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第9章 継母と継子と愉快な仲間たち
第274話 きゃー!はまだ余裕がある時に出る
「ルールー!!バルバラお姉さま!!」
「アギャーーーーーーーーーーーー!!!」
ウィルに連れて来られたアンジュはいつもの黒づくめの服装ではなく、薄紫色の綺麗なドレスで、髪も綺麗に結い上げられ、控えめながらも品の良い装飾品を身に付けていた。
アンジュはルールーとバルバラを見て驚いて叫んだが、ルールーは久しぶりにアンジュを見れた上に、アンジュがいつもと違う格好であることにテンションがあがり、野生の飢えた獣が人に襲いかかるような勢いで奇声をあげながらアンジュに抱きついた。
「なんだなんだ( ´_ゝ`)
新種の野性動物みたいな重低音だな( ´_ゝ`)
見た目だけは可愛いんだから、せめて『きゃー!』とかにしてほしいよ( ´_ゝ`)」
「あははは~。
人間は本当に感極まると『きゃー!』とかは出ないよ。
腹の底からほとばしるいい声じゃないか。
戦場ではあのくらいの声がでないと周りに伝わらないよ。」
「ルールー!!ちょっと!!痛い!!
わ、私のことは心配しないでって手紙に書いたのに~~。
バ、バルバラお姉様もど、どうして。」
ヴーヴーっと野性動物のようにうなりつづけながら抱きついているルールーに困惑しながらもアンジュが涙目になりながら言った。
「いや~。
ベンジャミンが帰国した日が一番地獄だったんだけどさ~。
あの日はルールーがベンジャミンに……。
まぁ、その話はやめよう。
ちょっと幼子には聞かせられないからね。
まぁ、とにかくアンジュが帰ってこなくなってから二、三日は『第132回ベンジャミン・ルールー大戦』が開戦されて、中々活発に動いていたんだけど、四日目くらいからルールーに禁断症状が出始めてね。
ちょっと本格的に健康に悪そうだから、頑張っているアンジュには悪いと思ったんだけど連れてきてしまったよ。」
バルバラは申し訳なさそうに眉を下げながらごめんねといった。
「アギャーーーーーーーーーーーー!!!」
ウィルに連れて来られたアンジュはいつもの黒づくめの服装ではなく、薄紫色の綺麗なドレスで、髪も綺麗に結い上げられ、控えめながらも品の良い装飾品を身に付けていた。
アンジュはルールーとバルバラを見て驚いて叫んだが、ルールーは久しぶりにアンジュを見れた上に、アンジュがいつもと違う格好であることにテンションがあがり、野生の飢えた獣が人に襲いかかるような勢いで奇声をあげながらアンジュに抱きついた。
「なんだなんだ( ´_ゝ`)
新種の野性動物みたいな重低音だな( ´_ゝ`)
見た目だけは可愛いんだから、せめて『きゃー!』とかにしてほしいよ( ´_ゝ`)」
「あははは~。
人間は本当に感極まると『きゃー!』とかは出ないよ。
腹の底からほとばしるいい声じゃないか。
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