63 / 198
第3巻 最強龍の帰還
第1章 ロンギル山No.6
しおりを挟む
俺はロンギル山の頂上を目指して“一歩一歩”歩く。何故、モンスターも、たまにしか出現しない寒くて険しい山を登らなければならいのかというと、ロンギル山の頂上には世界最強の龍、シルバードラゴンが住み着いているのだ。
そのためには、たとえ面倒くさかろうが、寒かろうが行かなければないのだ。
だが、このパーティにある事件って言って良いのか?分からないが、起きてしまったのだ。
「この山、もうすぐ頂上なのに寒いっすね」
この張本人である“ケンペス”は、この沈黙が嫌がり、最低限の事しか言わなことを重くみて喋り始めた。
「………」
ケンペスは立ち止まり“どうにかしなければならない!”と思って、パーティいた全員に訴えかけた。
「なぁ、シルバードラゴンという最強の敵がいるのに一致団結しないと大変なことになるよ!
まぁ、俺が逃げ出して悪いけどさぁ…俺が謝るから、ここは水に流して一致団結していこうよ!」
「……1番ふざけているのにそれ言う?」
ケンペスは“えっ?”という顔で俺の顔見た。俺もツッコミたいのを我慢して言い返した。
「だ・か・ら、1番ふざけているって言ってんでしょ!!」
「えっ、どこが?申し訳ないが…」
俺はハリセンを取り出して思いっきり“バシーーーッ”とツッコミを入れた。
「いーーーたーーー!!どこを直せばいいんだよ!」
ケンペスも涙目になりながら、頭を抑え怒り声で訴えた。
「えっ?どこを直して欲しい?それはだなぁ…まずは上半身、裸のところじゃ!!!」
ケンペスは再び“えっ?”という顔をして、こちらに向いた。他のメンバーも全員“うんうん”とジェスチャーをしている。
“やはり、全員がおかしくないと思ったに違いない”そう思って心強く思った。
「職業チェンジは仕方ない。俺も本当に申し訳ないと思っている」
ここで反感を買うのは後々ややこしくなるので、あえて共感を持ってくる。
「しかし“インディア”という職業は100歩譲って良しとしよう。まずはブーメランや斧はどうする?ブーメランなんか一長一短には、すぐには扱えないでしょう?」
ケンペスは黙って奥の中へ取り出したブーメランを投げて円を描くように、再び戻ってケンペスの手に吸い込まれていた。
「……」
「……」
「……えーーーと、まずは服を着ろ」
俺がバツ悪そうにしたのか、ケンペスは満足そうな顔をしていた。
“…ケンペスって、どんな職業も扱える技術を持っていたのか!”
俺は全員のメンバー達を見渡す。ケンペス以外の全員は後ろを向いて知らん顔をしていた。
“初めてから、いわんかい!”
ケンペスに主導権を握らせてしまった俺たち全員は心の中でムカつくも、負けたとは言えず黙って従うしかなかった。
ーーー頂上付近
「皆さん、ストップ」
相変わらずケンペスが仕切っていたが、こちらの方に向った人物が1人ゆっくりと軽く会釈をしていた。俺も警戒しつつも、ゆっくり歩み寄る。
「はじめまして、わたくし“レッド”と申します。我が師“シルバードラゴン”様から、ガルシア様を除いて、ここで待機するように言われております。ガルシア様、よろしいでしょうか?」
初めて来たにも関わらず俺の顔を向いていた。
「俺のこと、ガルシアって分かるの?」
「はい、分かります」
レッドとか言う執事みたいなものは“ニコッ”と不気味な顔した。
ケンペスも“主導権が奪われる。ヤバい!”と思ったのか急いで発言をした。
「ちょ、ちょっと待って下さいよ!あなたはあなたの都合があるかもしれませんが、私には私なりにも都合があるんです!勝手に物事を進めないで頂きたい」
ケンペスは“やり切った感じで”ドヤ顔をみせた。
「ほぅ、あなたの都合がある?面白いこと言いますね。まず、あなたに認識して欲しいのがあります。よ~く聞いて覚え欲しいです。それは…なにが人間ぶぜいが一緒するんじゃ!!
