俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!

くまの香

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268話 気になる日本のアレ②

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 マルクの周りを白いモヤボールがクルクルと回る。その周りで子供達も手を伸ばして掴もうと躍起になっている。


「あの……、カンさん。アレがエルフの精霊だとして、何であんな形なんだ?」


 そう、俺やカンさん、タウさんの精霊は人の形をしている。大きさも俺ら人間よりもずっと大きい。
 が、今、マルクの横に浮いているのはマルクの頭程度の大きさのボールだ。


「カオるん、あれは小精霊ですよ」

「小精霊?」

「はい。カオるんはメインがウィズだからあまり覚えていないのかもしれません。僕らエルフはレベル30でエレメント魔法を使うと小精霊が出ます。レベル45クエスト後のエレメント魔法でようやく大精霊を呼び出せるんです」

「…………全然、覚えてねぇ。最初から大人精霊だった気がする」

「それはですね、小精霊の攻撃力があまりに低くてゲーム内では使い物にならないので殆どのエルフが30ではエレメントを使わないんです。カオるんもたぶん45超えるまでエレメントは無視してたんじゃないかな」


「お父さん、見てぇ」


 マルクが嬉しそうに精霊を両手のひらで持ち上げてみせる。俺はそれに笑みで返した。


「カンさん、でも、マルクはエルフレベルは45だぞ? それにリアルではエルフクエストは45どころか30も受けていないはず」

「ええ、そこが謎ですね。リアルエルフで『エレメント』は精霊魔法ではなくパートナーの位置付けだとします。ただ、エレメントのレベルを上げるには何かが必要なのかもしれませんね」

「ああと、あの神社仏閣のお参りとかか?」

「わかりません。が、それはタウさんや自衛隊にお任せします」


 そうだよな。うん。
 ただでさえ、ゲームのレベル上げだのスクロールの材料集めだので日々忙しいのだ。
 これまたエルフのクエスト探しとか精霊石探しがリアルで増えたら堪らない。


「ゲームにしてもリアルにしてもやらないといけない事が山積みですね」


 カンさんが大きなため息をついた。


「んー……。神様は手助けやヒントをくれるけど、それをどう使うかは人間次第だよな? 神様は無理強いはしてない。それをやらなくては!と思うのは人間の欲張りだと思うぞ? ほら」


 俺が指差した子供らの方をカンさんが目で追う。
 いつの間にか翔太も小精霊を出現させていた。他の子もだ。
 どうやらマルクが被ったエルブンヘルムを子供らが順番に回して被っている。マルクが俺の視線に気がついた。


「お父さん、この帽子凄いねぇ。精霊が出るよ?」

「父さん、俺も精霊が出た!」

「僕も出たよ」

「貸して、次俺も出す」

「待て待て、ちゃんと順番だ」


 いつの間にか子供らはちゃんと並んで列になり待っている。ヘルムを被り精霊を呼ぶ。精霊が出たらヘルムを脱いで隣の子に渡す。
 子供の順応力は凄い。


「驚いた。ヘルムを手放しても大丈夫なんだ。精霊石を持っていなくても精霊は消えないんですね」

「みたいだな。あっ、タウさんに報告したか?」

「あ、今しますね」


 カンさんがタウさんへ念話をすると俺の方へ迎えに来て欲しいと念話が来たので皆を置いて一瞬大雪山へと飛びタウさんを連れて層雲峡へ戻った。

 その時にはハイキングに参加していた子供12人全員が小精霊を出し終えていた。
 それぞれの横に浮かぶ色とりどりの精霊。白、青、茶色、赤。エルフの属性は皆それぞれなんだな。

 タウさんは一瞬ポカン開けた口を慌てて閉じた。


「父さん、不思議帽子ありがとう」


 マルクがエルブンヘルムを返してきた。それをタウさんがガン見した。


「あ、違うぞ? 不思議帽じゃなくてただのエルブン帽だからな」


 俺は慌てて言い訳をした。また俺が何かしたと思われたら堪らない。横でカンさんがタウさんへこの状況を説明していた。
 うんうん、俺は何もしてない、悪くないと、ちゃんと言ってくれ。

