173 / 198
第7 巻ファビアンの苦悩
第2章 ファビアンの異変No.8
しおりを挟む
「いや~良いことしたから、気分はいいわい(^^)」
シルバードラゴンは茶菓子を“パック”と頬張った。
“しかし、このダメドラはそんなことをして、良かったか?”と俺は思う。
……まぁ、猫耳族の話は良かったよ!良かったんだけど……。
ーーー
俺は会場の場面を思い出す…猫耳族のカミングアウトの話をして一気に“一致団結!”という雰囲気になり、最高潮を感じ取って締めようかと思った瞬間!
「もう限界じゃ!!!」
と言って魔法のバンドを解除し、どこへ隠していたのかキラキラの“猫じゃらし”を取り出し、ヒラヒラと振った。
「そんな、子供じゃあるまいし……食いつきおった!!!」
俺はビックリして目が飛び出るような感じで叫んでしまった……後はご想像の通りビックリして護衛長がくるわ、猫に釣られてハナとレイラがくるわ(ハナが1番反応した…)ヒッチャカメッチャカ……。
やっと退場した頃には、元のお笑い劇場……“俺の時間を返せ!!”という感じだった。
ーーーー
「むむむ!もうないぞ!おい、茶菓子がないぞ!」
「シャーーーー!!!」
“……どうやら、女王3姉妹はご機嫌ナナメのようだ”
俺は大きくため息をついた。
……どれぐらい時間が経ったのであろうか、するとアーリアは“スッ”と立ち上がりこう口にする。
「えぇい!もうやめじゃ!どう考えてもワッチはデメリットしかないわ!シルバードラゴンよ!そなたは良きパートナー、親友、良き共同体じゃ!」
「ですが、姉さん!…この憎き男…1匹が…」
「レイラ!黙っておれ!」
“さすが、女王の器がある女性だ。本来なら感情で動くはずだが、女王は“国に対してメリット・デメリットしか考えていない、凄いカリスマだ!”
と俺はヒシヒシと肌を感じてしまった。
「ワッチにもイメージしやすいように、ワッチのどう思って、どう感じたのか、今後の予想と共に言っておく……と、その前に茶菓子じゃたな?すぐに手配するぞよ。おい!ポチ!」
「姉様!!」
「ハナよ。黙って安心せい」
少し焦るハナに対して優しくゆっくりの口調で口にした。
「レイラ、ハナ、ワッチには隠し玉になるような武器がない…だったら、武器が無い分オープンにして皆で対策とやらを話おうと思う」
「分かりました。今の姉さんは大丈夫。もし失敗しても…覚悟ができていますから」
“なんと感動的な話だろう……”
俺は昼の“三文ドラマ”なんて比べものにならない、感動的でお涙確定のドラマみたいだ……なのにシルバードラゴンときたら“茶菓子まだかのう…”という顔を見て女王様の方へ向けていた…一辺、張り倒したろうか!?
「ほれ!ポチ!何しておる!?」
「ハッ!…ですか、本当に宜しいのでしょうかにゃ?」
「ワッチが良い言うたら良いんじゃ!」
“ハッ!”と慌ててコチラの方へ急いで小走りに近づいている。
俺は思わず“ギョッ”と見つめた。何故なら“ポチ”にも関わらず“猫耳族”なのだ。
「……えーーーッと猫耳族なのに、なぜ“ポチ”なの?」
「うぉ、な、なぜ分かったのじゃ!!」
“そりゃそうである……名前は“ポチ”という名のだが、誰がどう見ても“猫耳族”なのだ!もう1度言おう!どう見ても“猫耳族しか”ないのだ!
「…じゃ、なんで“猫耳族”しかないと思ったん?」
「もしかしたら“犬耳族”か“人”かもしれんぞ」
「んな訳あるか!!!」
俺は反射的にツッコミを入れた…もしかしたら怖い人かもしれないがそれはそれ。
思わず習慣的にを入れてしまったのだ。
シルバードラゴンは茶菓子を“パック”と頬張った。
“しかし、このダメドラはそんなことをして、良かったか?”と俺は思う。
……まぁ、猫耳族の話は良かったよ!良かったんだけど……。
ーーー
俺は会場の場面を思い出す…猫耳族のカミングアウトの話をして一気に“一致団結!”という雰囲気になり、最高潮を感じ取って締めようかと思った瞬間!
「もう限界じゃ!!!」
と言って魔法のバンドを解除し、どこへ隠していたのかキラキラの“猫じゃらし”を取り出し、ヒラヒラと振った。
「そんな、子供じゃあるまいし……食いつきおった!!!」
俺はビックリして目が飛び出るような感じで叫んでしまった……後はご想像の通りビックリして護衛長がくるわ、猫に釣られてハナとレイラがくるわ(ハナが1番反応した…)ヒッチャカメッチャカ……。
やっと退場した頃には、元のお笑い劇場……“俺の時間を返せ!!”という感じだった。
ーーーー
「むむむ!もうないぞ!おい、茶菓子がないぞ!」
「シャーーーー!!!」
“……どうやら、女王3姉妹はご機嫌ナナメのようだ”
俺は大きくため息をついた。
……どれぐらい時間が経ったのであろうか、するとアーリアは“スッ”と立ち上がりこう口にする。
「えぇい!もうやめじゃ!どう考えてもワッチはデメリットしかないわ!シルバードラゴンよ!そなたは良きパートナー、親友、良き共同体じゃ!」
「ですが、姉さん!…この憎き男…1匹が…」
「レイラ!黙っておれ!」
“さすが、女王の器がある女性だ。本来なら感情で動くはずだが、女王は“国に対してメリット・デメリットしか考えていない、凄いカリスマだ!”
