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第4章 父親と黒色
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「夏音。何も言わなくていいから、話聞いて。」
扉越しに話す茜。夏音は、ベッドで布団に包まっていた。扉の向こうから、やはり夏音の返事は無かったが、茜はそのまま話を続けた。
「…父さんに会った今の夏音の様子を見てると、どうやら母さんたちの離婚の原因を聞いてきたようね。…何と言うか、情けない母親でごめんなさい。今まで、夏音は母さんに一切離婚の理由を聞いてこなかったわよね。それでも、ずっと母さんの側にいてくれて、母さんを信じてくれて…ありがとうね。…結局、あなたを裏切ってしまった、夏音の理想の母親には成れていなかった。」
夏音は、茜の声が涙声になっていくのを聞いて、布団から出て起き上がり、扉を背に床に座りこんだ。扉一枚を間に、夏音と茜は背中合わせに座っていた。
「…夏音は、もう母さんとは居られない…かな?…当たり前よね、信じていた母親に裏切られたんですものね。母さんは…。」
ドンッ!!
茜は背中の扉に衝撃を受けた。夏音が、茜の言葉を遮るように、肘で扉を叩いたのだ。
扉の向こうでは、夏音が声を殺して涙を流していた。
「…夏音?」
茜は座ったまま、扉に振り向き問い掛けた。
「…馬鹿ぁ!!」
夏音が叫ぶように発した声は、扉越しの茜も耳が痛い程だった。
「母さんの馬鹿!嫌いになるわけないじゃん!変なこと言わないで!私はずっと母さんと居るから!うぅっ。」
茜は、夏音の言葉にすっと立ち上がった。
「…夏音。」
夏音の顔は、涙と鼻水でぐちゃぐちゃだった。夏音は立ち上がると、扉を引いて目の前の茜に抱き付いた。
「ごめんね、夏音。」
茜は、優しく夏音の頭を撫でた。
「いいの。誰かが母さんのことを何と言おうと、私は母さんの味方。ずっと一緒にいるわ。だ、だから…何処にも行かないでね、母さん。うわぁぁぁ。」
夏音は、この濃厚な二日間で溜まったモノを全て吐き出すかのように、声を出して泣き続けた。
【横浜市内某出版社】
同時刻。
「愛弓ぃ、今日は私帰るよぉ。」
定時を迎え、向井が隣でパソコンと格闘している愛弓に言った。
「深雪ごめん、先に帰ってて。」
愛弓は、パソコンとにらめっこしながら手を振った。
「もう、無理しないでよ。…あ、携帯鳴ってるよ。」
向井の指摘に、愛弓は机の上に無造作に置かれたスマホを手に取った。
「…父さん…か。」
彰からの着信だったが、愛弓は今それどころではなかった。自分が持ち込んだ企画が雑誌に掲載されようとしている中、小さなミスを一つでもしたら、気付いた時に必ず後悔することを分かっていたため、全神経を集中して仕事に取り掛かりたかったのだ。
愛弓は、一旦電話が切れるのを待つと、スマホの電源を切って、再び無造作に机に置いた。
「…出なくて良かったの?電話だったんじゃないの?」
向井の言葉に、愛弓は変わらず、パソコンに向かいながら答えた。
「いいの、いいの。今は誰にも邪魔されたくないから!…今日は誌面のデザイン案だけ作れたらちゃんと帰るから。心配しないで深雪は上がって。」
向井は、生き生きと仕事をしている愛弓を見て微笑み、愛弓の仕事の邪魔にならないよう、無言で手を振って、執務室から出ていった。
2時間後。
「長谷川、俺も上がるぞ。気合い入ってるのは分かるが、無理して身体壊したら何にもならないからな。」