 タウさんはひと通り話を聞いた後、直ぐに帰還したが、俺たちはハイキング(と言う名の訓練)を続けた。
 どうせだからせっかく出せるようになった精霊との仲を深めようと提案した。

 精霊は一度しまってもまた出せた。何度でも出し入れ自由のようだ。勿論いちいちエルフ帽を持つ必要もない。
 子供らは精霊の色で2チームに分かれて戦いのような事をしていた。

 怪我をするような本気を出してはいけない事、精霊にもそのへんの意思疎通を心がける事を言い聞かせた。
 まぁ、何かあっても俺のヒールがあるから大丈夫ではある。

 俺とカンさんは座って子供らを眺めていたが、子供は本当に凄い。もしもリアルステータスにレベルが表示されているとしたら、俺などとっくに追い越されているだろう。


「うわっ、あの動き。マジ、エルフだよなぁ」

「まぁ、エルフですから」

「だなぁ。エルフだな」

「そう言えば、日本全国民エルフ化計画とかありませんでした?」

「ああ、どっかの政府が……って、政府ってあるん?見た事ないな。テレビが映らないからな」

「YoooouTubuに最近あがってきてますね。新世界党とか、日本平和維新とかまぁ色々と」


 うわっ、俺、興味ないから見た事なかった。政治家の人達、生きてたんだな。どっかのシェルターいたんだ。


「日本エルフ党とか出来たら、俺肩身が狭いな。ウィズ党あったら投票しとくかな。……ウィズ党、弱小っぽいな」


 遊び疲れて腹を空かせた子供らが戻ってきた。皆、頭の上に自分の精霊を乗せている。精霊も疲れたようだ。なんか可愛いな。いや、中学生に可愛いは怒られるな。

 持ってきた弁当を食べ、少し休んだら山の風景を楽しみながら麓へと下っていく。
 俺は風景よりも子供らの頭が気になって仕方なかった。


 途中タウさんから念話で連絡が来た。
 エレメントはレベル45以上のエルフなら誰でも召喚する事が可能だったそうだ。
 特定の場所なくてもよいそうだ。良かった、層雲峡が人混みにならずに済んだ。

 ただし、初回に限り精霊石が練り込まれた何らかの物に触れる事が条件だったようで、現在、大雪山ではギルド(いつ出来た!)の一角に置かれたエルフ装備に触れさせているそうだ。勿論持ち出し禁止だ。

 ゴンちゃんのいる岡山や自衛隊にも伝えたそうだ。
 ゴンちゃんもセカンドはエルフなので自分が持ってた装備に触れさせているそうだ。
 自衛隊はサンバがエルフだからな。

 という訳で着々と『日本総エルフ化計画』が進んでいるとタウさんが言ってた。

 こっわぁ。誰の計画だよ!


「さぁ? 私も噂を聞いただけなの」


 春ちゃんやキヨカの頭にも精霊が乗っている。カセ達もだ。
 …………うん、もうアレは帽子だと思おう、いや、カツラだ!アレはカツラなんだ!

 あ、春ちゃんは白か、風エルフなんだ。キヨカは赤、火エルフ。マルクも白で風だ。
 わかりやすくていいが、2~3日すると飽きたのか精霊をしまう者も出てきた。それでも拠点の廊下は精霊で賑やかだった。





 大雪山南棟の会議室を借りて行なっている定例会議だが、タウさんが本当に疲れた顔をしていた。
 大丈夫だろうか?

 俺らはどうしてもタウさんに頼ってしまう。自衛隊との仲介も岡山との橋渡しも、いつもタウさんを間に置いてしまう。
 個人的に親しくしている者が居ても、やはり正式なやりとりはタウさんが中心だ。

 ゆうごやミレさん、カンさんは何かとタウさんの助けになっているっぽいが、俺が出来るのはせいぜいヒールをするくらいだ。
 俺はタウさんの後ろに回り、肩、背中、腰にヒールをした。


「ありがとう、カオるん。カオるんにもいつも助けていただいていますよ」


 定例会議はタウさんからの報告で始まった。


「スクロールの材料集め、スキル表示のためのレベル上げ、それからエレメント出現のためにエルフ45を目指す。3つの目的が重なったおかげでゲーム内はいい感じに分散されています。皆さんの血盟では如何ですか?」

「特に揉め事はないわ。うちは45未満にはレベル上げに力を入れてもらってる。45超はパルプ材ね」

「うちもです。問題なく従ってくれています」

「俺んとこは自衛隊にお任せだ」

「富良野もですね。自衛隊の皆さんは45超なのでパルプ材集めに回ってくださってます」

「うちのハケンもだな。第2ハケンの子供らもエルフは45になったから森でパルプを集めてる。45超えてもどうしてもレベル上げしたいって子が数名出た。第2から抜けてもらい血盟を作ってもらった」

「はは、カオるんは去る者追わずだからな」

「うんまぁ、追って止めるほど親しくないからな」

「僕、第2の子達とよく遊ぶけど小さい子も精霊の使い方は上手だよ?」

「あぁ、マルクが言うのはリアルの話だ。……俺はゲームは今んところ45で充分だと思ってる。俺らが生きてるのはリアルだからな。ゲームで得た力をいかにリアルで活かすか、それが大事だとハケンでは教えてる」

「そうですね。全くカオるんの言うとおりですね」

「ゲームに触れてこなかった者らが、今、ゲームのレベル上げに夢中になるのもわからないではないがな、どんなにゲームでレベルが上がってもリアルで使えないんじゃ意味がない」

「そうです。国民総エルフ化なんてネットで囁かれていますが、それ以前にまずはファンタジー化に慣れなくては」


 くっ……、ファンタジー化。オッサンには敷居が高いぞ。10代とは言わぬ、せめて20代なら……。


「大丈夫ですよ、香! どのファンタジー映画でも魔法使いは高齢でうすから!」


 ……春ちゃん、言った本人がダメージを受けたように見えるが?
 確かに、白く長い髭を靡かせているイメージだな。髭伸ばすか?


「僕も頑張る! 頑張ってお髭伸ばすね!」

「マルクー、頑張る方向を間違えてるぞ? まぁ、カオるんや春さんは魔法使いを極める方向が向いてる気がする」

「ですね」
「です」
「だよな」

「と言うか、ハケンの砂漠はウィズ血盟です。エント対策でエルフ推奨をしていますが、ウィズを極めたい方が多いです。私はナイトを極めますが」


 俺が口を挟むとすぐに話が脱線するな。タウさんが苦笑いしながら議題を戻していた。すまんな。


「では、各血盟は特に問題はない、と。では次に自衛隊から頂いた情報です」


 そう前置きしてタウさんが話し出した内容は、緩い生活に身を委ねていた俺の耳には結構痛い話だった。

 北海道はかなり落ち着き、住民の生活も回り始めたそうだ。例年に比べてかなり温暖になったおかげで、畑の作物も採れるらしい。
 それから家畜の餌である草の育ちもいいそうだ。

 しかしそれは北海道の話で、北海道以外の日本本土はかなり酷い状態だそうだ。
 全ての地域に手が回るわけでなく、魔物植物やゾンビは至る所に出現しているそうだ。

 勿論自衛隊が避難所の近くは殲滅して回っているので、その近辺に避難民が集まりつつある。
 それが避難所でも揉め事にも発展したり、ゾンビが寄ってくる元になってしまっている。

