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第6章 王都への旅路
第144話 熱は上がるよ
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「何がお大事にだ!!!!!!
あの爆弾娘が!!!!!!
ゲホゲホ!!」
ヨハンから手紙を見せられたウィルはベッドの上で激怒した。
卒倒したヨハンだったが、
すぐに気を取り戻すとハナを家に送り届けるように他の使用人に言いつけてから、
エレンの手紙を持ってウィルの部屋に走り込み、
熱に苦しみながらもエレンを心配していたウィルに手紙を渡したのだった。
「旦那様!!!
あまり怒るとまた熱が上がりますよ!!」
ヨハンはそう言いながらウィルに熱冷ましの薬を用意し始めた。
「あ~~~~~。
油断した!
最近はレオン様のおかげでエレンはおとなしかったから。。」
ウィルはヨハンに薬を飲まされると横になったまま熱で回らない頭をぐしゃぐしゃかきむしった。
エレンは爆弾娘だったが最近はレオンのおかげでおとなしかったので、
テオドアール家の者も油断していたのだ。
ウィルヨはハンからおそらくゼノ達の馬車に隠れて乗っていったのではないかと聞かされた。
「多分そうだろうね。
ヨハンも皆も御苦労だったね。
やれやれ。
ユーリ殿下からの手紙にかなり怒ってたからな。
王都に行きたい理由はおそらくユーリ殿下に会うためだろうな。」
ウィルは溜め息をつくとヨハンに、
ゼノ宛てに手紙を書くから、
早馬を出してゼノの馬車を追いかけるように言った。
テオドアール家の慌ただしい夜は中々終わらなかった。
あの爆弾娘が!!!!!!
ゲホゲホ!!」
ヨハンから手紙を見せられたウィルはベッドの上で激怒した。
卒倒したヨハンだったが、
すぐに気を取り戻すとハナを家に送り届けるように他の使用人に言いつけてから、
エレンの手紙を持ってウィルの部屋に走り込み、
熱に苦しみながらもエレンを心配していたウィルに手紙を渡したのだった。
「旦那様!!!
あまり怒るとまた熱が上がりますよ!!」
ヨハンはそう言いながらウィルに熱冷ましの薬を用意し始めた。
「あ~~~~~。
油断した!
最近はレオン様のおかげでエレンはおとなしかったから。。」
ウィルはヨハンに薬を飲まされると横になったまま熱で回らない頭をぐしゃぐしゃかきむしった。
エレンは爆弾娘だったが最近はレオンのおかげでおとなしかったので、
テオドアール家の者も油断していたのだ。
ウィルヨはハンからおそらくゼノ達の馬車に隠れて乗っていったのではないかと聞かされた。
「多分そうだろうね。
ヨハンも皆も御苦労だったね。
やれやれ。
ユーリ殿下からの手紙にかなり怒ってたからな。
王都に行きたい理由はおそらくユーリ殿下に会うためだろうな。」
ウィルは溜め息をつくとヨハンに、
ゼノ宛てに手紙を書くから、
早馬を出してゼノの馬車を追いかけるように言った。
テオドアール家の慌ただしい夜は中々終わらなかった。
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