係長の早野もそうは言いながら、今まで見たことがない程に仕事に没頭している愛弓を見て、微笑ましく思っていた。
「ありがとうございます、もう少しで私も上がりますから。」
愛弓は早野の方を向いて軽く頭を下げると、直ぐにパソコンに向き直し、また仕事に没頭した。
早野が帰宅し、執務室内は愛弓だけになった。愛弓がキーボードを叩く音だけが、静かな室内に響いていた。
愛弓は、最後にカチャンとエンターキーを力強く押すと、すっと立ち上がって身体を伸ばした。
「くぅぅぅ、やっと終わったぁ!!」
係長や編集長にどこまで認めて貰えるかは不安だったが、今の自分を出し切った原稿案の完成に、愛弓は満足していた。
「ふぅぅぅ。」
疲れ切った愛弓は、深い溜め息をつきながら椅子に座り、ふとスマホに手を伸ばした。
「あ、そっか。私、電源切ってたんだった。」
愛弓はスマホの電源を入れ直し、起動するのを待った。しばらくして、ホーム画面が立ち上がると、電話のアイコンに着信を知らせるマークが付いていることに気が付き、しばらく前に彰から着信が来ていたことを思い出した。
「あ!そうだ、父さん今日早く帰って来いって言ってたっけ。…ヤバい。」
企画を任されたことの嬉しさから、すっかり彰との約束を失念していた愛弓は反省し、直ぐに彰へ電話を掛けた。
だが、何コール鳴っても電話に出ることはなく、愛弓は電話を切った。
「あれぇ、怒ってるのかな…。」
愛弓は呟きながら、スマホの着信履歴を確認すると、スマホの電源を切ってからも彰からは数回の着信があった事が分かった。更に、彰からの着信が途切れた後に、未登録の番号からも数回着信があったようだった。
「…この番号…誰かなぁ。」
ぼーっと番号を眺めて心当たりがないか考えていると、ブーッブーッとスマホが手の中で震えだした。
「あ、父さんだ。」
自分の着信に気が付いて、彰が掛け直してくれたと思った愛弓は、直ぐに電話に出た。
「もしもし、ごめんね父さん、私さ…。」
「長谷川愛弓さんですか?」
電話の相手は彰の声では無かった。
「…え?…どなたですか?」
「中央病院の医師の鶴井(つるい)と申します。良かった、連絡が取れて。」
「…病院?」
状況が呑み込めない愛弓は、病院という言葉に、急に不安を覚えた。
「お父さんが緊急搬送されました!今すぐに中央病院に来ていただけますか?」
「…緊急……嘘?」
ガチャン。
愛弓は、あまりの衝撃に、スマホを床に落としてしまった。
「…もしもし?もしもし?大丈夫ですか?もしもーし…。」
床に寝転ぶスマホからは、心配そうな医師の声が漏れていた。
扉越しに話す茜。夏音は、ベッドで布団に包まっていた。扉の向こうから、やはり夏音の返事は無かったが、茜はそのまま話を続けた。
「…父さんに会った今の夏音の様子を見てると、どうやら母さんたちの離婚の原因を聞いてきたようね。…何と言うか、情けない母親でごめんなさい。今まで、夏音は母さんに一切離婚の理由を聞いてこなかったわよね。それでも、ずっと母さんの側にいてくれて、母さんを信じてくれて…ありがとうね。…結局、あなたを裏切ってしまった、夏音の理想の母親には成れていなかった。」
夏音は、茜の声が涙声になっていくのを聞いて、布団から出て起き上がり、扉を背に床に座りこんだ。扉一枚を間に、夏音と茜は背中合わせに座っていた。
「…夏音は、もう母さんとは居られない…かな?…当たり前よね、信じていた母親に裏切られたんですものね。母さんは…。」
ドンッ!!
茜は背中の扉に衝撃を受けた。夏音が、茜の言葉を遮るように、肘で扉を叩いたのだ。
扉の向こうでは、夏音が声を殺して涙を流していた。
「…夏音?」
茜は座ったまま、扉に振り向き問い掛けた。
「…馬鹿ぁ!!」
夏音が叫ぶように発した声は、扉越しの茜も耳が痛い程だった。
「母さんの馬鹿!嫌いになるわけないじゃん!変なこと言わないで!私はずっと母さんと居るから!うぅっ。」
茜は、夏音の言葉にすっと立ち上がった。
「…夏音。」
夏音の顔は、涙と鼻水でぐちゃぐちゃだった。夏音は立ち上がると、扉を引いて目の前の茜に抱き付いた。
「ごめんね、夏音。」
茜は、優しく夏音の頭を撫でた。
「いいの。誰かが母さんのことを何と言おうと、私は母さんの味方。ずっと一緒にいるわ。だ、だから…何処にも行かないでね、母さん。うわぁぁぁ。」
夏音は、この濃厚な二日間で溜まったモノを全て吐き出すかのように、声を出して泣き続けた。
【横浜市内某出版社】
同時刻。
「愛弓ぃ、今日は私帰るよぉ。」
定時を迎え、向井が隣でパソコンと格闘している愛弓に言った。
「深雪ごめん、先に帰ってて。」
愛弓は、パソコンとにらめっこしながら手を振った。
「もう、無理しないでよ。…あ、携帯鳴ってるよ。」
向井の指摘に、愛弓は机の上に無造作に置かれたスマホを手に取った。
「…父さん…か。」
彰からの着信だったが、愛弓は今それどころではなかった。自分が持ち込んだ企画が雑誌に掲載されようとしている中、小さなミスを一つでもしたら、気付いた時に必ず後悔することを分かっていたため、全神経を集中して仕事に取り掛かりたかったのだ。
愛弓は、一旦電話が切れるのを待つと、スマホの電源を切って、再び無造作に机に置いた。
「…出なくて良かったの?電話だったんじゃないの?」
向井の言葉に、愛弓は変わらず、パソコンに向かいながら答えた。
「いいの、いいの。今は誰にも邪魔されたくないから!…今日は誌面のデザイン案だけ作れたらちゃんと帰るから。心配しないで深雪は上がって。」
向井は、生き生きと仕事をしている愛弓を見て微笑み、愛弓の仕事の邪魔にならないよう、無言で手を振って、執務室から出ていった。
2時間後。
「長谷川、俺も上がるぞ。気合い入ってるのは分かるが、無理して身体壊したら何にもならないからな。」
係長の早野もそうは言いながら、今まで見たことがない程に仕事に没頭している愛弓を見て、微笑ましく思っていた。
「ありがとうございます、もう少しで私も上がりますから。」
愛弓は早野の方を向いて軽く頭を下げると、直ぐにパソコンに向き直し、また仕事に没頭した。
早野が帰宅し、執務室内は愛弓だけになった。愛弓がキーボードを叩く音だけが、静かな室内に響いていた。
愛弓は、最後にカチャンとエンターキーを力強く押すと、すっと立ち上がって身体を伸ばした。
「くぅぅぅ、やっと終わったぁ!!」
係長や編集長にどこまで認めて貰えるかは不安だったが、今の自分を出し切った原稿案の完成に、愛弓は満足していた。
「ふぅぅぅ。」
疲れ切った愛弓は、深い溜め息をつきながら椅子に座り、ふとスマホに手を伸ばした。
「あ、そっか。私、電源切ってたんだった。」
愛弓はスマホの電源を入れ直し、起動するのを待った。しばらくして、ホーム画面が立ち上がると、電話のアイコンに着信を知らせるマークが付いていることに気が付き、しばらく前に彰から着信が来ていたことを思い出した。
「あ!そうだ、父さん今日早く帰って来いって言ってたっけ。…ヤバい。」
企画を任されたことの嬉しさから、すっかり彰との約束を失念していた愛弓は反省し、直ぐに彰へ電話を掛けた。
だが、何コール鳴っても電話に出ることはなく、愛弓は電話を切った。
「あれぇ、怒ってるのかな…。」
愛弓は呟きながら、スマホの着信履歴を確認すると、スマホの電源を切ってからも彰からは数回の着信があった事が分かった。更に、彰からの着信が途切れた後に、未登録の番号からも数回着信があったようだった。
「…この番号…誰かなぁ。」
ぼーっと番号を眺めて心当たりがないか考えていると、ブーッブーッとスマホが手の中で震えだした。
「あ、父さんだ。」
自分の着信に気が付いて、彰が掛け直してくれたと思った愛弓は、直ぐに電話に出た。
「もしもし、ごめんね父さん、私さ…。」
「長谷川愛弓さんですか?」
電話の相手は彰の声では無かった。
「…え?…どなたですか?」
「中央病院の医師の鶴井(つるい)と申します。良かった、連絡が取れて。」
「…病院?」
状況が呑み込めない愛弓は、病院という言葉に、急に不安を覚えた。
「お父さんが緊急搬送されました!今すぐに中央病院に来ていただけますか?」
「…緊急……嘘?」
ガチャン。
愛弓は、あまりの衝撃に、スマホを床に落としてしまった。
「…もしもし?もしもし?大丈夫ですか?もしもーし…。」
床に寝転ぶスマホからは、心配そうな医師の声が漏れていた。
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