 市役所などやっておらず当然死亡届も出せない、それどころか生死も不明なので正確な数字は出せないそうだが、恐らく日本国民は3分の1以下まで減っている事は推測されるそうだ

 ライフラインもほんの一部しか復活していない。そこらで火を燃やす生活だ。

 CO2がどうのと言っていられない時代だからな。言うやつもいない。CO2を出さないために凍死するのは本末転倒だ。
 地球にとって人間がいない方が良い、と言うデモが海外では起きているそうだが日本では見ないそうだ。

 ライフラインが復活しない地域、つまり電気も水もない地域。
 カンさんの小型基地で通信が復活しても電気がないのでパソコンもスマホも使えない、そもそも持っていない者がほとんどだ。

 自衛隊は日々、飛べる範囲で捜索を行なっているが、燃料の問題もある。それは国内の原子力発電所の問題にも繋がる。

 なんとなく怖くてその問題から目を背けていた。国内にある原発。海外もだが、あの災害でどうなったのだろうか?気になっているが考えないようにしてた。

 しかし日本は、かつて東日本の震災の時の大惨事、それを教訓に隕石の事前情報をキャッチ後、直ぐに動き、何らかの措置をしたらしい。
 国内に12ヶ所ある発電所のうち太平洋沿岸側は措置が間に合った。

 しかし、九州の2ヶ所が壊滅状態、愛媛は何とか持ち堪えているそうだ。


「怖いな。閉められないのか?」

「そう簡単に電源オフとは行かないらしい」

「普段便利に電気を使っていたけど、俺たち国民はそんな危ない綱の上に居たのか」

「平和な時には問題ないんだろうがな」



 実は北海道にも原発が1ヶ所あった。泊(とまり)と言うところだそうだ。
 なんとカンさんが原子力発電所の建屋強化に駆り出されていた。
 とりあえずどっかから魚雷で攻撃されてもびくともしない程度には固めてきたそうだ。

 流石だ、カンさん、ありがとう!


 カンさんからの報告で仕事仲間のリアルステータスになんと、職業スキルが発生していたそうだ。
 おかげで色んな整備の仕事はお任せ出来るようだ。と言ってもまだひとりだけだが、ひとりでも出たって事は未来は明るいよな。

 タウさんとこの若い衆?も、建築スキルが生えたって。15からその道に入って現在26歳の青年とかだ。
 みんな凄いなぁ、自分の仕事に誇りを持って取り組んでいたんだな。
 俺だって派遣事務は日々頑張ってたぞ。



 俺たちが行なっていた『週一民間人の救出』だが、旭川の拠点をアジトにした空自が、手を貸してくれる事になった。
 手……というか、手と乗り物だな。

 俺達は、陸上だと車や馬、海上だと船がある。しかし空は足がない。移動手段がないから地道に陸か海を進むしかなかった。
 なので民間人救出も道内もしくは、本土でもブックマークのある先に限られていた。

 しかし空自がヘリと運転手を貸してくれる事になったのだ。お、俺の乗り物酔いは気合い(酔い止め薬)で乗り越える事にして、救助の範囲が広がる事になった。

 大丈夫。酔い止めを飲んで、乗ったら目をつぶっていれば……多分、多分大丈夫だ。
 キヨカからエチケット袋(ゲロ袋)を持たされた。念のため10個貰った。

 ヘリには俺とミレさんが乗る。目的地へ到着したらブックマーク後に皆を呼び寄せる。
 それから救助になる。

 そんな感じで毎週金曜日は『救助の日』だ。
 恐らくそれでは到底足りないくらい、あちこちで救助を待っている人はいるのだろう。
 が、俺たちもプロでない。あくまでも手助けでしかない。

 最近はヘリや飛行機が上空を飛び回っているのをよく目にする。まさにプロの人達が救助に回っているのだろう。
 頑張ってくれとは言わない。彼らは既に頑張りすぎるくらい頑張っているからだ。
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