この人間のときが!」
レッドは、すざまじいオーラを発しながら一括をした。ケンペスも“キャンキャン”なりながらも、ゴンザレスの影に潜めた。
「さぁ、ガルシア様。参りましょう」
「あ、あぁ、分かった」
「ちなみに、この入り口から潜入するダメージが出ますのでご了承下さい」
俺はレッドを追いながら大きなトンネルが入っている暗闇に消えていった。
「何が人間ごときだよ!今からぶん殴りましょうか?」
「……おまえ、それでいいの?」
妙にケンペス以外の目線が痛かった…。
そのためには、たとえ面倒くさかろうが、寒かろうが行かなければないのだ。
だが、このパーティにある事件って言って良いのか?分からないが、起きてしまったのだ。
「この山、もうすぐ頂上なのに寒いっすね」
この張本人である“ケンペス”は、この沈黙が嫌がり、最低限の事しか言わなことを重くみて喋り始めた。
「………」
ケンペスは立ち止まり“どうにかしなければならない!”と思って、パーティいた全員に訴えかけた。
「なぁ、シルバードラゴンという最強の敵がいるのに一致団結しないと大変なことになるよ!
まぁ、俺が逃げ出して悪いけどさぁ…俺が謝るから、ここは水に流して一致団結していこうよ!」
「……1番ふざけているのにそれ言う?」
ケンペスは“えっ?”という顔で俺の顔見た。俺もツッコミたいのを我慢して言い返した。
「だ・か・ら、1番ふざけているって言ってんでしょ!!」
「えっ、どこが?申し訳ないが…」
俺はハリセンを取り出して思いっきり“バシーーーッ”とツッコミを入れた。
「いーーーたーーー!!どこを直せばいいんだよ!」
ケンペスも涙目になりながら、頭を抑え怒り声で訴えた。
「えっ?どこを直して欲しい?それはだなぁ…まずは上半身、裸のところじゃ!!!」
ケンペスは再び“えっ?”という顔をして、こちらに向いた。他のメンバーも全員“うんうん”とジェスチャーをしている。
“やはり、全員がおかしくないと思ったに違いない”そう思って心強く思った。
「職業チェンジは仕方ない。俺も本当に申し訳ないと思っている」
ここで反感を買うのは後々ややこしくなるので、あえて共感を持ってくる。
「しかし“インディア”という職業は100歩譲って良しとしよう。まずはブーメランや斧はどうする?ブーメランなんか一長一短には、すぐには扱えないでしょう?」
ケンペスは黙って奥の中へ取り出したブーメランを投げて円を描くように、再び戻ってケンペスの手に吸い込まれていた。
「……」
「……」
「……えーーーと、まずは服を着ろ」
俺がバツ悪そうにしたのか、ケンペスは満足そうな顔をしていた。
“…ケンペスって、どんな職業も扱える技術を持っていたのか!”
俺は全員のメンバー達を見渡す。ケンペス以外の全員は後ろを向いて知らん顔をしていた。
“初めてから、いわんかい!”
ケンペスに主導権を握らせてしまった俺たち全員は心の中でムカつくも、負けたとは言えず黙って従うしかなかった。
ーーー頂上付近
「皆さん、ストップ」
相変わらずケンペスが仕切っていたが、こちらの方に向った人物が1人ゆっくりと軽く会釈をしていた。俺も警戒しつつも、ゆっくり歩み寄る。
「はじめまして、わたくし“レッド”と申します。我が師“シルバードラゴン”様から、ガルシア様を除いて、ここで待機するように言われております。ガルシア様、よろしいでしょうか?」
初めて来たにも関わらず俺の顔を向いていた。
「俺のこと、ガルシアって分かるの?」
「はい、分かります」
レッドとか言う執事みたいなものは“ニコッ”と不気味な顔した。
ケンペスも“主導権が奪われる。ヤバい!”と思ったのか急いで発言をした。
「ちょ、ちょっと待って下さいよ!あなたはあなたの都合があるかもしれませんが、私には私なりにも都合があるんです!勝手に物事を進めないで頂きたい」
ケンペスは“やり切った感じで”ドヤ顔をみせた。
「ほぅ、あなたの都合がある?面白いこと言いますね。まず、あなたに認識して欲しいのがあります。よ~く聞いて覚え欲しいです。それは…なにが人間ぶぜいが一緒するんじゃ!!
この人間のときが!」
レッドは、すざまじいオーラを発しながら一括をした。ケンペスも“キャンキャン”なりながらも、ゴンザレスの影に潜めた。
「さぁ、ガルシア様。参りましょう」
「あ、あぁ、分かった」
「ちなみに、この入り口から潜入するダメージが出ますのでご了承下さい」
俺はレッドを追いながら大きなトンネルが入っている暗闇に消えていった。
「何が人間ごときだよ!今からぶん殴りましょうか?」
「……おまえ、それでいいの?」
妙にケンペス以外の目線が痛かった…。
0
あなたにおすすめの小説
(完結)姑が勝手に連れてきた第二夫人が身籠ったようですが、夫は恐らく……
泉花ゆき
恋愛
蘭珠(ランジュ)が名門である凌家の嫡男、涼珩(リャンハン)に嫁いで一年ほど経ったころ。
一向に後継ぎが出来ないことに業を煮やした夫の母親は、どこからか第二夫人として一人の女性を屋敷へ連れてくる。
やがてその女が「子が出来た」と告げると、姑も夫も大喜び。
蘭珠の実家が商いで傾いたことを口実に、彼女には離縁が言い渡される。
……けれど、蘭珠は知っていた。
夫の涼珩が、「男女が同じ寝台で眠るだけで子ができる」と本気で信じているほど無知だということを。
どんなトラブルが待っているか分からないし、離縁は望むところ。
嫁ぐ時に用意した大量の持参金は、もちろん引き上げさせていただきます。
※ゆるゆる設定です
※以前上げていた作の設定、展開を改稿しています
記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】
かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。
名前も年齢も住んでた町も覚えてません。
ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。
プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。
小説家になろう様にも公開してます。
借金5億で異世界転移、よりによって金本位制の世界だった
夜明け一葉
ファンタジー
32歳の個人トレーダー・佐藤慧は、5年間の雪辱を賭けたトレードで5億円の借金を抱え、意識を失った。目覚めると、そこは剣と魔法が存在する見知らぬ世界だった。常識が通じない異世界で、金貨を見るだけで嘔吐する「金アレルギー」を抱えながら、若き冒険者リナと出会い、生き延びる術を探し始める。諦めることだけができなかった男が、新たな世界で再び立ち上がる異世界サバイバル譚。
処刑から始まる私の新しい人生~乙女ゲームのアフターストーリー~
キョウキョウ
恋愛
前世の記憶を保持したまま新たな世界に生まれ変わった私は、とあるゲームのシナリオについて思い出していた。
そのゲームの内容と、今の自分が置かれている状況が驚くほどに一致している。そして私は思った。そのままゲームのシナリオと同じような人生を送れば、16年ほどで生涯を終えることになるかもしれない。
そう思った私は、シナリオ通りに進む人生を回避することを目的に必死で生きた。けれど、運命からは逃れられずに身に覚えのない罪を被せられて拘束されてしまう。下された判決は、死刑。
最後の手段として用意していた方法を使って、処刑される日に死を偽装した。それから、私は生まれ育った国に別れを告げて逃げた。新しい人生を送るために。
※カクヨムにも投稿しています。
あやかし家族 〜五人の兄と愛され末妹〜
南 鈴紀
キャラ文芸
妖狩りにより両親を奪われ、囚われの身となった半妖の少女・鈴音は浄化の狐火を利用するだけの道具のように扱われていた。呪いにより成長は止まり、容姿も思考も幼いまま、感情が消え失せてもなおただ生かされるままに生きていた。
しかし妖保護部隊本部第一部隊との出会いにより、鈴音の止まっていた時間が動き出す。
掴みどころはないが頼れる氏神・雅仁、兄には厳しいが弟妹には優しい狼の妖・千里、人間嫌いだが人当たりの良い振りが得意な人間・遥杜、可愛いもの好きで元気いっぱいの猫又・鴇羽、大人しいが思いやりに溢れる猫又・瑠璃。
五人の兄と過ごす時間の中で、無いものだらけだった鈴音にもやがて大切なものが増えていく。
妖×家族の心温まる和風ファンタジー。
道化たちの末路
希臘楽園
ファンタジー
母亡き後、継承権もない父と愛人母娘が公爵家を狙い始めた。でも私には王太子という切り札がいる。半年間、道化たちが踊るのを、私たちは静かに楽しんで見ていた。AIに書かせてみた第3弾。今回も3000文字程度のお気楽な作品です。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる