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第2章 救いの発明 第1節 震える心
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10月21日
ー 市内セレモニーホール ー
朝。
正人は、線香の見張りをしていたはずが、いつの間にか眠っていたようで、目を開けると自分の両親が線香を見張っていた。
「…う、眠っちゃったのか。…ごめんな、知らぬ間に眠っていた。」
正人は両親と千里に謝った。
「あら、おはよ。あんた、千里さんを触りながら棺に覆い被さるように寝てたのよ、焦ったわ。」
母親のゆかりが少し微笑みながら言った。
「千里さんとはもうしっかりとお別れできたか?」
父親の武志が正人に聞いた。
「…あぁ。」
正人は見栄を張って嘘をついた。別れなんてできるはずがない。だが、何かのプライドが働いて思わず嘘をついてしまった。
「俺がお前の立場なら、素直に別れなんてできねぇかもな。いつまでも弱音吐いてるだろうな。……偉いな正人。」
武志は慰めの為に言ってくれてるのか、思いもよらぬ父親の言葉に正人は驚いた。
「………ずるいな。」
正人はボソリと呟いた。
その後、告別式を終え、火葬場に着いた。千里との本当の最期のお別れだ。
千里の母親の絵美子は、明日からは泣かないと誓っている分、最後に枯れるまで涙を流し、その左腕には妹の紗希を抱き締めていた。
紗希は絵美子の腕に顔を埋め、涙を見せないように頑張ってるようだった。そんな紗希に千里の父親の和彦は、優しく頭を撫でた。
「紗希…最後くらい、お前も弱さを見せていいんだぞ。お父さんも最後は我慢…できそうにない。」
紗希は絵美子の腕から離れ、千里の頬を撫でながら大粒の涙を流した。
「お姉ちゃん今までありがとう!…私もパパもママも、じいちゃんもばあちゃんも、あとワン太も、お姉ちゃんの分までしっかり生きるから。…天国で見守っててね。…大好きだよ、お姉ちゃん…。」
紗希に寄り添うように、和彦も千里の手を触りながら「ありがとう。」と呟いた。和彦は、紗希をゆっくりと千里の元から離すと、正人を見つめた。
「…正人くん。最後に。」
正人はコクンと頷き、千里の好きだったピンクのコスモスの花束を千里の胸に置いた。話したいことがありすぎて、もっといえば、何で自殺したのかを知りたくて、“ごめんね”っていう最期の手紙の意味を知りたくて、正人は口から何も言葉が産まれずに、ただただ涙を流しながら、千里の顔を見つめていた。
「…正人?」
ゆかりが心配そうに声を掛けた。ゆかりと武志も正人と反対側から千里の顔を見つめていた。
「あなたは、家庭と仕事を本当に両方とも頑張ってたわね。正人からは一回もあなたの愚痴を聞いたことがなかった。あなたは優しいから、疲れてても疲れたって言えなかったのかな?…ゆっくり休んでくださいね。…今まで…ありがとう。あなたの母親になれて嬉しかったわ…。」
ゆかりは、そう言いながら頬を撫でると千里からゆっくりと離れた。
「…千里さん、もっとあなたと話がしたかった。…ありがとうな。…いずれ俺たちも行くから、ゆっくり休んで待っててくれや。」
武志は、千里にゆっくり一礼して、ゆかりのもとにゆっくりと向かった。最後は正人の番だ。
正人はまだ何を言ってやればよいか頭の整理ができていなかった。
「…千里。…また会おうな。」
正人は、何でそんな言葉が出たのか自分でもわからなかったが、また千里に会えるような気がして、そんな言葉を最期にかけた。
話したいことや聞きたいことが山程ある、また会いたい。
素直にそう思いたかったのだろう。正人は一歩下がって、千里に頭を下げた。
「ありがとう。…千里。」
正人がまたもう一歩後ろに下がると、火葬場の係員が来て、千里をゆっくりと火葬炉の中に動かし、扉を閉めた。絵美子は、最期の最期に泣き崩れた。
千里の火葬を待つ間、正人は一人火葬場の中庭に居た。中庭の真ん中には噴水があり、水の音が心地よく感じ、ベンチに座りながら水飛沫を眺めていた。
今、千里が灰になろうとしている、その事実は受け入れているつもりだったが、実際にその場に遭遇すると、到底受け入れられるものじゃなかった。正人は、何とも言えぬ感情を少しでも癒したくて、この場所に来た。
ただ目を瞑って、噴水が奏でる水の音を聞いていたかった。
すると、沈黙を破るように右側から見知らぬ声がした。
「お隣いいですか?」
目を開けて、声のする方を見ると、グレーのスラックスに、紺スーツ、歳は自分より少し上くらいに見える男性が立っていた。
回りを見ると誰も座ってないベンチが幾つもあり、変だなと思いつつも「ど、どうぞ。」と答え、その男は正人の右となりに腰掛けた。
「…ご家族ですか?」
男は目線は噴水を捉えながら、正人に聞いた。
「え?あ、はい。…妻です。」
「…あ、奥様。…それは、不躾な質問失礼しました。お辛いですよね。」
「いえ、いいんです。…なんか、今までバタバタしてて、妻が死んだことに本当に実感が湧かなかったんです。…でも、今日、最期の別れってのが身に染みて、…そしたら急に実感が湧いちゃって、まだ話したいことや聞きたいことが山程あるんですよ。また会いたいって凄く考えちゃうようになりまして。今も親族たちとじっと待っていられなくて、一人になりたくてここに。…あっ、すみません、ベラベラと…。」
正人はたった今会ったばかりの見知らぬ人に何を話してるんだと反省した。だが、この男性には不思議と、何でも話せてしまうような雰囲気を感じていた。
「いえいえ。我慢されてたんですよ、きっと今まで。今日になって急に本心をさらけ出せたんですよ。」
男は正人に優しく微笑みながら言った。
「…ありがとうございます。あの、失礼ですが、あなたは…?喪服じゃないですよね…ここの方ですか?」
正人が聞くと男は立ち上がって、内胸ポケットから名刺入れを出し、1枚正人に差し出した。
「私、こういう者です。」
正人は名刺を受けとると、ゆっくりと読み上げた。
「厚生労働省特務研究室副室長…眞鍋幸司(まなべこうじ)…さん。…え?内の妻は厚生労働省直属の研究室で働いてたんです。」
「そうなんですか!それはそれは世間は狭いですね。…ただ、私の仕事は表向きの仕事ではなくて。特務ってのが、国が秘密裏にしたがる内容の研究ばかりでしてね。特務研究室ってのも、正式に公表はされてない部署なんですよ。」
正人は、そんな部署が本当にあるのかと一瞬思ったが、表情には出さなかった。
「…それで、何でその研究室副室長が火葬場なんかに…?」
ちょっと疑いの意味を込めた質問を投げ掛けてみた。眞鍋はまた正人の右隣に座り、質問に答えた。
「ハハハ、怪しいですよね。特務研究室ってのも、嘘っぽいですもんね。でも安心してください、別に怪しい者じゃないですし、本当に名刺の通りの職ですから。それで、何で私が火葬場にいるかと申しますと…あなたのような方を探してたんです。力になりたいと。」
正人は顔を強張せた。
「…どういう意味ですか?」
「率直にお聞きしますが、あなたは今、亡くなった奥様に生き返って欲しいと望んでますか?」
正人は急に何を言い出すんだと表情を更に強張した。その表情を見て悟った眞鍋は、柔らかな表情で正人に話しかけた。
「馬鹿げた話だとお思いになる気持ちはわかります。先ほど特務研究室と申しましたが、我々の研究は………“死んだ人間の再生”です。」
ー 市内セレモニーホール ー
朝。
正人は、線香の見張りをしていたはずが、いつの間にか眠っていたようで、目を開けると自分の両親が線香を見張っていた。
「…う、眠っちゃったのか。…ごめんな、知らぬ間に眠っていた。」
正人は両親と千里に謝った。
「あら、おはよ。あんた、千里さんを触りながら棺に覆い被さるように寝てたのよ、焦ったわ。」
母親のゆかりが少し微笑みながら言った。
「千里さんとはもうしっかりとお別れできたか?」
父親の武志が正人に聞いた。
「…あぁ。」
正人は見栄を張って嘘をついた。別れなんてできるはずがない。だが、何かのプライドが働いて思わず嘘をついてしまった。
「俺がお前の立場なら、素直に別れなんてできねぇかもな。いつまでも弱音吐いてるだろうな。……偉いな正人。」
武志は慰めの為に言ってくれてるのか、思いもよらぬ父親の言葉に正人は驚いた。
「………ずるいな。」
正人はボソリと呟いた。
その後、告別式を終え、火葬場に着いた。千里との本当の最期のお別れだ。
千里の母親の絵美子は、明日からは泣かないと誓っている分、最後に枯れるまで涙を流し、その左腕には妹の紗希を抱き締めていた。
紗希は絵美子の腕に顔を埋め、涙を見せないように頑張ってるようだった。そんな紗希に千里の父親の和彦は、優しく頭を撫でた。
「紗希…最後くらい、お前も弱さを見せていいんだぞ。お父さんも最後は我慢…できそうにない。」
紗希は絵美子の腕から離れ、千里の頬を撫でながら大粒の涙を流した。
「お姉ちゃん今までありがとう!…私もパパもママも、じいちゃんもばあちゃんも、あとワン太も、お姉ちゃんの分までしっかり生きるから。…天国で見守っててね。…大好きだよ、お姉ちゃん…。」
紗希に寄り添うように、和彦も千里の手を触りながら「ありがとう。」と呟いた。和彦は、紗希をゆっくりと千里の元から離すと、正人を見つめた。
「…正人くん。最後に。」
正人はコクンと頷き、千里の好きだったピンクのコスモスの花束を千里の胸に置いた。話したいことがありすぎて、もっといえば、何で自殺したのかを知りたくて、“ごめんね”っていう最期の手紙の意味を知りたくて、正人は口から何も言葉が産まれずに、ただただ涙を流しながら、千里の顔を見つめていた。
