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がまんした心
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あれはまだ小学生の頃
学校に行くのも帰るのも柚鈴と一緒だった
あの日は係のやることがあって柚鈴は
放課後まで作業していた
俺は柚鈴を待っていた
作業が終わりランドセルを背負った
柚鈴と知らない男の子が歩いてきた
「転校生の兼悟にぃちゃん
こっちはゆうちゃん幼馴染で家も隣りで
いつも一緒に登下校してるよ」
兼)「ゆうちゃんよろしくね!」
それからよく遊ぶようになったんだけど…
小学生のよくある話
成長が速いと言うのか
遊ぶものが大きく変わる
柚鈴も兼悟さんも大人しくて
本が好きだったのでよく本を読んでいた
俺は本より鬼ごっこや
戦いごっこが好きだった
いつも柚鈴は俺に合わせてくれていた…
係が図書委員会と言うこともあり
2人は自然と放課後
係をしながら図書館で本を読むようになっていた
遅くまで図書館にいることが増え
2人で帰ることも減った
柚鈴は兼悟さんといることが増えた
俺からしたら兼悟さんが奪ったって
思っていた
それから一年後、兼悟さんは
中学進学と共に引っ越してしまった
そんな人が居なくなって嬉しかった
やっと柚鈴戻ってきてくれる
そう思っていたのにあの公園にいたのは
兼悟さんだった
また盗られてしまう
ピピピピ ピピピピ
どうすればよかったのかと
考えてあまり寝れなかった
自然と体が動いて制服を身にまとい
朝ごはんを食べて
柚鈴の家に行く
コンコン ガチャ
「おはようございます。柚鈴いますか?」
「あら、おはよう祐希くん!ごめんね、柚鈴体調が悪いって言っててね…今日は学校を休ませようと思うわ」
「わかりました…」
とりあえず学校へ向かった
1日中柚鈴が心配で早く終わってお見舞いに行来たいと言うことで頭がいっぱいで授業が手につかなかった
学校が終わると急いで柚鈴の家へと走る
「ハァハァ ハァハ」
胸がギューと苦しくなる
ピンポン コンコン
ガチャ
「柚鈴いますか?」
「はーい。
あら祐希くん来てくれてよかった!
柚鈴ずっと部屋から出てなくて、ご飯も食べないのよ…。私が声をかけても返事がないの…」
「昨日の今日ですから…」
「え?昨日 柚鈴になにかあったの?」
「いや…まぁ…、ちょっと柚鈴と話してきますね。」
「そうね!お願い。」
彰子さんは台所へと戻った
階段を上がり左奥が柚鈴の部屋へと向かう
コンコン
「柚鈴?起きてるか?」
「…」
「開けるよ…」
カーテンを締め切り薄暗い部屋の中
頭まで布団を被り うずくまっている
ベッドを背に座る
カチカチカチと時計の音だけが鳴り響く
「柚鈴お前、兼吾さんのことが
好きだっただろ?」
「え!?」
布団から飛び出してきた
こんなわかりやすい反応あるのかよ…
苦笑
「そうだったんだなぁ…
小学生から?」
「…」
イライラする 素直に言えよ
「付き合ってたんだな」
「…」
そこはすぐに否定してほしいと思った
かまかけで言って根拠もなかったのに…
祐「気持ち悪…」
え?ポロリと心の声が漏れてしまった
2人が付き合うことを想像すると
胃がむかむかする
モヤモヤというか
なんというか
なんで俺じゃねぇんだよ
柚「そうだよね…笑
救ってあげれなかった。
気づけたかもしれないのに…
小学生の時も今も…。
高校で再開したんだよ…
入学式、係をしていたのを
ふと見つけたんだ…。
久しぶりの再会に嬉しくて
放課後探しに行ったら
いろいろあって
声かけれなかった。」
祐「いろいろってなんだよ…」
「いろいろはいいの、あーなんやかんや
あったの…そこで終わって」
柚「友達として仲良くしてたんだよ。
いろいろ相談にものってもらって…
まあ、それも叶わなかったけど…」
祐)やっぱり付き合うみたいなことだったのか?そんなに進んでたのか…
柚鈴「ごめん…やっぱり1人にしてくれない」
「なんでだよ?」
いや、なんで聞いたか自分でも分からない
兼悟さんはそばに入れて
幼馴染の俺が柚鈴を助けられないなんて
嫌だ
ボフゥ…
思いっきり枕を投げられた
「いいから空気読めよ…祐希のバカ」
唇を噛み締めてうつむきながら
柚鈴の口からそんな言葉が出てくるのか
と驚いた
優しくて怒らないし
馬鹿なんて言葉を使ってるのを
初めて聞いた
「お前のこと心配してやってるの
になんだよ。」
柚鈴の部屋をでた
こんな喧嘩初めてだった
なんかショックで立っていられなかった
柚鈴の部屋のドアの前にしゃがみ
なんであんなことで怒るのか
考える
ドアの向こうでは
男がこんなに泣くのかと思うくらい
