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第7 巻ファビアンの苦悩
第2章 ファビアンの異変No.9
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「初めまして“ポチ”ですニャ」
ポチは“ペコリ”と頭を下げた。
“身長はやや低く、全身が黒髪のように覆われていた。年齢的には俺とそんなに変わらないイメージのような感じがした…まぁ、顔は思いっきり“猫”だけどなぁ…”
「…初めてましてですがニャ……あなた方皆様のほとんどは“初めて”ような気がしませんニャ」
「えッ!?なんで!…最初は“初めてまして”が1番しっくりくるはずだろ?」
“俺には分からなかった……もしかして“監視”というものが、この世にはあるのなら今すぐにでも闇に葬りたい!それぐらいクロ歴史があるのだ…まぁ黒猫じゃないけどね”
「このポチはのう、努力によって才能を見出した“猫使い”というポジションじゃ。このポジションは……」
話を要約すると猫使いは訓練された“プロの猫”を使い、効率よく情報を手に入れる職業である。だが、猫耳族がみんなができる職場といえばそんなは無く。
一部の限られた才能が推薦されて初めて出来るポジションである。
「何故、一部の人間にしか“猫使い”の能力が使われていないというと“努力する時間がない”からですニャ…」
ポチは明らかに落ち込みそうな顔でこちらへ向いた。
「……ただの“サボり”だろ?」
「ブチ◯ろすぞ!!シャーーーー!!!」
ポチはガルシアの方へ突っかかる勢いで駆け出そうとしたが、アーリアの“ストップ!”の一言で護衛隊が全力で阻む。
「ポチよ。おまえの言いたいことは十分に分かっておる…じゃが、セレブ国との一触即発の状態じゃ。すまぬがココは“グッ”堪えてくれまいか?」
そう言ってポチは不満そう顔をしつつも、黙ってしまった。
「ポチ。ありがとう」
「いえ、こちらこそ有り難き幸せにございますニャ」
“何かがおかしい……”
俺の中では“終わった事案”なのだが、第3者の心の声が聞こえる……無意識に誰かが叫んでいるのだ!
「本来なら大勢の人で会議をするのじゃが、少人数で……まぁ“事前”というもんじゃな?会議をしょうと思う。ポチ!紹介を兼ねて説明するのじゃ」
「ハッ!改めてまして“ポチ”と言いますニャ…」
話はこうである。
“このファビアン国は“自由”で人の行き来が活発なイメージがあるがそんなことは無く、しっかりセキュリティがしている。
それが“監視”だ。監視の張本人である“ポチ”が言うには猫を使って、ポチと民間人の行き来の橋渡しをするシステムになっている。
だが、この数ヶ月前から“クーデター”というものが徐々だが高まりを見ている…だから、監視の強化にすべく“ある場所”に潜めた。
「ワッチも心苦しかったのじゃ……猫が自由に行き来する“ファビアン国”。それがこの国の本来の姿じゃからな」
“うんうん…さぞかし苦しかったよな…”
俺もその想いに痛感して腕組みをしながら首を上下にして大きく振る。
だが、ある点がドンドン膨れていき質問せざるを得ない状況になってしまった。
「……あの……“監視”って言ってだけど、どこまで“監視”が……」
「ん?関心がなかったガルシアが1人になると“ニャンコちゃん(^^)”と言って遊び出す所とか……」
「あ!!!!ストップ!ストップ!!」
俺は赤面しながら頭を抱えるのであった……。
ポチは“ペコリ”と頭を下げた。
“身長はやや低く、全身が黒髪のように覆われていた。年齢的には俺とそんなに変わらないイメージのような感じがした…まぁ、顔は思いっきり“猫”だけどなぁ…”
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「えッ!?なんで!…最初は“初めてまして”が1番しっくりくるはずだろ?」
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一部の限られた才能が推薦されて初めて出来るポジションである。
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ポチは明らかに落ち込みそうな顔でこちらへ向いた。
「……ただの“サボり”だろ?」
「ブチ◯ろすぞ!!シャーーーー!!!」
ポチはガルシアの方へ突っかかる勢いで駆け出そうとしたが、アーリアの“ストップ!”の一言で護衛隊が全力で阻む。
「ポチよ。おまえの言いたいことは十分に分かっておる…じゃが、セレブ国との一触即発の状態じゃ。すまぬがココは“グッ”堪えてくれまいか?」
そう言ってポチは不満そう顔をしつつも、黙ってしまった。
「ポチ。ありがとう」
「いえ、こちらこそ有り難き幸せにございますニャ」
“何かがおかしい……”
俺の中では“終わった事案”なのだが、第3者の心の声が聞こえる……無意識に誰かが叫んでいるのだ!
「本来なら大勢の人で会議をするのじゃが、少人数で……まぁ“事前”というもんじゃな?会議をしょうと思う。ポチ!紹介を兼ねて説明するのじゃ」
「ハッ!改めてまして“ポチ”と言いますニャ…」
話はこうである。
“このファビアン国は“自由”で人の行き来が活発なイメージがあるがそんなことは無く、しっかりセキュリティがしている。
それが“監視”だ。監視の張本人である“ポチ”が言うには猫を使って、ポチと民間人の行き来の橋渡しをするシステムになっている。
だが、この数ヶ月前から“クーデター”というものが徐々だが高まりを見ている…だから、監視の強化にすべく“ある場所”に潜めた。
「ワッチも心苦しかったのじゃ……猫が自由に行き来する“ファビアン国”。それがこの国の本来の姿じゃからな」
“うんうん…さぞかし苦しかったよな…”
俺もその想いに痛感して腕組みをしながら首を上下にして大きく振る。
だが、ある点がドンドン膨れていき質問せざるを得ない状況になってしまった。
「……あの……“監視”って言ってだけど、どこまで“監視”が……」
「ん?関心がなかったガルシアが1人になると“ニャンコちゃん(^^)”と言って遊び出す所とか……」
「あ!!!!ストップ!ストップ!!」
俺は赤面しながら頭を抱えるのであった……。
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