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第3巻 最強龍の帰還
第1章 ロンギル山No.5
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昨晩の騒動は、店主の怒りが収まるまで続いた…要は朝まで続いたのである。
そして肝心であるケンペスは、とうとう帰って来なかった。徹夜でフラフラになりながらも、急遽ではあるが、山に登る手前に野宿を設置し準備をしようとした所、見慣れない光景がそこにはあった。
ある人物が白装束を羽織り、正座して静かに座っていたのだ。
こんな格好するのは他でもない『ケンペス』だ。ケンペスは俺のことに気づくと“これでもか!”というぐらい地面に頭を擦り頭を下げて、それに気がついたら俺もドンドン近づいていき“バシーーーッ”と頭をどついた!
「痛たー!何するでごじゃるか!?」
案の定、ケンペスが騒いでいたのだがツッコミを入れることをグッ我慢してテントで置いてあった縄をケンペスに縛りつけた。
「な、何をするのじゃ!!切腹は武士の誇りぞ!」
俺は無言で大きな木に縛りつけ、ケンペスを無言の圧で黙らせようと仁王立ちをした…やはり、圧で黙らせようとしたのは無理だったようだ。
「な、何ぞ!…もしかして辱めなら、いろんな修行があったから通用せんぞ!」
“あ……やっぱりあったんだ…まぁ、個人情報だし、聞かないでおこう”と思っていたが、情報というのは案外ダダ漏れだということが実感した。
「特にムチとか……」
“バシーーーッ”俺はこれ以上聞きたくないので、無言で頭をどついた。
ケンペス予想して“今は来ないであろう”と油断をしたのだか、予想よりも反して頭にどついたから予想外に痛かった。
「いたーーーッ何するですか!?」
それを聞いた俺は無言で大きな剣をケンペスの首先まで投げた…もちろん、わざとである。
剣だったら、90%の割合で当てることができた…まぁ、10%になってしまったら“運がなかった…”と思って諦めてくれ。
「……これ、シャレにならないです」
素の自分に戻ったケンペスは、俺と剣を交互にに見て顔が青ざめた。
「まず最初に、これから東の文化にある“サムライ”を禁止。特に切腹なんて論外!」
俺は“残酷だなぁ…”と思ったが、心を鬼して言い切った。案の定、ケンペスは呆然としていた。
「それと、サムライ以外になってもらって俺の護衛についてもらう。あっ!切腹も当然ダメだからなぁ」
「そんな…あんまりでござ…もとい、あんまりです…」
ケンペスは半分泣きそうなぐらいだったのか涙が溢れてきた。俺もたまらず“何か良いはないか?”を考えながら提案していた。
「なぁ、ケンペス。何か楽しいこととか、尊敬できるかはないか?…どんな些細なことでも良いからさぁ…何でも良いよ!思いついたこと、いってみ?」
落ち込んでいるケンペスは、ショックながらも一生懸命頭を使っていた。
俺は落ち込む場面で提案した場合、あまり否定せず肯定したら立ち直ると聞いたことがある。
「じゃ、ヴァイキングとか……?」
ケンペスはこちらの様子を伺うように、小さく口にした。話は聞こえずらいが“どんな的外れだろうが褒めよう”と思ったので、最大限で褒めた、いや褒めちぎった!
「ヴァイキング!?それ、いいね!…けど、ヴァイキングは船がないと成立できないからなぁ…けど、良い線は行ってるよ!頑張れ、おまえは必ずできるよ!」
俺はニコニコしながら、ケンペスの肩に“ポンポン”と優しく叩いた。
“サムライは規律があり、キッチリしているのは良いのだが、ポンポン死ぬのはなぁ…まぁ、まだマシか”
「ほんとにそう思っているんですか?」
ケンペスは俺のことを疑い目で“ジー”と見つめていた。
“流石、鋭い!”
「本当に思っているよ!今はこんな事になっているけど、新しい職業さえ見つければ、すぐに上達できると信じている…いや、確信にしているよ!だから、俺を信じて!」
それを聞いていたケンペスは目を輝かせながら、こちらを向いた。
「分かりました!信じれば良いですね!俺、どっかでサムライは違うなぁ…と思ってました!自分を信じてみます!」
俺は思わず“違うと思っとたんかい!”とツッコミを入れようとしたが、その言葉を口に飲み込んで笑顔で最後のツメを実行した。
「大丈夫!やればできるんだから!」
「分かりました!では、早速、質屋に行ってサムライの道具と交換してみます!」
「待て待て待て!今じゃなくて、いいんじゃない!?」
俺は“バシッ”とケンペスの肩を持ちつつ、思いっきりツッコミを入れた。
“ここは任務だよ?さすがにダメでしょう!”
