生き血を吸いたい私と死にたい君と

心の距離

10月9日

彼『しかし、お母様3人産んだとは思えないくらいスタイルいいってよく言われません？』




『いまインスタの写真ちらっと見たら投稿一つ減ってた笑笑』




私『おっ！！よく気付いたね☺️

そうそう、自分が載るの恥ずかしくて消しがち🤔』








彼はどうやら
夏にインスタ投稿に載せていた
私がカメラを片手に持って
横を向いていたピンの写真の事を言っているようだ。




私の肩幅は普通の女子より広くて
何かもう男みたいだし



腰は張ってるしとにかく自分の体が好きじゃなかった。




だから今までインスタグラムにたまに自分の写真を載せてみても
すぐに恥ずかしくなって
ある程度すると結局削除してしまう。





ただ、
削除した写真に気付いて言ってくれたのは彼が初めてだったので、
よく見てるなぁ～というのと同時に
気が付いてくれた事が内心嬉しかった。








私『智也くん
いつかお相手願います🙏💗』





彼『カメラ持ってたピンの写真僕好きでしたのにー笑笑

こんなお母さんだったらまーさちゃんたちも授業参観でお披露目したいでしょうね🤫

え、闘うんですか？笑笑』






私『うんうん！

闘いたい💗

すぐ押し倒されちゃうなー☺️』









彼『押し倒したら好きにしていいですか？？』









思わず顔が赤くなった。


少女漫画によくある、
目元から頬辺りに斜線を引いて
／／／／／／
カァァッ
って音が鳴ってるやつ。








22歳なのに、
思いきり年上の主婦の相手をしてメッセージくれるなんて良い子だ、ふふ。






それにしても好きにしていいですかって…。




ふと妄想してしまう。



お互い構えのポーズから、



彼に思いきり攻撃を仕掛けていって、




正拳突きで彼の胸を狙っていくと素早く彼が避けて




私の攻撃を仕掛けた手首を掴み、
ぐるりと背中側に手首をねじり反対側の腕も掴む。





羽交い締めにされてから、、。







わーーー、
ヤバイ。。。



離婚してから四年間、
無事故無違反でゴールド免許が体に対しても貰えそうな放置状態だというのに、




もうする必用ないや、
って行為自体が面倒臭いと思って何年もきたのに、






22歳の学生さんから言われたら、あまりに非現実的過ぎて興奮してしまった。








私『押し倒せたら…ね(。-∀-)ﾆﾔﾘ✨


私は鍛えられない急所を
知っているのだっ😋💗』






彼『美人さん好きにしていいなら耐えれそう✧*｡٩(ˊωˋ*)و✧*｡

ちなみになにか経験があるのですか？？笑笑』







私『格闘経験は無し‼️←ﾄﾞｰﾝ




でも智也くんの優しい笑顔は大好き💕‼️』








彼『ないんかーいwww
油断させといて…かと思った笑

僕自分の写真やらあげたことありますっけ？？？』





私『インスタの過去picこっそり覗いたよ😋💗』




彼『今見たら変な顔ばっかだったwwwww

お母様はお名前なんておっしゃるんです？？

芸名しか知らないのですけど(°_°)笑』








私『真里亜だよ☺️

過去pic変な顔じゃないよ～✨
可愛かったり優しそうな顔で好き💓その上強いなんて素敵過ぎる✨』




彼『えーちょっとにやけますね、それ笑笑

まりあさま！？

まりちゃん
まあさちゃん？？
たかくん

…旦那様はたかとさんとかかな笑』








旦那様…？



彼は私がシングルマザーである事を知らなかったのか。





いや、言ったこと無いから知らないのは当然か。


たまにストーリーズとか投稿コメントとかでそれについて触れる事はあったけど、見てもわざわざ覚えて無いだろうし。







私『そう、私はマリア☺️

長女はまりな、なんだよ✨
次女がまあさで、
長男が宝良(タカラ)だよ😃


ちなみにシングルマザーだけど🤐でもそれは気にしないでね(。-∀-)✨

いや、むしろ独身なんだから
人妻じゃないし不倫じゃないし、恋愛自由だから』






そうだ。







もう男なんか面倒臭い、
子供達がとにかく可愛いし
必用無いとは思っていたけど、




接する機会の無い学生さんと
話が出来るなら楽しそうだな…。

 


 


彼『聖母さんだぁ笑笑

まりなちゃん、まあさちゃん、たからくん。おぼえとこ

そーなんですね！！きっと人生ハードモードだったのでしょう😂』








私『智也くんに本当に会ってみたいから☺️💞

いつか会ってね💘』








ふう、言った…。






いつか会おう、そう言っても
結局会う前になると
何となくやっぱり私は最後の勇気が出なくて

日にち決めれなかったり体調が悪くなったりする。






やり取りを楽しんでいるだけというか…。



実際に会うのは凄く不安だし。






彼『僕なんかでよければ全然会いたいです






運動会の撮影でもあればおともしますしwwww』







この言葉が嬉しかった。








男性は大抵セックスが目的なのだから、そこに向けた話をしたがる。





それなのに彼は運動会の撮影でもあればお供します、と言ってくれた。






私『嬉しい☺️💗』





彼『今年中には会えるといいなあ』








この言葉もとても新鮮だった。






いつか会えたら、
ポルノグラフィティの曲に
そんなタイトルあったけど






今年中に会えたらいいな、




そんな言い回しが
とにかく子供の夢みたいで
可愛くて仕方なかった。




私『会うならどこが都合良いとかあるのかな？

私的には天神とか出ていきやすいけど🤔』






彼『車あるので大抵は問題ないですけど、どうせなら写真撮りに行きたいですねえ』






いい子だなー。


全然体を目的として会おうとしていないし、



写真はもちろん私も好きだから、
写真を撮りに行こうと誘われるのは下心が無くてとても嬉しかった。






私は余計に彼の事を気に入った。





私『そうだね☺️✨

写真撮りに行こう🎵

嬉しいな～智也くんみたいに強い男性と一緒に写活出来るなんて✨🥺』





彼『なんかハードル上がっとる笑笑

写真撮るのに強い弱い関係あります！？笑笑』






そりゃあそうだ(笑)
そんな一つ一つの反応もとても面白かった。




私『もう単純に、

智也くん強くて顔も好き💗』






これまでのやり取りで、
何度も彼の投稿の中にある彼自身の写った投稿を見に行った。




彼『あんま言われんなあ

B専ですか？？笑笑』







私『頬骨がね、出てるとこ好きだよ❤️

あと肩幅が広いところ✨

あとは構えのポーズもカッコ良かったし蹴りの姿も綺麗だった❗️


智也くんの写真撮りたいな☺️✨』









彼『おー俺のマイナスポイントが生きている！！！笑笑

人生何があるかわかりませんね笑


お子さんらと戯れてるときならいいですよ😂✨』






私『男のカッコよさは
空気から醸し出るものだから✨
智也くんは本当に素敵だよ❤️』







彼『経験値が違うから説得力あるwwwwwww』









彼『良かったらライン教えてくださいませんか😳』










この最後のメッセージをもらった時、私は嬉しさで心が踊った。




インスタのDMでも、
メッセージのやり取りは充分出来る。


それでインスタのフォロワーさんで会おうとか遊びの連絡とか入れてくる人達はみんなインスタのDM止まりだったから、





LINEも教えて来たのは彼が初めてだった。







彼の中で、
私は少し近付けたのかな？


そう思えた日だった。






次に続く【公園で出会った日】