「…正人?」
ゆかりが心配そうに声を掛けた。ゆかりと武志も正人と反対側から千里の顔を見つめていた。
「あなたは、家庭と仕事を本当に両方とも頑張ってたわね。正人からは一回もあなたの愚痴を聞いたことがなかった。あなたは優しいから、疲れてても疲れたって言えなかったのかな?…ゆっくり休んでくださいね。…今まで…ありがとう。あなたの母親になれて嬉しかったわ…。」
ゆかりは、そう言いながら頬を撫でると千里からゆっくりと離れた。
「…千里さん、もっとあなたと話がしたかった。…ありがとうな。…いずれ俺たちも行くから、ゆっくり休んで待っててくれや。」
武志は、千里にゆっくり一礼して、ゆかりのもとにゆっくりと向かった。最後は正人の番だ。
正人はまだ何を言ってやればよいか頭の整理ができていなかった。
「…千里。…また会おうな。」
正人は、何でそんな言葉が出たのか自分でもわからなかったが、また千里に会えるような気がして、そんな言葉を最期にかけた。
話したいことや聞きたいことが山程ある、また会いたい。
素直にそう思いたかったのだろう。正人は一歩下がって、千里に頭を下げた。
「ありがとう。…千里。」
正人がまたもう一歩後ろに下がると、火葬場の係員が来て、千里をゆっくりと火葬炉の中に動かし、扉を閉めた。絵美子は、最期の最期に泣き崩れた。
千里の火葬を待つ間、正人は一人火葬場の中庭に居た。中庭の真ん中には噴水があり、水の音が心地よく感じ、ベンチに座りながら水飛沫を眺めていた。
今、千里が灰になろうとしている、その事実は受け入れているつもりだったが、実際にその場に遭遇すると、到底受け入れられるものじゃなかった。正人は、何とも言えぬ感情を少しでも癒したくて、この場所に来た。
ただ目を瞑って、噴水が奏でる水の音を聞いていたかった。
すると、沈黙を破るように右側から見知らぬ声がした。
「お隣いいですか?」
目を開けて、声のする方を見ると、グレーのスラックスに、紺スーツ、歳は自分より少し上くらいに見える男性が立っていた。
回りを見ると誰も座ってないベンチが幾つもあり、変だなと思いつつも「ど、どうぞ。」と答え、その男は正人の右となりに腰掛けた。
「…ご家族ですか?」
男は目線は噴水を捉えながら、正人に聞いた。
「え?あ、はい。…妻です。」
「…あ、奥様。…それは、不躾な質問失礼しました。お辛いですよね。」
「いえ、いいんです。…なんか、今までバタバタしてて、妻が死んだことに本当に実感が湧かなかったんです。…でも、今日、最期の別れってのが身に染みて、…そしたら急に実感が湧いちゃって、まだ話したいことや聞きたいことが山程あるんですよ。また会いたいって凄く考えちゃうようになりまして。今も親族たちとじっと待っていられなくて、一人になりたくてここに。…あっ、すみません、ベラベラと…。」
正人はたった今会ったばかりの見知らぬ人に何を話してるんだと反省した。だが、この男性には不思議と、何でも話せてしまうような雰囲気を感じていた。
「いえいえ。我慢されてたんですよ、きっと今まで。今日になって急に本心をさらけ出せたんですよ。」
男は正人に優しく微笑みながら言った。
「…ありがとうございます。あの、失礼ですが、あなたは…?喪服じゃないですよね…ここの方ですか?」
正人が聞くと男は立ち上がって、内胸ポケットから名刺入れを出し、1枚正人に差し出した。
「私、こういう者です。」
正人は名刺を受けとると、ゆっくりと読み上げた。
「厚生労働省特務研究室副室長…眞鍋幸司(まなべこうじ)…さん。…え?内の妻は厚生労働省直属の研究室で働いてたんです。」
「そうなんですか!それはそれは世間は狭いですね。…ただ、私の仕事は表向きの仕事ではなくて。特務ってのが、国が秘密裏にしたがる内容の研究ばかりでしてね。特務研究室ってのも、正式に公表はされてない部署なんですよ。」
正人は、そんな部署が本当にあるのかと一瞬思ったが、表情には出さなかった。
「…それで、何でその研究室副室長が火葬場なんかに…?」
ちょっと疑いの意味を込めた質問を投げ掛けてみた。眞鍋はまた正人の右隣に座り、質問に答えた。
「ハハハ、怪しいですよね。特務研究室ってのも、嘘っぽいですもんね。でも安心してください、別に怪しい者じゃないですし、本当に名刺の通りの職ですから。それで、何で私が火葬場にいるかと申しますと…あなたのような方を探してたんです。力になりたいと。」
正人は顔を強張せた。
「…どういう意味ですか?」
「率直にお聞きしますが、あなたは今、亡くなった奥様に生き返って欲しいと望んでますか?」
正人は急に何を言い出すんだと表情を更に強張した。その表情を見て悟った眞鍋は、柔らかな表情で正人に話しかけた。
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