と俺はヒシヒシと肌を感じてしまった。
「ワッチにもイメージしやすいように、ワッチのどう思って、どう感じたのか、今後の予想と共に言っておく……と、その前に茶菓子じゃたな?すぐに手配するぞよ。おい!ポチ!」
「姉様!!」
「ハナよ。黙って安心せい」
少し焦るハナに対して優しくゆっくりの口調で口にした。
「レイラ、ハナ、ワッチには隠し玉になるような武器がない…だったら、武器が無い分オープンにして皆で対策とやらを話おうと思う」
「分かりました。今の姉さんは大丈夫。もし失敗しても…覚悟ができていますから」
“なんと感動的な話だろう……”
俺は昼の“三文ドラマ”なんて比べものにならない、感動的でお涙確定のドラマみたいだ……なのにシルバードラゴンときたら“茶菓子まだかのう…”という顔を見て女王様の方へ向けていた…一辺、張り倒したろうか!?
「ほれ!ポチ!何しておる!?」
「ハッ!…ですか、本当に宜しいのでしょうかにゃ?」
「ワッチが良い言うたら良いんじゃ!」
“ハッ!”と慌ててコチラの方へ急いで小走りに近づいている。
俺は思わず“ギョッ”と見つめた。何故なら“ポチ”にも関わらず“猫耳族”なのだ。
「……えーーーッと猫耳族なのに、なぜ“ポチ”なの?」
「うぉ、な、なぜ分かったのじゃ!!」
“そりゃそうである……名前は“ポチ”という名のだが、誰がどう見ても“猫耳族”なのだ!もう1度言おう!どう見ても“猫耳族しか”ないのだ!
「…じゃ、なんで“猫耳族”しかないと思ったん?」
「もしかしたら“犬耳族”か“人”かもしれんぞ」
「んな訳あるか!!!」
俺は反射的にツッコミを入れた…もしかしたら怖い人かもしれないがそれはそれ。
思わず習慣的にを入れてしまったのだ。
0
あなたにおすすめの小説
(完結)姑が勝手に連れてきた第二夫人が身籠ったようですが、夫は恐らく……
泉花ゆき
恋愛
蘭珠(ランジュ)が名門である凌家の嫡男、涼珩(リャンハン)に嫁いで一年ほど経ったころ。
一向に後継ぎが出来ないことに業を煮やした夫の母親は、どこからか第二夫人として一人の女性を屋敷へ連れてくる。
やがてその女が「子が出来た」と告げると、姑も夫も大喜び。
蘭珠の実家が商いで傾いたことを口実に、彼女には離縁が言い渡される。
……けれど、蘭珠は知っていた。
夫の涼珩が、「男女が同じ寝台で眠るだけで子ができる」と本気で信じているほど無知だということを。
どんなトラブルが待っているか分からないし、離縁は望むところ。
嫁ぐ時に用意した大量の持参金は、もちろん引き上げさせていただきます。
※ゆるゆる設定です
※以前上げていた作の設定、展開を改稿しています
記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】
かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。
名前も年齢も住んでた町も覚えてません。
ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。
プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。
小説家になろう様にも公開してます。
借金5億で異世界転移、よりによって金本位制の世界だった
夜明け一葉
ファンタジー
32歳の個人トレーダー・佐藤慧は、5年間の雪辱を賭けたトレードで5億円の借金を抱え、意識を失った。目覚めると、そこは剣と魔法が存在する見知らぬ世界だった。常識が通じない異世界で、金貨を見るだけで嘔吐する「金アレルギー」を抱えながら、若き冒険者リナと出会い、生き延びる術を探し始める。諦めることだけができなかった男が、新たな世界で再び立ち上がる異世界サバイバル譚。
処刑から始まる私の新しい人生~乙女ゲームのアフターストーリー~
キョウキョウ
恋愛
前世の記憶を保持したまま新たな世界に生まれ変わった私は、とあるゲームのシナリオについて思い出していた。
そのゲームの内容と、今の自分が置かれている状況が驚くほどに一致している。そして私は思った。そのままゲームのシナリオと同じような人生を送れば、16年ほどで生涯を終えることになるかもしれない。
そう思った私は、シナリオ通りに進む人生を回避することを目的に必死で生きた。けれど、運命からは逃れられずに身に覚えのない罪を被せられて拘束されてしまう。下された判決は、死刑。
最後の手段として用意していた方法を使って、処刑される日に死を偽装した。それから、私は生まれ育った国に別れを告げて逃げた。新しい人生を送るために。
※カクヨムにも投稿しています。
あやかし家族 〜五人の兄と愛され末妹〜
南 鈴紀
キャラ文芸
妖狩りにより両親を奪われ、囚われの身となった半妖の少女・鈴音は浄化の狐火を利用するだけの道具のように扱われていた。呪いにより成長は止まり、容姿も思考も幼いまま、感情が消え失せてもなおただ生かされるままに生きていた。
しかし妖保護部隊本部第一部隊との出会いにより、鈴音の止まっていた時間が動き出す。
掴みどころはないが頼れる氏神・雅仁、兄には厳しいが弟妹には優しい狼の妖・千里、人間嫌いだが人当たりの良い振りが得意な人間・遥杜、可愛いもの好きで元気いっぱいの猫又・鴇羽、大人しいが思いやりに溢れる猫又・瑠璃。
五人の兄と過ごす時間の中で、無いものだらけだった鈴音にもやがて大切なものが増えていく。
妖×家族の心温まる和風ファンタジー。
道化たちの末路
希臘楽園
ファンタジー
母亡き後、継承権もない父と愛人母娘が公爵家を狙い始めた。でも私には王太子という切り札がいる。半年間、道化たちが踊るのを、私たちは静かに楽しんで見ていた。AIに書かせてみた第3弾。今回も3000文字程度のお気楽な作品です。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる