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44 *R18です!
しおりを挟む見ないという選択肢が今のシルヴィオにあるはずがない。
シルヴィオがその美しい肢体を暴くと、ルクレツィアは小さな悲鳴を上げて、首から上を隠してしまった。
もじもじと太ももを擦り合わせる姿にシルヴィオの喉がゴクリと鳴った。
──予想以上の破壊力だ……!!
美しい肌を彩る白く繊細なレース。想像していたよりもずっと豊かな胸。その頂にあたる部分のレースはパックリと割れており、薄桃色の小さな突起には黄金のリングがはめられていた。下着とリングを繋ぐ華奢な鎖がシャラリと音を立て、その刹那、シルヴィオの理性は派手にぶっ千切れた。
シルヴィオは寝台に上がり膝立ちになった。そして秘所を隠すようにぴったりと閉じたルクレツィアの足を開こうと、両膝に手をかけた。
「し、下は!?下も見せてくれルクレツィア!!」
「いやぁっっ!!」
ルクレツィアは抵抗したが、鼻息の荒いシルヴィオにはもはやなにも聞こえない。
そしてシルヴィオは見た。胸同様、真ん中で割れた薄いクロッチの間から覗く美しい花弁。臀部から前に向かって伸びる鎖は花弁から溢れた蜜で濡れ、妖しい艶を放っている。
「濡れてしまったのルクレツィア?ああ、私を想ってこんなにしてくれるなんて……なんて可愛いんだ。……本当は快感仕様三連玉付きにしたかったんだけど、これにしてよかったよ。君の可憐さにぴったりだった……」
しかしルクレツィアは顔の毛布を外そうとはせず、子鹿のようにぷるぷると震えている。
「まだ恥ずかしいの?ふふ、可愛いねルクレツィア。ならそのままでいいよ。声を隠せなくなるくらい気持ちよくしてあげるから……」
シルヴィオは柔らかな双丘をやわやわと揉み、ひとしきり感触を楽しんだ。
そしてリングをはめられたこの上なく淫靡な突起に舌先で触れると、ルクレツィアの身体がビクンと跳ねる。
「ふふ……あのね、この黄金の輪のおかげで刺激は倍に感じるんだって……ほら、どう?」
「……ん……っ……ふぅ……っ!!」
突起を舌先で刺激しながらもう片方は弱い力で鎖を引っ張る。ルクレツィアは何度も身体を震わせた。
*
「……し、刺激が強すぎますわルクレツィア様!!カ、カーラお姉さまも【あんたも後学のために見学しときなさい】って、心臓が鉄でできてるとしか思えませんわ!!ル、ルクレツィア様?ルクレツィア様!?」
放心状態のルクレツィアを正気に戻すためにぶんぶん揺らすアラベッラ。
ここはシルヴィオの寝室の裏側にあたる回廊だ。ちなみにシルヴィオは気づいていないが、寝室の窓は薄く開いている。
ここにいるのはリエト、ルクレツィア、アラベッラとアラベッラの婚約者でカーラの弟ジョルジュ・ランベルディの四人だ。
彼らは現在、カーラによるカーラのための既成事実大作戦を成功に導くために待機していた。
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