいんだ」
「それも含めて?」
「人事の件で相談もあってな。丁度リッテルが出張で本省に来る予定になっているから我が家に招いてゆっくりと食事でもと思うんだが、どうだろう?食事作りでキミに負担を掛けてしまうが……」
自宅に人を招く=女主人である私が大変であるという事で遠慮がちに訊いてくる夫に、私はトンと胸を叩いて答えた。
「大丈夫、任せて!父のお仕事柄、昔から自宅に人を招く事は多かったから慣れているし、何より結婚後初のお客様がミライザさんだなんてこんな嬉しい事はないわ」
「よかった。じゃあ決まりだな」
「ええ。楽しみにしてるわね」
という事で週末、我が家にミライザさんがやって来たのだった。
昔からいつも約束の時間から五分後きっかりにチャイムを鳴らす彼女。
準備を終えたもてなす側に一瞬でもひと呼吸置いてもらえるようにとの、彼女のこだわりなのだそうだ。
今日も約束の時間きっかり五分後にチャイムが鳴り、私は笑顔で出迎えた。
「ミライザさん!」
「リオナ!」
ミライザさんにいきなり抱き寄せられる。
これもいつもの事なので気にしない。
でも久しぶりの再会なのでいつもより力強く抱きしめられた。
そしてミライザさんは抱きしめていた私を少しだけ離し、顔を見ながらこう言った。
「久しぶりだねリオナ、いやグライユル夫人。また一段と綺麗になったね。まさか本当にリオナがグライユルの妻になるとは……驚いたけど嬉しいよ」
「まさか本当に、とは?」
「ずーーっと以前から、リオナの結婚相手はグライユルがいいだろうとトレア部長に進言していたのは私なんだよ」
「え、ええっ?」
ミライザさんの言葉に驚きながら、私はレグランの方へ顔を向けた。
レグランは頷いて「実はそうらしいんだ」と言った。
「可愛いリオナを変な男に掻っ攫われるくらいなら、いつも黙りでくそ真面目で面白味に欠けるが誠実が服を着て歩いているグライユルと娶せた方がいいのでは?とトレア部長に言った事があったんだよ。部長はそれをずっと念頭に置いていてくれたんだろうね、リオナが結婚適齢期になった途端にグライユルとの見合いを勧めたんだから。まさかグライユルの方が乗り気になって結婚を押し進めるとは思いもしなかったけれど、まぁ私の可愛いリオナが相手ならそれも当然か」
「えっ、」
ミライザさんの言葉を聞き、私は思わずレグランを見た。
彼はいつもと変わらない表情で私を見つめ返してきたけど、その耳は真っ赤だった。
私たちのその様子を見てミライザさんは肩を竦める。
「やっぱりリオナは知らなかったのか?……実はシャイボーイのレグランが自分からベラベラ語る訳はないか……まぁ私も部長からの又聞きだけど、グライユルは最初はとりあえず会うだけなら…とか言っていたくせに、リオナに会ったその日の夜には部長に結婚前提でのお付き合いを認めて欲しいと自分から言って来たそうだよ。だけどやっぱりまだリオナを手放したくなくなって、その話はいずれまた…なんて逃げを打とうとした部長をとっ捕まえて何度も頭を下げてリオナと結婚させて欲しいと頼んだらしい」
「えっ、」
その言葉に私はまた驚いてレグランを見た。
彼は変わらず無表情だったけど、今度は耳だけでなく顔全体、首まで真っ赤に染め上げていた。
「レグランっ……」
そんなに真っ赤になられるとなんだか私まで赤面してしまう。
夫婦揃って顔を赤く染める私たちを見て、ミライザさんが豪快に笑った。
「あはははっ!仲睦まじくやっているようで安心したよ!グライユルは真面目一辺倒で嫌いなタイプの女性には容赦は無いがそれを除けば基本穏やかで優しい気質の男だ。リオナに三食プラスおやつと昼寝付きの生活を生涯送らせてやれる甲斐性もあるしね。そしてリオナは若いけど懐が深い聖母のような性格だから、きっと朴念仁のグライユルにも愛想を尽かす事もなく向き合ってくれると思っていたんだよ。絶対に似合いの夫婦になるという私の読みは当たっていたようだね」
「そ、そうだったの……」
お父さんたらそんな事少しも話してくれないんだもの。
きっときっかけなんて大した事じゃないと思ったのね。
私にとっては大切な事なのに!