子供のようになく柚鈴の声が聞こえた…
学校に行くのも帰るのも柚鈴と一緒だった
あの日は係のやることがあって柚鈴は
放課後まで作業していた
俺は柚鈴を待っていた
作業が終わりランドセルを背負った
柚鈴と知らない男の子が歩いてきた
「転校生の兼悟にぃちゃん
こっちはゆうちゃん幼馴染で家も隣りで
いつも一緒に登下校してるよ」
兼)「ゆうちゃんよろしくね!」
それからよく遊ぶようになったんだけど…
小学生のよくある話
成長が速いと言うのか
遊ぶものが大きく変わる
柚鈴も兼悟さんも大人しくて
本が好きだったのでよく本を読んでいた
俺は本より鬼ごっこや
戦いごっこが好きだった
いつも柚鈴は俺に合わせてくれていた…
係が図書委員会と言うこともあり
2人は自然と放課後
係をしながら図書館で本を読むようになっていた
遅くまで図書館にいることが増え
2人で帰ることも減った
柚鈴は兼悟さんといることが増えた
俺からしたら兼悟さんが奪ったって
思っていた
それから一年後、兼悟さんは
中学進学と共に引っ越してしまった
そんな人が居なくなって嬉しかった
やっと柚鈴戻ってきてくれる
そう思っていたのにあの公園にいたのは
兼悟さんだった
また盗られてしまう
ピピピピ ピピピピ
どうすればよかったのかと
考えてあまり寝れなかった
自然と体が動いて制服を身にまとい
朝ごはんを食べて
柚鈴の家に行く
コンコン ガチャ
「おはようございます。柚鈴いますか?」
「あら、おはよう祐希くん!ごめんね、柚鈴体調が悪いって言っててね…今日は学校を休ませようと思うわ」
「わかりました…」
とりあえず学校へ向かった
1日中柚鈴が心配で早く終わってお見舞いに行来たいと言うことで頭がいっぱいで授業が手につかなかった
学校が終わると急いで柚鈴の家へと走る
「ハァハァ ハァハ」
胸がギューと苦しくなる
ピンポン コンコン
ガチャ
「柚鈴いますか?」
「はーい。
あら祐希くん来てくれてよかった!
柚鈴ずっと部屋から出てなくて、ご飯も食べないのよ…。私が声をかけても返事がないの…」
「昨日の今日ですから…」
「え?昨日 柚鈴になにかあったの?」
「いや…まぁ…、ちょっと柚鈴と話してきますね。」
「そうね!お願い。」
彰子さんは台所へと戻った
階段を上がり左奥が柚鈴の部屋へと向かう
コンコン
「柚鈴?起きてるか?」
「…」
「開けるよ…」
カーテンを締め切り薄暗い部屋の中
頭まで布団を被り うずくまっている
ベッドを背に座る
カチカチカチと時計の音だけが鳴り響く
「柚鈴お前、兼吾さんのことが
好きだっただろ?」
「え!?」
布団から飛び出してきた
こんなわかりやすい反応あるのかよ…
苦笑
「そうだったんだなぁ…
小学生から?」
「…」
イライラする 素直に言えよ
「付き合ってたんだな」
「…」
そこはすぐに否定してほしいと思った
かまかけで言って根拠もなかったのに…
祐「気持ち悪…」
え?ポロリと心の声が漏れてしまった
2人が付き合うことを想像すると
胃がむかむかする
モヤモヤというか
なんというか
なんで俺じゃねぇんだよ
柚「そうだよね…笑
救ってあげれなかった。
気づけたかもしれないのに…
小学生の時も今も…。
高校で再開したんだよ…
入学式、係をしていたのを
ふと見つけたんだ…。
久しぶりの再会に嬉しくて
放課後探しに行ったら
いろいろあって
声かけれなかった。」
祐「いろいろってなんだよ…」
「いろいろはいいの、あーなんやかんや
あったの…そこで終わって」
柚「友達として仲良くしてたんだよ。
いろいろ相談にものってもらって…
まあ、それも叶わなかったけど…」
祐)やっぱり付き合うみたいなことだったのか?そんなに進んでたのか…
柚鈴「ごめん…やっぱり1人にしてくれない」
「なんでだよ?」
いや、なんで聞いたか自分でも分からない
兼悟さんはそばに入れて
幼馴染の俺が柚鈴を助けられないなんて
嫌だ
ボフゥ…
思いっきり枕を投げられた
「いいから空気読めよ…祐希のバカ」
唇を噛み締めてうつむきながら
柚鈴の口からそんな言葉が出てくるのか
と驚いた
優しくて怒らないし
馬鹿なんて言葉を使ってるのを
初めて聞いた
「お前のこと心配してやってるの
になんだよ。」
柚鈴の部屋をでた
こんな喧嘩初めてだった
なんかショックで立っていられなかった
柚鈴の部屋のドアの前にしゃがみ
なんであんなことで怒るのか
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ドアの向こうでは
男がこんなに泣くのかと思うくらい
子供のようになく柚鈴の声が聞こえた…
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