「……いや、善は急げって言ったと思ったので…ダメですか??」
「んなわけ、あるかボケ!」
俺はケンペスに対して思わずツッコミを入れた。
“本当に疲れるわ……”
俺は流石にダメとは言い切れず、夜の間なら町に行っても良いと許可を出した。まさに“アメとムチ”とはこの事である。
“まぁ、町に買い出しができたら、だけどな(^^)”
俺は“ニヤリッ”と不敵な笑みを浮かべた。
そして肝心であるケンペスは、とうとう帰って来なかった。徹夜でフラフラになりながらも、急遽ではあるが、山に登る手前に野宿を設置し準備をしようとした所、見慣れない光景がそこにはあった。
ある人物が白装束を羽織り、正座して静かに座っていたのだ。
こんな格好するのは他でもない『ケンペス』だ。ケンペスは俺のことに気づくと“これでもか!”というぐらい地面に頭を擦り頭を下げて、それに気がついたら俺もドンドン近づいていき“バシーーーッ”と頭をどついた!
「痛たー!何するでごじゃるか!?」
案の定、ケンペスが騒いでいたのだがツッコミを入れることをグッ我慢してテントで置いてあった縄をケンペスに縛りつけた。
「な、何をするのじゃ!!切腹は武士の誇りぞ!」
俺は無言で大きな木に縛りつけ、ケンペスを無言の圧で黙らせようと仁王立ちをした…やはり、圧で黙らせようとしたのは無理だったようだ。
「な、何ぞ!…もしかして辱めなら、いろんな修行があったから通用せんぞ!」
“あ……やっぱりあったんだ…まぁ、個人情報だし、聞かないでおこう”と思っていたが、情報というのは案外ダダ漏れだということが実感した。
「特にムチとか……」
“バシーーーッ”俺はこれ以上聞きたくないので、無言で頭をどついた。
ケンペス予想して“今は来ないであろう”と油断をしたのだか、予想よりも反して頭にどついたから予想外に痛かった。
「いたーーーッ何するですか!?」
それを聞いた俺は無言で大きな剣をケンペスの首先まで投げた…もちろん、わざとである。
剣だったら、90%の割合で当てることができた…まぁ、10%になってしまったら“運がなかった…”と思って諦めてくれ。
「……これ、シャレにならないです」
素の自分に戻ったケンペスは、俺と剣を交互にに見て顔が青ざめた。
「まず最初に、これから東の文化にある“サムライ”を禁止。特に切腹なんて論外!」
俺は“残酷だなぁ…”と思ったが、心を鬼して言い切った。案の定、ケンペスは呆然としていた。
「それと、サムライ以外になってもらって俺の護衛についてもらう。あっ!切腹も当然ダメだからなぁ」
「そんな…あんまりでござ…もとい、あんまりです…」
ケンペスは半分泣きそうなぐらいだったのか涙が溢れてきた。俺もたまらず“何か良いはないか?”を考えながら提案していた。
「なぁ、ケンペス。何か楽しいこととか、尊敬できるかはないか?…どんな些細なことでも良いからさぁ…何でも良いよ!思いついたこと、いってみ?」
落ち込んでいるケンペスは、ショックながらも一生懸命頭を使っていた。
俺は落ち込む場面で提案した場合、あまり否定せず肯定したら立ち直ると聞いたことがある。
「じゃ、ヴァイキングとか……?」
ケンペスはこちらの様子を伺うように、小さく口にした。話は聞こえずらいが“どんな的外れだろうが褒めよう”と思ったので、最大限で褒めた、いや褒めちぎった!
「ヴァイキング!?それ、いいね!…けど、ヴァイキングは船がないと成立できないからなぁ…けど、良い線は行ってるよ!頑張れ、おまえは必ずできるよ!」
俺はニコニコしながら、ケンペスの肩に“ポンポン”と優しく叩いた。
“サムライは規律があり、キッチリしているのは良いのだが、ポンポン死ぬのはなぁ…まぁ、まだマシか”
「ほんとにそう思っているんですか?」
ケンペスは俺のことを疑い目で“ジー”と見つめていた。
“流石、鋭い!”
「本当に思っているよ!今はこんな事になっているけど、新しい職業さえ見つければ、すぐに上達できると信じている…いや、確信にしているよ!だから、俺を信じて!」
それを聞いていたケンペスは目を輝かせながら、こちらを向いた。
「分かりました!信じれば良いですね!俺、どっかでサムライは違うなぁ…と思ってました!自分を信じてみます!」
俺は思わず“違うと思っとたんかい!”とツッコミを入れようとしたが、その言葉を口に飲み込んで笑顔で最後のツメを実行した。
「大丈夫!やればできるんだから!」
「分かりました!では、早速、質屋に行ってサムライの道具と交換してみます!」
「待て待て待て!今じゃなくて、いいんじゃない!?」
俺は“バシッ”とケンペスの肩を持ちつつ、思いっきりツッコミを入れた。
“ここは任務だよ?さすがにダメでしょう!”
「……いや、善は急げって言ったと思ったので…ダメですか??」
「んなわけ、あるかボケ!」
俺はケンペスに対して思わずツッコミを入れた。
“本当に疲れるわ……”
俺は流石にダメとは言い切れず、夜の間なら町に行っても良いと許可を出した。まさに“アメとムチ”とはこの事である。
“まぁ、町に買い出しができたら、だけどな(^^)”
俺は“ニヤリッ”と不敵な笑みを浮かべた。
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