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屋上の彼
七、
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目が覚めて、窓の外を見ると、一面が白に覆われていた。
「積もったねぇ、雪」
先生はどうやら素っ裸で、毛布にくるまっているらしい。
「クリスマス、終わっちゃいましたね」
「サンタさん来たと思う?」
「用意してないでしょ、靴下」
すると先生は、もぞもぞと毛布のなかに潜り込んでなにかを探し、顔を出した。
「これ。君が履いてたやつ。これじゃダメかな」
「もう終わりましたって、クリスマス」
「あら。残念」
「‥‥食べましょうね、バニラアイス」
「うん?」
「誕生日に」
「――うん」
頷くと同時に先生は毛布を頭までかぶった。照れた顔を隠したかったらしい。ほんのり染まった先生の頬を、俺は見逃さなかった。
「屋上で、食べよう」
くぐもった先生の声。
「厭ですよ、寒い」
俺は先生がくるまる毛布に潜り込んだ。
俺の隣には、先生がいる。
屋上の彼
了
「積もったねぇ、雪」
先生はどうやら素っ裸で、毛布にくるまっているらしい。
「クリスマス、終わっちゃいましたね」
「サンタさん来たと思う?」
「用意してないでしょ、靴下」
すると先生は、もぞもぞと毛布のなかに潜り込んでなにかを探し、顔を出した。
「これ。君が履いてたやつ。これじゃダメかな」
「もう終わりましたって、クリスマス」
「あら。残念」
「‥‥食べましょうね、バニラアイス」
「うん?」
「誕生日に」
「――うん」
頷くと同時に先生は毛布を頭までかぶった。照れた顔を隠したかったらしい。ほんのり染まった先生の頬を、俺は見逃さなかった。
「屋上で、食べよう」
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俺の隣には、先生がいる。
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了
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