……でも…そう、そうなの。
それじゃあレグランはお見合いのきっかけはともかく、私と顔合わせをした時から自分の意思で結婚を望んでくれたのね。
「良かった…」
私はそうひとり言ちて、ミライザさんのおもてなしを始めた。
三人での食事は和気あいあいと楽しく進んでいく。
私は食事の手を止めてミライザさんに訊ねる。
「そういえば旦那さまはお元気ですか?」
ミライザさんは三年前に、後輩の男性職員とご結婚されている。
「ああ。おかげさまで。お互い単身赴任先からの通い婚になってるけど、夫婦仲は良いと思うよ。それぞれやり甲斐のある任に就いて充実してる」
「かっこいい……先進的なご夫婦ね」
「とやかく言う外野も多いけどね」
「とやかく、とは?」
「私も主人も高官で異例の出世スピードだからね、周りがやっかんである事ない事色々言うのさ」
「ある事ない事?」
「私はずっと側に置いてる副官と不倫関係なんじゃないかとか。夫には地方に愛人がいる、とかね」
「なによそれ!事実無根じゃない!」
ミライザさんも彼女の旦那さまも決して自分の伴侶を裏切るような人間じゃない。
それをちゃんと知っている人間としてはそんなデマを面白おかしく吹聴する者に強い憤りを感じた。
「そう。とんでもなくしょうもないデマだよ。私の副官は男性職員だし、夫の下宿先の大家は未亡人だ。その確かな事実から不確かな憶測を立て、噂を流すんだ。よほど暇を持て余しているらしい」
「そんな……酷いわ。その噂、何とかならないの?」
「否定したら否定した分だけ怪しいと言われるし、その為に長い付き合いの有能な副官を手放したり、住み心地の良い下宿先を失うなんて馬鹿らしいからね。どうせ何をしても疚しい事があるからだと言われるだけだ」
「じゃあどうしているの?」
「相手にせず無視するしかないね。真面な人間は噂に惑わされずきちんと判断してくれるし。だけときっちりと否定はし続けているよ、彼も私も。無視を決め込むにしても違う事は違うとハッキリ言わなくては。キミもそうだろ?グライユル」
「え?」
ミライザさんは急に話の矛先をレグランに向けた。
私はミライザさんと同じく彼の方へと視線を向ける。
「……ああ」
レグランがそう返事をしたのを見て、私は訊ねた。
「どういうこと?」
レグランが返事をする前にミライザさんがそれに答えてくれた。
「グライユルも私と全く同じ事を言われているからね。なんだっけ?グライユルの場合は副官を“仕事上の妻”だっけ?そう揶揄されてるんだよね」
“仕事上の妻”その言葉を聞いてドキっとした。
私にとって鬼門、地雷ともいえる言葉だ。
確かにレグランが女性副官のラミレスさんとそう揶揄されているのと、ミライザさんが男性副官との関係を噂されている状態とよく似ている……。
私が黙っているとレグランがミライザさんに言った。
「揶揄され始めた頃から副官は副官であってそれ以外何者でもないと否定してきたが、その手の話は呆れるほど消える事がない。まぁ俺も今まではリッテルのように否定をしつつ相手にしないようにしていたのだが……」
否定、していたんだ。
全く知らなかった。
まぁ魔法省に居ない私が知らないのは当然か……。
「そこで、今回私を頼って食事に招いたわけだね?グライユル」
ミライザさんがそう言うとレグランは静かに頷いた。
そして彼女にこう告げた。
「ああ。今、上に掛け合っている最中だが、俺の副官であるメリッサ・ラミレスをキミの直属の部下として配属させたいと思っているんだ」
「えっ……?」
ラミレスさんをミライザさんの元に?
私は驚いてレグランとミライザさんの両方を見た。
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